プラチナエイジ #11【破滅よりときめき!?】 2015.04.13


(美咲)帰らないで。
一緒にいて。
(晃司)河原美咲さんだ。
(美咲)ご主人に裁判のことでお世話になっております。
(智恵子)彼女気を付けた方がいいわよ。
ギョーザ。
晃司さんと包み方おんなじだった。
(由美)誰?
(翔也)こんちは。
(和子)幸せなのよ。
彼といると。
このことは全部話すわ。
そして離婚するの。
(智恵子)彼が診察を受けてる間これからの人生のこと考えてたの。
(智恵子)純ちゃんがずっと遠くに行ってしまうような気がして。
(香織)よいしょ。
(時枝)最近森山さん来ないわね。
(香織)あともう少しで台所設計できるって言ってました。
(時枝)そう。
(香織)ええ。
(時枝)楽しみね。
(香織)はい。
(京香)ママ。
ちょっと出掛けてくるからさ絵里花お願い。
(香織)出掛けるってどこに?
(京香)奈美と佳奈子とランチ。
こっち帰ってるって言ったら久しぶりに会おうって。
(香織)あんた。
いつまでここにいるつもりなの?さあ?いつまででしょう?
(香織)武史さん。
連絡あったんでしょ?全然。
もう。
あんたねいつまでもこんなんじゃ駄目なのよ?あしたにでも武史さんとしっかりと話し合ってきなさい。
あーっ。
ママ。
そのエプロン超カワイイ!そんな話をしてるんじゃないの。
いいじゃないよ。
絵里花だってばあばと遊びたいって言ってんだからね。
(絵里花)うん。
何勝手なこと言ってんの?ママだって色々と忙しいんだから。
(京香)じゃあいってきます。
ちょっと。
京香。
京香。
(時枝)しばらくそっとしといてやりなさいよ。
もう1週間ですよ。
(時枝)京香も子育てで疲れてんのよ。
たまには羽を伸ばさしてやらないとね。
うん?
(絵里花)ばあば。
遊ぼ。
遊ぼっか。
うん。
ハハハ。
(由美)それでお父さんに言ったの?あのホストのこと。
(和子)言えなかったわ。
(由美)離婚のことも?うん。
よかった。
よくないわよ。
そのうち絶対言うから。
本気?そうよ。
何で今なわけ?お父さんかわいそ過ぎでしょ?今だから言えるのよ。
私だってずっと我慢してきたんだから。
だからって離婚はないでしょ?ホストはないでしょ?あんたには分からないわよ。
お母さんの気持ちなんて。
じゃあ私がお父さんに話すよ。
もうちょっと人生緩くいきましょうって。
ねっ?計画どおりじゃない人生でいきましょうって。
おすし一口でがっつり食べましょうって。
そういうことじゃないのよ。
じゃあどういうことなのよ?ときめきたいのよ。
あのねお母さん。
お父さんじゃときめかないのよ。
自分の年考えてよ。
年なんて関係ないわ。
女は死ぬまで女よ。
あのね。
だからあんたのおなかの子供の世話はできません。
どうしてもっていうならお父さんに頼みなさい。
(純一)ジャーン。
(智恵子)わっ。
すごい。
純ちゃん。
(純一)でしょう?もうねもう入れ食い入れ食い。
ああそう。
あっ。
これ後で香織さんと和子さんにお裾分けするね。
(純一)うん。
どうぞどうぞ。
すごいね。
あっ。
純ちゃん。
(純一)うん?気が付いた?
