通常のティラミスは、マスカルポーネチーズを使いますが、代わりに「クリームチーズ」を使うことで、おうちでも手軽に「ティラミス風スイーツ」をつくることができます。
今回は、インスタグラム(@mai_smoothie)やルーミーでも大人気の mai_smoothieさんの協力のもと、クリームチーズを使った「グラスティラミス」のレシピを大公開します。
グラスに入れることで見た目にかわいく、たった10分でつくれる、超カンタンレシピです。
基本は「しく、入れる、のせる」の3ステップ。まずは、イチゴとラズベリーを使った「ベリーのティラミス」をご紹介します。
ベリーのグラスティラミス
【材料】
[クリーム]
生クリーム 100ml
キリ クリームチーズ 3個
砂糖 30g
ラズベリー 10粒程度(お好みのベリー系ジャムで代用可)
[スポンジ]
5号スポンジ 1/3枚(カステラ 3切れ)
★水 30ml
★リキュール(グランマニエ、ラム酒など) 大さじ2
※ ★を混ぜておく。お酒が苦手な人やお子様はオレンジジュースで代用可。
[トッピング]
ラズベリー 適量
イチゴ 2個(薄くスライスしておく)
ピスタチオ(アーモンドなどお好みのナッツ) 適量
※ラズベリーは冷凍でも代用可
【作り方】
1. 柔らかくした「キリ」と砂糖、つぶしたラズベリーと生クリームを混ぜ、ホイップ状にする。
2. グラスにスポンジをしき詰め、シロップをスプーンで少しずつ振りかけながらしみ込ませる。
3. グラスの内側にフルーツを貼付け、クリームを入れる。
4. 2と3を繰り返し、最後にラズベリーとピスタチオをトッピングすれば出来上がり!
見た目の美しさにこだわるのが、mai_smoothieさん流。食べるのがもったいないぐらい、かわいい「ベリーのティラミス」が完成しました。
この他にも、使う材料をちょっと変えるだけで、「チョコバナナ」や「ミックスフルーツ」などのグラスティラミスをつくることができます。
チョコバナナのグラスティラミス
【材料】
[クリーム]
生クリーム 100ml
キリ クリームチーズ 3個
砂糖 15g
チョコレートソース 大さじ1
[スポンジ]
5号スポンジ 1/3枚(カステラ 3切れ)
エスプレッソコーヒー 50ml(インスタントでも可)
[トッピング]
バナナ 1/4個(薄くスライスしておく)
チョコレートソース 適量
【作り方】
1. 柔らかくした「キリ」と砂糖、チョコレートソース、生クリームを混ぜ、ホイップ状にする。
2. グラスにスポンジをしき詰め、シロップをスプーンで少しずつ振りかけながらしみ込ませる。
3. グラスの内側にバナナを貼付け、クリームを入れる。
4. 2と3を繰り返し、最後にチョコレートソースを適量トッピングして出来上がり!
ミックスフルーツのグラスティラミス
【材料】
[クリーム]
生クリーム 100ml
キリ クリームチーズ 3個
グラニュー糖または砂糖 20g
[スポンジ]
5号スポンジ 1/3枚(カステラ 3切れ)
★水 30ml
★リキュール(グランマニエ、ラム酒など) 大さじ2
※ ★を混ぜておく。お酒が苦手な人やお子様はオレンジジュースで代用可。
[トッピング]
キウイ 1/4個(薄くスライスしておく)
イチゴ 2個(薄くスライスしておく)
パイナップル 適量
ミントの葉 適量
【作り方】
1. 柔らかくした「キリ」と砂糖、生クリームを混ぜ、ホイップ状にする。
2. グラスにスポンジをしき詰め、シロップをスプーンで少しずつ振りかけながらしみ込ませる。
3. グラスの内側にフルーツを貼付け、クリームを入れる。
4. 2と3を繰り返し、最後にパイナップルとミントをトッピングして出来上がり!
協力してくれたmai_smoothieさんに、「グラスティラミス」をつくるときのポイントを聞いてみました。
クリームチーズが固い場合は、ラップに包んで手でもむか、電子レンジで10秒くらいチンして柔らかくしておくこと。温めすぎには注意してください。
また、チーズと生クリームをまぜるときは、氷水を入れたボールを下に置いて、常に冷やしておくこと。市販されている絞るだけのホイップクリームを生クリームの代わりに使えば、さらにカンタンにつくることができますよ。
スポンジをしくときは、クリームが下に垂れないようにしっかりしき詰めてくださいね。
今回使用したのは、「キリ」のクリームチーズ。個別に包装されたポーションタイプなら、「グラスティラミス」のように少量だけ使いたいときにも便利です。
今回つくった「グラスティラミス」は、ふたりでのシェアにピッタリの大きさ。冷蔵庫で少し冷やせば、おいしさがさらにアップしますよ。
ティラミスの語源は、イタリア語で「わたしを元気にして」という意味があるんだとか。
ちょっと落ち込んでいるときも、誰かと話をするだけで元気になったりします。そんなふたりの間に、甘くておいしい「ティラミス」があれば、笑顔になるのも時間の問題、ということなのかも。
これ、僕も食べてみましたが、本当においしくてビックリしました。みなさんも、ぜひつくってみてくださいね。
Photographed by Kenta Terunuma