新オーダー、今季初めてナゴヤドームに取り込んで流れをつかみたいタイガース。
日曜日、スタメン外れた梅野の先制ホームランでタイガースリード。
中日・阪神4回戦、解説、藪恵壹さん、今岡誠さん、お2人でお楽しみいただきます。
センター大和からいいボールが…、止まっています。
さあ、この岩田が昨年の8月20日から、なかなか、藪さん、勝てないというピッチングが続いてるんですけれども。
でもね、投球内容、非常にいいピッチングがね、続いてますよね。
ですからきょうはそれをね、やってもらえたいと思いますよね。
はい。
そしてなかなか勝てないというこのナゴヤドームで、今岡さん、梅野の一発で先制しましたけど、タイガース。
そうですね、横飛びましてね、ライトにね。
ライトへ持っていきましたけれども。
1試合、今岡さん、スタメン外れまして、うめのなんですがちょっと違いというのは出るんでしょうかね?
チームが苦しいときにね、藤井が出て打たれたと。
きょうは、梅野が戻ったということで、本人もちょっと気合いが入っていると思いますけれども。
その気合いの表れが、この一発になって出ました。
まあそのスタメン外されて、戻っての、最初の打席で、ちょっと梅野自身も今季1号で、2塁ベース付近でね、あっ、入ったのという感じでしたけどね。
そうですね、見てるほうもね、ライト、抜けるかどうかのぐらいの感じで、まさか入るというね、感じには見えなかったんですけれどもね。
でもいいバッティングでしたね。
ただ、リードは1点です。
そして売り出し中の福田がバッターボックスに入りました。
この人はもう、打てるボールと思ったら、藪さん、がんがん振り回すタイプですね。
そうですね、1打席目もね、速球をセンター前にはじき返してますし、ここはまあ、バントも考えられると思いますけどね。
果たして小技があるのかどうか。
ああ、打ってきた。
2塁ランナーの平田、3塁回った。
福留は3塁へ。
追いつかれました。
ドラゴンズ、この福田。
やはり初球からきました。
今、藪さん、入り方はどうだったんでしょうかね。
いやー、様子見の感じでいってもよかったと思うんですけどね。
バントも当然考えられるところなので、簡単にすっと入りすぎですね。
ストライクゾーンのボールでしたよね。
はい。
そして、振り出し中の福田のバッティングなんですが、今岡さん、右にこれ、打ってきましたけどね。
そうですね、普通に打てばね、ぼんぼん振ってくるようなタイプなんですが、ここはちょっと考えてね、右のほうに、意識して打ったような内容ですね。
さあここまで、なかなかいい内容を見せていた岩田だったんですが、追いつかれて、なおもノーアウトでこの状況。
藪さん、どう打破していくかというシーンですけどね。
エルナンデス、当たってるんですよね。
このスイッチヒッター。
そうですね、守備隊形はね、後ろでダブルプレーを取るという隊形ですんで、1点はしょうがないかなという守りですよね。
いったん、越されてもいいという守備陣ですね。
初球からきた!サードランナー、スタート切ってきました。
ダブルプレーを取ったんですが、ドラゴンズの勝ち越し、この回、逆転です。
今、グラブに収まっていればというところだったんですが、速い打球でしたけども。
藪さん、このプレーですね。
これ、グラブに当たっていなかったら、もう、よく当たりましたよね。
当たってまだよかったというね、当たらなければ、センター前までいっていたかというところなんですが、今岡さん、いい形で先制したんですが、いったんこれひっくり返りましたよね。
タイガースとするとね、今の場面はゲッツーでいい形じゃないですかね。
まあ1点は取られましたけどもね。
守りとしてはそういう姿勢を示していましたんで、意図的にはいっているということになりますよね。
計算どおりですね。
あとは、ここでね、ふんばってというとこじゃないですかね。
下位打線の7番松井佑介です。
この松井は、1軍に上がってきたばかり。
ただうえすたんではアベレージを残してきまして、この松井佑介、3割2分1厘、これはウエスタンリーグ第2位の数字。
オリックスのおくなみの次に、数字高いものを示して、1軍に上がってきました。
さあ、ゴメスから岩田。
ん、これ、どうかな?微妙な体勢だったんですが、これはアウトで、なんとかリベンジでしのいだという岩田のピッチング。
さあこのあと、タイガース、反撃なるかという5回の表の攻撃へ入ってまいります。
なお今シーズン、MBS…野球中継では、こんなところにも注目しています。
例えばランナーが1塁にいるこの場面、ウィズストップウオッチでは、ピッチャーのクイックモーションを測定。
投球動作開始から、ミットに収まるまでのタイムをこのように表示します。
さらにランナーが走ったときには、キャッチャーの2塁への送球タイムに注目。
ボールを捕ってから、2塁上の野手にボールが届くまでの時間を計って、投手のクイックモーションと合わせてタイムを表示します。
クイックモーションのプロの平均がおよそ1.2秒、キャッチャーの送球タイムは、2秒未満で強肩といわれていて、ピッチャーのクイックか、キャッチャーの強肩か、それを上回る走塁か。
勝負のポイントが、ウィズストップウォッチを見れば一目で分かります。
さらにバッターの走力を測る目安として打ってからの各塁への到達タイムを測定。
足が速いとされるバッターのときには、このタイムにも注目してください。
ウィズストップウォッチで、こんな1秒が勝負を分ける、プロの戦いを楽しもう。
ということで、ことしはちょっと違うアングルでもお楽しみいただこうという企画もご用意しております。
改めましてナゴヤドーム解説は、藪恵壹さんと今岡誠さん、お2人ですけれども、藪さんね、ちょっと趣向を凝らしてということになりますが。
いやぁ、非常にこれ画期的だと思いますね。
そうですか。
やっぱりそのへんのね、数値化っていうのは、今岡さん、見ていても、あっ、そうかという部分が出るんでしょうね。
もちろんそうですね。
ですからきょうはそんなシーンもこのあとね、併せながら皆さんに野球のほう、楽しんでいただきたいというふうには思うんですが、さあ、今岡さん、逆転されましたんでね、まずはこの下位に下がって4試合目、上本。
なんとかちょっとチャンス作ってほしいですね。
そうですね。
7番に下がって、4試合目というこの上本です。
果たして奮起はあるんでしょうか。
2回目のアットバット。
そしてこのあと、第1打席で見事、いったんは先制のホームランを放っている梅野。
2番では苦しんだ上本なんですが、その梅野の前、出塁なるかというところで今岡さん、下位に下がって、これ4試合連続7番なんですが、この7番の上本になってからっていうのバッティング、何か変化はありますか?
ちょっと自分の…。
ああ、ここは三振でしたが。
上本らしさというのが出てないんですけども、この先ね、彼が、上本が、どの打順を、調子上がっていって、打つのか、そういうようなところもポイントじゃないですかね。
そして、これが梅野の先制ホームラン、3回に出ました。
本人もちょっと、2塁を回ったところで入ったのかな、どうかなっていうシーンもあったんですが、今季1号となりました。
仙田さん、そのホームランなんですが、打ったのは、ストレートで、外寄りのボールに対して、うまくたたくことができましたと、慌てて、次の守りにプロテクターをつけて行ったわけなんですが、打ったバルディスに対して、ベンチの関川バッティングコーチなんですけれども、コントロールが両サイド、いい所にきているんだけれども、きわどい所がきょうはボールになっているので、コース、コースに決まる前に打っていきたいと、ストレートはスピンが効いてるみたいですね。
フライアウトが多いんですけど、そのボールをうまく捉えることができれば、長打も出ると、なので、しっかりタイミングを取って打っていきたいということです。
3塁側タイガース情報は、井上雅雄アナウンサーでした。
というコメントを聞いて、今岡さん、どうですか?