(純一)何?こないだのギョーザパーティーの彼女。
(純一)えっ?ああ。
美咲さんだっけ?そう。
彼女ね絶対晃司さんと何かあるわよ。
まさか。
親子ほど違うでしょ。
何言ってんのよ。
自分だってドッグカフェの子でしょ?サーフショップの子でしょ?それで釣り船屋の一人娘じゃないのよ。
自分の娘よりずっと年下の子ばっかりじゃないの。
ただの遊び友達ですよこっちは。
私が思うにはね晃司さんとあの子の母親は相当深い仲だったと思うんだ。
何で分かるの?あのね。
ギョーザの包み方が一緒なの。
あの子と晃司さん。
ギョーザ?彼女がねお母さんから教えてもらったって言ってたもん。
ふーん。
ってことは晃司さんとあの子の母親は一緒にギョーザを包むような仲だったってことよ。
へえー。
ただの友達だったら一緒にギョーザなんか包まないでしょ。
ほう。
ああ。
晃司さん変な気起こさなきゃいいけどな。
まさか。
だって。
深い仲だった人の子でしょ?顔がそっくりだったりなんかしたら思い出しちゃうんじゃない?昔のこと。
ねえ。
純ちゃん。
何か聞いてない?晃司さんから。
全然。
ホント?うん。
(一同)おはようございます。
おはようございます。
おはよう。
(従業員)おはようございます。
(店長)おはようっす。
翔也。
(翔也)はい。
(店長)翔也。
お前さ今月の売り上げ全然駄目じゃん。
(翔也)あっ。
はい。
この調子じゃ首だぞお前。
(店長)おお。
ソウ。
(従業員)おはようございます。
(店長)どうだ?調子は。
(従業員)ぼちぼちですね。
(店長)おう。
今月もよろしく頼むぞお前。
(従業員)頑張ります。
(店長)ハハハ。
いやぁ。
すごいわね。
純ちゃんいつから釣り始めたの?最近知り合ったらしいのよ。
釣り宿の船長さん。
そうなの?それがね若くてカワイイ子なのよ。
釣り宿の一人娘。
えっ?女?純ちゃんのここにはセンサーがついてるの。
カワイイ子探知機センサー。
しかも高性能の?そのとおり。
あら。
こんにちは。
こんにちは。
絵里花。
大きいばあばのところに行っててちょうだい。
うん。
はい。
いい子ね。
もしかして京香ちゃんの子?そうよ。
あら。
大きくなったわね。
4歳。
ああ。
あっ。
っていうことは京香ちゃん帰ってきてるの?もう1週間よ。
えっ?じゃあもしかして旦那さんとこれ?旦那さんがね自分の親との同居を勝手に決めちゃったもんだから怒って帰ってきちゃってるの。
あら。
もういいかげんにしてもらいたいわよ。
そのたんびにあれこれこっちが世話焼かされるの。
で?うん?晃司さんに聞いたのかな?彼女のこと。
何?彼女のことって。
タラの女。
ああ。
別に何も聞いてないわよ。
大丈夫なの?そんな余裕かまして。
見たでしょ?ギョーザの包み方。
彼女のお母さんと晃司さんはただの友達じゃなかった。
昔のことよ。
誰だって1つや2つそんなことあるでしょ?あっ。
純ちゃんなんか100個ぐらいある。
でしょ?ほら。
でもさ何か変な感じよね。
いきなりうちに押し掛けてきて何か不倫オーラ出しまくってたじゃない?気を付けなさいよ。
香織さん。

(ケトルの鳴る音)ああ…。
気が付いてたわよ。
ずいぶん前から。
えっ?ハンカチを洗濯してもらったりタラ送ってきたり。
背広に香水をつけて帰ってきたときもあったのよ。
あの子の香水。
何それ?あの子が来たときにねすぐ分かったの。
香水。
おんなじにおい。
それで?えっ?だったらどうして晃司さんに言わないのよ?言ってどうするのよ?どうするつもり?そりゃ若いころだったら絶対許さないけど。
この年になって別れたってしょうがないでしょ?まあね。
これから先そう長くはないの。
嵐に向かって舟をこぎだすなんていうことしたくないじゃない。
じゃあ許しちゃうんだ?まあね。
よく分からないけど。
「だから何?」って感じ。
(森山)うまそうなアジですね。
たたきにしておきますね。
(森山)すいません。
いいえ。
(森山)うまいです。
よかったです。
ふーん。
わあ。
子供たちの目奇麗ですね。
ええ。
井戸から水が出たときの子供たちの笑顔見たら日本に戻ってこられなくなります。
そう?ふーん。
あのう。
これお借りしてもいいですか?どうぞ。
ああよかった。
(晃司)この辺変わらないな。
あのころのまんまだ。
(美咲)へえー。
(晃司)不思議だね。
町の様子は変わってしまったのにここだけ同じ。
タイムスリップしたみたいに。
(美咲)あそこに座りましょ?
