生字幕放送でお伝えします伊藤⇒スタジオパークから…観客⇒こんにちは!きょうの司会は清水ミチコさんです。
清水⇒よろしくお願いします。
きょうのゲストはバイオリニストの千住真理子さん。
楽しみですね。
清水さんはピアノの演奏をされますが生でバイオリンと演奏されることは?めったにないですけどね。
でも今回はねすごい名器ですからね。
バイオリンが、幻の名器と言われているストラディヴァリウス。
スタジオでは千住さんにスタンバイしていただいています。
よろしくお願いします。
早速そのすてきな演奏を届けていただきましょう。
千住真理子さんの演奏で「アメイジング・グレイス」。
♪〜
拍手
ありがとうございます。
どうぞ、こちらのほうに。
千住⇒こんにちは。
きょうは格調高くまいりたいですね。
そしてケースのほうに。
大事に大事にね。
よろしくお願いします。
改めまして本日のゲストはバイオリニストの千住真理子さんです。
すばらしい演奏をしていただいて。
本当に、バイオリンが歌っている感じがしましたね。
ありがとうございます。
すぐケースに今しまわれましたけれど。
はやかったです。
あまり外に出しておいてはいけないものなんですか。
そうですね、きょうはわりと天候が不順で温度と湿度の変化が激しいので激しい変化は、バイオリンにはよくないのですぐにしまわせていただきました。
何かものが当たったり落っこちてきたりするのは危ないのでそれでしまわせていただきました。
1つの楽器とつきあうって大変なんですね。
とても気を遣います。
ケースの中には、お母様の写真と湿度計がありましたね。
必ずです。
湿度が、いちばんこの楽器は苦手なので湿度が高いことが苦手なのでそういう場所に行くとなんとか低くなるまでケースから出さないように。
そのバイオリンが先ほどご紹介しましたがストラディヴァリウスという幻の名器と言われているその中でも黄金期に作られた300年前の。
特別なものなんですね。
デュランティという名前まで付いているんですね。
そうなんです。
300年前の音が、今出るんですね。
私は無知なんですがデュランティというのどういう意味ですか。
1人目の所有者がその当時のローマ法王だったんです。
あの有名な。
2人目の所有者がローマ法王の側近がご自身のふるさとに持って帰ってそのおうちのお城の名前がデュランティというんです。
そのデュランティのお城の中に200年ぐらい隠されていたんです。
ずっと眠っていたんですね。
演奏家のもとに初めて届いたのが千住さんなんですね。
そうなんです。
ピアノなどは弾いていないと悪くなるので、いいから弾きなさいって言われますけれど。
バイオリンもそうなんですけれどずっと弾いていないとね。
それでも初めからびっくりするような音が出たのですごく驚きました。
やっぱり違うものですか?実際に弾いてみるとバイオリンから何か訴えかけてくるようなものがあるんですか。
ありますね。
何か、生き物のような。
はっきり言って、300歳ぐらいじゃないですかそれなりの、お年寄りみたいな音なんですか?熟成したというかね。
使い込んだ楽器の場合はそうなんですがこの楽器はほとんどを弾かれていなかったので。
生まれたての感じ?すごい元気でだから弾き手のほうがまいってしまう感じで。
弾きこなすのに大変でこの楽器が私のところに来た当初はなかなか言うことを聞かなくて右というと、左にいくようなね。
まさに生き物なんですね。
生きていると思っています。
今は言うことをきくんですか。
十何年たちますからね。
2002年に手元に届いたんですね。
今は自分の体の一部という感じです。
そして、ことし千住さんはデビュー40周年。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
天才少女。
10代のころからですもんね。
デビューされたのが。
40年といってもね。
質問・メッセージも募集しています。
どしどしお寄せください。
千住真理子さんの演奏やトークを聴ける番組がNHKでございます。
こちらの番組です。
NHK−FMでクラシックファンのためのクラシック番組で第一線で活躍するクラシックアーティストの皆さんのパーソナリティーも務めていらっしゃいます。
千住さんの回は「恋するバイオリン」というタイトルが付いていますね。
私自身がバイオリンが大好きなのでそのバイオリンを皆さんにも好きになってもらいたい恋をしてもらいたいという思いで。