スピンが効いてるということなんでね、まあまあ、先ほどの梅野の。
これなんかも、押され気味というようなバッティングになりましたね。
ですから、見た目よりもね、打者がストレートが打ちづらいというか、速く感じるというかね、そういうものがあるんでしょうね。
藪さん、ピッチャーの目線からはどうですか?このバルデス。
モーションもね、非常にキャッチボールのように、ちょっと軽いように見えるんですけれども、意外にね、ボールと腕の振りが合わないといいますかね、それが一つの特徴でもあると思うんですよね。
さっき、キャッチボールのようなという表現からいきますと、そんなにぴゅっと、速いような感じで投げているわけではないのに、ボールは手元できているかなという感じ?
そうですね、力感が全然ないんですけど、ボールはぐって来ているような、そんな感じです。
さあ、そんなピッチャー、このあと逆転できるかどうかというタイガース。
この回、この岩田で終わっても、6回は1番からという、組み替えまして、オーダーを、きょうも1番西岡、2番大和、3番鳥谷と並んでいる、そんなオーダーの攻撃になります。
和田監督、日曜日のゲームは、なんとか取りたいと逆転2ランで、今岡さん、オーダー変えて成功しましたけどね。
そうなんですよね。
ただこれ、2番バッターがね、どうなるのかというね、そういうところがまだ残ってますね。
この開幕から2番の難しさ、
ナゴヤドームはこれから5回の裏、ドラゴンズの攻撃です。
5回の裏、下位打線です。
8番の武山から始まるというオーダー。
先発は岩田。
まあ藪さん、先週の金曜日、カープ戦、雨で中止という甲子園がありましたので、少し和田監督、ローテーションの順番を変えましたね。
そうですね。
そのままメッセンジャーがスライドして、日曜日にね、順番からいったら岩田が行くのかなと思いましたけども、ここまでね、火曜日まで飛んできましたよね。
ですから、この岩田投手は前回、4月4日東京ドーム以来、中9日というピッチングになってますけどね。
そのへんの感覚はそんなに、気にならないと思いますけどね。
福留の正面です。
なかなか今岡さん、この岩田が投げると、援護できないというシーンが多いんですけどね、阪神戦。
そうですね。
何かね、あるのか、ないのか、分からないですけどね。
ただ、結構今岡さん、昨年からこの岩田投手というのは、ピンチでも粘れるというタイプですけどね。
ですからリズム的にいくと、野手からするとね、こう、きちっと3人でとんとんと終わったほうが、入りやすい場合もありますね。
援護でいくと。
なるほど。
ということは、ここは下位打線ですから、今岡さん、そのあたりしっかりとという部分ですね。
ここはね、ランナー出して粘って0点ではなくて、もう簡単に、3人で取りたい場面ですね。
6回は1番の西岡から始まるというオーダーになります。
仙田さん、きょうの岩田について、中西ピッチングコーチなんですが、ボールそのものは悪くないと。
ただゾーンがね、少し高いというふうに見てますね。
特に変化球のゾーンが高いと。
もう少しゾーンを低く投げるという意識を持つことによって、手元で、岩田投手、ボール、浮きますよね。
そのボールを手元で動くことによって、岩田投手の持ち味であるゴロでアウト取っていく、そういうピッチングになっていくと。
なので、低いゾーンを意識してほしいということです。
3塁側のタイガース情報は井上雅雄アナウンサーでした。
そのゴロが飛んでいます、ゴメス。
このゴメスとバルデスは、ドミニカ時代、ウインターリーグで同じチームに所属した、そんな経緯もあります。
簡単に2アウトまできました。
ただ、藪さん、1番の大島は俊足でね、盗塁王も取ったことありますからね。
そうですね。
ここはなんとしても3人で切り抜けて、ベンチに帰ってきてからほっとしてほしいと思いますけどね。
さあ、そこでキーワードは、中西ピッチングコーチ、低めという話が入ってきましたけども。
やっぱりいいときっていうのは、ゴロのアウトが非常に多い投手ですから、やっぱりそれが一つのバロメーターになると思いますね。
さあ、しっかり3人で取れるか。
今季、まだ勝ち星はついておりません、岩田。
ドラゴンズ戦は、開幕2戦目、京セラドーム。
今岡さん、あのときは8回まで無失点でしのいでいたんですが、援護もなかったというね。
そうですね。
ドラゴンズ戦は、5球団の中では、対戦カード、セ・リーグで最も勝ち星を挙げていまして、過去11勝を取っています。
それこそね、ランナーは出すけど粘ったというかね、そういうイメージのピッチングですね。
とにかく初回から結構満塁のピンチもあったんですが、よく本当にしのいでいったという印象が残っていました。
バットが出たかどうか。
これは出ていません。
2アウトまではきたんですが、ちょっとこの大島に対してはボール先行です。
対中日の通算成績はご覧のとおり、防御率1.75です。
低めに入ったんですが、三者凡退では抑えきれませんでした。
大島、フォアボールで歩きます。
こうなると藪さん、2アウトからでもちょっとややこしい攻撃も考えられますね。
そうなんです、やっぱり足を絡めることがね、攻撃の中で中日のほうはできますのでね。
盗塁して2塁に行って、ぽんとヒットを打たれると、それだけでね、点数になりますから。
さあ、このあたりで、ウィズストップウォッチの数字なんかも出てくるかなというシーンになってまいります。
ただ、この荒木は今岡さん、結構、早打ちのバッターですよね。
この場面はね、ランナー、大島がいますから、もうほとんど、ストレート待ちでいいわけですからね、バッターは。
打ちやすいですよね。
ですから、涼しい顔で、初球の変化球を見送っています。
さあ、その今、ストップウォッチを押しました。
1.09という数字ですから。
そうですね、クイックモーションで投げてますから、非常に速いですよね。
この数字ですと、大島でも、さすがにどうかという雰囲気です。
鳥谷の上。
大島は2塁ストップ。
ただ荒木にはじき返されました。
今岡さん、その今、ねらいのボールでしたかね。
…のストレートですよね。
こうなりますよね、バッターもそうやって考えますから、打ちやすいですよね。
2アウトですけども、こうやってチャンスが広がっていくと、一つの、フォアボールで。
今岡さんのにらんだとおり、荒木はストレート待ちでした。
2アウトまでは簡単にいったんですが、藪さん。
ちょっと展開が大きく変わってきました。
そうなんですよね。
ですから、足のある選手が、2アウトからでも、1塁に出るだけで、このように意識がね、ランナーのほうにとられますから。
そこでまっすぐ系統が多くなるというところで、つながれましたよね。
さあ、そしてこれ、大阪桐蔭の先輩後輩対決になります。
5学年、岩田のほうが上になるんですが、対平田。
フルスイングでいくバッターです。
入りはいかに。
低めにはいってるんですが、今岡さん、結構、バッターサイドは簡単に見送れるボールが来てるんでしょうか。
ですから、バッターもね、意図的に投げてきてるボール球と、ストライク取りにきて、ボール球になってる球って、大体分かるんですよね。
感じれるんですよね。
となると、今はちょっと、その判断がつきやすい状況のピッチングをしてると。
この岩田。
そうですね。
いいときは、低めのときはこの岩田の場合は、変化球なんていうのは、バッターが空振りゾーンというのはやっぱり、ゾーンが広いわけですからね。
そういうのはきょうは、あんまり見れないですよね。
昨年は菅野に続いて、セ・リーグの防御率2位という、2.54、安定した数字。
そしてなおかつ、今出ましたけれども、昨年、得点圏にランナーを置いた場面での被打率が、セ・リーグの規定投球回到達ピッチャーの中で一番低かったと。
そうですね。
そのへんも、タイトル一つ作ってほしいぐらいですよね。
ご覧の数字、これ、圧倒的といっても過言じゃないですよね。
そうですね。
岩田の真骨頂は、粘るです。
上がっただけ。
前半5回まで終了して、このあと後半戦ですが、前半のハイライトをご覧いただきます。
まず2回の裏、中日、先制のチャンス、2アウト3塁、岩田のピンチで、8番キャッチャー、武山、ここは低めの変化球でショートゴロ。
ここに飛んだら大丈夫、鳥谷、さばいてピンチを脱出です。
そうしますと、3回の表、阪神は先頭バッターの梅野。
日曜日はスタメンを外されましたが、その悔しさをばねに、第1打席、ライト方向へ見事なホームラン。
これで1点のリードを奪います。
うれしそうでした、梅野。
ただ、4回の裏、中日、ノーアウト1塁2塁で、5番の福田を迎えます。
森野が開幕3戦目、骨折しまして、そのあと、この1塁に入っている福田。
ここは右方向へ同点打。
なおもノーアウト1、3塁で、6番のエルナンデス。
守りはこれ、ダブルプレーねらいだったので、よかったんですが、サードランナー、ルナがかえって、中日がひっくり返して1点リード。
さあ、後半戦入りますが、新オーダーになりました、今岡さん、1番の西岡ですね。
そうですね。
この新オーダーの印象というのは、今岡さん、日曜日のゲームを見て、どうですか?
