「Microsoft Excel」で日本語の文章校正を行う「SPEGRA Checker」

　「SPEGRA Checker」は、「Microsoft Excel」（以下、「Excel」）のブック内の文章を校正できるアドイン。64bit版を含む「Excel」97/2000/2002/2003/2010/2013に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Excel 2010」で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

　「Excel」のブックに含まれる文章の校正やスペルチェックを、「Microsoft Word」（以下、「Word」）の機能を呼び出して行うアドイン。「Excel」標準の機能では行えない図形内に記載された文章をチェックしたり、日本語を校正できるのが特長。チェックの結果は修正の指摘などからなるWord文書として保存される仕組み。

　「Excel」シート上での右クリックメニューに追加される［スペルと文章のチェック］項目を選択すると、［スペルと文章のチェック］ダイアログが開く。校正結果の出力先として、デスクトップかチェック対象のファイルが保存されているフォルダーをプルダウンリストから選択すれば準備完了。

　ダイアログ上の［全文表示］ボタンを押すと、元の文章の全てとチェックされた内容が記されたWord文書が生成可能。この際、問題がないとみなされた文字列の背景はグレーになる。［指摘のみ表示］ボタンを押すと、校正すべき点があると判断された文章と、チェックされた内容が記されたWord文書が生成可能。