情報ライブ ミヤネ屋 2015.04.15


こんにちは。
4月15日水曜日、情報ライブミヤネ屋です。
きのう夜、広島空港で、韓国・インチョン発のアシアナ航空機が着陸に失敗しまして、乗客ら27人が負傷したこの事故。
一夜明けまして、事故の状況が、徐々に明らかになってきました。
多くの疑問が浮上しています。
専門家と徹底分析です。
これは、事故直後に乗客が撮影した映像。
悲鳴やサイレン、混乱する現場の様子がうかがえる。
あそこに、機体が見えます。
アシアナ航空、あー、あちら側を向いて止まっているんですね。
飛行機は、左から右に降りてきたわけですから、本来であれば、真横を向いているはずですけれども、向こう側、180度近く回転しているような感じですね。
広島空港で起こったアシアナ航空機の着陸事故。
航空機は着陸の際に、滑走路手前にある、あちらのローカライザにぶつかったと見られています。
大きく破損しています。
エンジンから、なんか火が出ているのが見えて、機内にきな臭いにおいが漂ってきたから、振り向いたらCAさんたちがすごい形相で叫んでたから、これは絶対何かあったなと思って。
滑走路の脇に止まった機体。
右の翼は大きく破損。
接触したレーダーの一部と見られる部品が引っ掛かっている。
左の翼も破損していた。
その脇には、緊急脱出用のシューターが見えている。
タイヤは大きく変形し、接触したレーダーと見られる部品が巻きついているのが確認できる。
エンジンも大きく破損。
カバーが外れ、むき出しになっている。
機体が接触したと見られる滑走路の手前にある自動着陸誘導装置。
激しい衝撃で破壊された様子がうかがえる。
付近には粉々に破壊された、無数の残骸が広がっている。
尾翼らしき部分も。
機体は自動着陸誘導装置にぶつかり、滑走路の手前の芝生の部分に接触したと見られている。
その後、機体は滑走路を外れ、大きく左に曲がった跡が残っていた。
つい先ほど、国土交通省の事故調査官が現場に入り、調査が始まった。
あわや大惨事という今回の事故。
原因は一体、なんだったのか。
事故を起こしたのは、韓国のアシアナ航空162便。
きのう午後6時49分に、韓国のインチョン空港を出発し、午後8時5分に広島空港に着陸した。
しかし。
着陸時に機体後部が滑走路に接触し、火花が出た。
広島空港上空です。
アシアナ航空の機体は、滑走路を南側にそれて、着陸しています。
着陸に失敗し、機体は滑走路を外れて停止。
搭乗口の近くには、緊急脱出用のシューター。
何台もの消防車が駆けつけるなど、現場はものものしい空気に包まれ、消防隊員がホースで放水すると、機体からは煙のようなものが上がった。
ここには乗員・乗客合わせて81人が乗っていたが、全員脱出。
そのうち27人が額から出血するなどの、けがをしたという。
着陸する瞬間っていうのは、どういう状態でしたか?
ががががーです。
炎が見えて、炎が出て、機内に煙が充満しました。
映画見てるようだった。
現実のことじゃないような感じがしましたね。
着いたときにはエンジンから、ばっと火が見えたから、あっ、火事になってるって、火事だ、火事だって声が機内で聞こえてました。
途中で煙が出て、酸素ボンベが一部、上から降りてきて、扉が、ダッシュボードが開いたりして、煙が出て、誰かが、頭を抱えてって言ったときには、機内に煙が出てて、ああ、CAさんがかなりパニックになってたので、もう死ぬかなって思いました。
飛行機が完全に止まって、日本語じゃなかったんですけど、韓国語で、出てくれ、出てくれみたいな誘導があって、全員、滑り降りるような、スライダーで滑り降りて、そのまま歩いて全員、脱出しました。
悲鳴とかっていうのは?
すごかったですね。
どんな感じでした?
悲鳴ですね。
女性の悲鳴がすごかったですね。
やばい!
そしてこれは、脱出した直後に、乗客が撮影した映像。
悲鳴と消防車のサイレンが響き渡り、混乱した様子となっていた。
着陸失敗の原因は、今回、問題の旅客機は、東側から滑走路に進入。
その手前にある自動着陸誘導送致に接触した。
激しく振動しながら、なんとか滑走路に降りたが、その後、コースを大きく外れ、回転しながら草地の中で停止。
あと僅かで、斜面からの転落もありえたぎりぎりの場所だった。
機体が接触したのは、滑走路からはるか325メートル手前にある装置。
一体、なぜ。
アシアナ航空機は、この上空から広島空港に着陸しようとしました。
がですね、その手前、こちらにある、着陸を誘導する、こちらレーダーなんですけども、高さ6.4メートルあります。
すなわち、滑走路はもっと先なんですけど、この時点で、この高さにまで降りてきているということなんですね。
ご覧いただいて分かりますように、真ん中がぐちゃぐちゃになっています。
そのオレンジの支柱が、四方八方、あちらこちらに飛び散っているんですね。
一つ一つ相当な重さだと思いますが、その威力が分かります。
関係者によると、通常、問題の地点では、一般的な適正高度は、障害物のおよそ30メートル上空。
ところが今回は、高さ6.4メートルの装置にぶつかった。
つまり着陸直前、適正高度の僅か5分の1の高さを飛んでいたことになる。
ぐいっといっぺんに高度を下げて、また高度を上げたりということが、2、3度あったんです。
翼が、こういうふうに振ったっていうか、振れたんですね、風でもあるのかなと思ったんですけど。
着陸する前はちょっと、ちょっと急に高度が下がったような感じはありましたね。
着陸したときに、衝撃を受けた?
衝撃がすごかったですね。
電気切れて、煙も出ていましたしね。
韓国では、大韓航空に次ぐ大手であるアシアナ航空だが、過去に幾度か重大な事故を起こしている。
2009年には大阪・関西空港で着陸に失敗。
機体は地面にたたきつけられたが、再度上昇し、けが人はなかった。
2011年には貨物機が火災が発生したと連絡したあと、韓国・チェジュ島の沖合いに墜落。
機長ら2人が死亡した。
さらにおととしには、アメリカ・サンフランシスコで307人が乗った旅客機が着陸に失敗し、炎上。
3人が死亡、187人がけがをする惨事に。
このときの事故原因は、パイロットの操縦ミスとされている。
そして今回、またも着陸に失敗したアシアナ航空。
CAさんたちが、すごい形相で叫んでたから、たぶん韓国語だったと思うんですけど。
CAさんが、開かない!非常口が開かない!とパニックになってて、早くしないと爆発するっていうような声も聞こえて。
冷静に誘導を行うべき乗員たちまでもパニックに陥ったという機内。
あわや大惨事の事故はなぜ起きたのか。
東側から滑走路に進入したアシアナ航空。
実はこの着陸方法を巡り、今、大きな疑問が浮かび上がっている。
このあと現場から生中継。
事故原因を徹底検証する。
東京のスタジオには、元日本航空機長で、航空評論家の杉江弘さんにお越しいただいております。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
そして藤村さんです。
一歩間違えれば大惨事になっていたというものなんですけど、一体何があったか、こちらにまとめました。
アシアナ航空の162便です。
きのう、韓国のインチョンから広島に向けて飛んできました。
1時間余りのフライトですね。
機体がエアバスのA320で、乗客・乗員81人が乗っていました。
きのうの夜の8時5分ごろ、着陸をするときに、滑走路を進行方向の左側に大きく外れて停止したという事故で、27人の方がけがを負いました。
まず、杉江さん、そのいわゆる、自動着陸誘導装置・ローカライザーですか。
そういう地上にあるレーダーに、飛行機が接触して事故っていうのは、ほかにもあるんですか?
こういうケースは珍しいですね。
珍しい。
ローカライザーというアンテナは、本来西から…で着陸するときに、コースを、シグナルを出すと思うんですね。
ですから、滑走路の反対側、要するに東側についてたわけですね。
つまりこれは東側から降りる飛行機に、誘導するというものじゃなくて、反対側の西から降りる飛行機に、ここに降りるんですよというような、いわゆるレーダー、さいんをだすっていうことですね。
コースシグナルを出すアンテナです。
なるほど。
そのあたり一つポイントになると思います。
このあとじっくりお聞きしたいと思いますが、まずは、広島空港と中継がつながっております。
飛行機は、この誘導装置にぶつかって、滑走路を外れ、右回転して、この辺りに止まりました。
そして、三浦アナウンサーはターミナルの展望台の中にいます。
三浦さん。
広島空港3階の展望台です。
ここから私の正面、今、車が警察車両、消防自動車などが到着しましたね。
見ることができます。
機体のほうのですね、損傷具合なんですけれども、ここから肉眼で見るかぎりですが、左のほうの羽が折れているような感じ。
そして、その下にあるジェットエンジンのカバーもないですね。
それから尾翼のほうも左側はないのかなと、肉眼ですからちょっと分かりませんが、ただ、脱出用のシューターがですね、滑り台が何本も出て、皆さんあそこから避難なさったんだなというのが、ここから分かります。
つい先ほどまで車がいなかったんですけども、今、到着したということは先ほど12時45分に、事故調査委員会の方たちがこちらのほうに到着しましたので、もしかすると、あの車に乗って、その現場に向かっているのかもしれません。
そして、この空港、ちょっとカメラさんに絵を広げていただきますけれども、実は広島空港というのは、広島の中心部から車でおよそ1時間弱ぐらいかかる所なんですね、高速道路を使って。
山の中にあります。
周りをずっと見ましても、全部山なんですよ。
そして、その間に、この広大な敷地に滑走路があるということなので、非常に着陸が、私は専門家でもなんでもありませんから、しやすいのかどうかというのは分かりませんけれども、周りに非常に気を遣わなければいけないというような建物があるとかいう所はありません。
あの飛行機、実は今、画面で、このような形、私の指の先で言うと、このような形で止まっていますが、私が飛行機だとしますと、実は、こういう感じですね、こちら側から、このような感じで着陸してきました。
そして方向をぐるっとこう変えて、今、こう止まっているような感じなんですね。
ですから、着陸してから、180度方向転換してしまったという状況で止まっているんです。
先ほどのVTRの中にありましたけれども、私が見に行った着陸を誘導するレーダーですね、画面でいいますと左のほうになります。
ずーっとあちらのほう、1キロぐらいでしょうかね、行った所にあるんですけれども、その状態を見ましたら、これがもともと、着陸を誘導するものなのかと思うような破損具合。
もう周りにオレンジ色の支柱が、すべて飛び散って、砕け散っているような感じになっていました。
そして、このひろしまくうこうなんですけれども、きょうはもちろん全便欠航ということになりました。
ただ、空港に来るエアポートのリムジンなどありますよね。
これは通常どおり運行しているわけで、お客さんが1人も乗っていないような状態での運行ということになっているんですね。
中には、払い戻しをされる方などもいらっしゃいますので、運行しているということですね。
機体の近くに車が止まって、多くの人たちが歩いてらっしゃいますけれども、事故調査委員会の皆さんたちが、これから本格的な事故原因究明ということになってくるんでしょうか。
そうですね。
先ほど、お昼過ぎですね、12時45分に入られまして、今、たぶん、打ち合わせなどが終わって、現場のほうに向かわれたということで、これからなぜこんなことになったのかというのが、追及されていくんだと思います。
これから、夕方から夜になるわけですけれども、事故調査委員会の皆さん、夜を徹して事故調査をされるのかどうか分かりませんけれども、事故原因が分からないと、基本的に機体動かせないということですから、広島空港、再開のメドっていうのはまだ立たないということですよね?