(晃司)あっ。
ごめん。
映子もそう言ったんだ。
ここで。
驚いたな。
そっくりだ。
(美咲)そろそろ話してくれてもいいんじゃないですか?
(晃司)えっ?
(美咲)母のことどう思ってたか。
(美咲)どうして結婚しなかったんですか?私の母と。
(晃司)どうしてかな。
(晃司)あのころ僕は司法試験に落ちてやけになっていたんだ。
いらついてずいぶん映子を傷つけた。
あしたの自分たちがどうなるか分からない毎日だったから。
映子はそんな生活が耐えられなかったんだと思う。
僕が悪かったんだ。
(美咲)それは違います。
えっ?詳しいことは話してくれなかったけど母は悪いのは自分だって言ってました。
自分のせいで伊佐山さんと別れてしまったんだって。
映子が?
(美咲)はい。
そんな…。
父と別れてしばらくたったころに言ってました。
伊佐山さんのことが忘れられなかったって。
フフフ。
(翔也)ハハハ。
(翔也)カズ。
うん?
(翔也)来てくれてありがとう。
まあ。
どういたしまして。
(従業員)いらっしゃいませ。
(晃司)ああ。
よう。
(純一)あっ。
どうしたの?珍しいね。
こんな時間に。
(晃司)うん。
何か真っすぐ帰れない気分でね。
あっ。
いい?
(純一)どうぞ。
(晃司)ビール下さい。
(従業員)はい。
ハァー。
参ったよ。
(純一)何が?ああ?ホント参っちゃったよ。
(純一)えっ?
(晃司)俺のせいで別れたと思ってた。
でも違ったんだ。
(純一)例の元カノ?
(晃司)うん。
そう。
(晃司)彼女はずっと俺のことを思ってた。
(純一)思ってた?
(晃司)うん。
(純一)うわー。
(晃司)でももう昔の話だから。
30年以上前の。
(純一)うん。
(晃司)まあそれはそれで終わったんだけど…。
(純一)うん。
(晃司)問題は今なんだ。
(純一)つまり映子さんと美咲さんがごっちゃになってるってこと?晃司さんの中で。
(晃司)うん。
それなんだよ。
そこなんだよ。
(純一)晃司さん。
それヤバいわ。
(晃司)えっ?
(純一)その気になっちゃったんならそれなりの覚悟がいるよ。
(晃司)えっ?覚悟?うちのチーちゃん。
この前のギョーザパーティーでぴんときたらしいんだよ。
あの子と晃司さんのこと。
えっ?
(純一)何かギョーザの包み方が同じとか何とかで。
(晃司)うん…。
(純一)ってことはだよ当然香織さんも気が付いてるわけだよ。
いやいや。
それはまさか…。
(従業員)お待たせいたしました。
(純一)晃司さん弁護士なのに分かってないね人間ってもんを。
(晃司)うーん。
(純一)人間には第六感ってのがあるでしょ?
(晃司)うん。
(純一)女はもう一つの勘がついてんの。
(晃司)うん?
(純一)第七感。
七感?
(純一)男の嘘を見抜く勘。
(晃司)うん?
(純一)だからあの子と本気になるんだったらそれなりの覚悟がいるってことだよ。
(晃司)覚悟?
(純一)修羅場ですよ修羅場。
離婚訴訟覚悟しないと。
そんなことぐらい分かるでしょ?専門家なんだから。
修羅場。
(純一)あっ。
(晃司)あっ?
(純一)妻の復讐も覚悟しないとね。
復讐?
(純一)香織さんが男つくって出ていくとか。
まさか。
分かってないね女のことが。
あなたは。
(晃司)いや。
何?
