世界で影響力ある１００人に村上春樹さんら

4月17日 5時34分

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アメリカの週刊誌「タイム」が選んだ、ことしの「世界で最も影響力のある１００人」に、作家の村上春樹さんと片づけのコツを解説した本がアメリカでもベストセラーになっている近藤麻理恵さんの日本人２人が選ばれました。

「タイム」は毎年、「世界で最も影響力のある１００人」を独自に選んで発表しています。
１６日に発表されたことしの１００人には、作家の村上春樹さんと「ときめく」というキーワードで片づけのコツを本などで紹介した近藤麻理恵さんの日本人２人が選ばれました。
村上さんについては、故ジョン・レノンさんの妻で、芸術家のオノ・ヨーコさんがコメントを寄せ、「村上さんは数百万の読者を夢中にさせる作家で、アメリカで大半の時間を過ごしながらも、その作品の多くは『日本』的なものから生まれている」とたたえています。
また、近藤さんは去年１０月に著書がアメリカでも出版されると、「ありがとう」と言ってから物を捨てる「片づけ」の方法などが多くのメディアに取りあげられ、６０万部を超えるベストセラーとなっているほか、３０か国で翻訳が決まるなど世界的な話題となっています。
このほか１００人の中には、否定的な影響を及ぼす指導者として、北朝鮮のキム・ジョンウン（金正恩）第１書記が５年連続で選ばれました。