そうですね。
もう滑走路のもう、そこにあるわけですから、あそこね、どんな、例えば、滑走路の状態もまだ分かりませんので、中にはくぼんでいる所もあるという情報もありますので、そこらへんはしっかりしないと、二次、三次という被害が出てきますので。
それから事故原因が分かったら、これだけ機体が破損してる、これだけ大きな飛行機を、じゃあ、移動させるっていっても、相当時間がかかりますから、広島空港再開のメドっていうのは、ちょっと時間かかりそうですね。
そうですね。
何しろきょうは全便欠航ということですが、あしたについては?と聞きますと、職員の方たちも首をかしげているという状況ですね。
また新しい情報入りましたら、お願いいたします。
さて、事故の状況について、詳しく見ていきましょう。
こちらの模型を見ていただこうと思うんですが、インチョンから広島に向かっていたこの飛行機は、東から、この広島空港、着陸しようとして入ってきました。
まず、非常に高度が低かったということで、今、中継でご覧いただいたように、誘導するためのこのアンテナを壊しながら、もうここで降りているんですね。
この辺りはもうえぐれたような状態になっていますので、もうすでに滑走路手前で。
飛行機はこの辺りでバウンドしてるんだ?
そう、ここでなんどかバウンドしたという証言もありますね。
そしてこのまま滑走路を滑るように来て、ここで回転をして、このように止まったと。
滑走路のほぼ真ん中辺りまで滑ってきたということになるわけですね。
着陸誘導装置に接触したということですけども。
ちょっとこちらを見てください。
今、平面でご覧いただきましたから、これ、横から見た図ですね。
今回は、このように高さが6.4メートルしかないんですね、このアンテナ。
ですから、飛行機から見れば、非常に低いもののはずなんですが。
滑走路まで325メートルあるわけですからね。
ここまで降りてきたということは、どういうことなのか。
本来ならば、こうなんだそうです。
このうえ、30メートルは上にあって、そこから高度を下げてくるはずなんですが、ここにぶつかってしまったのはなぜなのか。
杉江さん、これ、本来ならば、30メートルの高さを維持して、緩やかに滑走路に降りてくるということなんですが、滑走路から手前325メートルの自動着陸誘導装置、6.4メートルしかない、6.4メートル以下で飛んでいるということで、まあ5分の1ぐらい低いわけですね、明らかに。
これは何なんですか?操縦ミスですか?これ。
そう思います。
滑走路の端で、15メートルなければいけないんですね。
滑走路の一番端の所で。
ここでね、ここで15メートルの高さがないとだめ。
そういう感覚でいくと、今回は、いかに低い所を飛んだかというのが分かりますね。
さて、広島上空の画と共に、杉江さんに解説していただきたいと思いますが、この広島空港なんですが、山間にありまして、杉江さん、パイロットの方にとっては、さほど難しい空港ではないというふうに聞きますが?
これは日本でも熊本や鹿児島とか、こういうような空港はいっぱいありますので、ここだけが特殊だということはないですね。
それから標高の高い所にもあって、霧が出るということなんですが、風、お天気などはどうでしょうか?
そのために西からILSという精密進入方式が設定されていまして、これはかなり視程がゼロに近くてももう着陸できる、自動着陸できる装置なんですね。
今回は反対側から降りました。
当時の気象状況から見ると、反対側からはGPSを使った進入方式、…という方式があるんですけど、それでも進入が可能であったわけです。
ただ、最終的に滑走路とか進入灯が見えにくかったんだと思いますね。
きりとかで?
ええ。
それで、高度を下げようとした。
そういったことで、気が付いたら、低くなりすぎたと。
本来なら、そこで、一度、よく見えないんだから、ゴーアラウンドといって進入復航して、今度反対側の精密進入、反対側、西側から降りれば、全然安全に着陸できたはずなんですね。
一つね、杉江さんね、例えばパイロットの方の操縦ミスだとしても、着陸直前なわけですよね。
われわれからすると、恐らく管制塔の方と、連絡取っているだろうと、だから低すぎるよとか、当たるよとか、そういう指示とか、そういうのはないんですかね?
もっと手前の進入時ではそれはレーダーで見ていますから、指示できるんですけれども、これは最終的に、地上から120メートル地点の所までは、計器で着陸、進入するんですね。
最後のところは目視、目で見て、大体、手動で着陸するんですが、さっきも画にあった最後の所は、もう管制官が気が付いてもう連絡できないぐらい、時間がないんですね。
ある程度の高度があって、120メートルぐらいだったら、いろいろ計器見ながらとか、管制塔の方々と連絡取るんですけど、この直前でこの低さになると、管制塔の方たちも、指示が遅れるというのは、出せない状況になるんですか?
そうですね、低いなと思っても、それで実際、天気が少し雨もようですから、あんまり飛行機の状態がよく分からないと思いますが、大体最後はパイロットの責任で降りるんですね。
あとね、杉江さんね、この破損しております、いわゆる自動着陸誘導装置ですか、それは、いわゆる反対側、今回の飛行機が降りた反対側、西側から降りてくる飛行機のためについているわけですよね。
そうですね。
これは、自動誘導ですから、これは普通、これが使えてても、西側から降りたとしても、最後はパイロットが手動で降りるんですか?自動誘導ですから、自然に自動で降りるんじゃないですか?
自動誘導っていうのは、ちょっと正確じゃないですね、ことばが。
それは単に電波を出して、車のナビで行くと、横のナビゲーションをやってるだけなんですよ。
だから、最終的には、パイロットのほうで自動にするか手動にするかは選択するんですね。
自動でも降りれるっていえば降りれるんですか?
降りれます。
今回は、いわゆる、東から入ったっていうことは、GPS装置を使って降りようとしたということですよね。
そうなんですね、意外とGPSというのは、ものすごい正確と思われていますが、航空ではまだILSという、自動着陸、自動精密進入より、少し精密度が低いんですね。
と言うことは、今回、破損したローラカイザーというものは、西側から降りてくる。
そのローラカイザーを使うのと、GPSを使うんだったらローラカイザーのほうが非常に正確というふうに思っていいんですか?われわれは。
そうです、ローカライザーというんですけどね。
そちらのほうが精密ですね。
横を見せるものなんですか?
そうです。
横のナビゲーション。
縦は?
縦は、滑走路、西側の滑走路の端から約300メートル入った所に、縦の今度は電波が出るんです。
ということは、西から入ったら、横も分かるし、縦も分かると?
そうですね。
これね、ちょっと今、画面を見ていただきましょうか。
用意しましたので。
誘導装置は、この広島には一番いいのが付いているんだそうです、精度が高いのが。
今、実際に飛行機が壊したのが、このローカライザーというものですね。
これを壊してきているんですが、ほかにグライドスロープとか、このターミナルDМEなどを駆使すると、進入角度とか、進入コースとか、さまざまなものを、飛行機に対してこちらから電波を出しているわけですね。
そして、これが受け取ってこう入ってくる。
ただ今回は、こちらから来てますから。
使えなかったってこと?
こっち側からは出ていないんですよ。
だから。
ここにはないんだ?ローカライザーは、こっちにないんですか?杉江さん。
そうですね。
片側しかない。
大体、空港っていうのは片側しかないものですか?
そんなことないです。
両方とも、精密進入がある空港もありますし。
じゃあなんで今回、非常に霧も出てたんじゃないかという話があるんですが、気象条件、正確には分からないんですけれども、こっちから入ってきたほうが安全じゃないんですか?
そうですね。
結果的にはもちろんそちらが安全です。
広島空港は、羽田みたいに飛行機の量も多くないので、パイロットがこっち側から降りたいって言ったら、確実に管制官は許可してくれます。
例えば、パイロットがじゃあ、東側から降りますねって、管制塔に言いますよね。
だから、管制塔としては、パイロットの人が降りれるというなら、霧もそんなに濃くないし、じゃあこっちから降りてくださいよっていうようなもんですか?
今回は、東側からでも降りれる気象状況だったんですね。
パイロットの人が、東から降りますねって言ったら、管制塔としてはOKといったわけですね。
今、目視とおっしゃいましたけど、GPSを使っても、いわゆるこちらを使っても、最終的には目視というのは大事になってくるんですか?
そうですね。
だから高さ、縦のナビゲーションですね、要するに角度。
それが自動的に東からはなんの電波もないんですよ。
だから自分で、目で見て、着陸しなきゃいけないんですよ。
あれは計器みたいのはないんですか?高度計みたいな。
もちろん高度計はありますよ。
それは飛行機の現状の高度しか指示しませんから、角度までは指示してくれないんですよ。
つまり、今回の場合は、高さ、高さって、われわれ言うんですけれども、進入角度っていうのも、これ、大事だったんじゃないですか?きっと。
非常に大事ですね。
ですから、そのアンテナのいわゆる320メートル離れたアンテナありますね。
通常は進入表面といって、角度がある程度、設定されて、障害物にはぶつからないように設定されているんですよ。
今回の飛行機は、そういう進入表面よりももっと下を行っちゃったんですね。
結局、高さどうのこうのって言って、われわれとしては急に下げたような気がするんですが、ひょっとしたら杉江さんね、着陸角度が緩く降りなきゃいけないのを、例えば極端に言えば飛行機がこうなって入っちゃったという可能性もありますよね?
その可能性は大きいですね。
だから、こうなって入っちゃうというのは、これ分かんないんですか?パイロットの方、角度が、飛行機の。
そうです、自分で任意に設定しなきゃいけない。
計算しながら。
計算しながら?
頭の中で計算するんです。
結局、GPSを使いながら、目視してということになると、多少、霧が出てたと。
霧が出てて、どこが滑走路か、もう一つ目視ができないんで、もうちょっと高度下げて、自分の目で確かめようと、パイロットがした可能性もある?
