魂の殺人―親は子どもに何をしたか

魂の殺人―親は子どもに何をしたか
A.ミラー, 山下 ...

ロープライス ¥347
or 新品 ¥2,940


過去の虐待の世代を超えた連鎖が今の社会にどう影響しているか
覚えておきたいので、気になったところをちょっとだけツイしたのでメモです。
そのほか、拒食症や薬物中毒、ヒットラーにいたるまで、乳幼児期に受けた体罰や精神的虐待を
実際の患者や史料など引用文献を、素晴らしい精神分析で解説されています。とても参考になる本です。

2012/02/28 09:16:23
『ネットで暴走する医師たち』を読む前に、図書館でかりてきた『魂の殺人 親は子どもに何をしたか』アリス・ミラー著を読んでしまおう。
2012/02/28 09:20:35
『魂の殺人』アリス・ミラー著 200年前の『教育書』に現代だと即逮捕される虐待が『しつけ』と称され書かれていて、
40回も版を重ねたとか、その‘教育書’を引用し著者が解説しているのだけど、引用文読むのがつらくなる。
体を鞭で打てとか、、。虐待され泣く事も許されないとか…。
2012/02/28 09:22:54
でも現代はもっぱら精神的残虐性が幅を利かせ、
しかもそれには『教育』という結構な名前がつけられ
ごまかさしやすくなっている。
『魂の殺人 親は子どもに何をしたか』アリス・ミラー著
200年前の‘教育書’は親に服従させるためとハッキリ書いてるからまだ虐待という事が解りやすい、、
2012/02/28 09:31:03
魂の殺人〜、題名からして興味あります。いい本だったら、ぜひ、オススメください! “@mikiki19: 『ネットで暴走する医師たち』を読む前に、図書館でかりてきた『魂の殺人 親は子どもに何をしたか』アリス・ミラー著を読んでしまおう。”
2012/02/28 10:04:22
@akoyo888 ハラスメントは連鎖するの感想を安冨先生に伝えたらアリス・ミラーをオススメされていてとりあえずかりてみました。
虐待の世代を超えた連鎖の本質がわかりそうだと思いました。午後から読みながら気になった点ツイしてみます☆
2012/02/28 18:32:14
*1748年の教育書 幼い頃の記憶はなくなるから
手厳しい事をしても将来悪影響はないと主張。
事実は全く逆。
法律家、政治家、医者そして監獄の看守、
いわばその悪影響のおかげで仕事をしているようなもの。
どれだけ知的であっても他人の意志を自分のものであるかのように感ずるのです
(A・ミラー
2012/02/28 18:35:10
子どものためにやっていると正当化が行われていること自体
本当はそうではないかもしれない証拠といえないか。
この正当化は心理学的にみてとても受け入れられないものであるに関わらず、
世代から世代へと継承されてきているのです
(魂の殺人 親は子どもに何をしたか A・ミラー)
2012/02/28 18:39:19
*子どもへの虐待は『しつけ』『教育』『善導』と称され、
今でも当たり前のように思われている。
教育する側の人間がこの教育イデオロギーのおかげで
どれほど自分の深奥の自ら自覚しない欲求を満足させているか。
 (A・ミラー)
2012/02/28 18:43:42
*子どもは自分で身を護ることもできずしかも殴った親を感謝し、
尊敬しなければならないから酷く傷つく。
ただ打つという以外にあらゆる程度の精妙な罰則が
『子どもの将来のため』にされ子どもは見抜く事が出来ず
後年に至るまでその後遺症に悩まされることになるのです
(A・ミラー)
2012/02/28 18:49:31
*従順というのは宗教教育の場面でも疑う余地なき最高の原則と考えられていたようです。
詩篇にも従順に反すると愛を失う恐れがあるぞと繰り返され、
それを妙だと言ったりする者は、『子どもの本性を誤解しており子どもは強い者に服従したがるものという事が解っていない』と(続く
2012/02/28 18:59:18
*聖書はまた最も自然な母親の心理を攻撃するためにも使われます。
母親の愛情は猫かわいがりに過ぎないといって。
子供を服従させるための豊富なサンプルは愛情停止処分が最も際立つ。
従順に伴われた愛を早々に学ぶとしばしば一生忘れないでいます。
例えば独裁体制に喜んで同化する事でしょう(Aミラー
2012/02/28 19:02:41
*子どもが体罰さえ『悪者』に対する『不可欠の処分』であると理解するよう教えこまれると
成人後も従順であることにより罰を受けない旨とし、
自分がその処罰体系の協力者となっている事に少しも思いを致さなくなるものです。
全体主義国家にあっては、(A・ミラー)
2012/02/28 19:05:08
*国家そのものが彼のかつての教育を反映したものですから、
そのような市民はいかなる種類の拷問および迫害であれ遂行し
その際良心に全く何の痛みも感じない事も充分考えられ、
その人の『意志』はつまり政府の意志と完全に一致してしまっているのです
(Aミラー)
2012/02/28 19:07:35
『無教養な一般大衆』だけが宣伝に踊らされるのだと考えるのは全く前時代的なうぬぼれの残滓であると言わざるを得ません。
私たちは幾度も繰り返して、独裁者がいかにやすやすと知識階級を味方につけたかを目の当たりにしてきたではありませんか。
(A・ミラー)
2012/02/28 19:28:10
*自分自身の意志を持ち自分の考えを持つことはそれだけで我が儘と見なされ非難されていました。
どれほど多くの罰がそれに対し向けられたかを考えれば、
利口な子どもが罰を避けようと思い、
またなんなくそれを避け得たのも不思議ではありません。
(A・ミラー)
2012/02/28 19:29:25
*父親は神から(そして父の父から)得た権威をふるい、教師はそのおかげで従順の土壌が耕されてるのを発見し、最後に国の支配者が蒔かれたものを収穫するのです(Aミラー)
2012/02/28 19:40:08
*自分の属しているグループ内部では(イデオロギーを同じくする党派であるとか、
一つの理論を信奉する学派であるとか)グループが
今やかつての家庭と同じ役割を果たしているため、
それ以外の場では子どもぽく仲間に頼ったり
何の批判も出来なかったりしてしまうことがあります。
(続く)Aミラー
2012/02/28 19:41:41
*そういう人たちの内部では
悲劇的な事ですが大人になった今も、
自分をまったく自由に支配する両親に頼りきるという状態が続いているわけです。
完全な依存関係『闇教育』の狙い通り、成人した後も発見されず残ったのでした(Aミラー)


