5ハートネットTV ブレイクスルー26「一生懸命を楽しむ アイドル・宮澤佐江」 2015.04.13


・「占ってよ恋するフォーチュンクッキー!未来は」
今年でデビュー10周年を迎える…
グループを初期の頃から支えてきたメンバーがいる
デビュー以来多くの曲で選抜メンバー入りを果たすなど活躍
宮澤佐江さ〜ん!
今は姉妹グループに移り活動を続けている
キャッチコピーはゲンキング。
明るく元気な性格で頼られる存在だ
いつも笑顔の宮澤さん
しかし心が折れるほどのつらい体験をしてきた
中学1年生の時に遭ったいじめ。
友達に裏切られ誹謗中傷のメールをばらまかれ学校に通えなくなった
友達を見返そうとアイドルの道を進んだ。
大好きな歌と踊りを続けるためどんなに大変な事も耐えていく
よろしく!よろしくお願いします!
笑顔の裏に隠された宮澤さんのブレイクスルーに迫ります
1月下旬宮澤さんはコンサートの準備に追われていました。
舞台裏で何度も振り付けを確認します。
AKB48の2期生として2006年から活動。
これまで100曲以上の歌や踊りを覚えてきました。
・「心のプラカード」AKB48グループは400人以上が所属する巨大アイドルグループ。
国内に4つの姉妹グループがあり海外はジャカルタと上海に。
今年新たに新潟にも誕生するなど成長を続けています。
・「風が吹いた愛しい人よ」・「分かってきた気が」メンバーの卒業によって歌うパートや立ち位置が変わる事もしょっちゅうです。
・「だけど少しは分かってきた」移動中僅かな時間を利用して確認を続けます。
何事も投げ出す事ができません。
・「見えないよりも」デビュー以来安定した人気を保ってきた宮澤さん。
しかし次第に悩みも抱えるようになりました。
いくら頑張ってもステージでは後ろの列。
華やかな前列には入れませんでした。
このままでは埋もれてしまう。
もんもんとしていた3年前大きな転機が訪れました。
AKB48は新たに組閣します。
え〜!?AKB48グループが不定期に行う組閣。
チームなどの入れ替えが発表されます。
え〜うそ〜うそ!宮澤さんに新しく上海で立ち上がるグループへの移籍が告げられました。
メンバーの驚きをよそに宮澤さんはこの機会をまたとないチャンスと捉えます。
上海に渡った宮澤さん。
そこではさまざまな試練が待ち受けていました。
ダンスの先生がいないため自分が教えなくてはなりません。
しかしチームにダンスの経験者はほとんどいない状態。
メンバーにどう注意したらいいのか言葉の壁もあって焦りが募ります。
5か月後なんとか歌と踊りを仕上げこぎ着けたお披露目公演。
しかし舞台の中心で歌うはずだった宮澤さんの姿はありませんでした。
当時日本と中国の関係が悪化。
舞台に立つためのビザが下りなかったのです。
宮澤さんを心配しまた日本でも活動できるようAKB48との兼任の話が持ち上がりました。
宮澤さんの心は揺れます。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま迎えた総選挙。
上海のメンバーも見学にやって来ました。
(一同)おはようございます。
この時宮澤さんはある事に気付きます。
彼女たちがくぎづけになっていたのは自分ではなく最前列のメンバーでした。
上海の仲間に会った事で心は決まりました。
そしてこの日の結果発表…。
名前が呼ばれスピーチに立つ宮澤さん。
自分の思いを口にしました。
(拍手と声援)
(声援)誰にも相談せずに語った決意。
宮澤さんの本気を誰よりも強く感じたのはこの人でした。
総選挙から4か月後申請し続けていたビザがようやく下りました。
上海に渡って1年。
困難の中諦めずに自分のポジションをつかんだのです。
宮澤さんに新しい挑戦が始まりました。
おはようございます。
おはようございます。
よろしくお願いします。
強いリーダーシップが買われ去年4月から名古屋のSKE48でも活動する事になったのです。
・「Discovery見えない」チームのリーダーとして不安と戦いながらも自分の役割を果たしたい。
前を見続けています。
いや〜佐江ちゃんとは去年ずっと半年ず〜っと一緒に舞台をやらせてもらって女優として接していたのでアイドルという職業の佐江ちゃんを見てすごいなっていう…。
え〜本当ですか?うわ〜うれしいです。
でもあれを今までずっとやってきてるからあの自分を見て「あっ自分の居場所だな」って…。
思いますね。