新オーダーといっても、これ、2年前と一緒ですよね。
西岡1番、2番大和、3番鳥谷ですね。
そうですよね。
今回の場合は、応急処置といいますかね。
これはぼてぼてです。
ルナ。
出塁ならず、きょうの西岡、1アウト。
…シーズンは長いですから、打順はね、変わっていくとは思いますけどね。
どこまでこの状況が、今岡さん、続くかですね、そうなると。
ただね、やっぱりこう、負けが込んでくると、何かね、打線でもそうですけど、やっぱりこう、変えたくなるといいますかね、そういうふうになると思いますけどもね。
はい。
藪さん、このカードね、開幕戦からタイガースが3連勝しまして、ドラゴンズはやっぱり、せんでんの評価どおり、ことしもBクラスかなと思ったら、セ・リーグ。
見せましたね。
ここから7連勝してね、現在のこの種いっていうのはね、誰も思ってませんでしたね。
現在、セ・リーグは首位タイで中日、DeNA、3位ヤクルト、4位巨人、そして5位阪神で、最下位広島と。
いうことで、昨年のAクラスとBクラスがそっくり、藪さん、入れ代わってますね。
パ・リーグが数年前そうだったように。
去年、パ・リーグはね、下克上シーズンといわれましたけども。
今のところセ・リーグはそんな感じ。
大和もバットの先っぽでした。
2アウトでゲット3なりません。
これで今岡さん、大和は4月1日を最後にヒットが出てないんですよね。
そうですね。
ですから、1番と3番ですか、西岡、鳥谷、入れ替えたんですけども、本当はこれ、2番というね、大事なところがかちっとしてないっていうね。
そういうところの不安もありますね。
このあたりで、ちょっと考えても見なかった2番、不調というのが尾を引いています。
さあ、ただ分かりません、ここからクリーンアップ。
おとといの甲子園8回の逆転ホームランは、藪さん、見事でしたね。
そうでしたね。
やっぱりね、3番に座ると、ああいう仕事ができるといいますかね。
やっぱりクリーンアップが打って、勝つという、試合がね、本当に締まりますし、チームも乗っていけますんでね、やっぱりこの収まりのほうがいいように思いますけどね。
今岡さん、3番鳥谷、いかがですか?
あとはその中で、内容というか、この間みたいに、ホームランで決めてくれるとね、今、藪さん、言われたように、クリーンナップで決めるというのが、チームとして落ち着きますよね。
そうですよね。
まさに走者をかえすという、見事なバッティングを披露しました。
ただ、あれが今シーズンの初打点という鳥谷でした。
この試合出場数も、本当にすごいところまで来ています、鳥谷。
鉄人金本さんもショートでこういう数字は、普通は今岡さん、残せないっていう話はしてましたね。
そうですね。
まあ、本当、体が強いですよね。
何もかも。
外も内も。
ー精神的にもっていう部分もあるでしょうが。
なんかね、そうやって肉体ばっかり目が行きがちなんですが、やっぱり精神的
ナゴヤドームは、非常に速いテンポでゲームのほうが進んでいます。
早くも6回の裏、ドラゴンズの攻撃です。
セ・リーグの首位打者、ここまで当たっています、ルナ、バッターボックスに入ります。
さあ、岩田、後半のピッチングに入ってまいります。
なお今晩、副音声ではMBSラジオ、解説で金本知憲さん、実況、近藤亨アナウンサーで、このナゴヤドームの…をお送りしています。
副音声でお楽しみいただけますんで、時には、この副音声を楽しむというのもいいのかもしれません。
さあ、ただ、速いテンポの中で、次の1点というのが、どうやら藪さん、ものをいいそうなんですけれども。
どっちに入るかによって、勝敗が。
さあそこで、その次の雰囲気を、どちらが先に醸し出すかということで、岩田のピッチングにかかります。
少し前半は、球が高いという話があったんですが、そのゾーンに関しては、藪さん、どうですかね?