そうですね。
そこに接触した進入灯がありますね、アンテナの同じところに進入灯があるんですよ。
その進入灯にもぶつかっているんですね。
その進入灯だけが見えても、滑走路が見えなくても、進入を続けていい場合と、滑走路まで見えないと進入を続けない場合があって、これは航空会社で基準が決められています。
アシアナ航空はどうだったか分かりませんが、いずれにしてもその両方とも、よく、あんまり、はっきりと見えなかったんじゃないかと思うんです。
つまりあれですか?離陸と着陸が非常に一番飛行機で難しいっていわれますけれども、いわゆるわれわれも飛行機に乗っていると、いろんな色のランプがついてて、滑走路に沿って、あれが、ここですよ滑走路っていうランプですよね。
そうですね。
で、そのランプが見えて、着陸してもいいよという航空会社もあるし、いや、違うと。
いわゆる滑走路自体が見えないと着陸しちゃいけないんだという航空会社と、これ、航空会社によって、分かれている?
そうです。
特に今回のRNAV方式で分かれています。
しかし五郎さん、最後の最後はパイロットの方の目視だったり、操縦なんですね。
非常に疑問なのは、いろんな器機の壊れている、機械が壊れているという話ではなくて、優れて今回は操縦の問題で、そうするとね、そもそもその滑走路までの距離を間違えていたんじゃないかと、単なる角度だけじゃなくてね。
それから、ぶつかりそうになったときに、何かそれ、信号が出ないものなのか。
それはまたよく分からないんですよ。
例えば私も疑問に思ったんですけれども、フランスの山間部に落ちた飛行機などは、杉江さん、高度低くなったら、警告音みたいなのが鳴ったっていうじゃないですか。
今回もこれは出たはずです。
それで、今の新しいGPWSというのは、滑走路じゃない所に飛行機が向かうとGPWSというのが働いて、警報音とライトが出るんです。
その時点でパイロットがこれは危ないと思って、1回やり直して、まあ反対側からILSで降りたら、事故にはならなかったんですね。
じゃあなんで今回それは回避できなかったんですか?
これは一つには、副操縦士も、この状態は、異常な状況は気が付いてたはずですし。
ですよね。
問題は、それをパイロットに、機長にはっきり言えたかどうかというところは一つのポイント。
もう一つは、今のGPWSがなったのに、これは最後のとりでです。
パイロットに危険を知らせる。
鳴るんですか?
そうです、鳴るんです。
そのときに機長がとっさにエンジンを全開して、機首を上げれば、どうっていうことないんですね。
それをやったのかどうか。
このへんは今後の調査のポイントですよね。
確かに、操縦士と副操縦士が2人乗ってて、どちらかおかしいと気付くわけですよね。
大体、プロが2人乗ってるわけですから。
そのために2人以上乗ってるわけです、ほとんどの場合。
計算しながらとはいえ、どちらもミスを犯すってことは非常に確率的には低いということですか?
ただ、2年前のアシアナ航空のサンフランシスコの事故は、4名のパイロットが見てたんですけど、全員が主要な速度計を見ていなくて、失速入っちゃったんです。
じゃあ、今回もあれですか?速度計なり、いわゆる高度計、それから進入角度みたいなのをパイロット、副操縦士がちゃんと見ていれば、これは回避できた事故っていうふうに?
見てて、それを機長におかしいですよっていうことを言わなきゃいけない、それがマニュアルで決められているんですよ。
こういったときにこういうことを言いなさいっていうことが決められているんですよ。
それを言ってるかどうか、恐らく言ってないんですよね。
なんで言わないの?
それがですね、だから言ってみれば、今回のアシアナ航空、連続してこういうことやってますから、やっぱりそのパイロットの基本的な教育とか、訓練が、私は問題があったと思っています。
あとそれから急にね、乗客の方によると、高度を下げたとか、それから揺れたっていうことなんですけれども、着陸直前に、例えばこの広島空港って、山の上にあって、山に囲まれてて、例えばパイロットの方が想定していないような、乱気流だとか、ダウンバーストみたいなものが、飛行機にがーっとかかったっていうのは、考えられませんか?
今回の天気の気象状況では、それは考えられないですね。
それで非常に穏やかな風の状態ですから、しかも飛行機は、滑走路の延長線、真ん中を飛んでるわけですね。
GPSによって。
ですからそこまで来ているわけですから、機体に異常があったわけではなし、下降気流があったわけじゃないんですね。
ただ、このレーダーの先に滑走路があるわけですから、進入路としては、間違ってないわけですね。
高さと角度は間違ってるけど。
そうです。
うーん。
だからもうちょっとしたら、もうちょっと高度を下ろせば、もっとはっきりと滑走路が見えると思って、高度を下げた、そういう可能性が一番高いんじゃないですか。
あと、もう一回聞きますけど、管制塔とのやり取りっていうのは、着陸直前までできるものじゃないんですか?
できます。
できますけど、今回は、パイロットも管制官に異常は伝えてませんし、管制官も先ほど言いましたとおり、最後のところでは、もうパイロット任せですから、高度がどのぐらい低いかというのは、パイロットの肉眼では分からない、管制官の肉眼では分からないですし。
なんか僕ら、取材でお邪魔したことがあったり、テレビで見たことありますけど、霧みたいなのがずっとレーダーに映ってるじゃないですか、管制塔って。
ここ入ってきたときに、あれ?この飛行機、ちょっと進入角度おかしいぞとか、高度おかしいぞ、これ、言ってやろうとか、そういうところは無理なんですか?管制塔じゃ。
もっと手前の段階だったらそれは分かるんです。
ですから、レーダーが見てて、ただ、この最終進入のところでは、もうほんの僅かですから。
何秒とか。
0.何秒とか。
この高度差ぐらいだったら、なかなか指示できないと思います。
だからね、これ、杉山さん、僕ら知らなかったのは、ずっと管制塔とやり取りしてて、なんで高度だとか、角度とかっていうのを、管制塔が言わなかったのかって、最後はパイロットなんですね、最後の最後は。
もう、今、ここで言っても、間に合わないところだったってことですしね。
急に降下したっていうのは、どういうことなんですか?それはやっぱり目視したかったんですかね。
自分で。
人間の心理としては、そうなんですね。
400フィート、120メートルまで、計器で進入して、そこで見えなかったら、基本的には着陸は諦めるのが本当なんですが、もうちょっと行ってみようという心理が働くんですね
そのいわゆる、自分も計器見てて危ないよとか思わないんですかね?
そうですね。
だからそこをしっかりとどちらかのパイロットが計器を見ていれば、もっと早く、危ないということで判断できたんですよね。
このA320っていうのは、世界中飛んでいて、今一番飛んでる飛行機といっていいですよね。
はい。
飛んでる分、事故が起きているというところも、ひょっとしたらあるのかもしれないですけれども、例えば、計器に異常があったとか、操縦不能になったとかって、そういう可能性はいかがでしょうか。
今回の場合はないと思いますね、全く。
あと、白煙が上がったりとか、炎が上がったりっていうのは、ここ、どこが燃えているんですか?
これは、まず飛行機の進入の最終段階は、機首を相当上げて着陸しますから、飛行機の後ろの部分が、最初に当たるのはよく分かるんですね。
それから左のエンジンをやっぱり衝突させています。
そうすると、飛行機がほぼ胴体着陸みたいな形で、左側に降りているんですね。
それで、そのあと左の車輪が芝生に突っ込んでいきますから、すごい抵抗になって、それでぐるりと一回転しちゃうんですね。
でも逆にこれ抵抗がないとだめなんですよ?下まで落ちちゃいますよね。
そうですね、ぎりぎりの所で止まったんですけど、もうちょっと行っていると、谷におっこっちゃいますね。
それよりも、その、最初の進入灯、ローカライザーのアンテナのところで、もっと打ちどころが悪いというか、傾いて接触したら、飛行機は横転して、炎上して、大事故になった可能性もあります。
それにしても、でもあれですか、一回バウンドしちゃうと、もうコックピットの中では、飛行機のコントロールは不能ですか?
そんなことはないです。
滑走路からどれぐらいはみ出しているかによって、ステアリングの利く場合がありますけど、今回の場合は、もう左から、もう胴体で接触してますからね。
ほとんどステアリングが利かないです。
胴体付いちゃうとだめなんですね?
そうですね。
もうステアリングが利かないですね。
三浦アナウンサー、新しい動きがあったようですが、お願いします。
広島空港ですけれども、黄色い車が今、左から右のほうに、機体に近づいていきます。
事故調査委員会のメンバーがですね、今から機体に入るようですね。
今から機体に入るということで、上空も報道陣のヘリコプターが数機、集まってきました。
今、事故調査委員会のメンバーが車から降りて、歩いて機体に入ろうとしています。
分かりました、ありがとうございます。
機体の損傷具合等々は、これ杉江さん、分かると思うんですけれども、当然、フライトレコーダーとかボイスレコーダーが残っているわけですから、そういうところも当然また事故原因の究明というところには役立てていくということですか?
ボイスレコーダーはすぐ解析できますので、これでかなりのことが分かります。
それでアメリカのNTSBなんかは、随時発表していくんですけれども、日本はなかなか、まとまったところまで調べないと発表しないところがあるんで、これはもう分かったところから、早く発表していただきたいと思いますね。
フライトレコーダーで、もう飛び方分かっちゃいますもんね、全部ね。
分かります。
最後にどういう姿勢で、どういうところからぶつかっていたか、そういうことがフライトレコーダーで分かります。
これ、一歩間違えていたら、本当に火災とかなってたら大変なことになってましたね。
そうですね。
今回、緊急脱出で、この程度で済んでいますけど、もともとシュートを使った緊急脱出自体が、人の命だけ助けるという考え方なので、こうやってけが人が出てしまうんですね。
しかし、まあこういうふうにスライダーが出ているんで、誘導はされたと思うんですけれども、美保子さんね、キャビンアテンダントの方がパニックになってたら、そりゃ乗客の人、怖かったでしょうね。
そうです。
しかも、夜で暗いし、韓国語が飛び交ってるわけですよね。
それは本当に怖かったと思います。
また夜が明けて、この、飛行機の状態を見たら、もうよけい怖くなったと思いますね。
今回のパイロットの方っていうのは、飛行時間から言うと、…。
ある程度ベテランに近い方だったと思いますね。
ベテランに近かった方のようですね。
ベテランに近い方、われわれ、飛行時間で見るんですけど、杉江さん、そのあたりはどうですか?
