萩野公介!
競泳、萩野公介。
日本選手権4冠に挑む。
400メートル個人メドレー決勝。
萩野が狙うのは、日本記録を更新しての優勝。
ライバルは瀬戸。
おととしの世界選手権のチャンピオン。
最初から予想どおり2人が競り合い、瀬戸が僅かにリード。
続く背泳ぎは萩野の得意種目。
ペースが上がらず、思うように引き離せない。
萩野君、背泳ぎ、リードできませんね。
このあとの平泳ぎ、非常に瀬戸君力がありますからね。
3種目目の平泳ぎ。
萩野は再び、リードを許す。
苦しい展開のまま、最後の自由形へ。
僅かに瀬戸が前に出て、300のターン。
2人の勝負。
強化を続けてきた自由形に、萩野は懸けていた。
ラスト50メートル。
萩野がここで、一気にペースを上げてきた。
どんどんどんどんリードが広がっていく。
萩野が引き離す。
萩野が4冠達成。
萩野公介、みずからの日本記録には0秒93及ばなかったが、4冠を達成した。
こんばんは。
サンデースポーツです。
4月のマンスリーキャスター、星野仙一さんです。
きょうは20分の短縮版でお届けします。
萩野選手、さすがに強かったですね。
強いですね。
しかも20歳どうしのライバルね。
羨ましいな。
ですよね。
萩野選手、そして瀬戸選手、2人そろって、夏の世界選手権の出場を決めました。
こういうライバルがいるっていうのは、本当に大きいですよね。
そうですね、メドレーで、魚でも同じ泳ぎしかできませんからね。
4種目ね。
確かに。
こうして2人で競い合って臨む世界選手権。
さらには来年のリオデジャネイロオリンピックと私たちもどんどん期待したいなと思います。
女子でも今大会、4冠を狙ったのが、18歳の渡部香生子選手です。
最後の種目は最も得意とする200メートル平泳ぎでした。
渡部香生子!
渡部、ここまで平泳ぎ2種目と200メートル個人メドレーを制しています。
本命のこの種目では、日本新記録を目指し、前半からハイペースな泳ぎ。
6日間で11レースの渡部は、精神的にきつかったと、最後の気力を振り絞ります。
先頭、渡部香生子、4冠に向けて、日本記録更新へ向けて。
今1着、フィニッシュ。
日本記録には0秒18届きませんでしたが、日本女子のエースとして、胸を張れる4冠です。
すばらしい。
プロ野球です。
巨人のルーキー、高木勇人投手は、初登板初勝利に続いて、前回は初完封。
3戦目はヤクルトが相手でした。
高木は6回までヤクルト打線を抑えますが、7回。
ヤクルトの中村にタイムリーを打たれ、16イニングぶりに失点します。
それでもこの1点でふんばって、7回を終えます。
巨人はその裏、押し出しのフォアボールで追いつき、きのうから4番の坂本。
どんな形でもいいと思ったと、よく選んで4番での初打点。
これが決勝点になった巨人。
我慢して投げた高木に3勝目がつきました。
楽天は、2点を追う5回、牧田が初の先発起用に応えます。
このあと、5番藤田。
満塁とチャンスを広げます。
オリックスはここで2人目の榊原。
ボールをしっかり見極めました。
2者連続の押し出しフォアボールで、同点に追いつきます。
そのまま9回、楽天は再び満塁として、銀次。
プロ10年目で、初のサヨナラタイムリー。
楽天は引き分けを挟み、4連勝です。
ロッテは5回、3塁2塁で吉田。
西武の2人目、岡本洋介は、ピンチでスライダーが多いと狙っていました。
キャッチャーらしい読みが初球から当たり、2点タイムリー。
リードを5点に広げます。
先発のイ・デウンはその裏、1点を返され、なおもピンチで浅村。
速球が甘く入りました。
2人がかえり、2点差に。
さらに長打が出れば、同点の場面でメヒア。
ここはショートの鈴木に助けられ、イは2勝目。
ロッテは再び勝ち越しを1としました。
そのほか3試合の結果です。
中日は延長12回、ルナのタイムリーでサヨナラ勝ち。
阪神は8回に鳥谷の2ランで逆転し、連敗を6で止めました。
日本ハムの大谷は7回で2安打しか許さず、開幕から3連勝です。
ここからはプラス1。
まずこちら、セ・リーグの順位なんですが、去年と上位、下位が逆転してますよね。
星野さん、これはどういうことなんでしょう?
