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広島空港 あす朝から運用再開へ
4月16日 19時07分

国土交通省はアシアナ航空機の事故のため、滑走路が閉鎖されている広島空港について、17日朝から運用を再開することを決めました。
ただ、電波で着陸機を誘導する施設が今回の事故で壊れるなどしたため、着陸の気象条件が厳しくなり、これまでより運航に影響が出やすくなるということです。

天候による欠航 増える可能性

国土交通省によりますと、今回の事故で壊れた航空機に電波を飛ばす装置の一つ「ローカライザー」の復旧は、年内いっぱいまでかかるということです。
このため、応急処置として来月10日前後に、今のものより性能が下がる初期タイプの装置を取り付ける予定です。
霧などが発生しやすい広島空港では、視界が悪くても正しい着陸コースに誘導できるこの装置を平成21年に導入しました。
その結果、導入前は年間の平均でおよそ75便が欠航していましたが、導入後は13便と6分の1まで減少したとしています。
この装置が活用できないことで、事故機を移動させて滑走路の閉鎖が解かれても、天候による欠航が増える可能性があるということです。

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