2012/02/28 19:42:08
@mikiki19 これは面白いですね。思わず、全部お気に入りに。アリス・ミラーbotが欲しいくらい。『魂の殺人』、自分も読もう。
2012/02/28 20:17:00
@waferwader これもまたスゴ本です。『ハラスメントは連鎖する』は安冨先生が、日本人向けに解読、解説して下さってたのかなという感じです。土曜日に返却予定なのでしばらくの間、ときどきbotみたいになると思います(笑)

2012/02/27 15:20:04
アリスミラーの分析を見ていたらどれだけ彼女の言葉を借りて情報が流れているのかを目の当たりにしてしまった・・・。というかそのままじゃないか・・・。なんだこれ・・・こういうのは日本だけ?これこそ社会病理とさえ思ってしまう。


*60pこれらの記述を読めば神経症的発達がどのように起こるかわかる。

外的出来事があって神経症になるの でなく

日常生活を作り上げてる数え切れない抑圧の一瞬間一瞬間、

それしか知らずそれ以外の可能性を考えられない子どもは

それを決して言い表すことができな いという事情こそ神経症を生む

Aミラー

2012.02.29 15:02


*73p闇教育の諸相

①大人は自分が面倒を見てやっている子どもの支配者(であって召使いでない)である

(魂の殺人 親は子どもに何をしたかA・ミラー著)

