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提案書のベースとなるワンページメモの内容をアップデートしました。提案への強い興味を獲得するための背景、提案内容を受け入れるためのコスト、デメリット、リスクの考え方などが追加されています。

提案書のベースとなるワンページメモの内容をアップデートしました。提案への強い興味を獲得するための背景、提案内容を受け入れるためのコスト、デメリット、リスクの考え方などが追加されています。

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  • 1. TO: 提案を行う相手 提案の日付 相手の好み、リテラシー、抱えている課題などを理解し、論理的にも感情的にも受け入れやすい提案を作成する。 提案のタイトル(提案の最も重要なポイントを簡潔に伝え、相手の興味を刺激する) 提案の目的:プロジェクトの目的(例:マーケットシェアを 10%から 12%に成長させる)ではなく、提案書の目的(例: プロジェクトの予算承認を頂く)を定義する。提案書の目的を明確にすることで、必要な内容を理解することができる (例:予算承認の目的に必要なのは ROI のシミュレーションで、企画のクリエイティブアイディアなどは不要)。 背景:相手から提案に対する強い興味を獲得するための情報を記載する。背景に含める情報は否定されないよう、必ず 客観的な事実(ファクト)とする。また、「新しさ」と「文脈(コンテキスト)」を含めた「WOW ファクト」とする(例: ✕:自社サイトのアクセスが1万 PV/日 ◯:競合 A 社のサイトのアクセスは 20 万 PV/日だが、自社サイトは 1 万 PV/ 日)。背景は先ずサマリーをまとめ、現状の問題(イシュー)、問題を解決しなければ起こりうる結果(コンセクエンス)、 問題の解決につながる機会(オポチュニティー)の3つを伝えことが効果的である。 1. 問題(イシュー):現在このような問題が存在している。 2. 結果(コンセクエンス):問題を解決しなければ、このような結果を招く。 3. 機会(オポチュニティー):市場・競合環境・テクノロジー・消費者動向などの変化により、このような解決の 機会が存在する。 提案:一行で、簡潔に提案内容を記載する。相手に強い印象を与えるために、必ず「行うこと(アクション)」→「得 られること(リザルト)」の順に記載(◯◯を行うことで、◯◯を達成する) する。 提案の詳細:提案書の目的(主に相手の承認獲得)を達成するために必要な情報をまとめる。ただ企画内容や見積もり、 スケジュール、体勢などを記載するのではなく、相手に費用(コスト)、損失(デメリット)、危険性(リスク)が許容 範囲内であるという印象を与えるように表現する。 1. 費用(コスト):投資以上のリターンが期待できる。又は従来の施策よりも低コストで実施が可能である。 2. 損失(デメリット):この手法を選択することによるメリットが、デメリットよりも多い。複数の選択肢の中か ら検討した結果、この手法が最善の(最もメリットが多く、デメリットが少ない)選択肢である。 3. 危険性(リスク):プロジェクトの失敗や、その他問題が発生する可能性が低い(又は十分な回避施策が考慮さ れている)。一定の問題が発生する可能性はあるが、大きな問題とはならない(又は十分に発生時の対応が考慮さ れている)。 根拠:提案の正当性を伝える3つの根拠をあげ、相手に提案を受け入れないことが不合理であると感じさせる。 1. 既存戦略との合致(オンストラテジー):相手が既に掲げている戦略や、過去の発言、組織の上位目的と合致 している。 2. 成功事例(サクセスケース):既に同様の手法や状況下で、成功を収めている事例が存在する。 3. 経済的利益(ファイナンシャルゲイン):提案内容を実施することで、投資を上回る収益成長や、コストカッ トを実現することができる。 次のステップ:相手から提案の承認を得て、プロジェクトに勢いをつけるために、次のステップを定時する。プロジェ クトの承認につながる次のステップは複数考えられるため、ケースに応じて最適なものを選ぶ。 1. 簡単なタスク(シンプルタスク):提案内容の実施に向けて、相手が簡単に行うことができるタスクを 2〜4 つ 提示し、時間制限(タイムプレッシャー)を加える。 2. 小さな合意(スモールイエス):提案の実施を承認を求めるのではなく、提案に十分な妥当性や価値が存在す ることに合意してもらう。 3. 合理的な選択(ラショナルチョイス):相手が持っている(こちらが持っていない)情報を基に、合理的な選 択が行える複数案を提示する。 4. 実施条件(コンディション):本格的な実施の条件として、小規模なテストと数値目標を提示する。