高浜行人
2015年4月17日05時30分
公立小中学校の教員の8割が「時間外勤務が多い」と感じ、主な原因は「部活動」や「事務処理」。教育学者やジャーナリストら有識者でつくる「日本の教育を考える10人委員会」(委員長・佐和隆光滋賀大学長)が16日、そんな調査結果を発表した。時間外が月100時間以上のケースも少なくなく、教員の環境改善を訴えている。
調査は選択式で、昨年12月にインターネット上で実施。1044人から有効回答を得た。
その結果、残業について、「非常に多い」「多い」を選んだのは計82・8%。原因を複数回答で聞いたところ、小学校で「事務処理」が58・3%で最も多く、中学校は「部活など」が62・4%と最多だった。
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