2012.02.29 15:12


*②大人は何が正しく何が不正であるかを神のごとく決める。

③大人の怒りは本来大人自身の内の葛藤から生まれるものである。

④しかも大人はその怒りを子どものせいにする

(魂の殺人A・ミラー著)

2012.02.29 15:14


*⑤両親は常に庇われ保護されねばならない。

⑥子どもに生き生きとした感情が息づいていては支配者に都合が悪い。

⑦できる限り早く『子どもの意志を奪ってしまう』ことが必要である

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:20



*⑧全ては特に幼い時期に行わねばならない。

そうすれば子どもは『何一つ気づかず』大人を裏切ることもできないから。

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:25



*抑圧の手段は、以下の通り。

罠をしかける、

嘘をつく、

計りごとにかける、

ごまかす、

いいようにする、

怖がらせる、

のけ者にする、

つまはじきにする、

信用しない、

傷つける、

軽蔑する、

侮り、恥辱を与える、拷問に終わる暴力。

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:26



*闇教育はまた偽りの情報と見解だけを教え込むやり方もする

これらの情報は世代から世代へと受け継がれ、

証明不能というよりはむしろ明白に誤りであるにも関わらず、

子どもはそれをうやうやしく相続する。

そのような偽りの見解の一例をあげる(続く)

Aミラー著

2012.02.29 15:29


*①義務感によって愛情が生れる

②憎悪はそれを禁止すれば殺せる

③両親はただ両親であるがゆえに尊敬されねばならない

④子どもは子どもであるがゆえに尊敬されない

⑤従順は人を強くする

⑥高い自己評価は害がある

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:31



*⑦自己評価が低ければ人に対して親切になる

⑧優しさは害になる(猫かわいがり)

⑨子どもの求めに応ずるのは間違っている

⑩厳しさと冷やかさは世に出るため役に立つ

⑪口先だけであれ感謝してみせる方が正直に有難がらないよりましである

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:38


*⑫ふるまいの方がありようより大切

⑬両親も神も侮辱に耐え得ない

⑭身体は不潔でいやらしいものである

⑮感情の激しいのはよくない事である

⑯両親には衝動も罪もない

⑰両親はいつでも正しい

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 15:43



教育者の思惑通り育ったたくさんの人たちは一体どうなるのか?

ペテンにかけられた子どもは自分の感情と疎遠になり、

禁じられた怒りは解消することなく、時とともに姿を変え、

自己ないし代替の人物への憎しみと意識されるようになり

‘大人には許されている’適当な発散方法を捜し求めるようになる

2012.02.29 15:50






2012/02/29 16:47:24
*力のゲームの規則及び正当化の方法を明らかにすることで、
私たちは根本的変革を行う手がかりを得ている。
しかし、伝統的教育イデオロギーが乳幼児期というかなり早い時期に植え付けられてしまうとわかっていなければ、
このゲームの規則を正しく把握することはできない。(魂の殺人Aミラー著)
2012/02/29 16:53:33
*闇教育の価値体系内部に育った方々は、(虐待はなかった幸せだったと言う)
私の反教育的な姿勢にはっきりと恐怖感をお感じになるか、
知的な段階でそれを拒絶しようとなさる。

そういう人達は堰が切れてしまうと、自分で自分が抑え切れなくなってしまうのです
(魂の殺人Aミラー著)
2012/02/29 16:55:38
*闇教育を受けた人たちの中に)自由な反応をむやみに恐れたり、
わけのわからない憤激にかられて
怒りの真の対象とは別の人を相手に発作を起こしたり、
殺人とかテロ襲撃と暴力に走ったりする(略
そういう人が自己内部の怒りを認識できない時はじめて
他人を殴りたいという衝動に駆られる
(Aミラー著
2012/02/29 17:02:46
*テロリストたちは何の罪もない婦人や子どもを人質に取り
それを偉大な目的のためには止むを得ない措置だと称する事がありますが、
かつて大人たちが子どもだった彼らに対してしたことと
このやり方とは何か違うところがあるでしょうか?
 (魂の殺人Aミラー著)
2012/02/29 17:04:10
*偉大な教育完成のため、生き生きとしていた小さな子どもを犠牲に供し、
しかもその時、立派な正しい事をしているのだと信じていたのではありませんか。
この人たちは自分の感情を信頼して構わないと言われなかったために、
自己の感情をイデオロギーのために抑圧する道を選ぶ事になったのです。
Aミラー
2012/02/29 17:13:07
*後年の政治的従順(全体主義体制内のような)のみ現れるのでなく
生家の保護を離れる前からそういう人の心の中には
新たな征服者を望む気持ちがある。
他人の命令に服従するというより以外のことは何一つ許されなかった人間が、
空っぽの自己を抱えて一体どうやって自立した生を営めるというのでしょう?