それでこういうタイトルなんですね。
この写真はスタジオの様子なんですが千住さんがストラディヴァリウスを弾いて。
時にはバイオリンを用いてこんなメロディーとか説明をしながら弾くというパターンも時にはあります。
こういう番組って珍しいですね。
音も聴きながらバイオリンにみんなに恋をしていただくという番組を担当していらっしゃる。
千住さんの回は毎週第三金曜日です。
夜の9時10分からです。
FMだけではなくてインターネットのらじるらじるでもお聴きいただくことができます。
さらに千住さんはラジオの第1放送の番組にもご出演されていて「ラジオ深夜便」です。
「ミッドナイトトーク」というコーナーでインタビュー番組なんですが今度は6月1日なんですが伺うテーマがあるんですね。
私の好きな歌。
曲ではなくて、歌なんですよね。
そうなんです。
どんな歌がお好きなんですか?どうでしょうねまだ考えていないんです。
これからなんですね。
今、ぽかんとしましたね。
いろいろな好きな曲クラシックの曲あると思うんですけれど歌でお話ししていただけるんですね。
歌も好きです。
どの歌にしましょうか。
今から考えます。
まさかカラオケに行かれることもあるんですか?あまり好きではありません。
耳が疲れるので。
やはりふだんね。
お歌いになるときは部屋の中とか?歌わないんです。
私が歌ったら大変なことになっちゃいます。
こちらは6月1日の放送です。
夜11時15分からです。
私の好きな歌というテーマでお話をしていただきます。
以前ご出演いただいた「ラジオ深夜便」の番組はホームページでもお聴きいただくことができます。
この4月にもご出演いただいて人生を変えた出会いというテーマでお話いただきました。
ぜひ皆さん、お聴きください。
続いては清水さんに千住真理子さんにぐぐっと迫っていただきましょうプロフィール紹介です。
千住真理子さんは1962年東京都に生まれました。
現在、日本画家として活躍する博さん、作曲家の明さんという2人のお兄さんと一緒に山を駆け回るおてんばな女の子でした。
先にお兄さんたちが習い始めたことがきっかけで千住さんも2歳3か月でバイオリンを始めます。
これは3歳のころの。
おみ足がきれい。
ひざの上が長い。
パンツがちら見えです。
見えちゃってね。
かわいらしいですね。
2歳3か月でバイオリンを始められたということですがここで突然ですがクイズです。
2歳3か月でバイオリンを始められた千住さんですがバイオリンのどこにひかれて始められたのか、お考えください。
メールが届いています。
東京都70歳以上の男性の方です。
3月に銀座で催された千住真理子さんのミニコンサートへ小学校3年生の孫娘と聴きに行きました。
孫にとって初めてのクラシックコンサートちゃんと聴けるかと心配していましたが楽しく聴けたようです。
次回は長野県野辺山で行われる千住さんのコンサートにじじと行く、と張り切っています。
孫と共通の話題ができたことうれしく思っています。
うれしいですね、ありがとうございます。
小さいお子さんもコンサートに来られますか?いらっしゃいますね。
うれしいです。
千住さんのように小さいときからふっとクラシックに入ってこられる方がいるとね。
2歳のころ、ぱっと弾いたときにいいな、と思われたんですか。
覚えています。
大好きでした。
音色が好きだったんですね。
形から入って。
でも、どれもすごく当てはまるんじゃないかなと思うんですよね。
でもやっぱり音色かなという気もしますけれど。
小さいとき耳から入ってくると音かなと思うんですが視聴者の皆さんのお答えを見てみましょう。
いちばん多いのが青の弓ですね。
それから形ですね。
千住さん、お答えは?どれも好きなんですけれど私がひかれたのは、形です。
2番目に多かった答えですね。
不思議な形をしていますでしょバイオリンは。
ほかにない形ですもんね。
それにとても興味を持ちました。
その形に触れたくて音を出すというよりも触りたくて。
それでまだ兄たちが習っていて私は教えていただけない年代のころ兄たちのバイオリンに近寄っていって触って母に見つかって触っちゃだめよ、壊れちゃうでしょって言われて、そういうのが何回かありました。
触りたいという気持ちが高まっていたんですね。
そうなんです。
バイオリンのとりこになった千住さんは全日本学生音楽コンクールで優勝。
12歳、小学6年生でプロデビューを果たします。
そのときの映像がありますのでご覧ください。