2回り目に入ってから4回ぐらいから、ちょっと高いかなというふうに感じましたけど、最初の1回りは、ヒットは打たれましたけれども、その中で粘れたかなと、要所では低くしてますね。
まあおもしろいもので、プロ野球というのは、今岡さん、大体このテレビ放送の終了に合わせて、3時間ぐらいでというのが定番なんですけど、きょうはもう、意に反して、速いんですが、ということは、後半に何かが待っている可能性もありますよね。
またね、何か待っててくれないとね、困りますね、これね。
本当、そうですね。
この試合からするとね。
そこまで本当に粘れるかどうかの岩田。
ドラゴンズはチームホームランが3本なんですが、その3本を、今岡さん、この福田1人だけで打ってるんですよね。
珍しいですよね。
そうなんですよ。
ことしは非常にセ・リーグはホームランが少ない出足になってます。
チームトップというか、この人しか、ドラゴンズはホームランを打っておりません。
つぼは真ん中から外、インコースにウィークポイントがありますが、そこを突こうとしたんですが、ちょっと逆にいった。
パワーがあります、福田。
福留、これは距離、出ません。
ただ振りなんか、今岡さん、見ていてもこれ、怖いなという部分はありますね。
そうですね。
やっぱり試合になるとね、変化球が気になって、練習ではフルスイングできる選手でも、試合になるとだんだんとフルスイングをしなくなるというのがね、大体若い選手の傾向なんですけど。
今のところはというかね、変化球を怖がらずに、空振りするのを怖がらずに、自分のスイングをしてるんじゃないですかね。
タイガースに置き換えますと、残念ながらファームに落ちてしまったんですけど、ルーキーの江越選手なんかも、キャンプオープン戦ではいい振りしてましたよね。
やっぱり変化球、気になるとポイントが近くなってきてね。
やっぱり打球がだんだんセンターから、ライトといいますかね、なってきますね。
ちょっと、こじんまりといいますかね、変わってくるわけですよね。
やっぱりこうね、変化球、気になると、バッターというのはちょっとおかしくなる。
傾向にはあるわけですね。
ポイントがおかしくなるんですよね。
自分の気持ちよく振れるポイントで、自然に打てなくなってくるというね。
練習では打てるんですよ。
それだけやっぱりこの1軍で生き残るというのは、難しいものがあるんでしょう。
そんな中で、この怖い打順も、2アウトまで持ってまいりました、岩田稔。
ここはストレートでね、若い選手は特に、ストレートで一本でいくと、とんでもない変化球振ったりする、反応してしまう場合があるので、やっぱりそれが怖くなってくるんですよね。
なるほど。
ゲームに、打席に立てば立つほど。
ためなんていう表現もありますけどね。
立たないと分からない部分もあるんですが、
ナゴヤドームは早くもラッキー7です。
現在、4試合連続ヒット中、ようやく当たりが出てまいりました、マウロ・ゴメス。
きょうはまだ過去2打席、ヒットかありません。
そろそろくるかという、この第3打席。
さあ、今岡さん、ホームランで同点というバッターですけどね。
もちろんね、甘い球がくれば、そういうバッティングができる、バッターですけれども。
ドミニカのウィンターリーグでこの2人は、同じチームに所属という、そんな過去もあります。
珍しく藪さん、ここ、バルデス、ボールが先行しましたね。
そうですね。
でもきょうはね、チェンジアップですか、あれとスライダーにね、全く合ってないので。
うーん、ただここはしっかりと、ボール球、手を出しませんでした、ゴメス。
同点のランナー、ノーアウトで出しました。
やはり、かつての同僚、多少の意識はあったでしょうか、バルデス。
さあ、ゴメスが出て、今度は5番のマートンという流れになりますが、今岡さん、きょうはマートンは、ヒットが出てますからね。
そうですね。
気分よく、きょうはね、立てますんで、逆にここが大事な打席になるんじゃないですかね。
きょうのヒットで、6試合連続ヒット、これは伸ばしているんですが、ずっと過去5試合はヒット1本だったので、ご覧のとおり、今岡さん、マルチ安打は7試合ぶりですよね。
ただね、クリーンナップはどこで打つかなんで、ランナーいないときと、ランナーいるとき、もっと言うと、試合の状況に応じて、大事な場面で打つっていうのが最高の薬ですね。
なるほど。
このへんの状況バッティングです。
仙田さん。
マートンについて、平田ヘッドコーチなんですけれども、日曜日の甲子園ではちょっと打席のあと、いらいらするような、行動もあったんですが、自分ではボールを捉えているのに、長打にならない、その外野の間を抜けない。
そのあたりにフラストレーションがかなりたまっているようなんですね。
その自分の捉えた感じと、打球の飛んでいく、内容が一致しないという部分だそうですね。
そのへんで、もどかしさというのがあるんでしょう、マット・マートン。
タイガース情報は井上雅雄アナウンサーでした。
ただ、昨年の首位打者。
藪さんね、頼りになる部分というのは、変わらないでしょうからね。
そうですね、開幕でね、最終打席にサヨナラヒットを打ったり、ありましたからね。
ここっていうときには頼りになりますよね。
その部分が出るか。
バルデスも100球を超えてきました。
藪さん、バルデスの変化は、7回に入ってますが、どうですか?
いやー、いいですね。
ずっと変わらないですよね。
後半に入ってきて、このチェンジアップを、非常に有効に使ってますよね。
バルデスは、ストレート、チェンジアップ、スライダーにシュートですか、それほどめちゃくちゃ多くはないんですよね、球種が。
そうですよね。
ですけれども、後ろをコンパクトにして、キャッチボールのようにぴゅっと投げてくる、なかなかこう、タイミングが取りづらいといいますか。
このへんでタイガース打線も苦労しています。
前回もタイガースは、このバルデスに6回まで3安打と抑えられたんですが、今岡さん、ヒットが出たのが1回2本というのがありましたよね。
2回以降は1本しかなかったんですよね。
そうですね。
前回、本当にてこずりましたよね。
2回目の対戦で、そのあたりうまく修正してくれば、この後半、逆転もという点差。
インコースは強い、マット・マートン。
うわー、これはいいコース。
今岡さん、バット出ませんかね。
ですからね、今、チェンジアップが、有効に投げてるということでね。
バッターもどうしても、半分ぐらいはそれは頭、入れるんで、まあ、まっすぐね、インコースのこの球ね、頭にはあるんですけども、体が反応しないというね、そういう状態の見送りですね、今のは。
このストレートの球速自体も、藪さん、めちゃくちゃ速いわけじゃないんですけどね。
そうですね。
一つ、こういうところでの、まっすぐの見逃しの三振っていうのは、やっぱりベンチの士気に関わってくるんで、やっぱりもっと、こうランナーせっかく1塁にいるんですから、ディスボールで勝負ですけどね。
ランエンドヒットをかけるとか、ちょっとやってほしいですよね。
要は振らないと、得点にはなりませんからね。
何にもなりませんからね。
ただこの福留は結構振ってきます。
アベレージは、そんなに上がっているというような感じではないんですが。
中日戦もよく打ってるんですけど、今岡さん、インパクトに、こう、ファンの皆さんも福留、打ってるなという感じのバッティングはしてくれてますよね。
そうなんですよね。
あとは、周りが打たないときに打つイメージですね。
みんなが気分よく打っているときは打たないというね、そういう感じもしますね。
今岡さんの後輩にもなるんですけど、ここまでの福留選手、ことしの雰囲気は、どのように見ていらっしゃいますか?
それはね、去年とは全然入り違いますよね。
去年はハワイの自主トレも、朝から晩まで練習しまくった。
ただ、ことしは、本当に短時間で仕上げていて、精神的な余裕を感じたという、一緒にいた、中日にいました、山崎武司さんもね、藪さん、そんな話もしていましたけどね。
そうですね、もう長い間ずっと、ハワイでやってますよね、彼らは。
ですから、ことしはちょっと余裕があるんじゃないかと、開幕前に。
そのあたりを指摘していたんですが、どうやらそんな感じです。
さあ、後半に入って、バルデス、攻略のシーンを作れるかどうか。
強烈な打球でした。
ゴメスは2塁ストップ。
さあ、これで同点のランナー、逆転のランナーまで出ました。
このあたりがことしの福留です。
今岡さん、いい当たりでしたね。
そうですね。
このバッティング。
ショート、エルナンデス。
相当この、打球の速さに押し込まれたという感じでした。
このへんがね、外国人の野手の特徴で、今のさばくと、すごくうまく見えるんですけど、後逸するとね、日本人選手だったら、正面に入ってみたいなね、勝手に想像してしまうところもありますね。
さあ、この福留までかえりますと逆転というタイガースなんですが、上本ですが、今岡さん、これ、状況的にはね、変わってもおかしくないような雰囲気はあるんですが。
こういうところでね、1本出ることによって、彼にも大きいし、チームにも大きいですよね。
さあその上本です。
外野が結構、藪さん、これ、前に出てきてますんで、投げるピッチャーとしても、多少のプレッシャーはあるでしょうか。
そんなプレッシャーはかからないと思うんですが、やっぱりこの打者を、いかに、できればダブルプレー、内野ゴロを打たせてダブルプレーを取りたいという場面ですよね。
そのへんの駆け引きはうまそうですね、バルデス。
ほとんどキャッチャー任せではなくて、本当ピッチャーで、組み立てをしているような、そんな感じに見えますね。
そんな中で、今岡さん、上本のチャンスボールはどのあたりになりますか?