どうでしょうね。
本当に戦力から言えばね、皆さんが予想なさっているように、ジャイアンツ、阪神、カープ、これが頭へ来て当たり前なんだろうけど、まあ、あんまりプレッシャーないんだろうね、予想が悪かったから、ドラゴンズなんか、最下位多かったじゃないですか。
ヤクルトも期待されてない、ピッチャー陣がだめだ、だめだと言われながらピッチャー陣、頑張っているというところで。
防御率もいい。
いい意味で発奮してるし、そのうち、恐らく僕はごちゃごちゃになると思うな。
じゃあ、おもしろいということですね。
だからもう、1カードずつ終わったわけですよ。
次は5月のなんて言うのかな、交流戦の最中か、終わりごろに、はっきり分かれてくるでしょう。
そこまではまだまだじっと見ていこうということなんですね?分かりました。
楽しみです。
そして、パ・リーグの順位ですが、こちら。
優勝候補に挙げられていたオリックス、まだ2勝しかできていません。
先週は対戦が1巡するまでは分からないと星野さんもおっしゃってましたけれども、負け越しも10になってしまったんですよね。
いや、つらいな。
この負け越し10、借金10でしょう、これ10連勝して0になるわけでしょう。
これ、1か月以上かかるもん。
1か月もですか?
だから10連勝しても、次は負けるわけだから、もう、まだ借金1になってくるし、そういう意味では、うーん、この借金を返すのは2か月弱かかるかな。
2か月?結構、かかりますね。
かかりますね。
打てないもん。
大事な競り合いで負けてるでしょう、きょうも延長戦で負け、きのうも勝ってたのに、9回に同点ホームランを打たれとか。
そういうことで押し出しはやるわ、だから、ピッチャーを告げるんだけれども、恐らく森脇監督、大丈夫かな、こいつ、大丈夫かな、きょうは抑えてくれよ、抑えてくれよと祈りながら出してるからだめなんだよ。
これでやられたらしょうがねえよっていうぐらいの、気持ちで出せば、それもピッチャーに通じるんですよ、マウンドに通じるんですよね。
僕も経験あります。
大丈夫かな、大丈夫かなと思ったら、やっぱり裏目が出てしまったっていうの、何回も経験してます。
そういう気持ちって伝わっちゃうんですね。
伝わるんでしょうね、不思議と、伝わらなくてもいいことが伝わって、伝えたいことが伝わらないというのが、選手と監督の間なんですよ。
もどかしいですな。
それはどうやって解消していったらいいんでしょう。
いや、思い切ってね、もういつも言うように、ばくち打てばいいんですよ。
賭けだと?
もう失敗してもいいやというぐらいの気持ちでね、そしてやっぱり最後は選手がやるんですから、選手を信用する、信頼するという、信ということを考えながら、起用していくということだね。
信頼が大事なんですね。
まあなかなか、信頼もできない、信用もできないというのが選手でもあるんだけれども、やっぱり、なかなか自分の思いどおりにいかないし、ものすごく、もどかしいと思うよ。
こんだけ評判がよかっただけに。
今じゃ我慢のとき。
我慢するしかないでしょう。
でもつらいな、森脇監督。
よく分かる。
ちょっとしたエールも込めて。
という感じで、野球はこれからまだまだみんなで期待して見ていきましょう。
さあ、次は。
ゴルフですね。
ゴルフのマスターズ、松山英樹選手が2日続けてイーグルを奪いました。
12位からスタートした松山。
8番パー5の第3打。
これが直接カップイン。
イーグルを奪って大歓声を浴びます。
このまま波に乗りたい、10番のバーディーパット。
チャンスでパットが決まらなかった松山。
10位に上がりましたが、トップとの11打差は縮まりませんでした。
休養から復帰したタイガー・ウッズはショットで見せ場を作ります。
もう少しでホールインワンでした。
パットでも。
調子を上げてきたウッズ。
5位で最終ラウンドに挑みます。
松山選手、頑張っていますが。
もう日本人であれば、彼しかいない。
もう少しパット、上手になれよと、お願いするからと。
一番心臓に悪いね、パットはね。
パット、どきどきしますよね。
ではサッカーです。
J1でここまで無敗の首位レッズ。
リーグ屈指の攻撃力のフロンターレと対戦です。
レッズはリーグ最少の1失点。
前半35分、サイドから攻め込まれました。
フロンターレの森谷に先制ゴールを奪われ、4試合ぶりに失点します。
1点を追う後半は、レッズのペース。
