男性矢で撃たれ、ふくらはぎ貫通

2015年4月16日6時0分  スポーツ報知

 15日午前1時50分頃、茨城県取手市東2丁目の県道の歩道で、自転車で帰宅途中だった同市吉田の男性会社員(47)が、ボーガン用のものとみられる矢で右脚を撃たれた。ふくらはぎを貫通しており、全治2週間のけが。県警取手署は、傷害事件とみて調べている。

 取手署によると矢は金属製で長さ約40センチ、直径8ミリ。当時、雨で男性は傘を差しながら自転車に乗っていた。急に脚に激痛を感じた直後、後方から来た車が走り去るのを目撃した。歩道は幅約2・5メートルあり、矢は車道側から飛んできたとみられる。

 男性は矢が刺さったまま約2キロ離れた自宅に自力で帰り、妻が病院に搬送する途中に「夫の右脚に矢が刺さり負傷している」と警察に通報した。矢は病院に到着してから医師が抜き取り、10針縫ったという。貫通したのはふくらはぎの裏側で骨などの損傷はなかった。

 現場はJR取手駅から南東に約1キロの住宅街。3月には、埼玉県川島町の越辺川の河川敷で、コハクチョウが何者かにボーガンで撃たれて死亡する事件が起きている。

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