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すし店集団食中毒 53人症状

04月15日 18時18分

すし店集団食中毒 53人症状

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福岡市城南区にあるすし店の料理を食べた客53人が下痢やおう吐などの症状を示し、ノロウイルスが検出されました。
福岡市は集団食中毒としてこの店を15日から営業禁止処分としました。
福岡市によりますと、福岡市城南区の「寿司割烹江戸銀」で今月9日から12日にかけてすしなどを食べた1歳から70代の男女あわせて53人が下痢やおう吐、腹痛などの症状を訴えたということです。
いずれも症状は軽く、快方に向かっているということですが、市が調べたところこのうちの6人からノロウイルスが検出され、症状のある全員がこの店の料理を食べていることなどから、市はこの店が原因の集団食中毒と断定しました。
市では従業員に感染がないかの検査が終わっていないことなどから、この店を15日から当面の間営業禁止処分にしています。
市によりますと同じ時期にこの店の料理を食べた客がほかにもいるため今後も患者数が増えるおそれがあるということです。
福岡市内でことしに入って起きたノロウイルスによる集団食中毒はほかにも2件あって患者数は100人と、それだけで去年1年間の食中毒全体の患者数76人を上回っています。
福岡市は「ノロウイルスの集団食中毒は年間を通じてみられ、とくに飲食店では大規模化しやすいので店側には食品の十分な加熱や手洗いなどの徹底をお願いしたい」と注意を呼びかけています。

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