まあ、彼がどういう球を待っているのか、分からないですけども。
上げてしまいました。
平田。
ファウルです。
打ち方だけ見ていると、球種を張るというよりも、やっぱり方向ですよね。
センターから右に、空振りしないようにといいますかね、そういう打ち方に見えるんですけども。
どこかでね、この打席の中で、1球ぐらいはね、ぽんとこう、引っ張るようなくらいのポイントで振るっていうのをね、ピッチャーも嫌ですし、自分のペースにもなるという場合もあるんですよね。
ちょっとこう、意識し過ぎといいますかね。
もともと上本は、そういう、レフトスタンドに放り込むような、見た目と違って、今岡さん、強さもあるバッターですけどね。
だから、ポイントがこう、右を意識するあまり、近すぎるというかね、手が伸びないところで打つんですね。
だから、逆方向を打ってもやっぱり手が。
そうですよね。
もっとこう、センターのほうにね、伸びていくような状態ではないと、バットヘッドは利いてこないですよね。
右に向かって打っているような感じですよね。
だから、ヘッド利かないとね。
あっと、これはよく戻った、ゴメスも戻った。
ライナーだったんですが、福田。
これはハードラック、上本。
2アウトになりました。
藪さんからも思わず、声が出ましたけどね、この当たり。
いい当たりだったんですけど。
やっぱりこれ、守ってるほうも、ある程度、今岡さん、右の意識が植え付けられていて、ライン際もちょっと締めてましたかね。
もちろんもうね、右にしか飛ばないような打ち方ですからね。
それがなければというシーンでした。
ただ、まだチャンスは残って、先制ホームランを打っている梅野。
ここは岩田のためにも、藪さん。
そうですね、1、2、3番の打順の組み換えもそうなんですけど、この7、8番の入れ替え。
入れ替え?
入れ替えというのも、非常に僕はこっちのほうが安定すると思いますね。
次は岩田の所なんですが、ヘルメットをかぶった関本がスタンバイしています。
その前の梅野。
きょうの1点はこの梅野の、いったんは先制点となるホームラン。
ライトスタンドでした。
ただこのバルデスの変化球は、ボールになっても、藪さん、低めに来るんですよね。
そうですね。
そこらへんがやっぱり、豪快といいますか、ベテランの感じですね。
キューバ出身、そのあとドミニカ。
ことしの11月で38歳というバルデス。
ショート正面、
このカードは接戦が多いんですが、きょうも1点差。
終盤に入ってまいりました、ナゴヤドーム。
打順がきませんでしたので、藪さん、岩田がこのまま行きますね。
そうですね。
あそこで点が入ってたらね、岩田がそのままいったか、それでフォアボールで出された場合は、恐らく代打が出ていたと思うんですが。
ということは、この回でという雰囲気ですね。
そうですね。
ですからこの回も、最後だと思って、しっかりと攻めないといけないですよね。
その中でドラゴンズは、きょう1軍に上がった7番の松井佑介が右バッターボックスに向かってきました。
ラッキー7、今度はドラゴンズです。
ショートは鳥谷。
先頭バッターはしっかりと打ち取っています、岩田。
とにかくドラゴンズサイド、谷繁監督も、阪神戦といえば、毎回接戦というイメージ。
疲れるよという話をしてましたけど。
特にこのナゴヤドームでは、接戦ばっかりですよね。
ただ今岡さん、ことし、中日、このナゴヤドームで、過去8勝1敗なんですよね。
ですね。
開幕のね、3連敗はなんだったんだとね。
本当にね。
そんな感じしますよ。
消えるんですよね、藪さんもね、このナゴヤドーム、会場から、何回も中日戦、投げてらっしゃいましたけど、イメージは、どんな感じなんですか?このナゴヤドームのマウンドは。
非常に投げやすいですよ。
きれいですしね。
投げやすいんですか?
はい。
そうなんですか。
そうですね。
球場も新しく出来たばっかりでしたし、成績出します?
言っていいんですかね?
いやぁ、あまり言わないほうがいいと思いますけど。
藪さんも勝つまでに、なんと、15試合を要したということで、最終的には1勝8敗と。
あらら。
ナゴヤドーム。
援護点になかなか、この岩田投手みたいに、藪さん、恵まれないというシーンが多かったんですが。
そうですね。
あんまり勝ったというイメージはないですね。
だから今の岩田の心境が、藪さんはよく分かるんじゃないかなと思って、質問してみたんですが。
だからもう、粘るしかないんですよ。
粘って、粘って、ボールを低く集めると。
それだけしかないですよ。
そういう点では、ちゃんとできてますかね。
ちょっとね、中盤から後半にかけて、球がね、高いというのがありますけれども、まあでも、よく投げてますよね。
でも、不思議なのは、なかなか勝ちがつかないというね、この岩田稔。
セカンドは上本。
これだけ勝てないと、ちょっとね、気持ち的に切れてもおかしくないんじゃないかなと思うんですが、頑張っています。
そしてバルデスが、そのまま行きます。
行きますね。
バルデスは、開幕2戦目に投げたあと、中4日、中5日で来てるんですけどね。
すごいタフですよね。
このバルデスは、高校時代まで外野手をやっていまして、今岡さん、結構この、バッティングも、ピッチャーとは思えないような振りするんですよね。
そうですね。
ご覧いただきましょう。
初球からこのとおり。
振ってきますよね。
2アウトですけどね、打つ気満々ですね。
巨人戦では、196センチ右腕のマイクラスから、レフト前へタイムリーも打っています、このバルデスです。
そのセ・リーグなんですが、横浜スタジアムでDeNA・巨人と、松山で行われるはずだったヤクルト・広島が雨のため、中止ということになりますが。
あー、そのバルデスに、ライト前に持っていかれました。
こんなバッティング、できるんですよね。
変化球ですよね。
このバルデスは上々のバッティングセンス。
ただこれで、藪さん、ちょっと疲れてほしいんですよね。
そうですね。
阪神サイドは。
2塁、3塁と行かして、同点で終わるというような。
都合が、そんなにうまく、いいようにいくかというような話なんですが。
ただ、何かないとね、変わりませんから。
そうですね。
投球専念というよりは、果敢に打っていきました、バルデス。
そして4巡目、ドラゴンズ、1番大島。
打順が来なくて、次の回も行くと、案外、失点というパターンが、藪さん、プロ野球は多いんですけど。
それを阪神側は望みたいですよね。
その前の岩田です。
プロ野球のほうも歴史を重ねておりまして、この阪神も、中日も、チーム5000勝というのが近づいてきております。
阪神はあと18、ドラゴンズは19ということで、非常に似通った。
ちなみに、やはりセ・リーグでは巨人が断然、勝利数がありまして、5644ということになってますけどね。
球団創設80周年の、歴史をすごく感じますよね。
そうですよね、ですからもう、ことし5000勝は間違いないということになってます。
そんなカウントダウンに、この岩田の勝利を含め、持っていってほしいんですが、この終盤。
ドラマの幕を開けるには、岩田、ここは0点で抑えないといけません。
当てるのがうまい大島です。
うーん、これ危ない打球でした。
ちょっと今岡さん、ひやっとしましたけども。
このバッティング、どうでした?
