次回は「アイドルの科学」第4弾です。
『目がテン!』のスタッフで結成されたアイドルグループ「Litomath」が科学の要素を盛り込んだプロモーションビデオ作りに挑みます。
たま〜に思い出したようにやるねこれ。
お楽しみに。
これはなかなかいいよ。
今回の『グッと!地球便』は大阪とペルーをつないでみたいと思います。
いってみましょう!
海の向こうの大切な人に大切なものを届けます。
今回の配達先は南米大陸の北西部に位置する国ペルー
アンデス山脈の中央国土のおよそ30パーセントをシエラと呼ばれる山岳地帯が占めるこの国で手作り石けんを作っている1人の日本人女性がいます
15歳年下のペルー人男性と結婚し50歳にして海を渡った彼女
文化も風習も違う異国に飛び込み新しい仕事を始めました
離婚後前の夫の借金を背負い母1人子1人で生きてきた彼女。
息子が巣立ったのを機に改めて自分の人生を歩み出す決意をしたのです
ペルーに渡り7年。
遠く異国で暮らす母を案ずる息子が今届ける想いとは…
(息子)はい。
こんにちは。
ああどうもすいませんはじめまして。
『グッと!地球便』の山口です。
どうもお世話になります。
どうもよろしくお願いします。
今日はよろしくお願いします。
よろしくお願い致します。
え〜有逸さんのお母さんが15歳年下の方とご結婚されてペルーに行かれてるという事で。
それはどういう出会いだったんですか?そうですねあの〜18年ぐらい前ですかねたまたまその母親が友達の結婚式に行ったんですね。
教会で呼ばれたので行ったらそこにいたと。
ある時ふいに紹介したい人がいるという事で誰だろうって思ったら何か変な人がおるなと思って…。
ハハハ!まあまあペルー人という。
はいはい。
まあ不意をつかれた感じだったんですね。
へぇ〜。
どうですか?実際ペルーに行かれるという事はまあ離ればなれにはなりますわね家族としてね。
その辺の想いは有逸さん的にはどうだったんですか?そうですね…。
…ってずっと思ってたんです。
お母さんの幸せを考えると。
そうですそうです。
右足が悪くてですねやっぱ向こうで生活していて楽しいのは分かるけどもやっぱり大丈夫かなこけたりせぇへんかなとか。
なるほどなるほど。
分かりました。
じゃあ観てみましょうかね。
そうですか。
そのご主人も気になりますし。
都子さんペルーです。
グッと!
太平洋に面し2500kmもの海岸線が続くペルー。
その首都リマから車で北へおよそ3時間。
海沿いの小さな街バランカに暮らす都子さんを訪ねました
(スタッフ)あっありました。
423。
こちらすっごい大きい家ですね。
(スタッフ)こんにちははじめまして。
どうも『グッと!地球便』と申します。
(都子さん)はいはじめまして。
どうも。
どうも遠いところお越し下さいましてありがとうございます。
主人。
(アルトゥーロさん)はじめまして。
はい。
ちょっと。
どうぞ。
どうぞ。
(スタッフ)いやでもすごい良い場所ですね。
そうですかねありがとうございます。
(スタッフ)いえいえ新しいんですか?こちらのご自宅。
いえ。
もう2010年ですかね。
(スタッフ)建てていただいて。
感じで…。
建設会社を営むご主人アルトゥーロさんは都子さんより15歳年下。
彼が京都の石材店に出稼ぎに来ていた時に知り合い…
都子さんは50歳の時にペルーに渡って来ました
実は都子さん趣味が講じて2年前から本格的に石けん作りを始めました
(スタッフ)ズラっと並んでますね石けん。
何種類ぐらいあるんですか?