2012/02/29 17:27:51
*‘父親’が場合によっては権力欲にとらわれていたり
不正直だったり不根拠だったりするとは、
この立派な力ある人がそんなだらしない事をするとは、
よい‘しつけ’を受けた子供には決してわからない。
習得能力は早々と従順と自己の感情の抑圧のため
せき止められてしまっているのですから。
Aミラー



*子どもは家から逃げ出せませんし、

全体主義体制内部の市民は自由を取り返すことができません。

ただ一つ残 されるはけ口が自分自身の子どもに対する教育なのです。

こうして第三帝国内の不自由な市民は

自分たちの子どももまた不自由な人間になるよう教育することに なってしまったのでした。

Aミラー著

2012.02.29 17:36



*こうして育てられた子たちは、若い両親になっていますが、

自分達を支配する教育イデオロギーの危機に気づ き、

素晴らしい勇気と決断を持って自分自身と子どものために

新たな道を求めてる人も少なくありません。

とりわけ文学者の中に子どもの真の体験に通ずる道を発見した人も(Aミラー

2012.02.29 17:42



*‘子どもの瞳’が教育という名の力のゲームを見透かすようになると同時に、

『闇教育』の殻からの解放に見通しがつくようになるのです。

この子どもたちは‘思い出’とともに生きていくわけですから。

(魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 17:44



*全体主義国家内にあって反体制を貫いてる人たちに、

あの人たちは勇敢だと感心したり、

自分の主義に忠実であり続けている等々考えたりします。

あるいは逆に、馬鹿な人たちと憐み、手酷い報復を受けると解らないのか?等

感じる事もあります。

続く (魂の殺人Aミラー著)

2012.02.29 18:08



*全体主義体制の順応を拒んでいる一人一人の人は、

愚かだからやっているわけでもなく、

ひたすら自分に忠実 である以外できない(略)