あなたは何歳でしたっけ?12歳です。
12歳?じゃあコンクール受かったときは11だったわけ?あれ?11でしたよね?あの、10歳です。
そんな若かったの。
だんだん年取ってきたのね、もう。
♪〜
拍手
今、食い入るように見ていらっしゃいましたね。
どういうものですか?懐かしい。
覚えていらっしゃいますか?覚えています、NHKホールのステージというのはとても広いと言われていて時間がかかるからなるべく大股で歩いていきなさいって言われて一生懸命、大股で歩いたのが今も癖になっていて今もステージは大股でさっさと歩いていくんです。
かわいらしいですね。
それでも弾きだすとね、大人顔負けの風格、堂々たる感じで。
すごかったですね。
そして、プロデビューと同時に母・文子さんと二人三脚のバイオリン漬けの生活が始まりました。
学校が終わるとお母さんと車でレッスンへ。
レッスンの内容はすべて録音し帰宅後には、まずはお母さんがレッスンを復習して練習のしかたを一緒に考えてくれたそうです。
どんなふうに練習していたんですか?本当に母と2人で相談しながらの練習。
母も私もバイオリンはもちろん全然知らないものだったので江藤先生が当時怒って教えてくださるんですが何が叱られているのか分からない。
全部録音して先生が怒ってるのはこの辺らしいと、母親が解明してそうじゃないと子どもの私には分からない部分が多かったんですね。
先生は大人として接しているんですものね。
そうやりながら先生のことばを理解して。
お母さんが通訳みたいなものなんですね。
お母さんも音楽の専門家ですか。
全然違います。
かんで含むように。
母も一緒に、何かしらって言いながら勉強して練習してここをこうやって練習したらうまくなるんじゃないのって言われてうまくなるときもあれば失敗するときもあって先生に叱られたりどなられたりしながら少しずつ勉強していきました。
お母さんと一緒に音楽とバイオリンを勉強し一緒に演奏してきたということですね。
中学、高校ぐらいまでは母がステージのところまで一緒に来ていました。
15歳のとき日本音楽コンクールに最年少で優勝を果たすなど天才少女の名をほしいままにしていきます。
しかし、その天才少女というプレッシャーに追い詰められ二十歳のとき、バイオリンを離れてしまったこともありました。
でも、天才的に弾くことではなく血の通った音楽を弾きたいと気付き、2年後再び演奏を始めます。
復活した千住さんを、変わらずしった激励し続けたお母さん。
2013年87歳で他界するまで母と娘、二人三脚のバイオリン人生を歩いてきました。
お母様がご病気で入院されていたときに手紙というか文章をやり取りされたんですね。
そうですね。
初めは対談みたいなことをしないか、という話だったんですが母は、それよりは自分は書きたいと母がそういうふうに言ったのでじゃあ手紙にしようということで手紙を書きました。
やり取りしていてどんな感じでしたか?初めはお互いとってもてれくさくて書きようがなかなかないんですよ。
親子ってね。
ですます調で書くのか親しく書くのかっていうところが難しかったんですがだんだんお互い本音が書けるようになってきて手紙じゃないと書けないことがたくさんあるということに気が付きましたね。
そのときに親のことって、私、知らなかったなってすごく思いました。
なにか母親像というのを自分で勝手に作っていてそれに当てはめていた。
母親というのは大きいもので、強いものでいつも正解を言うものでとか。
そういう母親というようにしか見えなかったんですが千住文子という1人の人間であって、女性であって弱い面もあれば苦しんでいるときもあるというのは手紙を書かないと分からなかったです。
確かに母親というフィルターで見てしまいますよね。
お母様が亡くなられてずっと二人三脚でこられまして1人の千住真理子としてどういうふうにありたいと思いますか?1人という感覚が時にすごくあったり時にまだ母がいるような気がしたり母がいなくなったことに対する自分が、あやふやなんですけどねそれでも母がいなくなって初めて自分の足でやっと歩き始めた感覚があるんです。
それだけに母親という存在は母の晩年は母は母であって1人の女性なんだという生き方を私はしていたつもりだったんですけれど母が生きているということ自体に甘えていたのかなと今は思います。
よりどころというかね。
一歩一歩、千住真理子として歩み始めているという感じですね。
