首相、戦後日本「陰徳積んだ」 70年談話会合でODA貢献評価安倍晋三首相は、今月2日に開かれた戦後70年談話に関する有識者懇談会(座長・西室泰三日本郵政社長)の第3回会合で、日本が戦後の早い段階で他国向けの政府開発援助(ODA)を始めたことに触れ「かなり陰徳を積んだ70年だった」と評価した。戦後70年の歩みに「静かな誇り」を持つ必要性も強調した。政府が16日に公開した議事要旨で明らかになった。 会合では、戦後日本の経済発展や国際貢献などを議題として、16人の委員らが意見交換した。 首相は、戦後の日本が国際支援で新幹線や高速道路を整備して高度成長につなげたと説明。今後のODAで「質」を重視していく意向も示した。 【共同通信】
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