そうですね、追い込まれてますんで、こういうふうな形になっていきますよね、自然とね。
とにかくこの大島もアベレージヒッターですから、追い込まれて、外のボールを当てるというのは、今岡さん、うまいですからね。
あっちの方向はね、本当に、ヒットを打つゾーンを持ってますからね。
ランナーはピッチャーのバルデスです。
粘れるか。
まだ球数は藪さん、88ですからね。
そうですね、非常に理想的な数といいますかね。
完投ペースの球数ですよね。
ただ、打順が次、この岩田からということになります。
この状況ですと、やっぱり、岩田には代打ということになるんでしょうね。
当然そうなるでしょうね、追いつかないことにはね、始まりませんから。
打つほう重視という流れになりますよね。
ここまで打たれたヒットは6本です。
ちょっと抜けました。
さあこれで、1塁ランナーはピッチャーのバルデスですが、スタートを、藪さん、切りますね。
そうですね。
11月で38歳という、このベテランの来日1年目、バルデス。
打ち取りました。
さあ、岩田のところ、当たっている代打、どうやら狩野が、このあとバッターボックスに向かっていきそうです。
MBSテレビでは、今後もご覧の阪神戦を中継します。
また今シーズンは、ホームインwithタイガースと題しまして、ホームに帰ってきた阪神の選手をクローズアップします。
大阪・茶屋町MBS本社1階では、今シーズンの阪神が得点した数だけ、番組出演者が優勝を祈願した絵馬が飾られていきます。
連日のMBSラジオの中継はもちろん、テレビでは、あさちゃんwithタイガース、ちちんぷいぷい、土曜日のせやねん!など、各番組で阪神タイガースを応援していきます。
ということで、ことしはいろんな企画を盛り込んで、テレビ中継、MBS、お送りしております。
さあ、8回に入りました。
代打は狩野。
ただこの狩野が振れています。
今岡さん、腰の状況も足もよく動くし、いいので、こんな数字が残っていますと、狩野選手が話していましたけれども、どうですか?
大したもんですね。
岩田が7回まで2失点と、頑張っていた分、なんとかできるかというこの8回。
仙田さん、狩野選手なんですが、今シーズンは、外野手としてでもあるんですが、特にこのバッティングに力を入れてシーズン臨んでいるんですね。
過去振り返っても、この1軍に合流して、すぐ結果出してますよね。
本人も、なんでだろうという気持ちもあるんですけれども、やっぱり1軍に上がって、打席に立つその最初、もしくは早めの打席でのその集中力、このあたりは特に気をつけてますというふうな話をしていましたね。
さあ、そんな集中力の中でボール球は振りません。
タイガース情報は井上雅雄アナウンサーでした。
まずはこの狩野が出るかどうかで、今岡さん、次、1番西岡ですから、大きく変わりますよね、この回。
そうですね。
なんとかここはね、塁に出たいですよね。
今のは、打つ気がなかったんですかね?
ないですね。
まあ、ひょっとしたらベンチから待てが出てるかも分かんないですね。
なるほど。
さあ、このボールで勝負です。
ファウルで逃れました。
狩野もキャッチャーを経験し、腰を痛めて、外野手登録に変わりました。
いろんな経験、そして苦しい、そんなシーンを乗り越えて、現在をつかんでいます。
いい当たりだ!これも落ちました、いやいや、その集中力といいましょうか、今岡さん、すばらしいですね。
まあ、集中力というよりもね、ナイスバッティングですね。
これで今シーズン、狩野は8打数4安打、5割!さあ、同点のランナー、ノーアウトで出ました、タイガース。
ちょっとボールがバルデス、藪さん、高めにきてませんか?
そうですね。
その前のね、インコースまっすぐ、今要求したところとちょっと違いましたね。
ということは、やっぱりこの8回に入って。
多少、疲労度も出てきているのかなというふうに映りますよね。
ドラゴンズのほうもことしは開幕から岩瀬がいません。
そういう部分、抑えの柱を失ってますんでね。
そうですね。
先発は頑張るんですが、ちょっと中継ぎでつまずくというシーンが多々あります。
さあそしてここは、あっとこれは、それた!狩野は2塁を回って、3塁も狙う!これはビッグチャンス!ノーアウトです。
いや、今岡さん、思いも寄らぬといいましょうか、ミスがドラゴンズに出ましたね。
本当に思いも寄らず。
バルデスの悪送球です。
これは大きなチャンスになりました。
このけん制もコントロールが、藪さん。
そうですね、見えてるほうなので、そんなに投げるほうは難しくないんですけどね。
ええ。
さあ、そして西岡という場面になります。
そしてサードランナーは代走、俊介になります。
そしてドラゴンズの守りを見ますと、今岡さん、内野陣が1点どうぞというような雰囲気ですね。
そうですね。
同点を覚悟した中日。
もらいましょう、タイガース。
西岡です。
サードゴロとね、ファーストゴロだけはストップというね。
サードのルナとファーストの福田がちょっと前に来てますもんね。
ここはもう、ストップですね、ランナーは。
そして西岡。
きょうはまだヒットがありません。
こういう陣形というのは、バッターはもちろん、今岡さん、頭にいれてというバッティングになるんでしょうか?