こういうふうになるには幸せな事に両親の愛情を信じる事ができ

両親の求めに『嫌だ』と答えなくてはならなくても愛されてると不安 を持たないですんだ人たちです

Aミラー

2012.02.29 18:17





医者にみられるペテンについて

2012/02/29 18:31:46
今日の読書終わり。あと半分くらい。


2012/02/29 19:10:27
mixiコミュの報告で、麻疹に自然罹患して症状が軽かった子のお母さんが、 医者から『自然罹患の抗体は弱いから念のため麻疹ワクチン打った方がいい』と言われたと、、。 ワクチンでも抗体つかなくて何回も何回も接種強制してる有り様だというのに、一体何を言ってるんだろうか?
2012/02/29 19:15:11
@mikiki19 びっくりする話しですね。
2012/02/29 19:22:02
ワクチン推進に関して、今さら何があっても驚かないつもりでしたが、さすがに仰天です!そこまでしてワクチンを体内にぶち込みたい医師はもはや洗脳されているとしか。。 @mikiki19
2012/02/29 20:25:29
@akoyo888 以前ならびっくりしてたのですがAミラーの心理分析を読んで、(罹患後接種させようとする科学的おかしさは置いておいて)
立場の弱い者にペテンをかけ‘偉 大なるワクチン’を強制することで
この人は空っぽの自己を保っているのだなと、ああ可哀想に…と思ったり^^;
2012/02/29 20:30:38
@nakatsu28 医者の洗脳から始まって、医者が言うのだから間違いないと打つ人が居るからなのか、
そのセールストークがまかり通っているのかと思うと恐ろしいです。
罹患後に勧められて不信に思ったママさんが報告されて、
そんな医者が居ると発覚しましたが、、。
2012/02/29 20:51:28
@mikiki19 その保護者の方が医師を信頼していたらと考えると恐いです。
この台詞の発信源はいったいどこなんでしょうか。
やはり録音でもしなきゃ密室では。。。
しかしワクチン推進はまさに方法を選びませんね。 そこまでかと実感してしまった今、ますますワクチン嫌いになりました。
2012/02/29 22:04:34
@mikiki19 なるほど~
2012/03/01 08:01:27
@akoyo888 インフルエンザワクチンにしても毎年市民を騙せるのは何故か疑問でしたが、
Aミラーの精神分析と照合でき本当に可哀想な人達だなぁと…。
義務感から生まれ る愛を受け、
子どものために大人は嘘をついて良いと無意識のレベルで叩きこまれ、
後年その怒りを代替になる人で発散して‥



読書続き
2012/03/02 14:12:29
*教育学の分野で幅をきかそている子どもは最初から一定方向に『もってい』かねばならないという信仰は、
そもそも教育する側の自身の内部にあって自分を不安にさせるものを分離し、
なんとか‘自分の力の及ぶ対象に投射しようという欲求から生じた’のです。(魂の殺人 A・ミラー著)
2012/03/02 14:34:05
*読者はおそらくお気づきのことと思いますが『闇教育』の『理論』はそもそも教育学全体を貫きそれを支配しています。
たとえ今日ではそれがどれほどうまくごまかされているにしても。(魂の殺人Aミラー著)
2012/03/02 15:06:41
*子どもの教育に対する忠告とか提言といったものは、
いずれも多かれ少なかれ
さまざまな種類の‘大人側の欲求’であることは疑う余地がありません。
大人側が真心から自分は子どものためにやっているんだと確信している場合でも結局同じことです。
この欲求には以下のものが含まれます(魂の殺人Aミラー
