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師匠の師匠が作ったピアノ  

今はなき東日本ピアノ製造では「ガーシュウィン」や「バロック」など
良質なピアノが作られていました。

数年前に修理をさせて頂いた「ガーシュウィン」というブランドの
ピアノの調律記録カードを見てみると、

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整調の項目に「奥村昇」さんのスタンプが・・・
この方は僕の調律を教わった師匠が東日本ピアノ製造で働かれて
いた時の師匠の名前だったんです。

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このモデルはベヒシュタイン同様、総アグラフという一音一音を
独立させて固定することによって弦と響板を純粋に響かせます。

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「お前はちゃんとやっているか?」と見られているようで、
いつも通り掃除をして整調もしましたよ!
と、雲の上の大師匠に伝えました(^^)

sano



category: piano

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鍵盤の下は?  

普段ピアノを弾いていると手垢が白鍵に付着したり、
逆に弾いていないと黒鍵にカビが付着したりします。

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そんな時も調律にお伺いした時に拭き掃除でキレイに!

更に調律が何年もされないと鍵盤の下はホコリでいっぱい
になってしまします!

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掃除をすれば元々のキレイな木目まで見えて来ます。

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ホコリだけでなく赤いクロスが虫食いでボロボロになって
しまうと、余計に修理費用がかかることがあります。

そうなる前に、定期的な調律がされたピアノはいつも
鍵盤の下までキレイな状態です。余計な修理費用も
かからず、むしろ経済的です(^^)

sano

category: piano

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鍵盤が欠けても大丈夫!  

白い鍵盤の手前は少し出っ張っています。
もし硬いものが当たってしまうと・・・

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あらら、歯が欠けたようになしまいます。
そんな時でも大丈夫!

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ジュー

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べローン

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新しい鍵盤を接着して、

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サイドにあるバリを削り落とします。

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最後にピアノ本体に取り付けて微調整して完成!

ただ、白は白でも色んな白があります。
青っぽい白や黄色っぽい白etc...
52鍵ある白鍵を全て貼り替えれば色は揃いますが、
部分的に貼り替えると色が微妙に揃いませんので
予めお客様にご了承して頂きます。

sano

category: piano

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豊かな才能  

先日は『赤磐市制施行10周年記念事業』
の中で才能豊かな15才のヴァイオリニスト
福田康之介さんの演奏会で使われる伴奏
ピアノの調律でした。

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昔ながらの公民館が会場なので響かない
会場で、暖房の音も大きいので切ってもらい
照明も会場の方と相談します。

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リハーサルの立会いでは素晴らしい演奏!
コンクール優勝の副賞で無償貸与された
1773年製のヴァイオリンと1988年製の
グランドピアノが時代を越えてデュエットする
贅沢な時間です。

でも勿論、調律師は響きのバランスを聴き
ながらピアノの位置を移動したり、時には
パイプ椅子を並べたり・・・のんびりは
できません!

様々な会場で様々なピアノを安心して弾いて
頂ける状態にベストを尽くすのが調律師の
責任ですね。

sano

category: piano

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ドイツビールの思い出  

ビールも苦手だった頃、ドイツへザウター研修の際に
本場ドイツのビールを飲まなければモッタイナイ!

せっかくなので様々なビールをドイツで飲んでみました。
ドゥンケル(黒ビール)ヴァイツェン(小麦ビール)
ヘーフェヴァイツェン(酵母入り小麦ビール)など

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そして最近はCMでも宣伝されていますね。
ラドラー(レモネード入りビール)

フランクフルトのインビス(軽食の店)でラドラー
を注文したところ店員に・・・
Do you know Radler?と聞かれました。
もちろん初めて飲むので素直にNo!と応えると
何故か出してもらいずドゥンケル(黒ビール)を
注文することにf(^_^;

あれから6年、日本で初めて爽やかなラドラー
を飲めました!日本のビールはドイツで言う所の
ピルスがほとんどだったのが最近は手軽に色々な
種類のビールを飲めるようになりました。

それでもやっぱり本場ドイツのビールは忘れられません(^^)

sano




category: 日記

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