こんばんは。
8時45分になりました。
ニュースをお伝えします。
きょう午後7時半前、茨城県日立市の常磐自動車道のトンネルの下り線で、車両1台が燃え、消防によりますと付近の車の中にいた人など16人が煙を吸うなどして、現場で手当てを受けているということです。
ご覧いただいているのは午後8時半すぎの常磐自動車道日立南太田インターチェンジ付近の映像です。
茨城県警高速道路交通警察隊によりますと、午後7時半前、茨城県日立市の常磐自動車道の諏訪第1トンネルの下り線で、車両1台が燃えているのをパトロール中の警察が見つけました。
日立市消防本部によりますと、この火災でトンネル内の車の中などにいた16人が煙を吸うなどして呼吸が苦しくなるなどの症状を訴え、現場で手当てを受けているということです。
消防によりますといずれも症状の程度は軽いということです。
この影響で、常磐自動車道は、午後7時25分から日立南太田インターチェンジから日立中央インターチェンジの下り線で通行止めとなっています。
過去3年間に高齢者への虐待やその疑いがあったとする介護施設などは全国で1500余りに上ることがNPO法人の調査で分かりました。
調査を行ったNPO法人全国抑制廃止研究会は介護現場では、慢性的な人手不足から職員に過重な負担やストレスがかかる傾向があり、こうした職場環境が虐待につながっているおそれがある。
職員の待遇を改善させる対策が必要だと話しています。
自民党の二階総務会長は、中国の李金早国家観光局長と東京都内で会談し、日中関係の改善に向けて観光などの民間交流の拡大を図る必要があるという認識で一致しました。
中国の李金早国家観光局長は、4年ぶりに開かれる日本、中国、韓国の3か国の観光相による会合に出席するため日本を訪れています。
会談で二階氏は、日中関係が冷え込み中国を訪れる日本人観光客が少なくなったと言われているが、今回の李局長の訪問をきっかけに再び日中間の交流が活発になるよう願っている。
両国の関係をいい方向に前進させるよう努力したいと述べました。
これに対し李局長は、両国の間には、いろいろな難しいことがあったが今の局面、環境の中で、われわれは両国の人的往来、民間交流を一層拡大しなくてはならないと述べ、日中関係の改善に向けて観光などの民間交流の拡大を図る必要があるという認識で一致しました。
日中両国の間の観光客の往来は、日本を訪れる中国人観光客が急増する一方、中国を訪れる日本人観光客は減少が続いていて、中国では、日本人観光客の案内をしていた中国人ガイドが日本を訪れる中国人観光客に同行する添乗員に仕事を変えるなど対応を迫られています。
中国の国家観光局によりますと、中国を訪れた日本人は去年271万人と4年連続で減少したうえ、このうち観光客は、この10年で最も多かった2006年の4分の1以下にまで落ち込んでいます。
この影響で、中国、上海の旅行会社の中には、現地の中国人ガイドが請け負う日本人観光客のガイドの仕事が5年ほど前に比べおよそ10分の1に激減しているところも出ています。
このため上海の大手旅行会社は、日本人観光客を案内するガイドを減らし、日本語を話せる中国人ガイドのほとんどを日本に行く中国人観光客に同行する添乗員に振り向け対応しているということです。
ただ旅行会社の関係者は、中国の大気汚染や日中の政治的な関係などを背景に、日本人観光客が今後急速に増える可能性は低いと見ており、中国にある多くの旅行会社が対応を迫られています。
土曜日に授業を行う土曜授業が、鹿児島県内のすべての公立の小中学校で今年度から実施されることになり、きょうから授業が始まりました。
都道府県単位で土曜授業が実施されるのは、学校週5日制になって以降、全国で初めてだということです。
鹿児島県南さつま市の益山小学校では、土曜日のけさ、子どもたちが次々と登校しました。
子どもたちにゆとりを確保しようと平成14年度に導入された、学校週5日制ですが、文部科学省はおととし、教育委員会ごとの判断で土曜日に授業ができることを明確化し土曜授業を後押しする方向に転換しました。
鹿児島県では今年度から、すべての公立の小中学校で毎月1回実施されることになりました。
この学校では土曜授業を使って、創造力や考える力を育てるために体験型の授業を行うことにしていて、きょうは体育館で児童に農家を講師に招いて米作りをしたり、老人ホームの入所者と交流したりすることを説明しました。
文部科学省によりますと都道府県単位で土曜授業が実施されるのは、学校週5日制になって以降鹿児島県が全国で初めてだということです。
個別の学校では、文部科学省の調査で平成26年度に土曜授業を予定していると答えた学校は5573校と、平成24年度の実績に比べて2倍近くに増えています。
アメリカと中国の軍どうしが直接連絡を取り合うテレビ電話が正式に開通し、アメリカ軍の制服組のトップデンプシー統合参謀本部議長と、中国人民解放軍の房峰輝総参謀長が両国の軍の関係などについて意見を交わしました。
中国国営の新華社通信によりますと、2人は昨夜、正式に開通したテレビ電話で意見を交わしました。
この中で房総参謀長はテレビ電話の開通は両国の軍どうしの信頼醸成が一歩前進したことを示すものだ、両国の軍は、アジア太平洋と世界の平和と安定を共同で守るため積極的に貢献すべきだと述べました。
これに対しデンプシー議長は、円滑な意思疎通を保ち協力を絶えず深め、両国と両軍の関係発展の推進に努めたいと述べたということです。
2015/04/11(土) 20:45〜21:00
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報
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ニュース/報道 – 定時・総合
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