2012/03/02 15:11:28
*①かつて自分が味わわされた屈辱を他人に味わわせてやりたいという無意識の欲求
②表に出すことなく回避しせき止め続けてきた衝動のはけ口を見つけようとする欲求
③自分の思う通りになり思うままに操ることのできる生きた対象を所有したいという欲求
④自分自身の防御、(Aミラー)
2012/03/02 15:13:41
*すなわち自身の子ども時代と自身の両親の理想化を保持したいという欲求
⑤自由に対する恐怖
⑥かつて追い払ったものの帰還に対する恐怖、
かつてやっとの思いで抑圧に成功したものが
再び自分の子どもの内に登場し、再びそれと戦わなければならないのですから。(Aミラー)
2012/03/02 15:21:50
*⑦自分がかつて受けた苦しみに対する復讐。
いかような教育であれここに述べた動機を一つも含んでないものはなく、
従って教育というのはせいぜいうまくいって
生徒を立派な教育者に仕立て上げることができるばかりなのです。
子どもを教育すればその子は教育を学ぶのです。
道徳のお説教をすれば、
2012/03/02 15:27:39
*続)道徳を説教する事を学びますし、
罵れば子どもは罵る事を学び、
嘲り笑えば嘲笑する事を学び、
子どもを傷つければ人を傷つける事を学び、
子どもの魂を殺せば子どもも殺す事を学ぶのです。
そうなったとき子どもには選択の余地が残されているだけです。
自分を殺すか、他人を殺すか、それとも両方か
2012/03/02 15:34:48
*子どもが完全に自己発展を遂げられるために
①子どもに敬意をもって接する事
②子どもの権利を尊重する事
③子どもの感情に対して寛容である事
④子どもの行動から常に学ぶ用意がある事
子どもから学ぶためには共感が必要で学べば学ぶほど共感が深まる。 (魂の殺人Aミラー著)
2012/03/02 15:40:19
*対して教育者の意図は、子どもはこう、
でなければああいうふうであってほしい、
ないしそうでなければならないと考え、
その目的のため自分の理想像に合わせ子どもをこしらえあげるものですから、
学ぶ態度とはまったく逆と言えるでしょう。
こうして自己表現を締め出し、自身も学ぶ機会を失うのです
2012/03/02 16:47:23
*生涯のはじめから体罰を伴ったやり方であろうとなかろうと、
自分の内部にある生き生きとした子どもを抹殺して
呪い引き裂き迫害するよう強いられ続けた人間は、
一生自分の中のかくも危険なものが
表に出ないよう気にし続けることになります。 (魂の殺人Aミラー著)
2012/03/02 17:26:20
*古典的な精神医学は強大な力と権威をもっていますが、
‘幼い子どもへの教育が生んだ重大な障害を’、
‘新たな規範を持ち込むことで除去しよう’としている限り、
根本的に間違っています。
(魂の殺人 親は子どもに何をしたか Aミラー著) 
2012/03/02 17:40:30
*母親が夕方から出かけるため
1歳くらいの子に睡眠薬を服ませ眠らせるという事は珍しい事ではありません。
(略)
睡眠薬が‘子どもの睡眠を自由に左右するための手だて’になってしまったら
(略)
もしかすると後年、成人後も自分の内部に現れる危険信号をまったく感じ取れないことになるかもしれません(略(Aミラー著
2012/03/02 17:59:12
*常軌を逸した行動が集団で行われるようになる時、
それは最も危険なものになります。
その時には誰も自分たちのやっていることがおかしいとは気づかず、
むしろそれが『正常』ということになってしまうのですから。
(魂の殺人 親は子どもに何をしたか Aミラー著)