もちろんなりますね。
カウントの若いときは普通に打ちますけど。
ここは止めた、バット。
追い込まれるとね、やっぱりそういう守備陣形を見ながらという形になりますね。
追いつけば、岩田の負けはありません。
勝ち越せば逆に、藪さん、欲しかった、勝利投手の権利が転がり込んできます。
その前にまず同点ですよね。
なんとしてもここの3塁ランナーを1点返ってほしいなという、岩田のね。
長打もある右打席。
ことしの西岡はスイッチヒッターなんですが、今岡さん、右バッターボックスでは、きのうまで4割1分7厘、ホームラン1本。
左打席が2割3分7厘と、大きく違いが出てますね。
そうですね。
きょうの数字を踏まえますとこんな感じになります。
打ち上げましたが、どうでしょうか。
落ちてきません。
ファウルです。
スイッチヒッターの気持ちはね、分からないんでね、やっぱりあるんですかね。
ピッチャーとの相性か、普通のね、形のものなのか、それは分からないですよね。
ただ、しっかり数字には今シーズンは、右打席、かなりこの打ち込んでいるというのは残しています。
ドラゴンズの外野は、ちょっと右寄りです。
そして、あっ、ここで内野が前に出てきました。
このボールカウント。
ああ、そして、その、前進守備のどうか、背走で捕った。
俊介は、ちょっとリードを広げていました。
これではかえれません。
1アウトになりました。
2ストライク台になってから、今岡さん、ちょっと守備位置を、ドラゴンズも変えましたね。
変えてね、今、落ちるかなと思ったんですけど、よく取れましたね。
いい方向に行くかなと思ったんですが、このあたりは荒木の守備力。
ああそして、2番の大和に代打を送りました、和田監督。
神様関本。
そして友利コーチが、1塁ベンチを出まして、マウンドに行きました、ナゴヤドーム。
さあ、これ、藪さん、ここ勝負ですよね。
ベンチが勝負に出ましたからね。
ここは次が3番鳥谷、ゴメス、マートンという流れですから。
塁が空いていても。
難しいところですけれども、当然、勝負の中で、歩かすかというところですよね。
さあ、そこで関本なんですが、今岡さん、これどんな気持ちでバッターボックスに入っているんでしょうかね。
いや、もうこれね、彼の仕事ですからね、代打の仕事ですからね。
もう、仕事するときが来たと、そういう進行でね、集中してると思いますよね。
3月28日の中日戦、サヨナラデッドボールの試合も、バルデス、岩田で0対0が続いていったという、締まったゲームでした。
最後は祖父江からサヨナラデッドボールでタイガース、開幕から2試合連続史上初のこのサヨナラ勝ちを収めたシーンを…しました。
さあ、ここは打ってどうかという関本。
バットに当てる技術、そして、ボール球を見逃す技術は、今岡さん、折り紙付きですからね。
そうですね。
追い込まれても本当に落ち着いてね、打席でできますからね。
技術が高いですよね。
ドラゴンズの内野は、依然として前進シフト。
ちょっと今、キャッチャーの武山が、藪さん、その守備に向かって何かこう、言いましたね。
ピッチャーですよね。
ストライク取ったんで、ちょっとインコースのまっすぐを要求したところ、ちょっとキャッチャーのほうが、ボール。
このボールを投げたかったんですね。
おもしろいところに飛んでいますが、ファウルです。
あとちょっと。
追い込まれました。
今の間合いがあって、よかったなというファウルですよね。
といいますと?
そのまま投げてたら、もしかしたら、ライトフライとかで、まあヒットになってたかもしれませんね。
どっちにその間合いが転んでいくか。
8イニングス目。
まずは岩田の、このきょうの負けを消したいタイガース。
代打の神様関本。
ちょっと今岡さん、ストライクとボールがはっきりしてますよね。
まあもちろんね、疲れもありますしね。
ここはもう、ここを抑えたらというね。
自分のミスからですからね。
力みもあると思いますね。
けん制の悪送球を挟んでいます。
同点のチャンスで、神様関本。
うーん、止まりました。
今のようにきわどいところで、今岡さん、誘ってくるんですけどね、中日サイドは。
そうなんですよね。
だからもう、関本の場合は、本当に追い込まれてもね、常に自分のペースで打席に入れるというね。
簡単には引き下がらない、代打の神様関本。
まだ今シーズン、ヒットはありません。
さあ、ここまでのフルカウントの中身ですね、藪さん。
ピッチャーの目線からどうですか?
本当にこう、間違いのない球をね、非常に選択してますし、できれば三振を奪いたいというふうな配球になってますね。
もちろん、ここはバッテリーは三振が一番いいわけですもんね。
はい。
三振か、浅いポップフライですよね。
それには乗りません。
代打の神様関本賢太郎。
ライトの前、落ちた!そして、すごいボールが、平田から返ってきたが、今季初安打が貴重な同点タイムリー、やっぱり代打の神様関本賢太郎!追いついて、岩田、大喜び。
これできょう、岩田の負けはなくなりました。
さすがは代打の神様関本でした。
まだ拍手を送っています。
今岡さん、さすがでしたね。
そうですね。
もうこうやってね、追い込まれても。
まさにこう、食らいついたというような感じのヒットですね。
食らいついたように見えてるんですけどね、バッターからすると、関本からすると、本当に余裕を持って。
今の余裕があるんですか?
と思いますよね。
それぐらいの技術だと思いますよ。
はい。
見事な同点タイムリー、今季初安打、関本。
存在感を、藪さん、示しましたね。
そうですね。
畳みかけるか、今度は鳥谷。
こういうシーンでは最近の鳥谷は、今岡さん、がんがんいくんですよね。
ですね。
あとはもう、配球をね、コースを読みながら、引っ張るところは引っ張るというね、そういうバッティングもここはやってくるかも分からないですね。
また8回の鳥谷になるのか。
それにしても藪さん、浮いてますね、ボールが。
そうですね、カウントがまたこれで、ボール2になりましたから。
次は鳥谷のチャンスですね。
チャンスボールになるのか。
135球ですから、これ、バルデスは来日、最も多い球数になっています。
このあたりはさすが。
ただまだ今岡さん、鳥谷のバッティングカウントですもんね。
そうですね。
鳥谷の場合はね、追っ付けて打つか、引っ張るかって、結構分けて打ちますので、分かりやすいですよね。
鳥谷が今、何を考えているのかっていうのは、振れば分かりますけどね。
変化球は打ちませんでした。
ストレートに反応。
ああ、これはいい当たりのセカンド正面。
関本の、さすがは代打の神様、同点タイムリーが出ました、8回。
2対2、追いついて、岩田の負けを消しました。
そのシーンです。
いやー、改めて見ましても、今岡さん、本当に技ありといいましょうか、打ってますね。
そうですね。
さすがという一打ですね。
俊介が同点のホームを踏みました。
さあ、やはり接戦になってきました、ナゴヤドーム、このあとどんな展開になるんでしょうか、8回の裏、マウンドには、タイガースで今最も勝ち運のある男、藪さん、松田遼馬が上がりました。
すでに3勝を挙げてますしね。
5試合の登板で3勝と。
すごいですね、これ。
やっぱり勝ち運があるということですね。
しかも、初めて、この開幕1軍の切符を手に入れて、そこからのこの3勝ですからね。
そうですね、リリーフでの2桁というのもね、将来的には出てくると思うんですけど。
そういう勝てるピッチャーだということですよね。
これ、初球からいきました、荒木です。
この荒木の初球は要注意。
今季6試合目、松田遼馬。
やはりもつれてまいりました。
さあ、この接戦になってきました、同点になりましたが、藪さん、後半、これからのポイントはどのあたりというふうに?
やっぱりこれからリリーフ出てくると思いますけど、そのへんのやっぱりリリーフどうし、中日側もそうですよね、リリーフの投げ合いだと思いますよね。
先ほど、代走で出ました俊介が、そのままセンターのポジションに入って、この俊介は、ラストバッター、2番のところに先ほど、代打関本が出ておりましたが、松田が入っています。
これも高め。
余裕があります、福留。
先頭バッターを絶ちました。
この松田はきょう、6試合目の登板になるんですが、藪さん、まだ1回も、先頭バッターを出したという投球はないんですね。
これはすばらしいですよね。
もうどんどんそれは続けていってもらいたいですよね。
バッターの視線から、この松田の、今岡さん、ストレートの質っていうのは、どうですか?
それはね、バッターからしたら、やっぱり打ちにくいというかね、一番難しい球になってくると思いますよね。
最終的には、炎のストレート、火の玉ストレートの藤川球児投手みたいな、藪さん、雰囲気でいってほしいなというファンも多いでしょうけど。
そうですね。
そういうやっぱり、素材ですか?
