らいくあらーめん

/元祖旨辛系タンメン荒木屋＠蒲田にて五目味噌タンメン/ホルモン焼き時代輪屋（ときわや）/


　毎日、少しずつ順調に痩せていたのに、太るのはあっという間だなぁ。
　これを「リバウンドだから」って片付けるのは簡単なんだけど、二つ道があったら厳しい道を選ぶ私としては再び頑張るわけだな。
　そもそもが自分のためにやっているわけだからね、やるのも自分、やめるのも自分。


　先週の土曜日に開店された元祖旨辛系タンメン荒木屋＠蒲田（大田区西蒲田）(ホームページ)、夜営業に立ち寄ってみましたが、外待ち10人の盛況ぶり。
　飲食店が軒を連ねる立地の場合、どうやって外待ちするかが問題になる場合が多いのですが、荒木屋さんの場合は蒲田駅を太陽に見立てた彗星の尾の方向、、、って分かりにくいか、駅から離れる方向に並びます。

　15分ほどして店内へ、券売機にはカバーが掛かったままで女性店員さんがクリアファイルに挟んだメニューを手に持って、お客さんの注文を捌いています。
　荒木屋さんの料理を大きく分けると、事前に調理したトッピングを盛り付けるメニュー（一般的なラーメン屋さんの提供方式、仕込み物）と、注文が入ってから調理するメニュー（一般的な中華料理屋さんの提供方式、作り物）の二種類があります。


　先の女性店員さんは「メニューはこちらになります」と仕込み物メニューを案内され、続けて「こちらは少しお時間を頂きますが」と説明しながらクリアファイルをさらっと裏返して案内して下さったのが、本日から始まった作り物メニューです。
　パッと見ただけではどんなメニューがあるのか分かりませんでしたので、トップに書かれていたメニューをお願いして、空いていた席に座りました。


　20分ほど待って五目味噌タンメン950円、麺少なめでお願いしました。
　スープは野菜、一味唐辛子、豚バラ肉等と共に大きな中華鍋を振って煮込まれていて、隠し味に水で戻したニンニクチップが使われています。

　野菜はハクサイ、タマネギ、モヤシ、ニンジン、ニラ、ナガネギ、タケノコ、ピーマン、キクラゲとバラエティに富んでいます。
　その野菜の旨味を最大元に引き出すために大量に使われている唐辛子粉、かなりの辛さですが、この唐辛子粉の使い方に魅せられてしまうと、他のラーメンでは満足できなくなってしまうのではないでしょうか。


　力強いスープにサッポロ製麺の中細麺を合わせてあり、トッピングとして薬味ネギとゆで玉子、ゆで玉子は食べやすいようにスライスされています。
　スルッと食べてしまってご馳走様でした、また、食べに来ます。


　ホルモン焼き時代輪屋（ときわや）、『いつの時も　どんな時代（とき）も/大切な家族や仲間たちと笑顔で/輪（わ）を囲み/楽しいひと時を過ごしてほしい/そんな思いを込めて/時代輪屋（ときわや）は誕生しました』
　たまには飲もうとゲンと待ち合わせて来店、時間に厳しい彼は先に来ていました。


　居酒屋などの飲食店で、「いつものやつ」で注文が通じる常連さんに憧れた時期がありました。
　お店に毎週のように通って、やっと「『いつものやつ』でよろしいですか」と店員さんに聞かれた時、とても嬉しかった記憶があります。


　しばらく「いつものやつ」で優越感に浸っていましたが、何度かお店で顔を合わせたことがあるお客さんは、店員さんと世間話をしているだけで何も注文しないのに料理や飲み物が出てきて、飲み食い終わったら買掛にして帰っていく事に気が付きました。
　ああ、私は見せかけの常連さんなんだな、彼は本物の常連さん、本物の常連さんは注文なんかしないし、毎回会計なんてしないんですね。


　私はいつも通りナンコツ二人前、ゲンはいつもどおりシロ人前、の所をシロ一人前、シロコロ一人前。
　焼肉の焼き方は色々あるけど、ホルモンは炭火で焼くのが最高、焼き加減は人によって色々とあるけど、個人的にはしっかり焼くのが好き。


　生ビールで乾杯してから、二杯目は米麹100%使用の本格米焼酎である巌窟王、ホルモン焼きに合うかと言われれば「個人の好みですから」と答えますが。
　その後、ホルモン焼きをお代わりし、長ネギを焼いて御馳走様でした。