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IMF専務理事 “AIIBと連携必要”4月10日 6時14分
IMF=国際通貨基金のラガルド専務理事は講演で、中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行について、経済成長の押し上げのためにも国際金融機関どうしの連携が必要だとして協調を求めました。
IMFのラガルド専務理事は、IMFや世界銀行の春の総会が来週開かれるのを前に9日、ワシントンで世界経済をテーマに講演しました。
この中でラガルド専務理事は、世界経済の現状について、アメリカの景気回復や原油安などが追い風になって緩やかな回復が続いているものの、中国をはじめ新興国や途上国の成長が減速していると指摘しました。
こうした判断を踏まえ、ラガルド専務理事は成長力をいかに押し上げていくかを世界経済の課題の一つに挙げ、「インフラ投資の拡大は経済成長の強力な弾みになるのは明らかだ」と述べました。
そのうえで、成長力の押し上げには国際金融の仕組みを一段と強化すべきで、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行も含め、国際金融機関どうしの協力や連携が必要だとして協調を求めました。
また、ラガルド専務理事は、世界の経済成長には貿易の拡大も欠かせないとして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期合意に期待を示しました。
この中でラガルド専務理事は、世界経済の現状について、アメリカの景気回復や原油安などが追い風になって緩やかな回復が続いているものの、中国をはじめ新興国や途上国の成長が減速していると指摘しました。
こうした判断を踏まえ、ラガルド専務理事は成長力をいかに押し上げていくかを世界経済の課題の一つに挙げ、「インフラ投資の拡大は経済成長の強力な弾みになるのは明らかだ」と述べました。
そのうえで、成長力の押し上げには国際金融の仕組みを一段と強化すべきで、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行も含め、国際金融機関どうしの協力や連携が必要だとして協調を求めました。
また、ラガルド専務理事は、世界の経済成長には貿易の拡大も欠かせないとして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の早期合意に期待を示しました。