はっきり言いまして、あまり参考にならないですね。
前に軍隊の経験が長くて、その飛行時間も加味されていますから、この飛行機で、民間航空で、どのぐらいの経験を積んでいるか、それを調べていかないと、ベテランかどうかっていうのは、なかなか言えないと思います。
LCCが世界各国に出来て、パイロット不足って言われてますよね、そのあたりっていうのは、一概には当てはめられないと思いますけれども、航空機事故がこのところ相次いでいるっていうのは、どうなんでしょう?
今回の航空会社も、別にLCCじゃないですよね。
ですから、あまり大手とLCCとは、技術的には関係ない。
しかし僕ら、選べないからね、パイロットの人。
この人が民間で何千時間飛んでるとか、そんなの腕がどれぐらいって分からないからね。
やっぱり今回、何よりもね、僕ら何よりも、自動的に、ちゃんと防止できるようになってるのかなと思ったら、やっぱりそうではなくて、最後はやっぱり人間っていうね。
分かんないのは、西から入ったほうがいいじゃないかと思うんですけれども、なぜ東から入ったのかと思うんですね。
西のほうが簡単なのに。
そうなんです。
だから、最初から選択肢が2つあったわけですから、慎重な人ならですね、東から降りれるっていうんだから、進入開始してもいいですけど、途中で、これは危ないと思ったら、今度は西からに変える、そのぐらいの判断を、機長はしなきゃいけないんです。
恐らく、西に回ると、1回回らなきゃいけないから、着陸時間が遅れるということはあると思いますが、そこと安全というのを、どうバランス取るかっていうところは、パイロットの方の判断にかかっているということですね。
そうです、そうです。
よくこういうことはあるんですけど、こっちのほうが早く、ショートカットで降りれるから、こっちから降りちゃえっていうのはよくあるんです。
それは管制塔の方の権限ではなくて、パイロットの権限なんですか?
基本的にそうです。
もちろん風がすごい強いときは、大体、こっちからの滑走路って決められますけど、今回のような所は、しかも、広島空港は離着陸の飛行機が少ないですから、もうパイロットの判断で、どっちでもなるんですね。
基本的にね、飛行機が欠航する条件便って、これ誰の権限なんですか?
それは会社が決めます。
会社なんですか?
はい。
飛ぶじゃないですか。
降りるときに、降りるかどうかっていう判断って誰がするんですか?
それは機長です。
それは機長が決めるんですか?ありがとうございました。
真夜中、きょう午前2時前、小雨交じりの中、事件は起きた。
茨城県の県道、自転車で帰宅していた47歳の会社員の男性が、いきなり撃たれた。
取手駅から自転車に乗って、この歩道を帰宅していた男性は、ちょうど今、マークがあります、この辺りで右足に激しい痛みを感じたといいます。
よく見ると、なんと、ふくらはぎを、矢が貫通していたというのです。
場所はJR取手駅の南。
東西に走る利根川沿いの県道。
矢は、男性の右側から飛んできたという。
1時50分ぐらいは、ほとんど歩いていないっちゅう状態。
車が通んないと、…。
大体真っ暗ではないんだけど、相当、暗い状態。
矢は、先端が金属製で、長さはおよそ40センチ。
クロスボウから発射するように作られた矢のようなものだという。
男性は、矢が刺さったまま、自力で自宅に戻った。
その後、病院で治療を受け、全治2週間だという。
男性は思い当たるトラブルはないと話していると言う。
警察は、傷害事件として捜査を進めている。
一歩間違えば、命を奪いかねない凶悪な犯行。
一体誰が、
男性の方が、ふくらはぎを矢で撃たれて、貫通したっていうんですけど、現場、取手市には中山さんです。
中山さん。
こちら現場になりますが、取手駅のほうから、自転車で傘を差した状態で歩道を走ってきた男性は、今ちょうどマークがあります、この辺りで、足に痛みを感じて、見ると、矢が貫通していたということなんですね。
それがクロスボウなどで使われる矢ではないかということなんですが。
男性は…。
先端は金属製で、40センチほど。
男性は、中山さんの後ろのほうから自転車に乗って来てたんですか?
そういうことなんですね。
後ろのほうが取手駅方向になります。
ここまでおよそ800メートルほどですね、直線距離で。
自転車で自宅に向かって帰っている途中で、この辺りで痛みを感じたということなんですけれども。
今バスですとか、トラックですとか、たくさん車が通っていますけれども、大体2時前後という時間帯というのは、半分ぐらいは、それでも車は通っているそうなんですね。
もちろん歩いている方はいらっしゃいませんし。
駐車場辺り、いわゆる道路の向こう側から狙われたということですか?普通に考えると、…。
右側からということですから、方向性としたらそういうことなんですけども、ただ、向こうで人がいて、撃ったものなのか、それとも移動する車の中から移動する車の中から撃ったものなのか。
車も考えられるか。
実際、日本ボウガン競技協会の方に伺ったところでは、動いているものを狙うというのは、当てるというのは、相当難しいということなんですよね。
ですから、故意に狙ったものなのか、それとも、まあなんとなくその辺、いたずらで矢を撃ってみたということなのか、分からないけれども、その男性は、右足のふくらはぎ、右側から矢が刺さって、貫通してしまったわけですよね。
自転車に乗ってらっしゃってるわけですから、当然、自転車こいでいるわけですよね。
自転車をこいでいる中で、じゃあ、実際に足を狙って、実際に命中したのか、それとも例えば、前輪後輪に撃とうと思って、それが足に当たっちゃったのかっていうのはわかんないわけですね。
そうですね。
近所の方にもお話を伺いますけれども、やはり、その時間帯出てるということがないので、全く気付かなかったという声が多かったのと、ただ、同時間帯、ほぼ同じぐらいの時間帯に駅のほうから車で帰ってこられたという方も、特に異変というのは感じなかったし、傘を差して自転車に乗っている人というのも、やはりそこまで気をつけてないので、気付かなかったっておっしゃるんですよね。
例えば、夜2時でしょ。
再発することを恐れていらっしゃる。
夜2時で、ある程度暗いんじゃないですかね、狙うっていったって。
そうなんですよね。
一応ね、街灯、あるはあるんですけれども、これLED式の街灯で、真下は明るいんですけど、ちょっと離れるとあまり明るくないとおっしゃるんですね。
ですから、全体としてやはり薄暗いというか、やはり暗めの印象のようですね。
その中で撃ったっていうことですし、それからクロスボウですか、ああいうものっていうのは、一般の人って、そうそう持っていないと思うんですよね。
これも日本ボウガン競技協会のほうで伺ったんですけれども、国内で販売されているものというのは、競技用のボウガンではなくて、海外からの輸入物のレジャー物のようなんですね、今回のものは、2、3万ぐらいで誰でも買える。
誰でも買えるの?
安いものなんじゃないですかねというふうにおっしゃっていましたね。
それは問題ですね、誰でも買えるっていうのは。
でも犯人が見つからない以上、ご近所の方は、怖くてしょうがないですよね。
そうなんですね、またこうしたことが起こるんじゃないかということで、不安がっていらっしゃいました。
だって40センチの、殺傷能力がありますもん。
現在、離婚報道の渦中にある、米倉涼子さんは、きのう。
夫がいる日本とは遠く離れたある場所に姿を見せた。
それはなんと!アメリカ・ロサンゼルス。
カメラの前に現れたその表情は、どこかすっきりとしたようにも見える。
なぜ彼女はアメリカにいるのか。
そして日本では、離婚騒動に新展開が。
米倉さんの別居、離婚報道が報じられたのは、今から2週間前。
結婚から僅か3か月余りでの突然の離婚報道に、誰もが目を疑いました。
真相を確かめるべく、報道陣が質問を投げかけるも。
米倉さーん!
米倉さん!離婚という報道が出ていますが、どうなんでしょう?ご夫婦の仲は今、どうなんでしょうか?
と、これまで一貫して、無言を貫いてきた米倉さん。
すると、こんな衝撃の報道が。
ことばなどによる精神的な暴力行為、いわゆるモラルハラスメントを、米倉さんが夫から受けていたというのです。
真相が語られない中、きのう、日本から遠く離れたアメリカで、米倉さんの姿をキャッチ。
なぜアメリカにいるのかというと。
アメリカ・ロサンゼルスで行われた映画、アベンジャーズ・エイジ・オブ・ウルトロンのワールドプレミア。
米倉さんは、映画の日本語版吹き替えを担当し、この日、レッドカーペットに登場したのです。
声優として演じたのは、魔性の女スパイ。
すると。
彼女の昔のトラウマがある意味、出てきているシーンがあるんですが、そういうところを見てると、彼女にもすごく共感しますね。
と、何やら、自身にも思い当たるふしがあるかのような口ぶり。
そんな中、きのう発売の女性自身に新たな情報が。
記事の見出しは。
米倉涼子、彼の記憶と気配、すべて捨てる!米倉さんは、夫との思い出を捨て去るため、
米倉さんが、家をリフォームしたということなんですが、それは本当なんですか?
それは間違いないようですね。
日刊さんとしては、終始、点でも、離婚のことを聞くなら入れないぞと、そういう、一もんちゃくもありね。
なかなか聞けなかった?
そうですね、徹底ガードして、本当にマネージャーがそばについてて、ちょっとそういう関係は、シャットアウト。
そのリフォームするのが、人生のリセットかどうかっていうのは分からないんですけども。
女性の方は気分転換でする可能性があるんですが、さあ、日刊さんの読みとしてはどうでしょうか?
ちょっと事態が、ちょっと変わりつつあるなという気はしますね。
所属事務所のほうには本当にこういう騒動があって、申し訳ないという謝罪はされているんです。
米倉さんが?
基本的には本人に任せているというスタンスなんですけども、とにかく2人で話し合ってほしいという意向はあるそうなんですが、なかなかそうもいかないみたいですね。
なんか米倉さんって、美保子さん、はっきりしゃべられる方なんですけれども、ここまでしゃべられないというと?
でも私は心配しないのでっていう感じですね。
米倉さんの女優さんとしての全く傷にならないと思います。
成田に帰っていらっしゃるんですよね?恐らく。
どこに帰ってくるのか分からないです。
あの、超人気俳優、堺雅人と碧井優が、ミヤネ屋生出演。
2人を迎え撃つのは、大阪のおばちゃんたち。
めっちゃ×××なイメージがある。
トイレでもお風呂でも暇があったら×××。
うふふふ、なりますわ。
正統派俳優バーサス濃厚派おばちゃん。
一体どうなる?