やっぱりまだアイドルなんだなって思います。
海外に行くという事で新天地に行くっていうのはどういう気持ち?みんなが経験した事ない事を自分が経験したいって思って上海行く事決めました。
あれが発表された時って中にはそれは左遷…要は外されただけなんじゃないかっていう人もいたりとかそういう目にされされたりもしたんだと思うんだけど…。
う〜ん。
やっぱり左遷って言われたし今でも正直何かこう昔の上海の話とかすると言われる事もあるけどやっぱりそれが悔しいですよね。
やっぱねそう思うよね。
だから多分そういうのも全部ひっくるめて選挙でああいう一本でいきたいっていう発言。
どれだけ私がSNH48に対して左遷とかでもなくて本気に向き合ってるんだよっていうのを見せつけたいと思った結果があの発言だったのかなというのは今は感じますね。
何かさ自分は自分の役割があってお芝居の中で言ったら主役と脇役がいて主役の人は必ずいて脇役は脇役ですごい大事っていうふうに思うんだけど特にお芝居じゃなくてアイドルとかだと立ち位置とかで如実に出るでしょ。
はい。
それに対するコンプレックスっていうのはあるの?今はなくなったかな。
やっぱどんな場所にいても自分の役割をまず見つける。
だから多分AKBの時の宮澤佐江の役割とSNHの時の宮澤佐江の役割とSKEの時の宮澤佐江の役割多分全部違うんですよ。
それを何か演じる訳ではないけどこの中ではこういう自分でいたいっていう。
…ってかそういう自分になろう。
そのために頑張ろうっていう感じですね。
だから昔はそういう考えが持てなかったのでやっぱ後ろの方で踊ってるのが悔しいとかただただそういう考えになっちゃってたけど今は別に後ろの方で踊ってても私は別にここで前に出る人じゃないからじゃあステージの裏でメンバーとのコミュニケーションを誰よりも大切にとろうっていう役割をする人になろうとかそういうふうな考えのとり方ができるようになりました。
このSNH行ったりSKE行く事によって。
15歳でデビューした宮澤さん。
一緒に過ごす時間が長かったためメンバーは掛けがえのない友達です。
はいポーズ。
これ頂戴。
今は信じ合える仲間がいますがかつて友達に裏切られるというつらい経験をしました。
宮澤さんは中学生の時活発で目立つ存在でした。
しかしそれを快く思わない友達も。
ある日悪口が書かれたメールがばらまかれました。
メールは瞬く間に学校中に広がりました。
更に友達は先生の前では宮澤さんに笑顔で話しかけるのにいなくなると無視。
何よりもショックだったのはいじめを仕掛けたのが仲良しの幼なじみだった事。
「もう誰の事も信じられない」。
学校に行くのが嫌になり一日中ベッドの中で過ごしました。
そんなある日の事。
所属していたバスケットボール部の先生から試合に来るよう言われました。
重い足取りで体育館に向かった宮澤さん。
更に試合に出るように命じられます。
強い相手を前に心と体が萎縮し思うようにプレーできません。
それに対して先生は厳しい言葉を浴びせてきました。
「どうして私ばかりこんな目に遭わなくちゃいけないの」。
帰宅して落ち込む宮澤さんに母親が語りかけました。
「先生は強くなれって事を気付かせたかったのよ」。
そばでちゃんと見ていてくれる人がいる。
宮澤さんの心に希望の光がさしました。
殻に閉じこもっていたら自分の見える範囲なんてもう本当にここら辺のものしか見えなくなっちゃうけどそれを本当に…いじめはそのあとも続きましたが勇気を出して登校。
そして中学3年生になり大好きなダンスを生かして輝きたいとアイドルに挑戦。
デビューしたのです。
今宮澤さんが大切にしている仕事があります。
一人一人のファンとじかに触れ合える握手会です。
アリーナの真ん中にいてちょうど佐江ちゃんがトロッコで回ってる時ケツ向いてたから…。
あっ外ばっか向いてたんだね。
ごめ〜ん。
宮澤さんのところにやって来るのは若い男性だけでなく子どもや女性など幅広い層の人たち。
更に障害のある人も。
耳が聞こえない人にはかつてドラマの役で覚えた手話を生かし話しています。
そう。
やった。
ドラゲナイやった。
うれしい。
ありがとう〜ラストじゃん今日!ありがとう。
見ていてくれる人がいれば強くなれる。
その思いを胸にファン一人一人をきちんと見つめたい。
ふだん明るい佐江ちゃんの過去にそういういじめがあったっていうのにやっぱり驚きがあるんですけれども。
最終的にはシカトとか無視とか…。