そういうことです。
そしてことし40周年を迎えられました。
プロフィール紹介でした。
続いて千住さんに伺うテーマがこちらです。
バイオリニストの私生活はどんなだろうということで今の千住真理子さんを形づくったもとになる大事なことがあります。
千住家に家訓があるそうなんです。
そこでクイズです。
千住家の家訓はいったいどんな家訓かということです。
千住さんを形づくったものだと思います。
千住家の家訓はいったい何だったんでしょうか。
お父様が考えたんですか?それで育てられました。
どれを言われても結構大変ですよね。
どれも嫌ですね。
皆さんお考えください。
メールをご紹介します。
北海道の方です、40代の方です。
千住さんのバイオリンを聴かせていただくようになって早いもので30年近くの歳月が流れようとしています。
私も千住さんもお互いに若かったですね。
しかし去年ぐらいから千住さんのステージの演奏を拝見しているとどんどん若返っていくのかなと感じています。
ますます情熱に燃えて芸術の高みを目指して歩まれている明確な意志が伝わってくるようです、ということです。
音が若返っていくような感じだということです。
うれしいですね。
そういう反響はありますか?いえ、よく分からないですけれど。
初めてですか。
そのように聴いていらっしゃる方もいます。
どんどん若返っているんじゃないかということです。
そして続いて茨城県の方からです。
デビュー40周年おめでとうございます。
コンサートへは真理子さんファンである主人と2人で出かけて楽しんでいます。
いつ見ても、真理子さんおきれいですね。
きれいを保つ秘けつは何でしょうか教えてくださいということです。
いえいえ。
秘けつはありますか?いえいえ、そんなことはありません。
特に何も?バイオリン命で頑張っています。
そんな千住真理子さんの千住家の家訓は何だったのか視聴者の皆さんの答えはこちらです。
いちばん多かったのが緑の趣味は持つなでした。
続いて酒は飲むな、恋人を作るなは少なかったですね。
皆さん分かっていらっしゃいますね。
答えは?趣味は持つなです。
多くの方が、正解です。
そうなんですね。
趣味は持つな。
なかなか聞かないことばですよね。
父が全くそういうふうに生きていた人なので大学教授ですよね。
趣味を持たない人でした。
学問一筋で学問大好きだし趣味は学問だし、仕事も人生そのものも学問という人だったので。
父がよく私たちにうちは趣味を持つほど余裕はないぞと言っていました。
もし趣味を持つぐらいだったらそれをとことん突き詰めて一生の自分の仕事にしろというようなことを父は言っていました。
ストイックなことばですね。
私は小さいながらにバイオリンが好きだったのでとにかくバイオリンを趣味だと思われないように一生懸命やらないと大変だと思いました。
趣味は?何もないです。
ほかにはないんですか。
すごいストイックですね。
兄たちもそうです。
大人になって今どうしているか分かりませんけれどほぼないんじゃないかなと思います。
千住家、すごいですね。
それぞれの分野を皆さん突き詰めていかれて芸術家として皆さん活躍をしていらっしゃるということなんですね。
写真に禁煙と書かれているのがなぜか不思議ですね。
趣味は持つなという家訓どおりバイオリニストとして活躍されていますけれどこういう一面もあるんだそうです。
バイオリンを持って部屋に入ろうとしていますがどこまで一緒なんでしょうか。
トイレも?特に新幹線です。
1人で移動しますので新幹線の座席に置いてなんて行かれませんから。
そうですよね。
お手洗いに行きたいときには楽器を必ず持っていきます。
どんなときも自分の体にくっつけているのは鉄則です。
万が一のことがあったらどうしようでは済みませんので。
チェロとかではなくてよかったですよね。
笑い声
大変じゃないですか。
用が足せなくなってしまいますよ。
トイレに入っても支えながらということですか。
あまり詳しくは言えませんけれど。
常に肌身離さず。
常に必ず、目の届く範囲あるいは触れる範囲に置いています。
家ではさすがにトイレまでは大丈夫ですよね。
出かけたりは?それは二重、三重、四重鍵などセキュリティーをきちんとしています。
演奏旅行などに行ったら食事などにも行きますよね。
私は基本的には行きません。
一刻も早く部屋に戻って楽器の無事を確認しながら部屋で、コンビニで買ってきた何かを食べたりしています。
さすが、趣味がないですね。