なんでこんな道を選んでしまったんだ。
錦織圭選手、初の著書がきょう発売。
そこにつづられた苦悩や葛藤、そして意外なプライベートとは。
錦織選手をジュニア時代から追い続けてきた共同著者が、このあと生出演。
錦織選手の初の著書、
ここで最新のニュースです。
岸田さんお願いします。
お伝えします。
上空に強い寒気が流れ込んだ影響で、局地的に雷を伴った雨が降っています。
また九州の山では、雪の積もった所もありました。
宮崎県五ヶ瀬町、標高1000メートル以上あるむこうざか山では、きのうの夕方から雪が降り始め、数センチの雪が積もりました。
4月に入って、若干降るんですけれどもここまで積もるっていうのは、そうですね、5年ぶりぐらいですかね。
また静岡市内でも寒気の影響で、大気の状態が不安定となっています。
一時的に強い雨が降りました。
現在も東日本を中心に変わりやすいお天気となっています。
関東では山沿いを中心に雷雲が発生していて、このあと夜にかけて、関東地方の平野部でも局地的に激しい雷雨となるおそれがあります。
落雷や突風、ひょうなどに十分ご注意ください。
お伝えしていますように、きょう未明、茨城県取手市で、帰宅途中の男性がクロスボウの矢のようなもので足を撃たれました。
警察は、通り魔的な犯行の可能性もあると見て、調べています。
警察によりますと、きょう午前2時前、取手市東の路上で、会社員の男性が自転車で帰宅していたところ、矢で足を撃たれたということです。
矢は長さ40センチほどのクロスボウの矢のようなもので、男性の右足のふくらはぎを貫通しました。
男性が自転車で帰宅中、右側から矢が飛んできました。
矢は男性の右足に刺さったということです。
夜はあんまり人通りは少なくなっちゃうね。
男性は矢が刺さった状態で帰宅し、病院で治療を受けましたが、全治2週間のけがをしています。
男性は思い当たるトラブルはないと話しているということで、警察は、通り魔的な犯行の可能性もあると見て、捜査しています。
アメリカのオバマ大統領は14日、ワシントンを訪れているイラクのアバディ首相と会談し、過激派組織イスラム国の打倒に向けて、連携を強化する方針を確認しました。
オバマ大統領は、イラク軍による掃討作戦の成果を評価し、イラク国内の難民支援などのため、2億ドル、およそ240億円の追加の人道支援を行うことを、アバディ首相に伝えました。
その上で両首脳は、イスラム国の打倒に向け、今後も連携を強化する方針を確認しました。
またアメリカ軍など融資連合が次の目標だとしている、イラク第2の都市モスルの奪還についても話し合われたものと見られます。
東京、お天気いかがですか?
東京はいつ降るか降るかという感じなんですけども、外見れますか?
いいお天気ですね。
まだ青空、出てるんですけどね、気温も高めです。
蓬莱さんに来てもらいましたけれども、逆に晴れて、地上の気温が上がるほうが怖いっていうね。
そうですね。
夜の初めにかけて、急に天気がかわって、雷雨、それから竜巻などの突風に注意が必要です。
それは関東甲信?
はい。
実際に静岡の海の上で竜巻が発生しているんですよ。
ですから要注意です。
ですから、今晴れてますけども、これにだまされないでくださいと。
そうです。
上空に冷たい空気がありますから、どんどん温度差が大きくなってしまいますのでね。
これですか?
これが静岡、つい先ほど頂いた写真ですけれども。
この雷雲、竜巻を起こすような活発な雲が、夜の初めにかけて関東のほうへと進んでいきます。
ですから、天気が急変しやすいです。
これから荒れたお天気になるのは
関東、東北中心ですね。
そしてひょうも観測されています。
ひょうの写真も見てみますと、届いているんですよ。
近畿、そして栃木なんですね。
雨雲の様子を見てみましょう。
こちら。
本当だ、東海、北陸、関東辺りですね、北海道、まとまってますね。
北海道も雨が続いていますが、このあと、関東要注意です。
まだ油断しないでください。
夜の初めにかけて天気が急変します。
皆さんね、お父さんとか子どもさんが、ちょうど帰ってらっしゃる、あたりが、一番ちょっと気をつけなきゃいけないと。
これから急に天気変わってきます。
分かりました。
また3時台に詳しくお願いします。
続いてのニュース、お願いします。
ニュースを続けます。
ろくでなし子の名前で活動する女が、女性器をかたどった、わいせつな石こうを並べた罪などに問われた裁判で、女は、わいせつではないので無罪だと主張しました。
ろくでなし子の名前で女性の性器をテーマにした創作活動を行う漫画家の五十嵐恵被告は、女性器をかたどった石こうを、アダルトショップに並べた罪などに問われています。
五十嵐被告はきょうの初公判に、頭に黒いリボンをつけて現れ、アート作品はわいせつではありませんので、私は無罪ですと語り、起訴内容を全面的に否認しました。
一方、検察側は冒頭陳述で、漫画家としての題材に窮して、自分の女性器そのものを3Dスキャナーでスキャンし、作品を作っていたと指摘しました。
裁判終了後、五十嵐被告は会見を開いて、争う姿勢を強調しました。
私は今後も、引き続き戦っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
中国で行われたイベントで、ステージを見ようと、見物客がよじ登った遊具が突然崩れ、2人が死亡、48人がけがをしました。
ピラミッド型の遊具が一瞬で崩れ、乗っていた人々が折り重なるように落ちていきます。
中国メディアによりますと、中国・浙江省できのう、祭りの伝統芸能のステージを見ようとした多数の人々が、高さ5メートルほどの遊具によじ登ったところ、突然、崩れ落ちました。
この事故で2人が死亡、48人がけがをしたということです。
多くの見物客が乗った重みに遊具が耐えられなかった可能性もあり、地元当局は、詳しい原因を調べています。
東京都庁の展望室で、全国47都道府県の物産展が始まりました。
ねらいは2020年です。
都庁45階の南展望室できょう始まった物産展には、京都西陣織のきんちゃく袋など、全国の特産品およそ410点が並んでいます。
2020年の東京オリンピックとパラリンピックに向けて、国の内外の観光客に日本全国の魅力を知ってもらうのがねらいです。
会場には英語、中国語、韓国語の通訳スタッフや説明用のタブレット端末も用意されていて、外国人観光客たちも熱心に見て回っていました。
以上、最新のニュースをお伝えしました。
これ、五郎さん、中国の遊具なんですが、鉄柱があって、いわゆるロープを網の目状に組んでる、恐らく子どもたちとか遊ぶ所なんでしょうね、ふだんね。
これだけの人がね、そんな登るなんてことは誰も想定してないわけでしょう。
恐らくお祭りがあったということですから、こっち側のカメラ向いてるほうにずっとみんな集まってて、向こうは誰も乗ってなくてバランス崩したって可能性、ありますよね。
折れてるもん。
そうなんです。
完全に折れてしまっていまして、恐らくステージみたいなものは、もともとなかったようなんですよね、ですので、お祭りのこの伝統芸能を見たくて、そちらの側だけに、大量の人が乗ってしまったんではないかなとは思われるんですが。
安全管理がどうなってたかですよね。
そうですね、警備員とかいなかったのかなとか、片側に乗ったらバランス崩すのが分かればよかったんですけどね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ、続いていきましょう。
続いてはこちらです。
きょう発売された一冊の本。
そのタイトルは、頂点への道。
著者は錦織圭。
それはこのことばから始まった。
ぼくの夢。
夢は世界チャンピオンになることです。
小学校の卒業文集に書いた途方もない夢。
しかし。
ナイスショット!
錦織、勝ちました!
10年の時を経て、彼はそれを現実のものにしようとしていた。
2012年、ロンドンオリンピック、全豪オープンでベスト8入りを果たすと、去年の全米オープンでは日本人初の決勝進出。
その後も続く快進撃。
現在、世界ランキングを4位まで押し上げ、日本テニス界の歴史と常識を書き換えている。
しかしその一方で。
シャワーを浴びながら号泣、久しぶりにこんなに悔しかったです。
正直言って、今の精神状態は最悪です。
なんでこの道を選んでしまったんだと後悔するときも、正直あります。
心の中に抱えた苦悩や葛藤。
すべては世界の頂点を目指しているからこそ。
きょうのミヤネ屋は、本の共同著者でもあり、錦織選手をジュニア時代から、10年にわたって取材したテニス記者が、その素顔を激白。
さらにけさ、アメリカ・フロリダから、ミヤネ屋に届いた錦織選手のメッセージ。
苦しいときも楽しいときも。
世界の頂点を目指す男は、何を語るのか。
さあ、ということで、きょう発売、頂点への道。
錦織圭選手の初めての著書ですけども、それとともに共同著者の秋山さん、10年取材してらっしゃいますので、もう戦いの苦悩、意外な素顔、それからサインのプレゼントもあるんですが、改めましてご紹介いたします。
共同著者ですね、頂点への道、執筆されましたテニス記者の秋山英宏さんです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
私もこの本、読ませていただきましたけれども、テニス選手はこんなにきついのかと、それからトップを究めるというのは、こんなに苦しいのかなっていうのは、この本でよく分かりましたね。
まずこの表紙ですよね。
これ、本当に戦闘モードに入った錦織圭選手の顔なんですが、こういう顔をあえて表紙に使われたというのは?