再三、チャンスを作りますが、決められません。
終了間際のフリーキックは柏木。
ズラタンが合わせました。
ズラタンはイメージどおりに走り込めたと、移籍後、初ゴール。
土壇場で追いついたレッズ、首位キープです。
首位レッズを追いかける上位陣の試合を続けてどうぞ。
日本代表のハリルホジッチ監督。
チェルシーからオファーを受けた、FC東京の武藤を見つめます。
その武藤、きょうはヘディングで見せます。
後半19分には、泥臭く飛び込んで均衡を破りました。
今はチームに集中すると武藤。
3連勝に貢献です。
ここまでまだ負けなしのベガルタ。
アウエーでは、F・マリノスに2002年以来、負けていません。
後半22分。
攻め上がっていたディフェンダーの鎌田が、豪快に決めました。
先制点を奪います。
そのまま後半、アディショナルタイム。
ベガルタは勝利目前で追いつかれ、勝ち点1にとどまりました。
2連勝中のガンバは、エース、宇佐美がここまで4得点と好調です。
前半29分。
いいボールコントロールができたと宇佐美。
ガンバが先制します。
後半、ガンバは2対2と追いつかれますが、35分、再び宇佐美。
宇佐美の2試合連続2得点の活躍で、ガンバ、3連勝です。
J1で唯一、まだ勝利がないグランパス。
前半終了間際、永井の縦パスに川又。
日本代表コンビの連係で、今シーズン初めて先制します。
後半も攻勢に出たグランパスは41分。
最後は元日本代表の矢野でした。
グランパスが開幕から5試合目で初勝利です。
J1、そのほかの結果です。
武藤選手、川又選手、宇佐美選手と、だいひょうがしっかり注目されている中で点取りましたね。
代表の監督も見に来てましたでしょ。
やっぱり、そういう人の目の前ではね、アピールしなきゃ。
そうですね。
それで力が出せるっていうのが本当の力だから、そういう意味ではいいんじゃない、2人とも。
期待できそうですよね。
さあ、続いてはトゥデーズスポーツ。
女子ゴルフの国内ツアーは、2位からスタートの成田美寿々。
出だしからバーディーラッシュを見せます。
3連続バーディーを奪い、4番。
ショットもさえて、4連続バーディー。
成田は自身初めてという6連続バーディーをマークし、トップに立ちます。
成田は結局、8つのバーディーを奪い、逆転で今シーズン初勝利です。
開幕から5試合連続ヒットのジャイアンツ、青木。
ノーヒットで迎えた第3打席。
強烈な打球をピッチャーにうまく処理されます。
このままで終わらないのが、青木。
レフト前に運んで、開幕からの連続試合ヒットを6に伸ばしました。
競馬の第75回桜花賞。
スタート直後から、5番人気のレッツゴードンキが先頭に立ち、レースを引っ張ります。
レッツゴードンキがその差を広げている。
レッツゴードンキ、先頭だ。
逃げました、逃げました、レッツゴードンキ。
まんまと逃げ切りました。
払戻金はご覧のとおりです。
サッカー女子のなでしこリーグは3試合、アイナック神戸レオネッサが開幕3連勝で首位に立ちました。
次回のサンデースポーツ、特集はなんと、ON対談です。
星野さんの呼びかけで長嶋茂雄さんと王貞治さんの歴史的な対談が実現したんですよね。
星野さん、先日の収録、盛り上がりましたよね。
いや、楽しかったです。
久しぶりにONとお話しできてね、昔をものすごい思い出しましたね。
2015/04/12(日) 22:10〜22:30
NHK総合1・神戸
サンデースポーツ[字]
萩野公介×瀬戸大也 ライバル対決制するのは?▽今週も星野仙一が熱戦セパを情熱解説!▽J1首位浦和×4位川崎に注目!▽マスターズ3日目 松山英樹は?▽大リーグ
詳細情報
番組内容
▽萩野公介×瀬戸大也 ▽今週も星野仙一が情熱解説! ▽J1も 【ゲスト】星野仙一,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
出演者
【ゲスト】星野仙一,【キャスター】杉浦友紀,一橋忠之
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スポーツ – スポーツニュース
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 定時・総合
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