学校に行けなくなったというよりも学校から飛び出しました。
やってられるかっていう感覚の…。
そうです。
それで急に早退しました。
そして少し離れても見守っていてくれてたバスケットボールの顧問の先生だと思うんですけど先生ってどんな存在ですか?私一生使う事ないと思ってたんですけど恩師って本当にいるんだなって。
もうみんな試合だからいろんな生徒とか他校の人とかが見てる中でコートのど真ん中でどなって恥をすごい自分的にはかいたしもう嫌だったけど佐江なら絶対にもう一回立ち上がってくれるだろうというのを多分先生も私の事を信じてくれてたからこそできた事なんじゃないかなってすごく思うしあれがなかったら多分本当ただの元気も何もなかった人間になってたんじゃないかなと思います。
本日はそんな宮澤さんのバスケットボール部の顧問だった濱田清隆先生にお越し頂きました。
えっうそでしょ!?えっうそ…。
えっえ〜!本当ですか!?え〜!濱田先生…。
よろしくお願いします。
うそ!何で!?手汗すごい!えっ先生〜!こっちがバクバクしてる。
そうですよね。
え〜うれしい!すみません。
失礼します。
今先生のお話をさせて頂いてたんですけれどもやっぱりコートの真ん中で叱ったっていうのは…。
一番野蛮な先生ですから。
あの日はお母さんにも言って必ず練習試合に出して下さいと。
これは賭けでした。
来るかな?来るかな?来ないかな?でも来てくれました。
まあその時の表情はやはりどっちかっていうと暗い表情ですし生気もないし何か行動も鈍いしあ〜いつもの佐江とは違うな〜。
かなり参ってるな〜。
どっちかっていうと男っぽい感じのそういう活発な子でしたから「何やってんだお前」が第一声だったですね。
憎むんだったら俺を憎め。
うんと憎んでいいよって。
そのかわり「くそ〜」って燃えてこいよ。
今ここで逃げていったらば一生涯自分の一番っていうものに出会えないまんま終わってしまうんじゃないか。
まあそんなこんなを勝手に自分は思ったんですけども。
先生いじめられている子に対して大人の役割っていうのはどのようなものだと先生はお考えになりますか?どうなんでしょう?「大変だね」って寄り添っていくそういう寄り添い方もあろうかなと思うんです。
ただ「あなたは今どうしたいの?あなたの一番は何なの?」。
何かそうやって関わりながら本音を引き出してあげるような寄り添い方といいますか本当はこうしたいんじゃないのっていう事を気付かせるっていうふうな事が大事なんじゃないかな。
こう…当時の私を先生が見てくれてたみたいに絶対外から見てくれてる人は絶対にいるからやっぱりその一歩の勇気って本当にその一歩が本当に難しいし大変だと思うんだけど…私もみんなを見ててあげたいっていう気持ちもすごくありますね。
それはやっぱり見てもら…。
見てもらってる分私もみんなの事を見てみんなの事をもっと分かりたいっていう気持ちはすごくあります。
お久しぶりです!こんにちは〜。
挨拶…あっなるほどなるほど。
日が沈む。
こんばんは。
あ〜OK。

(テーマ音楽)2015/04/13(月) 13:05〜13:35
NHKEテレ1大阪
ハートネットTV ブレイクスルー26「一生懸命を楽しむ アイドル・宮澤佐江」[字][再]

アイドル宮澤佐江さん(SNH48/SKE48)は「ゲンキング」と呼ばれるほど元気いっぱい。しかし中学生の頃にイジメにあっていた。笑顔の裏側のブレイクスルーとは?

詳細情報
番組内容
困難に直面しながらも、その壁を破り前に進もうとする人たちを見つめる“ブレイクスルー”。今回の主人公は、AKB48の姉妹グループ、SNH48(上海)とSKE48(名古屋)を兼任する宮澤佐江さん24歳。いつも元気いっぱいの宮澤さん。メンバーから「ゲンキング」とあだ名をつけられるほどだ。しかし、中学生の頃にイジメにあい学校に行けなくなった経験がある。宮澤さんの笑顔の裏側に秘められたブレイクスルーとは?
出演者
【出演】宮澤佐江,渋谷区教育委員会事務局…濱田清隆,【司会】風間俊介

ジャンル :
福祉 – 社会福祉
ドキュメンタリー/教養 – カルチャー・伝統文化
音楽 – 国内ロック・ポップス

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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