そうですね。
目の表情がいいですよね。
柔らかい表情の写真も撮ったんですけれども、全員一致でこの写真がいいってことで。
試合が終わった瞬間、美保子さん、錦織圭選手って、ふっと柔らかい顔になりますよね。
すごくまた笑顔がすてきで、白い歯が見えて。
だからスタジオでこういう戦闘モードの顔っていうのは、意外と珍しいかもしれないんですけれども、で、1ページ目が卒業文集になってるんですね。
そうなんです。
こちらなんですけれども、僕の夢と題していまして、この6年間で一番思い出に残ったことは、テニスで日本一になったことです。
練習で一生懸命やった結果が出たと思いますと書いていまして、そのほかテニスに対する思いなんかもつづられていて、その最後に、これからは誰にも負けないように、苦しい練習も絶対諦めずに全力で取り組んでいこうと思います。
夢は世界チャンピオンになることです。
夢に向かって一歩一歩頑張っていきますとかかれているんですね。
言霊って五郎さん、あるんですね。
三つ子の魂百までもということばはいろいろことばがあるんですけどね、しかし、まあ、要するに夢はみんな持つんですよ、それは。
こうありたいとは。
しかしそれをね、上り詰めるっていうのは、もうこれ。
そこにはとんでもない努力があるわけですけども。
秋山さん、この中盤辺りで、どういうテニスするかって書いてるんですよね。
そうですね。
ボール短く打ったり、長くラリーしていくって、もう書いてるんですよ。
それがまさに今、錦織圭選手のテニススタイルなんですよね。
そうですね、もう予言ですね。
こういう戦術でやるということを、やってることを書いてる。
これがすごいなと思うんですけども、さあ、改めてこの本からテニスとの出会い、家族との絆ということですが。
テニスとの出会いは5歳のころなんですね。
きっかけは実はお父様の海外土産の、ジュニア用のラケットだそうなんです。
ここから親子二人三脚で、お父さん、実は競技としてのテニス経験はなかったそうなんです。
そのため、お父さんがテニス専門誌をすべて定期購読して知識を得たと。
幼少期のライバル。
実は4歳年上のお姉さんなんですね。
全国小学生テニス選手権、または高校総体にも出場したことがあるそうです。
才能が開花。
小学校6年生のときにもう全国選抜ジュニア選手権、そして全国小学生テニス選手権、全日本ジュニア選手権、3冠に輝いているわけなんです。
お父さんなんですけども、競技としてのテニスの経験なくて、そこから勉強されたって、お父さんもすごいですね。
そうですね。
子ども、才能に巡り合ったところから勉強して、今ではもう一流のコーチもできるぐらいの。
あと、秋山さん、書いてらっしゃるんですけれども、お姉さんが一緒にいたからこれよかったんだと。
いわゆる錦織圭選手は、遊びの延長でずっと始めていったって、これが一番よかったって書いてらっしゃるんですね。
お姉さんとは2人で練習っていうのは、練習というよりは遊びなんですね。
お父さんには教わるけれども、お姉さんとのときは好きに遊ぶ。
そこから今の彼のテニスの原形っていうんですかね、楽しく、テニスは楽しいものだという原形が形作られたと思います。
やっぱり杉山さんもご経験あると思うんですけど、楽しくなかったら、子どもは行かなくなりますもんね。
そうですね。
本当に楽しめるっていうのが大きな原動力だと思いますね。
小学6年生のときに、3冠に輝いてるんですけれども、杉山さんは錦織圭選手とは、どこで一番最初は?
私、このぐらいのときですね。
一番初めに圭を見たのは。
こんとき、見たときは、どんな選手でした?
もう本当にほかのやっぱりジュニアとは、ちょっと言ったら、失礼ですけれども、全然違うなっていう、ショットもそうですけれども、なんか彼が放つオーラとか、またコート離れると、この笑顔。
ほんわりしていて、そのギャップにもやられちゃう。
技術もすごかったですか?
技術もすごかったです、もう本当、ヒット力もありましたし。
秋山さんは、どこで出会うんですか?
このころも見てはいたんですけれども、本当にびっくりしたのは、彼が14歳のころ。
そのころは秋山さんから見て、どういうプレーヤーだったんですか?
上手な選手というのはよく知ってたんですけれども、そのときは海外で試合を見て、この子はうまいっていうよりは強いんだな、勝負強いんだなっていう。
勝負に強い?
感じでした。
これ、錦織選手のブログも出ているんですけれども、杉山さん、結構ここがポイントだったとか、この一球はというふうに、錦織選手、書いてるんですね。
どうなんですか?もちろんそのテニスですから体も使うんですけれども、頭の中はやっぱりテニスってフル回転して、ある意味、将棋を詰めるような、チェスをするような感覚でやってるんですか?
そうですね。
やはり特に錦織選手のプレースタイルというのは、特別パワーがあるわけではないので、頭を使わなくちゃいけないんですけど、その判断力もすばらしいですし、状況状況において何をしなくちゃいけないかということを、冷静に、客観的に見る目があるからこそ、今の彼があるんじゃないかなと思いますね。
ブログでも相当冷静にいろんなこと、振り返ってますね。
そうですね、詳細ですね。
それから悔しい、うれしいっていうのを、この人は素直に出すんですね。
すごい素直です。
ブログで。
さあ、そして初めての大けが。
そうなんです。
プロ転向後、初出場の全米オープン、ベスト16など、輝かしい成績を収めていたんですが、2009年、右ひじ疲労骨折、そして関節軟骨の損傷が見つかりました。
その結果、およそ1年間、コートに立てなくなってしまったんですね。
リハビリコーチに就任したのが、なんと杉山さんのお母さん。
そうなんです、芙沙子さんです。
腕にかからないように、子どもがテニスを始めたときに使うスポンジボールを用意して、手で投げたボールを打ち返す練習からスタートさせたと。
ただリハビリ当時の心境をこのようにつづっているんですね。
これは1年できなかったわけですから。
正直言って、今の精神状態は最悪です。
もう目の前にゴールがあるのに、なかなかゴールできません。
ファンの方たち、スポンサーの皆様、特に親と周りのコーチたちには僕とおなじくらいもやもやがあると思います。
それをなんとなく感じるのもまたつらいんですよねと。
秋山さん、このときやっぱり一番しんどかったときですか?
これは、手術を終えて、リハビリを踏んでる段階なんですよね。
もう復帰が見えてきたけれども、まだストップがかかってしまった。
本人は行きたいんだけども、ストップがかかるという苦しさ。
このときに杉山さんのお母様がスポンジボールを用意して、手で投げたボールを打ち返す練習からスタートということなんですけども、これ、杉山さん、スポンジボールで打つっていうのはどういう?
これは本当、初心者の子とか、ジュニアの子たちが今スポンジボールというのがあって、簡単にテニスに導入できるというものなんですけれども、やはり硬球ですと、ひじにも負担がかかりますので、痛いんですね、そのときは。
ですので手術後、まずは正しい打ち方を身につけよう、手打ちではなくてしっかりと体を使って、正しい動きを確認しようということで、スポンジボールから始めましたね。
ただでもこれ、秋山さんね、本人としたら、ここにも書いてありましたが、治りかけて治らない、で、思うように立てないというのは、苦しいんでしょうね。
そうですね、ここにもありますけれども、テニスするだけではなくって余計なことまで考えちゃうんですよね。
これは選手としては一番つらいことだと思いますね。
余計なことというのは、親のこととか、周囲のこととか、周りのこととか。
そしてお母様、杉山さんのお母様と。
錦織圭選手のご両親が会ったときに、初めてお会いしたときに、大きい器の中で育ててあげてくださいね。
小さい器を用意して、いっぱいになったら、大きい器を用意するのではなく、最初から大きい器を用意してあげてくださいねと。
ええこと言いはりますね、お母さん、また。
ありがとうございます。
これはやっぱり、才能を認めてたということですか?
そうですね。
やはりすごく素質があるというのを見ていましたので、誰でもそういうふうに見ていたと思いますけれども、やはり島根の中で、なかなか練習環境がなかったり、練習相手もいなかったりという中で、やはりどうしたらいいかっていう、アメリカに拠点を置くというところの理由の一つにも。
しかしなかなか言えないですよね、美保子さんね。
逆だと思っていました。
小さい目標をちょっとずつ達成して、大きくいくんだと思ったら違うんですね。
器大きくて、それに負けるのもありますよ。
それはやっぱり杉山さんのお母さん、分かってらっしゃったんですね。
でも復活後ですね、見る見るランキングを上げていきまして、2009年、その後、ランキング外に落ちるんですけれども、今では。
これ見ると、今4位ですけど、杉山さん、このテニスのランキングって残酷ですね。
ランク外もあれば、あっという間に418位とか、その本当、1年間活躍しなかったりとか、ちょっとけがで休んだら、ランキングがだーっと下がる。
ランキングというのは1年のランキングですので、去年のこの大会のランキングというところまでですので、そういったことを考えると、出ないと、その分、もうノーポイントなわけですからどんどんどんどん下がっていってしまうので、出続けなくちゃいけないという、そういった厳しさもあります。
この錦織選手がいろいろ書いてる中でね、秋山さんね、僕はすごく興味深いなと思ったのは、自分のやりたいテニス、いわゆる華のあるテニスと、勝つテニスとまた違うんだみたいなことを言うんですよね。
そうですね。
ランク上げていく中で、このへんの葛藤は、なんかプロっぽいなと思ったんですが、具体的に言うとどういうことなんですか?
彼のやりたいテニスというのはそれが作文に書かれてるんですね。
彼はラリーが長く激しく続くところが好きですと。
コースに打ち分け、深く打ったり短く打ったり。
最後は強いボールをばしっと打つと。
今のテニスですね。
そうですね。
それが理想なんですよ。
ただし、ランキングを上げていこうっていうふうに考えると、好きなテニスだけやっているわけにはいかなくて、もっと堅実に、ミスなく、少なくやっていくということが求められている。
自分の理想とするテニスでもないしってところも。
そこは折り合いを付けていくわけです。
それは杉山さん、やっぱりプロは過程としてあるわけですか?
