今さら聞けない! 「NHKの存在理由」って一体何?
NHKはテレビ受像機やワンセグが見られる携帯を保有しているだけでも受信料の支払いが発生してしまうため、その存在に反対する声も根強い。しかし、是非を問う前に、そもそもNHKの存在意義がどのようなものなのかを知っている人は少ないのではないか。
そこで今回は、今さら人には聞けない“NHKの存在意義”を業界関係者に解説していただいた。
「NHKの存在意義の前提と言われているのは放送法の第20条です。この中に『協会は、中波放送と超短波放送とのいずれか及びテレビジョン放送がそれぞれあまねく全国において受信できるように措置をしなければならない』とあるんですが、要は全国津々浦々、それこそ離島などでも情報が適切に受け取れるように放送設備を整えることになっています」(テレビ業界関係者)
つまりは、どんな場所でもテレビを見ることができ、ニュースなどの情報に触れることができるようにするのがNHKの最大の存在理由だという。しかし、娯楽番組なども含めて必要なのかと言われるとそうではないという。
「本来は天気予想や災害情報、選挙や国会の情報などを全ての地域に届けるのがNHKの使命です。大河ドラマや紅白歌合戦を全国に届ける使命があるかといえば、そうではありません。24時間ニュースのみを放送しろとまでは言いませんし、娯楽もある程度は必要でしょうが、近年の番組編成では少々厳しい立場にあると言えますね」(同・テレビ業界関係者)
関係者もこのような意見だったが、さらにいえば時代背景の変化もNHKの存在意義を薄れさせているそうだ。
「放送法ができた当初は民放が今のように揃っていなかったので、NHKの存在意義も大きかったのでしょうが、今となっては離島であっても民放が映る場所も多くなっていますから微妙ですね」(同・テレビ業界関係者)
都心部で暮らしてるとわからないかもしれないが、かつてはほとんどの離島ではNHKしか映らなかったと言われている。そのような時代ならばNHKも重要であっただろうが、今となっては民放の発展に伴い、存在意義が薄れてきているのかもしれない。
しかし、だからこそNHKは自分たちの不要論をかき消そうと、特に報道の現場においては神経をすり減らしているという。
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