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米 AIIBに世界銀行などとの連携求める方針4月16日 7時33分
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G20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開かれるのを前に、アメリカ財務省は、中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行に関して、世界銀行などとの共同融資といった形での連携を求めていく方針を改めて示しました。
ワシントンで16日から開かれるG20の財務相・中央銀行総裁会議など一連の国際会議には、アメリカからルー財務長官が出席し、日本の麻生副総理兼財務大臣との会談なども予定されています。一連の会議では、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行を巡ってどのような議論が行われるか注目されています。
これを前に、アメリカ財務省の高官が15日、電話を通じてメディアの取材に応じ、ルー財務長官が一連の会議で、アジアインフラ投資銀行について世界銀行などとの連携を求める立場を改めて明確にするという見通しを示しました。そのうえで、財務省高官は「アジアでインフラ投資が必要なのは明らかで、既存の国際機関との共同融資などを通じて緊密な連携を求めたい。アメリカとしても協力する」と述べました。
アメリカはアジアインフラ投資銀行への参加を見送り、外部から銀行の運営を見極めていく姿勢ですが、G20では過半数の国が参加を表明しています。
これを前に、アメリカ財務省の高官が15日、電話を通じてメディアの取材に応じ、ルー財務長官が一連の会議で、アジアインフラ投資銀行について世界銀行などとの連携を求める立場を改めて明確にするという見通しを示しました。そのうえで、財務省高官は「アジアでインフラ投資が必要なのは明らかで、既存の国際機関との共同融資などを通じて緊密な連携を求めたい。アメリカとしても協力する」と述べました。
アメリカはアジアインフラ投資銀行への参加を見送り、外部から銀行の運営を見極めていく姿勢ですが、G20では過半数の国が参加を表明しています。