なかなかそうはいっても、勝ちを意識しなきゃいけないので、どうしても見せるテニスというよりは、勝てるテニスというほうにいっちゃうんですけれども、彼はでも、見せるテニスができる、レアな選手だと思います。
ただ、見てると、もうなんだろう、テニスってずっと世界各地で試合があるんで、テニスの試合して、けがして、治療して、ふらふらになって、飛行機に乗って時差ぼけでまた外国行って、1年間繰り返してるんですよね。
そうですね。
とんでもないですね。
まあ、本当、精神的にも肉体的にも、もう世界中ぐるぐる回ってる中で、調整していかなきゃいけないので、ハードだとはいえますね。
中のブログ見ても、秋山さんね、彼がすごいなと思うのは、最初負けると落ち込んでんですよね、でもブログの最後には、前向きになってるって、そこが短時間での切り替えって、彼のやっぱり一つ持ってる特性ですよね。
そうですね。
彼は落ち込み方も彼は半端じゃないんですよ。
すごく落ち込むんですよ。
その日はごはんにも行きたくないような落ち込み方をするんですけど、短時間で。
ブログを書くということが、自分が立ち直るきっかけにもなると思うんですけれども、ブログを書く中で、前向きに気持ちを切り替えていってということですね。
だから杉山さん、前の敗戦を引きずってたら、絶対プロになれないですね。
そうなんですね。
その切り替えをどれだけ早くやっていけるか、前向きに切り替えていけるかというのが、本当ツアー回る中では求められます。
だから、もう負けたら負けた、これも負けた、次っていかないと、引きずってると。
さあ、ビッグ4。
世界ランキング1位のジョコビッチ選手、そして2位のフェデラー選手ですね、そして3位、マレー選手、そして4位が錦織圭選手で、5位にナダル選手と。
ナダルが5位で、錦織選手4位なので、ナダルには勝っていないというポイント制の不思議なんですが、ジョコビッチはこういうこと言ってます。
そうなんです、トップ4と錦織、ラオニッチら、ニューウエーブとの差は縮まってきたが、われわれを凌駕するにはまだ長い長い道のりだ。
彼らはわれわれに近づいている。
挑戦し、ドアをたたいている。
それでも四大大会を制するのはわれわれトップ4のうちの誰かだと。
でも、この頂点への道を読ませていただくとね、秋山さんね、このビッグ4に、もう錦織選手、何回も立ち向かっていくんだけれども、こてんぱんにやられるわけですよね。
やっとのことで去年、このビッグ4の扉をこじ開けた。
もう何回ぶつかって、こてんぱんにやられても、何度も立ち上がるんですね。
そうですね。
本当にもう狭いチャンスをこじ開けて、なんとか勝つっていう試合を、去年、ことし、何回か見せてくれていますね。
ブログの中でももうラオニッチとやる、それからもうフェデラーとやるとか、いろんなやってるんだけど、もうだめだ、もう一回、だめだ、もう一回って、徐々に向こうが、あれ?錦織、ちょっとつよなってきたんちやう?ってなると、勝負になってくるんですね。
今や、このビッグ4の4人は、錦織っていうのは、非常に怖い選手だなというふうに間違いなく思ってると思うんですね。
そうですね。
これ、杉山さん、相手がやっぱりあれ?って思わせるっていうのは、大事なんですね。
大事ですよね。
本当に精神的なところがありますので、テニスの試合は。
なのでジョコビッチがこう言ってるっていうのは、逆に意識してるというか。
そういうのは感じますよね。
そして去年の全豪オープン終わってのナダル戦なんですが、錦織選手、こういうふうにコメント出してます。
惜しいところまでいって負けてしまったんですね、試合後は、悔しさを感じずにはいられませんでした。
ちょっと恥ずかしい話ですが、実はシャワーを浴びながら号泣したんですね。
久しぶりにこんな悔しかったです。
まだまだテニスに対する会いを…愛を失ってないってことですね、たぶん。
普通はこれ、隠したいことですよね。
彼の特徴、このブログの特徴でもあるんですけども、本当に自分の心の揺れ動きを本当に正直に書くんですよね。
逆に言うと、これは勝てた試合だと思ってたんですね。
本当に内容がすばらしかったと思います。
今まではちょっとナダル、苦手意識があって、内容も、ちょっと差があるかなと思ったんですけれども、初めて、あっ、ナダルにも勝てるって思わせてくれた敗戦でしたね、これは。
でも五郎さん、見てたら全員選手が自分より20センチ以上も背が高いとかね、よくやってますよね。
ただ確実に思うのは、ビッグ4はこういう感じでね、彼が完全にこっちに登る、これなんですよね、これ。
トップでずっと維持していくのと、上り坂と。
そうそうそう。
そうなんですよ。
僕もそうですけどね、強い選手が出ると、とたんにみんな、…、とたんに。
そしてこちらですが、トレーニング方法なんですが。
これも意外なものなんですね。
コーチが出したボールをひたすら打つ反復練習なんです。
実はこれはテニススクールの初心者の方と同じ練習なんですね。
メンタル面はマイケル・チャンコーチが洗脳するということなんですが。
ジョコビッチ戦ね。
絶対に勝てると、1日5回言われる。
さらに自分を信じなさいと何度言われたか分からないと。
これ、やっぱりマイケル・チャンコーチと出会ったというのは相当大きいんでしょうね。
そうですね。
ある意味、人生の師みたいな立場になってると思うんですけども、本当にこの出会いがなければというふうに思いますね。
体も相当強くなって、けがもしにくくなったということですけれども、これは杉山さんに聞いたほうがいいと思うんですけど、この初心者と同じような練習、いいかげんにしてくれって錦織選手も言ってたんですけど、これはやっぱり大事なんですか?
すごく大事でしたね。
2013年のオフに、コーチを迎えたわけですけれども、打ち方も10個以上直されたって。
やはりさらにどうやって打ったら質の高いボールが打てるかというところを突きつめて、本当に反復練習。
その秋山さん、ご本読んで分かるんですけれども、ランキングで言うと30位ぐらいですかね、彼が覚醒するさまがよく分かりますよね。
そうですね。
強さの覚醒という部分が。
これはなんなんですか?何かぐーっとためてたものがぽんと花開くような感じに僕は読んだんですけれども。
ビッグ4と対戦したときも最初は本当にもう、こてんぱんにやられるんですけども、そこからほんの1段ずつ手応えを彼は感じていって、ついに破るところまで至るんですけども、そういうことが何回かあって、それがこうあるとき一気に爆発するっていうことだと思うんですね。
諦めなかったからでしょうね。
あとやっぱりメンタルトレーニングもマイケル・チャンコーチについてやってるということなんですけれども、彼はメンタルモンスターというふうに称されることもある。
ある意味、殺人者のように冷徹だといわれる。
ここの部分ってどういうふうに試合見てて、思われますか?
勝ったり負けたりがテニスですけれども、やっぱり本当にトップに上り詰める選手というのは、相手をたたきのめせる力、本能みたいなものがないと、勝てないんです。
彼はそれをもう、ジュニアのころ、10代の前半から見せていたんですけれども。
それと冷静さを持ち合わせている?
それを両立させるということをいいますよね。
だから僕らも試合見ててね、杉山さんね、タオルかぶってね、こうやっててね、全豪オープンなんか見ててね暑いからしんどいやろうなと思ったら、集中してるんですね。
そうですね。
自分の世界に入って、精神的に揺れ動くところもありますけど、気持ちを強く持ち直すっていうところですよね。
でも、杉山さんに聞いたらね、ランク外からずっと上がっていく中で、世界、転戦するわけじゃないですか。
今、錦織圭選手はートレーナーがついたり、コーチがついたり、いろんな人がサポートしたりしますけれども、最初はいろんな人がサポートするんでしょ。
スポンサーがない、お金がないという人は1人で回ってますね。
ヒッティングパートナーもいないから、1人でこうやって打って。
それは選手どうしはアレンジしたりするんですけど。
そこからトップに上り詰めるのは大変ですよね。
大変ですね。
まだ錦織選手は、そういった意味では周りに恵まれている選手だとは思いますけども。
ただ、私生活はこの人、大変おもしろい人で。
おっちょこちょいといいますか、パンツと靴下を忘れて試合会場に入ったり、携帯電話を1年間に2回なくす。
あとパソコン、落としてしまったり。
寝ていてゲーム機を浴槽に。
これ、ブログに書いてるんですけれども、テニスを離れたとこはちょっとおっちょこちょいなところもすごいあるんですね。
そうですね。
ちょっと抜けてますよね。
秋山さんから見た意外な素顔っていうのは、例えばどんなところに象徴されます?
そうですね。
意外なのか、そのままなのかよく分かりませんけれども、不思議ちゃんのところがあるなと思うんですけれども。
ブログの中でも、四大大会に勝ちたいですっていうふうに書いたすぐ翌日に、今度は皆さん、地球はどうやって出来たか知っていますか?って。
書いてますね。
書いてるんですよ。
何の脈略もなく、突然出てくるんですよね。
そう、宇宙は謎ばかりですって書くんですよ。
それとかワールドカップのサッカー見に行きたいとかね。
そうですね。
彼はサッカーの内田選手の大ファンで、錦織選手自体がビッグスターなのにもかかわらず、内田選手のサインが欲しいと。
かわいらしい。
あれですってね、杉山さんに聞いたら、本当に次までの試合って時間がないんで、お風呂入って、氷水つかって体冷やしながらハンバーガー食べたりとかするんですってね。
そうなんですよ。
回復という意味でね、もう次のことを考えているわけですけど、やること盛りだくさんですね、ケアしたり。
大変だな。
だって本当にけがとの闘いっていうのは一番、錦織選手、それに苦しんだ一年でもあったわけですよね、飛躍とともに。
さあ、松岡修造さん。
実は。
実は錦織選手は11歳、小学校6年生のときに修造チャレンジに参加したんですが、対象は中学生だったんですね。
ゲームセンスと勝負の勘は専門家をうならせるほどだったということで。
修造さん、全然違うタイプだった。
彼を教えることはできないと思った。
修造氏を語る錦織選手。
修造さんが記録した世界ランキング46位を更新、最高の30位になったとき、
このように書いていらっしゃいます。
このランクにいることが信じられませんが、たくさんの方々に感謝しなければなりません。
松岡修造さんはそんな中でもとても大きな存在です。
幼かった私を見つけ、キャリアの指針を示してくれましたと。
さらに松岡修造さんが出演するテレビ番組を見て。
松岡さんへの思いを書いています。
修造さんにはたくさん怒られましたが、それが今の原動力になっています。
修造さんの場合は、ただ怒るだけではなくて、愛と情熱を持ってしかってくれるので、心に響きますと。
これ、松岡さんと錦織さん、どういう会話をしているか、一回聞いてみたいですが、松岡さんは怒ってないって言ってるし、錦織選手はめちゃくちゃ怒られたって言ってる。
この2人の意見が違うのもおもしろいですよね。
そうですね。
どっちかがうそついてるんですね。
でもユニークな2人ですよね、やっぱり。
テニスってやっぱり、個性出るんでしょうね。
そうですね。
本当に修造さんは、レアなケースだと思いますけれども。
さあ、今後のスケジュールですが。
こちらですね。
これがね。
4月20日からバルセロナ。
で、ムチュアとあって、それから全仏なんですけど、優勝、準優勝ですから。
去年。
これ、まず秋山さんに聞きたいんですが、ランキング4位ってことですから、この優勝、準優勝、こういうことに準じていかないと、おのずと4位を守れないということですよね?
そうですね。
去年から1ねんかんたってポイントがなくなりますから、同じ大会で同じぐらいの成績を残すということが、ランキング維持には必要になりますね。
ただここに全仏があって、初戦敗退してるんですが、杉山さんね、いよいよ四大大会優勝を狙う中で、ここをちょっと調子落として、ここ、トップギアに持ってくるという手ではないんですか。
でも去年のこの大会で、プレーのしかたを得たんですね。
このマドリードの大会、準優勝、これはナダルと戦って、けがで最後、だめになっちゃったんですけれども、本当にすばらしいテニスをしてたので、クレーでもやってくれるなと思いますね。
クレーって、土で、摩擦抵抗がついてくるんで、ボールが上にはね上がっちゃって、なかなかエース決められないんですね。
長い試合になるということで、体力を奪われるという意味でタフなんですけれども、錦織選手、今までちょっと苦手としてたんですが、去年のこの2大会で、あっ、錦織選手、クレーでもいいプレーできるんだというのを見せてくれたので、ことしがすごく楽しみです。
秋山さん。
全仏とか全米とかのほうが高いんですか?