コンビニでいいの?華やかな演奏でステージが終わったあとでホテルに戻ってバイオリンを横に置いておにぎりとか?それがいちばん落ち着きますね。
ほっとしますね。
そうじゃないと外にいるときはいつも心配していないといけないので。
何かぶつかってもいけないですよね。
振動によって亀裂が入ったりしますので。
お酒を飲むような場所だと心配ですね。
心配です。
常にバイオリンと一緒ということなんですね。
さらに続いてはこんなプライベートです。
♪〜
「ロッキーのテーマ」
映画でもありました生卵丸飲みですよね。
ロッキーはボクサーで生卵丸飲みというシーンがありました。
千住さんも丸飲みしていらっしゃるんですか。
これが体にとてもいいんです。
皆様どうか分かりませんよ。
皆さんはまねをなさらないほうがいいかもしれませんけれど。
生卵のごはんのがありますけどね。
生卵をそのままごくごく飲むんですか?かけごはんにすることもありますけれど、時間がなかったりするとコップに2つ、3つ割って飲んでしまえばそれで。
どうしてそうなったんですか?あるとき、かぜをひいてしまってこじらせてしまって点滴をしないとステージに立てないようなところまで悪化してしまったんですね。
かぜ薬がのめないので演奏しているときは。
そうなってしまってとても反省をしましてそのときに思いついたのが「ロッキー」だったんです。
もしかしたら、あれは体にいいのかもしれないと思って飲んでみたらすごくよかったんです。
ご自宅の冷蔵庫の写真を撮ってきていただきました。
どれだけ入れているんですか。
すごいですね。
すごい人生ですね。
こんなにたくさん。
右の端にはスタンバイされていますね。
スタンバイというよりは飲んでしまったんです。
残り2個なんですね。
そういうことです。
これだけ飲んでいらっしゃる。
賞味期間は2週間ぐらいですよね。
一日2つか3つ飲んでいます。
あくまでも千住さんには合っているということですのでまねをしないようにしてください。
でもまねしてみたいですね。
どれだけ効くんだろうと。
1つでも、皆さん十分かなと思います。
頑張れますね。
これも演奏のためなんですね。
さらにバイオリニストこちらです。
バイオリン体型ということですね。
どういうことかということでイメージをしてみました。
演奏していらっしゃる千住真理子さんですけれどこんなふうに。
これは、たぶん骨が逆なんですけれど曲がり方が逆なんですね。
逆ですね。
バイオリンを持つので左肩が上がるようになってしまって私は特に肩当てを使わないので肩と鎖骨とあごで楽器を支えますのでそうするとバイオリンを弾く形で手の長さも変わってきますし足の長さも変わってきてしまいます。
骨格がバイオリン仕様なんですね。
バイオリン仕様です。
バイオリニストの方は多いんですか?ほかの方は分かりませんが多かれ少なかれそういう傾向があると思います。
ストレッチはするんですか。
泳いだりして健康を保つようにはしています。
S字を戻したりはしないんですか。
あるとき矯正したらどうかと言われてやってみたことがあったんですけれどそこの先生になおしてしまったらバイオリンが弾きにくくなるかもしれないと言われてそれでやめたんです。
すごいですね。
バイオリンも幸せですね。
バイオリンが選んだんでしょうね、千住さんを。
バイオリン用の体です。
なおさないんですね。
そうですね。
もうなおさなくてもいいでしょう。
不都合を感じないんですね日常生活に。
バイオリンが弾ければ幸せなので。
ちなみに手はどちらが長いんですか?左手です。
左手を動かすからでしょうか。
勝手な想像ですけれど。
すべてはバイオリンのためにということですね。
千住真理子さんのプライベートでした。
お待たせいたしましたもう1曲演奏をお願いしたいと思います。
弾いてくださる曲は?「G線上のアリア」バッハです。
この曲はデビュー40周年を記念してベスト盤を出したんですがベスト盤はファンの方のリクエストによって出したものなんです。
曲もそれで決めました。
その特典に入っていたのが先ほど演奏した「アメイジング・グレイス」と「G線上のアリア」、2位でした。
第1位は「ツィゴイネルワイゼン」でした。
「G線上のアリア」準備をお願いします。
お母様の写真も見えましたね。
よろしくお願いします。
それではお時間をいただきまして総合テレビこのあとの番組、ラジオテレビ欄ラテ欄でご紹介します。
