2015年4月16日12時39分
アシアナ航空機の事故で、現場となった広島空港(広島県三原市)は標高300メートル超の高台にあり、気流が乱れやすく、霧が発生しやすい空港だった。霧を理由にした欠航が相次ぎ、計器着陸装置(ILS)が導入された経緯があった。
広島空港は1993年10月に開港した、中国地方では唯一の国管理の空港だ。山を切り開いて造成されたため、標高は331メートル。国土交通省によると、管制官がいる空港では日本で一番、標高が高いという。
開港当初は2500メートルだった滑走路は2001年に3千メートルに延ばされた。国内・国際線をあわせた年間利用者数は、14年度で271万人。02年度には過去最高の344万人が利用した。国内線は5路線で週175便、国際線は4路線で週28便が現在運航している。
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