(スタッフ)25種類。
はい。
この辺は全部…。
この日はアンデスにあるご主人の牧場へ。
石けん作りに使う水を取りに行きます
精製水の代用を探し求めていた時に出会ったのが牧場の近くから出る湧き水でした
延々と荒れた道を走ること4時間。
ようやく標高2300mの山岳地帯にある牧場に到着
実は都子さん小学生の時にガラスの扉にぶつかり右足の動脈を切断する大怪我を負いました。
今でもその後遺症が少し残っていると言います
はい…着きました〜。
すごいとこや…ええとこですね。
昼食はいつも牧場の従業員と食べます。
この日のメニューは豚の唐揚げチチャロン。
都子さんこの時間をいつも楽しみにしていると言います
(アルトゥーロさん)まあ言うたら…。
助け合いするというか…。
こちらがアンデスの湧き水。
地元では生活用水としても使用されています
この水の独特の柔らかさが石けん作りに向いているそうです
相当いいでしょこれ。
(スタッフ)出ましたね。
石けん作りは自宅のキッチンで行います
オリーブオイルなど4種類の油にアンデスの湧き水と苛性ソーダを入れて混ぜ合わせます
いきま〜す。
とりあえず5分位ちょっとこの感じで混ぜていきます。
ですからこのかき混ぜる…。
続いてアンデス原産のハーブキヌアの粉末を加えます
これはこれで地元ならではですね。
こういうのは。
デザインとカラーっていう感じでさせてもらいます。
石けんのデザインや模様は全て都子さんが考えています
うわ〜キレイ。
うお〜…。
(スタッフ)こういう感じで模様が入るんですね。
そうです。
石けんを作り始めたのは2年前。
ニューヨーク在住の石けんアーティストに出会ったのがきっかけでした
最初は趣味で始めた石けん作りですが今やショップで販売するまでになりました
針金のハンガーを使って…。
(スタッフ)クリーニング屋にある?そうです。
これに合うサイズのハンガーを使ってデザイン…。
(スタッフ)もうそれ用になってるんですね。
そうなんです。
この石けんにはアンデスの棚田で作られた塩を入れています
ペルーならではの自然素材を使うのも都子さんのこだわりです
バランカでの移動手段はオートバイタクシー。
安くて便利なため自動車のタクシーはほとんど利用されていないそうです
これエエなぁ〜かわいいなぁ。
都子さんどこかへ向かうようです
この街での移動はいつもこのオートバイタクシーだという都子さん
やって来たのはマッサージ店
足のケガの後遺症で度々転倒するという都子さん
3年前転んで左手首を骨折し今も週に1回リハビリを行っています
39歳で離婚した都子さん
前の夫が残した多額の借金を背負いながら1人息子と厳しい生活を送っていました
そんな中出会ったのが当時23歳のアルトゥーロさんでした
その離婚後っていうこともありましたしそういうことで…何かこう不思議なんですけど個人的なお話するわけじゃなくって…。
互いに惹かれ合い付き合い始めた2人
アルトゥーロさんが帰国後も遠距離恋愛を続けていました
しかし思わぬ事態が…
都子さんに子宮頸がんが見つかったのです
その気持ちもあったんだけれども…。
苦渋の思いで一度は別れを告げアルトゥーロさんを忘れようと努力した都子さん
しかし…
自分は一体どうしたいのかなと…。
私考えたんやけど戻ろうかな…。
「じゃあ戻る」とかって言ってまた一応…。
息子の就職を機に50歳にしてペルーで新たな人生を歩みだすことを決断したのです
何言うてんの?あんたって言うた時に有逸がお母さんをペルーにやらしてくれって言わはったんです。
あんたに言われたらおばあちゃん反対でけへんわって。
都子あんた行きたかったら行ってよろしいって言わはったんですよ。
母親もびっくりしたけど私もびっくりしました…。
夕食はいつも2人で作ります
ドレッシング…。
呼びやすいじゃないですか何かね何か…。
(笑い)
ペルーに渡って7年
最初は戸惑いもありましたが夫の支えもあり今はこちらの暮らしにもすっかり馴染んだと言います
まあ遅い目に始めたらいいと思うし。
あぁ〜気持ちいい!あぁ〜四角いの大好きなんですよ。
(笑い)まあこんな感じだと思います。
ホントに…。
ここからさらに1か月乾燥させて完成です
都子さんの石けんは日本円でおよそ500円
大量生産された石けんのおよそ3倍の値段
まだまだペルーで浸透していないのが現状ですが地道に売り込みを続けた結果現在4店舗で取り扱ってもらえるようになりました
この日納品にやって来たのは首都リマにあるオーガニックショップ
1人のお客さんが石けんを手に取りました
すると…
ペルーで生きていく決意をした都子さんが一番嬉しかったことそれは夫のアルトゥーロさんと息子の有逸さんが本当の親子のように絆を深めてくれたことだと言います
ペルーで生きていく決意をした都子さんが一番嬉しかったことそれは夫のアルトゥーロさんと息子の有逸さんが本当の親子のように絆を深めてくれたことだと言います
その証があります
これは…。
たまには出してあげなあかんとか思ったんですけど。
ここは有逸の家でもあるのよ。
また来てくれる日を楽しみに待っています。
そんな思いで大切に置いてあるそうです
いや〜すっごいいきいきとキラキラとペルーの生活をね。
まず元気でよかったなという風に思いますしあそこまで石けん売ってるとはあんま思ってなかった。
ハッハハ!あっ結構幅広げてるなって思った以上に。
はい。
心配なさってた足の件ですけども結構山の水を汲みに行くとこお父さんの持ってらっしゃる牧場ですか?1人で行くってことはないでしょうけども。
とはいえやっぱいっても歩くんでちょっとやっぱ気をつけて欲しいなって。
ねぇ〜。
でもご主人と有逸さんとのホントの親子みたいな関係がお母さんも見ててすごい好きやとおっしゃってましたけども。
やっぱりそう思います?VTRの中でも一度ちょっと距離を置いてっていうとこがあったと思うんですね。
その時正直実は母以上に僕が寂しかったんですよ。
そうでしょうね。
有逸さん的には…付き合ってることももちろん喜んでらっしゃった訳ですから。
なんですけども色々すったもんだあったけども結果戻ったことに一番安心してたんは多分僕かなって思いますね。
どんなお母さん…でした?有逸さんにとって。
夜は学生の時で暇やったら夜母親つかまえてひたすら喋ってたりとか。
ハッハハハ!すごい話を聞いてくれるお母さん。
そうです。
世に言うマザコンかもしれないですね。
いやいやでも…男はみんなそうだと思いますしでもだからこそお母さんの幸せをって喜んでペルーに行かしたっていうとこがまたすごい…素敵やなと思いましたけどね〜。
ありがとうございます。
この後お届けものをさせて頂いてるとこ引き続きご覧頂きたいと思います。
行ってみましょう都子さんペルーですグッと!