(純一)ハハハ。
復讐…。

(晃司)ハァ…。
遅かったのね。
ああ。
ちょっとね。
仕事の打ち合わせが長引いちゃって。
そう?そしたら帰りに純ちゃんに偶然会って一杯やってきたよ。
そう?うん。
何か最近釣りにはまってるって。
純ちゃん。
アジのたたきあるわよ。
あっそう。
食べる?いや。
いい。
ああそう。
先寝ます。
ああ。
おやすみ…。
おやすみなさい。
お…おやすみ。
(京香)わーっ。
おばあちゃんのまぜずし久しぶり。
(時枝)たまにはね。
(京香)おいしそう。
(時枝)ねえ。
あんたも手伝って。
ほら。
(京香)ほい。
(京香)こんにちは。
(森山)あのう…。
伊佐山さんの?娘です。
この前はどうも失礼いたしました。
(森山)いいえ。
(京香)あっ。
これ祖母がまぜずしつくったんで森山さんにって。
(森山)ああ。
そうですか。
ごちそうさまです。
(京香)あのう。
(森山)はい?
(京香)うちの台所の設計ってもうできてます?
(森山)もうちょっとです。
あっ。
でも完成予想図ならできてますけど。
見せてもらえます?
(京香)ここにお住まいなんですか?
(森山)ええ。
(京香)へえー。
奇麗にされてるんですね。
(森山のむせる声)
(森山)そうですか?
(森山のせき)
(京香)大丈夫ですか?
(京香)《ママ。
そのエプロン超カワイイ!》
(京香)母ってよくここに来てるんですか?
(森山)何度か打ち合わせに。
(京香)打ち合わせ?
(森山)ええ。
(京香)そうですか。
(森山)どうですか?
(京香)うん?台所。
(京香)あっ。
そのことでちょっとお願いがあるんですけど。
(京香)これって最初っからやり直すことってできますかね?
(森山)えっ?
(京香)私実家に戻ることになりそうなんですよ。
(森山)ああ。
なので私の意見も入れてほしくて。
無理ですか?
(絵里花)行けー!
(晃司)ほら。
ヒヒヒヒーン。
(絵里花)わーっ。
行けー。
(京香)パパ。
(晃司)えっ?
(京香)これどうしたの?
(晃司)あっ?ああ。
ママが森山さんに借りたって。
(京香)ふーん。
(晃司)何だ?どうした?ねえ。
パパさあの森山さんとママってどんな感じ?
(晃司)うん?どんな感じって何?
(京香)ちょっと気になるんだよね。
(晃司)何だよ?だってあの人嘘ついてるもん。
(晃司)嘘?痛っ。

(小泉)余裕がある方は天井を向いてください。
2015/04/13(月) 13:25〜13:55
関西テレビ1
プラチナエイジ #11[字][デ]【破滅よりときめき!?】

香織(榊原郁恵)と建築家の森山(谷田歩)との仲を疑った晃司(宅麻伸)が勝手にリフォームの仕事を断ってしまう。だが晃司も元恋人の娘・美咲(ちすん)が気になって…。

詳細情報
番組内容
 香織(榊原郁恵)の家に娘の京香(馬渕英俚可)と孫娘が居座って一週間。京香は衝突した夫との連絡を拒み、なかなか帰ろうとしない。好き勝手な京香に香織は頭を痛める。
 そんな中、智恵子(池上季実子)が香織を訪ね、美咲(ちすん)には気を付けたほうがいいと忠告する。しかし、香織はすでに、美咲が夫の晃司(宅麻伸)に好意を持っていることに気づいていた。
番組内容2
その上で、いまさら夫婦間のことで晃司と揉めるつもりはない、と話す。当の晃司は、美咲に惹かれる気持ちを止められずにいた。
 恋愛問題と言えば、破滅を望む和子(宮崎美子)もますますホストの翔也(小林豊)にのめり込んで…。
出演者
伊佐山香織:榊原郁恵
速水智恵子:池上季実子
岩村和子:宮崎美子
速水純一:春田純一
岩村吾郎:中本 賢
伊佐山晃司:宅麻 伸
スタッフ
原作・脚本:清水有生
演出:谷川 功
プロデュース:市野直親(東海テレビ)
浦井孝行(国際放映)
河角直樹(国際放映)
音楽:佐藤舞希子
主題歌:郷ひろみ「100の願い」(ソニー・ミュージックレコーズ)
制作著作:国際放映
制作:東海テレビ
ご案内
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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