2012/03/03 17:49:13
*家庭内の階級制は、全体主義国家で保安警察の役割を果たしています。
自ら奴隷である奴隷監督が独裁者の意を体し、
その不在の折りには代理となり、主人の名によって恐れを呼び起こし、
罰を与え、権利なき者(子ども)の支配者であるかのようにふるまうのです。
(魂の殺人Aミラー著)
2012/03/03 17:57:41
*ユダヤ迫害は二千年にわたり協会および国家の最高権威によって推進されたものですから、
ユダヤ人を憎んだとしても何一つ恥ずかしいことはない、
例えどれほど厳格な道徳方針で育ち、
魂の最も自然な興奮でさえ恥ずべき事と感じるようになっている人でも
ユダヤ人なら憎めるのです(魂の殺人217p
2012/03/03 17:59:55
*あまりにも早く押しつけられた美徳のよろいの中で育った子どもは、
大喜びで唯一許されたはけ口に飛びつき、
自分の『反ユダヤ主義』(すなわち憎むことに関する自分の権利)を『手に入れ』一生それを手放しません。
 (魂の殺人)

2012/03/03 18:05:08
*ヒットラーはある時こう言いました
『もしユダヤ人がいなかったら一つ発明しなくちゃいけないところだったな』

ユダヤ以外の民族にもあてはまる事ばかりです。
ユダヤ迫害は人間が許され得ない憎しみを抱いており、
その憎しみをなんとかして正当化したいと切望しているからです
(魂の殺人216p
2012/03/03 18:10:23
*若者たちは両親と共通の敵があるとなれば、
その敵を‘思うさま、正々堂々’と憎み抜けるのです。
第一次世界大戦であれほどたくさんの若者が志願し前戦に赴いたのも
同じ理由で説明できます。
生家での圧迫から逃れたい希望が
彼らに行進曲の歓喜を教えることになったのです。
(魂の殺人224p)
2012/03/03 18:19:57
*心を傷つけられたり、虐待の体験が繰り返され、
誰もそのひどさを直視してくれないため助けてくれる人もないこの体験は、(略)
結局助けを求める叫びさえ挙げられず、
引き裂き、押し込め忘れることだけしかできません。
まさに反復強迫となり表現されざるを得ない未解決の経験となります。
魂の殺人
2012/03/03 18:24:22
*反復強迫によって‘過去を起こっていないことにしようとする’試みが繰り返され、
かつて味わわされた悲劇的な受動性を今日の能動性によってなかったことにしてしまおうとするものです。
しかしながら、過去が変え得ないものである以上うまくいくはずもなく、
攻撃者に解放をもたらしません。(魂の殺人
2012/03/03 18:37:39
*自分たちが生涯はじめの日から抑圧し続けてきた憎しみを
完全に合法的に満喫させてくれるというのです。
それに飛びつかない人がいるでしょうか?
今やすべての責任は‘ユダヤ人’が負ってくれるのですから。
現実のかつての迫害者(両親)は、
理想化されたままの姿でいられるのです
2012/03/03 18:50:33
*ヒットラーは総統になりました。
他の人はあるいは精神科医となり電気ショックを使うぞと脅したり、
医師となり猿の脳を移植してみたり、
教授となり自分の見解を学生に押しつけたり、
あるいはただの父親になり子供を‘教育’したりするわけです。
目指しているのは決して人ないし猿のためではありません
2012/03/03 18:54:55
*続)もともと自分のかつての無力を存在しなかったことにし、
悲しみを否認することだけを狙っているのです。
 魂の殺人246p

(暴力は終わりなき使命です。
その裏に自身が抑圧してきた無力、屈辱、孤独が再び頭をもたげるのではないかという恐れがあります。
何とか逃れようと威勢を張り続ける
2012/03/03 19:16:00
*母親が無意識に自分が幼かった頃味わった屈辱のつけを
息子に回しているなどどうして解るわけがあるでしょう。
こんなふうに厳格なしつけは子を苦しめ、
その子は苦しみと認識することも、
苦しみを外に出すことも許されていないのです。
略)
ですからよその母親に目を見張ってみせたりまでするのです。
2012/03/03 19:16:59
*(魂の殺人251p) あぁ… 主婦叩きに走る方々の精神構造が…
2012/03/03 19:45:23
*『闇教育』の最大の狙いの一つは
子供時代に味わった苦しみ見ることも認めることも
判断することもなくす事。
(略)
『他の人間も』そのような教育を受けたが
性犯罪者にはならなかった、
個人として時たま生まれる『異常』な人が
その教育を受けた時犯罪者になってしまったとほのめかしている269p
2012/03/03 19:57:04
*問題は道徳ではなく自分たち自身の保護なのです。
これと同じことが精神分析の認識に関しても言えます。
子どもが、大人の『持っていき場のない感情』を
遠慮なく放り込めるゴミ容器のように考えられているかぎり
『闇教育』の実践にも変化はないでしょう。

魂の殺人 親は子どもに何をしたか269p


医療者が平気で間違いを発表できる心理構造とは??
とある看護師さんのつぶやきバッド(下向き矢印)

> 一般演題の中に「インフルエンザワクチンを接種した職員は、罹患した場合も有意に休業日数が短かった」というのが…。質問してみたら、解熱したら即勤務ら しい。今季も一病棟で5人の看護師が連続罹患したとも言っていたけど、そりゃまあ…。この地域の別の病院も同じ形の就業制限らしい。


解熱後即勤務
医療関係者がウイルスを率先して撒き散らしてると自白
しかもそれをワクチンのおかげで軽かったかのようなデータとして学会?かなんかで発表、、
規則だから出勤しただけって開き直ってるやってるのか
病院の集団感染で患者にもうつって死者も出してるのに
犯罪的なほど‘立場主義’をまっとうしている

職員て看護師ですよね?解熱後即勤務て、医療関係者が率先してウイルス撒き散らしてるじゃない、、 RT @nakatsu28: ↓こんなのも学会?発表された【科学的事実】にされちゃっているのかな。 via ついっぷる/twipple