この日訪ねたのはアルトゥーロさんの甥夫婦の家
今日はベビーシャワーというイベント
出産を1ヵ月後に控えた妊婦さんの元に親族が集まり安産を願うパーティーです
凄いなそういうのあんねや。
仲睦まじい夫婦
その姿を見ると思い出す事があると言います
遠く離れて暮らす息子を気に掛けながらペルーで生きる事を選んだ都子さん
息子の有逸さんから届けものです
(スタッフ)では有逸さんからの届けものこちらでございます。
えぇ!
(スタッフ)では有逸さんからの届けものこちらでございます。
えぇ!いや…。
わぁ…。
いや嬉しい…。
ありがとうございます。
嬉しいです。
あっすいません…。
はいありがとうございます。
届けものはぬいぐるみ
お互いを「クマさん」「クマちゃん」と呼び合っていた2人
アルトゥーロさんがペルーに帰った後都子さんはこのぬいぐるみを見ていつも彼を思い出していたそうです
私が多分大事にしてるの知ってはったからかな?あっすっごい嬉しいです。
うんペルーのこのリビングに飾れるなと思ったらすごい嬉しいです。
今度はなんかこれをなんか息子と思って…。
添えられていた手紙には有逸さんの想いが綴られていました
「幼少の頃の怪我子宮癌などの身体的ハンデだけでなく離婚による借金返済などの精神的ハンデを負っていたオカンですがここまで僕を育ててくれた事を本当に感謝しています。
誰に対しても自慢できるオカンに負けないよう僕も頑張ります。
」
ありがとうございます。
ありがとうございました…。
うわ…。
クマちゃん…ゆうくんからのおくりものなの。
(アルトゥーロさん)ゆう…。
太平洋越えてバランカまで来はった。
いや〜すごい。
本当私も…ありがとう。
もう本当に…。
あ〜いいっすね〜。
いいっすね。
まあ一緒に居といてほしいなってだけなんすよぬいぐるみもそのそれを真似た父親母親も皆一緒に居といてほしいなっていうまあそれだけで…。
でもご主人も思わずぐっときてましたね〜それ見てね。
そうですねビックリしました…。
「家族やね」ってそこ関西弁なんや思たらちょっとやっぱりあのめちゃめちゃペルー顔で「家族やね」って言われたらなんかちょっとハハ…それは僕もぐっときました。
「あっこのどん突き右」とか普通に言いそうな…。
(笑い)3…2…1!2015/04/12(日) 10:25〜10:55
読売テレビ1
グッと!地球便【15歳年下のペルー人男性と再婚し50歳で海を渡った母へ】[字]
海外で頑張る日本人に家族の想いを届けます▽50歳にしてペルーで新たな人生を歩み出した母▽離婚、借金、ガン…困難の中、女手一つで育ててくれた母にひとり息子が届け物
詳細情報
出演者
山口智充
海外で頑張る日本人
番組内容
日本を飛び出し、海外で生きる多くの日本人。その国にしかない技術を求め、修業に出る者。大恋愛の末、海外に嫁ぐ者。会社を辞めて、異国で第2の人生を送る者…。そんな彼らには遠く日本で暮らす家族がいて、お互いの間には様々な想いがあります。この番組では、そんな“想い”を、「日本の家族から贈り物を届ける」という方法で繋いでいきます。海外で奮闘する日本人の姿…、そして遠く離れたからこそ分かる家族の絆を描きます。
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