総合テレビの今夜です。
「ためしてガッテン」などいろいろありますが深夜にいきます。
新番組がございます。
「NEXT未来のために」というドキュメンタリー番組が新しく始まります。
0時40分「英国一家、日本を食べる」です。
イギリス人の家族が日本料理に魅せられて100日間滞在して日本料理を食べる珍道中です。
それをお伝えします。
新番組です、ぜひご覧ください。
では千住さんの演奏をお届けいたしましょう。
ピアノ伴奏は山洞智さんです。
千住真理子さんの演奏で「G線上のアリア」です。
♪〜
拍手
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ピアノ演奏は山洞智さんでした。
身近で聴かせていただけるなんてありがとうございました。
おしまいに視聴者の皆さんからいただきました質問・メッセージにお答えしていただきます。
では質問です。
千葉県の方からです。
高校生の方です。
みっちゃんさんということですよ。
やらせではありませんよ。
一時映像から離れていた時期がありましたがもし若い演奏家にアドバイスをなさるとしたら1つのことを突き詰めなさいとおっしゃっていますかほかの勉強もしなさいとおっしゃっていますか。
いい質問ですね。
ほかの勉強もやっぱり大切ですね。
私の父が私に言ったことですけれど努力は続けなさいということは私はぜひ伝えたいと思います。
ほかのこともやっていいけれど努力はずっと続けるということですね。
埼玉県の方です。
40周年おめでとうございます。
うれしいとき、悲しいときいつも千住さんのバイオリンの音色に癒やされています。
今後どこかで演奏される予定はありますか?ぜひ聴きたいですということです。
ぜひいらっしゃっていただきたいと思います。
早速今週末横浜でコンチェルトをリサイタルで夏には東京や大阪などいろいろございますのでぜひいらしていただきたいと思います。
そして、もう1つ質問です。
千葉県の方からです。
すてきなバイオリンを奏でる千住さんの優雅なイメージとは違いとてもせっかちだと何かで読んでかわいい方だとますます好きになりました。
最近のせっかちエピソードはありますか?ということです。
朝から晩までせっかちで本当にこれはなおせないですね。
そうなんですか。
歩くのもせっかちですか?すごく速いです。
あとやっぱり今もそこで待っているのがとても大変でした。
早く出て行きたくて。
そのようにおっしゃった方も初めてです。
生放送ですので時間にならないと始まりませんけどね。
メッセージです。
東京都の方からです。
千住真理子さんの演奏涙が出ました。
音がきれいとか何がよいとかそういう次元ではなくて心にしみわたり本当にすばらしかったです。
ありがとうございます。
それから、千葉県の方です。
40代主婦の方です。
小学校のとき千住真理子さんの「ツィゴイネルワイゼン」を生で聴きました。
それ以来、千住さんのファンです。
私は素人ですが、千住さんのバイオリンの音色は体にすっと入ってくる気がします。
これからもすてきな音楽を聴かせてください。
ありがとうございます。
福島県の方です。
震災後、千住さんがチェコフィルハーモニーと福島市にいらっしゃったとき千住さんのバイオリンを生で拝聴しました。
最初の1音から感動し涙があふれました。
被災地のわれわれにこん身の演奏をしてくださってありがとうございました。
ありがとうございました。
2015/04/15(水) 13:05〜13:51
NHK総合1・神戸
スタジオパークからこんにちは 千住真理子[字][双]
祝!デビュー40周年 バイオリンと歩む人生 ゲスト:千住真理子 司会:伊藤雄彦アナ、清水ミチコ
詳細情報
番組内容
双方向データ放送番組。テレビのリモコンを使って、ゲストに関するクイズやアンケートに挑戦!気になるゲストの生トークにあなたも参加しませんか?テレビをネットにつなぐとさらに楽しめます。
出演者
【出演】千住真理子,【司会】清水ミチコ,伊藤雄彦
ジャンル :
情報/ワイドショー – 芸能・ワイドショー
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 社会・時事
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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