2012.03.03 22:42


2012/03/03 22:59:40
@mikiki19 そうなんですよ。それを公に研究として発表する医療者はやはり勉強不足としか。。医療者だからとか、肩書きに騙されてワクチン信じたらいけないと再認識。
2012/03/03 23:04:13
@nakatsu28 病院で集団感染が相次いだ感染源は、ワクチンと薬に過信・盲信な医療関係者だったと自白!もうアホですよね。誰もその間違いを指摘しないんでしょうかね、、
2012/03/03 23:33:35
@mikiki19 渦中にいると気付きがないのかもしれませんね。むしろ軽くすんだとか、良い方向に良い方向にと考えるようになってしまうのでしょう。パチンっと指を鳴らすと目が覚めますかね。
2012/03/03 23:59:49
@nakatsu28 精神分析の本を読んでいると、‘子どものために’大人は嘘をついて良いとペテンにかけられ育った場合、親を理想化したままにしたくて、そして嘘を教えられたのに感謝させられ失った自己をなかったことにしたくて、後年いとも簡単に支配者に同化してしまうそうです。そして、
2012/03/04 00:23:31
@mikiki19 精神分析、どなたの著書かまたよろしければ教えてください。精神分析は学問として面白いですよね。この話はまさにニセ科学批判や反体制はなんでもデマ 叩きに似てますね。権力を傘に自己保身で自己陶酔。。。
2012/03/04 00:32:19
@nakatsu28 最近つぶやいている『魂の殺人アリスミラー著』です。まさにまさにニセ科学批判クラスタに蔓延る権威主義や、公権力の御用をかって出る国民性が解明されていきます。魂を解放してあげないといけない状態なんですが、その手立ては本人が精神分析を受け気づくしかない、、
2012/03/04 00:38:38
@mikiki19 精神分析には治療効果は期待薄とも聞いたことがありますが、気付きは得られるかもですね。ワーワークラスの中堅層の背景を見ていると、なんらかの硬い殻に覆われたコンプレックスがあるのかなと勝手に思ってます。だから地位や名誉や金に向かっているような。
2012/03/04 07:54:28
@nakatsu28 今の精神治療では効果ないでしょうね。闇教育は関係ないとした扱いをしまた‘教育’で治そうとするから。地位や金や名誉があれば、かつて自分が受けた苦しみを代替の人に向け威張り続けられるからですね。乳幼児期に受けた抑圧から自然な到達かもしれません。
2012/03/04 00:58:13
@mikiki19 『生きる技法』の巻末の紹介だと、『闇からの目覚め--虐待の連鎖を断つ』がミラー思想の集大成で、『魂の殺人--親は子どもに何をしたか』が衝撃力から言えば強烈ということです。『新板才能ある子のドラマ--真の自己を求めて』については、本文中で詳しく紹介されています。
2012/03/04 07:57:35
@waferwader 詳しくありがとうございます。いま魂の殺人で衝撃を受けっぱなしなので、虐待の連鎖を断つを読んで、すっきりしたい気分です(笑) 生きる技法は、Amazonで注文中なのですが他にもまとめて注文しているからか一向に届く気配なしで、待ち遠しいです;;


2012/03/04 09:59:42
@mikiki19 おはようございます。乳幼児期の抑圧ですか。彼ら彼女らの心の底にあるであろう善意の種が芽を出して、邪念が焼き払われることを祈るばかりです。
2012/03/04 12:29:25
彼女は看護婦になりたいという 『だってそうしたら他の人に針を突き刺したりできるじゃない、私 人に痛いことするの大好きなの』 (魂の殺人 親は子どもに何をしたか アリスミラー著) http://t.co/6fmlzB6Y
2012/03/04 15:29:19
@mikiki19 あ、こんな話聞いたことあります。看護師は失感情的にもなりがちかもしれません。もともと優しさがある場合に限るでしょうが、適応するために自己防衛のために無意識に。




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