04月16日 10時34分
インターネットを通じて麻薬を中国から国際郵便で密輸入したとして、福岡市の61歳の男が麻薬取締法違反の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡市南区のプログラマー、辻村高 容疑者(61)です。
警察などの調べによりますと、辻村容疑者はことし2月から先月にかけて、「αーPVP」と呼ばれる麻薬の粉末、あわせておよそ100グラムを国際郵便で中国から密輸入したとして、麻薬取締法違反の疑いが持たれています。
麻薬はいずれもチャック付きのポリ袋に入れられており、ことし2月のケースでは、部品が取り除かれたCCDカメラの中に袋が隠されていたということです。税関の職員が福岡市東区にある門司税関博多税関支署の出張所で税関の職員が発見し、警察と合同で捜査していたところ、先月上旬になって辻村容疑者が警察署に出頭してきたため逮捕したということです。
「αーPVP」は、おととし3月に国が指定した麻薬で、吸引すると意識障害などを引き起こすおそれがあります。
警察によりますと、辻村容疑者は、インターネットで50グラムあたりおよそ2万6000円で購入していたということで、調べに対し容疑を認め、「自分で使う目的で密輸した」と供述しているということです。
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