4月18日(土)に行われるFC東京vsサンフレッチェ広島の試合は、FC東京のホーム・味の素スタジアムでの開催。
この試合のスタジアムグルメの告知がFC東京公式サイトに掲載されたのですが、その中にとても危険なメニューが含まれていると話題になっていました。

それがこちら。



[FC東京公式]2015.04.15 4/18(土)vs広島戦「青赤横丁」開催のお知らせ
http://www.fctokyo.co.jp/?p=210903

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広島県民に対するNGワードとして有名な「広島焼き」の文字が!


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関連記事:
広島スレで「広島焼き」のオススメ店を聞くとこうなる
http://blog.livedoor.jp/domesoccer/archives/52040791.html


このところ公式戦5戦勝利のないサンフレッチェ広島&サポーターに火をつけかねない危険極まりないメニュー!
首位FC東京にとって、寝た子を起こしてしまう恐れも……

果たしてどうなる!?




ツイッターの反応





せっかくの機会なので、なぜ「広島焼き」がNGなのかという理由を調べてみました。



「広島焼き」呼称についての考察

「お好み焼き」の本場を争いしのぎを削る広島と大阪――

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NTTタウンページによる「人口10万人当たりの「お好み焼店」登録件数」では、過去何年にもわたって広島県が全国1位。(図は2013年統計)
http://www.ntt-tp.co.jp/news/26_01.html

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一方で、Googleで「お好み焼き」と検索すると、「大阪風(関西風)お好み焼き」の写真の方が多く表示されており、全国的に認識されているスタンダードがどちらか……と言うと、大阪風に有利な情勢。

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しかし、これは料理そのものの優劣というよりは、お店で店員さんに焼いてもらうのが一般的な広島風と、家庭でも手軽に作れてなじみの深い大阪風(関西風)、という性質の違いが表れているのだと思います。

そんなわけで、どちらも別々の「お好み焼き」として立派に確立された料理なのですが、にもかかわらず、その関係を壊しかねないのが「広島焼き」呼称なのだそうです。

広島風お好み焼きに関する呼称について、複数の広島サポーターのフォロワーさんに意見を伺ってみたところ、大体こんな感じでした。



○「お好み焼き」 
基本的に(特に広島県内では)広島風のことと認識しているが、大阪風(関西風)のこともリスペクトしているので独占するつもりはない。どちらも「お好み焼き」の認識。

○「広島風お好み焼き」 
同じ理由で、あくまで大阪風(関西風)と区別するための呼称として理解しているので、積極的には使わないが、この呼称を特に問題視することはしない。

×「広島焼き」
大阪風(関西風)に対して「大阪焼き」「関西焼き」という呼称はないのに、広島風に対してだけ「広島焼き」と呼ぶのは、広島風のことを“お好み焼きとは違う亜種”と見なしているからであって、到底受け入れることができない。許せない。激おこ。


なるほど、言われてみれば理屈は分かるような……

その他に、関西風にやきそばを入れた「モダン焼き」を「広島焼き」と称して販売しているケースも多く見られるそうで、この呼称にはかなりネガティブなイメージが付いているようです。

ただし、TLを見る限り単にプロレス的なネタとして楽しんでいる感もかなりあるので、どこまでがガチなのか……という疑問も。

とはいえ、やはり人によっては呼び方ひとつで地雷踏んでしまう恐れもあるので、お好み焼きの話題の際にはくれぐれも注意しましょう。