【ドラゴンボールZ 復活の「F」】
映画でフリーザが本当の敵として復活すると聞いたとき、中尾さんは「やった!」と思ったそうだ。これまで多くの役を演じてきたが、「『中尾といえば悪役』というイメージをいただいたのはフリーザですから」と、誰よりも“愛して”いる。「あのわがままさやキレ方であるとか、非常にかわいいですよね」。
今回、フリーザを演じるにあたり大切にしたことが「オンタイムで見ていただいた方のフリーザに対するイメージを壊さずに」という点だったという。あの憎らしい話し方もキレたときの絶叫もあのときのまま。ファンは違和感なく、スクリーンで繰り広げられる悟空とのバトルに引き込まれるはずだ。
「『復活の「F」』というタイトルはファンの方の“F”だな、と感じています」と語る中尾さん。今作を見る人には、「劇場が明るくなるまで席を立たずに、最後の最後まで見ていただければ、驚くのではないでしょうか」とニヤリ。フリーザもほくそ笑むどんな“仕掛け”があるのか、期待感をあおってくれた。 (中尾さんのインタビュー詳細は『ドラゴンボールZ新聞』に掲載します)