[PR]

 JR東日本は16日、車内や駅窓口で売った高崎線特急「スワローあかぎ」と常磐線特急「ひたち」「ときわ」の3月14日~4月6日分の特急券の一部を、正規料金より10~800円高く販売していたと発表した。料金変更を車掌らが十分に把握していなかったことが原因だという。

 同社によると、誤販売があったのは236件で、過剰に受け取った総額は計5万1870円。車掌や窓口の係員ら約80人が、3月14日のダイヤ改定に伴って変更した新しい特急料金ではなく、従来の値段で販売したという。特急の利用状況を調べる中で、6日に判明したという。

 同社広報は「事前に職場ごとに周知の場を設けたが、不十分だった。ご迷惑をおかけし、深くおわびしたい」。専用窓口(0120・026・505)を設け、午前9時から午後9時まで相談を受け付ける。