高いんです。
全米は、グランドスラムは一番高いです。
ポイントがあるんですよ。
大会によっては500ポイントとか、1000ポイントとか。
この本読むとポイントがよく分かるんです。
それとっていかなきゃいけないんだと。
今回の全仏オープン、マイケル・チャン優勝してるじゃないですか。
どっちかっていうと、ハードコートが得意な錦織選手なんですが、秋山さんもこれは優勝のチャンス、というのは?
もちろん、ナダル、ジョコビッチが優勝候補のトップの2人だと思うんですけども、錦織選手も優勝候補の一員であることは間違いないですね。
5月やって、もうすぐやん。
また杉山さん、解説するの?
呼ばれれば。
ダブルゴーダブルで。
ああ。
ではないです。
違うところで。
ああ、あれか、あっちか。
じんのほうか。
ということで、日本時間のけさ、アメリカからメッセージ、を、錦織選手、くれたということで、ご覧いただきましょう、本当?
この本は僕のこの6年間のプロ生活のブログや、ライターの秋山さんの視点からの解説などが織り交ざって書いてある本です。
苦しいときも楽しいときも、たくさんあったツアー生活の中で、いろいろこう思ったことや、本当に感じたことをそのまま書いているので、ぜひ読んでみてください。
うそやん?サインめちゃくちゃ貴重やん。
そうなんですよ。
こちら、錦織選手の知られざるエピソードや、秘蔵写真、満載の初の公式本、頂点への道を、錦織選手直筆サイン入りで3名の方にプレゼントいたします。
応募はミヤネ屋のホームページからお願いします。
応募フォームに必要事項を記入のうえご応募ください。
募集期間は本日中です。
詳しくはミヤネ屋のホームページをご覧ください。
さあ、秋山さん、最後に、本書かれましたけど、ことし本当に注目の錦織選手、あえてにしこり選手にわれわれが学ぶべき点って、この本にいっぱい書かれてると思うんですけども、どういうところだと思われますか?
そうですね、彼はこれだけ世界のトップに上り詰めたスポーツ選手なんですけれども、人間性の、この素朴さとか、人とのコミュニケーションの取り方というのは変わらないんですね、昔から。
そういう彼の人間性というのは、本当にわれわれも見習いたいなと思うところですね。
どこかで優勝しますね、四大大会で。
できると思います。
信じてます。
ぜひ錦織選手と共に戦える気持ちになれますんで、読んでいただきたいと思います。
秋山さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
さあ続いてはこちらです。
なんと堺雅人さんと蒼井優さんが生出演ということで、東京のスタジオにお2人いらっしゃるの?よろしくお願いいたします。
堺さん、ご無沙汰しております。
ご無沙汰しております。
蒼井さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ドクター倫太郎。
私、特別に見せていただきましたけど。
おもろい。
そうですか、よかったです。
境さん、なんか物、売ってるみたいになってますけども。
さあ、ということで、きょう放送の新ドラマ、ドクター倫太郎に出演、きょうはこんな企画をご用意させていただきました。
謎だらけの堺雅人さん、蒼井優さん。
大阪のおばちゃんが2人の素顔を暴く。
さあ、あなたの本性、見ましょうかということで、おばちゃんにいろいろ聞いてんの?お2人のイメージ。
大阪のおばちゃんに。
ご覧ください。
痛みは必ず去っていきます。
今夜から始まる新ドラマ、ドクター倫太郎。
堺雅人さんが演じるのは、傷ついた人々の心を解きほぐしていく精神科医、日野倫太郎。
そして蒼井優さんは、倫太郎の人生を大きく狂わせることになる売れっ子芸者、夢乃を演じています。
そんな寂しいこと言わないでください。
ドラマのキャッチコピーは、さあ、あなたの心を診ましょうか。
そこで!大阪のおばちゃんたちが、謎だらけの2人の心を緊急診察。
プライベートの2人は、どんな人だと思いますか?まずは蒼井さんのイメージ。
動物でいったら、なんだろうなあ。
犬と猫いうたら、どっちかといったら猫タイプ?かといってフクロウみたいにのっそりしてるわけでもないし、さっと動くときは動くかもしれないけれど、猫か犬かいうたら、猫のほうかないう感じね。
めっちゃ自由な子のイメージがある。
いろいろ自由奔放な感じがして。
男性からしたら、怖いやろうなと思う。
なんかつかみどころがなさそうで。
一方の境さんはというと。
なんかジャージーはいて、ごろごろしてそう。
インで。
シャツインで。
なんか哲学的なこと考えてそうな。
家で?
家で。
真面目な人って、なんか、むっつりスケベな人が多いかも分からんけども。
暇あったら、じっと本を読んでそうで。
トイレでもお風呂でも、暇があったら、本を読んでそう。
でも男前やからなんであっても許せる。
許せる?だんなさんがお風呂で本読んでだら許せないですか?
怒りますね、そんな、ぬれるし、はよ出てこいみたいな。
でも堺雅人さんだったら?
もう許せる。
どうぞ、どうぞ。
さらに、謎多き2人には、聞きたいことがいっぱい。
昔から見てるけど、全然お変わりないんで、だからその美貌の秘けつ、うん。
エステとか、食べてるもの。
ふだんの生活をずっと見てみたい、隠しカメラで。
ずっと撮ってもらって、いいですね、なんかうふふ、うふふなりますわ。
ほかにも出るわ、出るわ。
お2人に対する疑問、質問の数々。
ということで、大阪のおばちゃんたちに成り代わり、宮根がずばり聞いちゃいます。
さあ、堺さん、蒼井さんの本性を診ましょうか。
これ、堺さん、大体当たってますか?大阪のおばちゃんの言うこと。
お風呂で本読んでます。
やっぱり。
蒼井さん、どうですか?当たってます?
いや…。
猫というイメージとかもありましたけども。
どっちなんですかね。
自分ではあんまり猫だっていうふうには思ってない。
蒼井さん、だって、男前やと思うよ、絶対。
おじさんみたいとはよく言われます。
僕、しんかんせんの舞台、見に行ったんですよ。
ありがとうございます。
あのときの舞台とか、ちょっと裏、ごあいさつ行ったときの感じが、雰囲気が、男前の感じしたもん。
僕、ごあいさつしようかと思ったんですけど、よう声かけれへんかった男前過ぎて。
さあ、ということで、お2人に、大阪のおばちゃんに成り代わって、私が質問したいと思います
堺雅人さん、蒼井優さん、今一番、興味あること、書いていただきました。
開けてください。
どうぞ。
えっ?蒼井さん、相撲?相撲、好きなんですか?
好きです。
誰、力士誰がファンやとか。
いっぱいいるんですけど、安美錦さんとか、琴奨菊さんとか、いっぱいいます。
相撲中継見るんですか。
へー。
で、境さんは?なんすか?
なつめやしが最近おいしくて、止まんないんです。
甘くておいしくて。
いつ食べてるんですか?
いや、なんか合間合間でぱくぱく食べてるんですけど。
太らないですか?そんなどんどん食べて。
なんかね、食べ過ぎなんですけどね、止まんなくて、これが甘くて、おいしくて。
さっきから同じことばっかり言ってますけれども、すみません。
それちょっと違う設定のドラマと似てますね、食べるの。
そうかもしれないです。
さあ、ということで、もう一
さあ、休みの日、まずは蒼井優さん、何をされてますか?
私は手芸と園芸と、相撲がやってるときは相撲中継など。
手芸やってるんですか?
はい。
何やりました?最近。
えっと、コースターだったりとか、鍋敷きだったりとか、あと玄関マット。
玄関マット?さあ、堺さんは休みの日、何されてるんですか?
僕は台本を覚えて、相撲やってるときは相撲です。
相撲、好きなんですね。
今、乗ったでしょう?
はい?
今乗ったでしょ、蒼井さんに。
僕も好きですよ。
好きなんですか?
はい。
そうなんですか。
やっぱり台本、読んでらっしゃるんですね。
さあ、ということで、ドクター倫太郎、いよいよ今夜ということなんですが、堺さんはまずこれ、精神科医ですよね?
そうです。
優秀な精神科医なんですけども、さあ、いろいろ巻き込まれそうですね。
そうですね。
なんか精神科医の話なんですけども、それを取り巻く人間ドラマというか、気軽に見れる人間ドラマになってるんじゃないかなと思ってます。
一回一回、ええこと言うんでしょう。
心にしみる。
ああ、そうですね。
やっぱり悩んでらっしゃる方と接しているので、本当、真摯に向き合う、いいお医者さんなんだなと思っています。
さあ、一方、蒼井さんは芸者さん役なんですが、華麗に舞も踊ってらっしゃいましたが、大変でした?
そうですね。
やっぱり準備にとっても時間がかかるので、2時間ちょっとかかるんですね、すべての。
なんかもう、持ってるでしょ、謎は持ってるやんか。
そうですね。
で、もう堺さんとの人間関係がよう分からないんですよね、堺さん。
そうですね。
でも本当に、人の心って分かってるようで、なかなか分からないということが、よくあることなので。
一人一人の人間、ちゃんとこう突き詰めてみたら、やっぱり皆さん、謎持ってるんだなというのを今回、改めて思いました。
それから病院の中の、なんかある意味、ぐちゃぐちゃに倫太郎は巻き込まれそうなんですが、
この寒気が要注意ですね。
ここ、雲の渦巻きがありますね。
これが冷たい空気を伴った寒冷渦、地上と上空、温度差が大きくて、雷雲がこのあとも出来やすいです。
夜の初めごろまで、特に関東、東北南部の方、急な強い雨、落雷、それから氷の粒のひょうが降るおそれもあります。
では続いて週間予報ですが、あしたは天気は回復してきますが、金曜日、再び雷雨、大阪、名古屋は朝にはやみます。
なんかすっきりしないお天気ですね。
2015/04/15(水) 13:55〜15:50
読売テレビ1
情報ライブ ミヤネ屋[字]

▽錦織圭の素顔 独占公開!▽米倉さん みいつけた!▽堺雅人さん 普通の告知ではないですよ!ほか

詳細情報
出演者
宮根誠司
林マオ
山田美保子
杉山愛
橋本五郎ほか
番組内容
▽錦織圭選手の素顔 独占公開!
▽米倉涼子さん みいつけた!
▽堺雅人さん 普通の告知はさせませんよ!?ほか
番組ホームページ
http://www.ytv.co.jp/miyaneya/

ジャンル :
情報/ワイドショー – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語ステレオ
サンプリングレート : 48kHz

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