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リニアが最速更新590キロ 21日に600キロに挑戦 ギネス記録塗り替えへ

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リニアが最速更新590キロ 21日に600キロに挑戦 ギネス記録塗り替えへ

 JR東海は16日、山梨県の山梨リニア実験線(総延長42.8キロ)で高速走行試験を行い、時速590キロを記録したと発表した。平成15年12月に記録した鉄道としての世界最高速度(時速581キロ)を11年ぶりに更新した。JR東海は来週にも再び高速走行試験を行い、21日に時速600キロを達成する予定。ギネスブックに認定された世界記録も塗り替えられる。

 今回の試験は、リニアの高速域での空力特性などのデータを集めて、安全性や乗り心地などを向上する目的で実施。この日午前に行われた試験では、社員29人が乗った車両が11時53分に590キロを達成し、最高速を約19秒間維持した。

 同社はリニアの耐久性などを確かめる長距離走行試験も実施。今月14日に1日の走行距離4064キロを記録し、11年ぶりに従来の記録(2876キロ)を更新した。

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