やっぱり球の速さはオ・スンファンに次いで速いですから。
去年は右ひじ痛で1軍に上がったのが9月ですからね。
そうでしたね。
その前の年はね、肩をやりまして、まあ大体100日ぐらいかかってますよね。
大体このキャンプに入ってからね、どこか痛みが出てくるということがありましたんで、本人も、ことしは絶対にそういうことにならないようにということで。
ちょっとこれは抜けました。
とにかくまずは開幕1軍に入ったんで、しっかりと体をケアしていきたいんだという松田遼馬。
まだまだね、プロ4年目ですから、まだまだ体も大きくなるでしょうし、将来的にはね、先発、完投みたいな投手に、可能性もありますから。
そして最近は、この人が抑えると、そのあと逆転劇が待っている、きょうは同点ですから、勝ち越し劇といいましょうか。
白星が手に入るような展開になってくると。
そうですね。
ですからこの回、びしっと抑えて、次の回、得点。
で、9回をオ・スンファンというのがタイガースの理想ですよね。
その前です、平田。
ちなみに松田遼馬、おとといのゲーム、3対2と、1点ビハインドの場面、8回、カープ戦。
丸、堂林、天谷、三者凡退で退けますと、鳥谷の逆転2ランが待っていまして…、3勝目。
きょうはどうか。
それと、これ、同点の場面だと。
伸びがありました。
ホールドがつきますんで、そういう意味でもね、数字といいますか、数字がきっちりつきますから。
ま、仕事をしたというね、あとは完全に残るわけですよね。
そうですね。
パワーヒッターの平田だったんですが、今岡さん、直球でいきましたね、最後。
ボール自体はね、甘くというかね、ど真ん中ですけども。
やっぱり力あるからね、バッターも空振りしますね。
こうなると、やっぱり経験積んだら、見下ろして、打ってみろみたいなね、今岡さん、雰囲気のボールを。
ですからね、まっすぐ待っている所にまっすぐを投げ込んでいくっていうね、そういう形になればね、もっともっと、頼もしく見えるというかね。
まだまだ4年目です。
ことしはカーブ、スライダーも交えます。
ここはちょっと怖い、ルナを迎えています。
ルナは、藪さん、ホームランというよりは、アベレージのバッターですけどね。
そうですけど、こういうところでは、一発もあると思うんで、ちょっと要注意ですよね。
特に、この1ストライク目より、2ストライク目のヒッターなんですよ。
1球は見ますけれども、同じとこへ行くと、必ずスイングしてくる。
まき餌をちょっと使うではないんですけど。
ただここも3ボールになって、簡単にまっすぐいくと、打ってきますから。
外国人はこの3ボールから打ってくる、割り切りがあります。
抜けました。
2アウトからストレートのフォアボール。
そして福田という流れになっていきます。
この終盤、今岡さん、このフォアボールっていうのは、ピッチャーのミスというふうに言われまして、案外、得点になったりするケースがありますんでね。
そうですね。
またこう2アウトからっていうのはね。
もう1人というところでね、やっぱりちょっと、気持ちがちょっと変化するのかどうかね。
さあ、そのルナを置いて、福田。
この人もフルスイングできます。
これはどうやら、藪さん、力勝負になるかどうか。
注目の対決です。
スピンの利いたストレート対、フルスイング。
ストライクが入りませんね。
ちょっとボールもね、取られてますよね。
スピンがうまくかかってないというか、力んでますよね。
先ほど、少しマウンドの土を蹴るようなしぐさもあったんですけども。
ナゴヤドーム、今季初登板。
これはいいところ。
福田はインコースにウィークポイントがあるバッターです。
ストレート2球。
ファーストランナーはルナですから、藪さん、これ、スタートっていうのはどうですかね?
やっぱり無警戒にすると、やっぱり何でもできますんで、やっぱり今のけん制はね、やっぱり入れとくべきですね。
今度は松田、ランナー置いての、ビッグモーションのタイムはいかに。
おお、これ、1.01と出ましたね。
まあ、動きだしてからですけどね、もうちょっと遅いですよね。
ーご覧のとおり、大体平均タイムが1.20ですから、速いほうであると。
そうですね。
こうなるとちょっと、ルナは動けないかなという、そんなランナーです。
ウィズストップウォッチで、その秒数もご覧いただきます。
振り遅れ。
やあ今岡さん、ここはストレート、ストレートでいってますね。
そうですね。
やっぱりインコースには、ストレート、やっぱりいきづらいんで、どうしても、分かってても、アウトローにね、ストレートを投げ込んでいくという形にね、よく追い込んだらね、今度は変化球という形もありますけども。
2ストライク台までもっていきました。
ルナ、スタート。
その前に三振。
きょうは全国的に雨が降っておりまして、現在、ナゴヤドームの外も、かなりの雨が落ちているんですが、横浜、松山がセ・リーグ2試合、中止になっています。
パ・リーグの3試合は行われております。
ご覧のとおり、ロッテが首位日本ハムからリード、そして楽天と西武は息詰まる接戦。
そして京セラドームでは、現在、借金10というオリックスが、藪さん、なんとか1点、終盤までリードという情報が入ってますね。
そうですね。
クローザーまでいけば、なんとか、1点ですか。
まだまだちょっと予断は許さないというところなんですが、オリックスの西が、ソフトバンク打線を7回まで0点で抑えているという情報、さあこちら、ナゴヤドームです。
9回に入ります。
2人目の福谷がマウンドへ上がってきました。
まあ、岩瀬がいない中で、谷繁監督は、藪さん、この福谷を抑えに指名していますね。
そうですね。
やっぱり球に力はありますしね、実績といいますか、経験も豊富ですから。
そん中で彼を指名したんでしょうね。
その前にゴメス。
右方向。
距離はどうかな?いまひとつ伸びません。
ライトは平田。
上がったんですが、今岡さん、距離がいまひとつでしたね。
差されてますよね。
差し込まれましたか。
ボールの力に負けてますね。
快音発するという、そんな打球にはなりませんでした。
ただしかし、マートンです。
こうなると、結構ゴメスは倒れましたが、マートン、福留。
一振りで今岡さん、決着がつくような感じの雰囲気を持っているバッターが、タイガースは並んでますね。
そうですね。
こういう場面ではどうなんですか?そういう一振りの気持ちなのか、やっぱりつないでいこうという気持ちなのか。
つなぐというかね、もう、投手が考えていることって、やっぱり、インコースよりもアウトコースに投げてくるだろうと、バッターはそうやっていきますので。
要は長打が比較的少ないゾーンですよね。
その球をどうやって打とうかなということですね。
つなぐといいますかね、どう対応しようかなと。
そのへんで、マートンです。
昨年のセ・リーグ、リーディングヒッター。
安打記録をマークした214安打、来日初年度は藪さん、首位打者は取ってなかったんですね。
ええ。
でも、日本でこれだけ実績を残すとは思わなかったですけど。
エルナンデスがさばいて、これでゴメス、マートンが倒れました。
松田が抑えたあとは、大体いい形になるんですが、2アウト。
ただ、まだ、この人が残っています。
福留孝介。
開幕カードもこの福留が、八木から日米通算250号、京セラドームのバックスクリーン右へ放り込んでいました。
今岡さんからもありましたが、印象に残るシーンで打っているという福留ですよね。
そうなんですね。
ここで長打が出ると、まさにそんなシーンになってまいります。
初球からいきました。
結構今岡さん、振りましたね。
ですよね。
ある程度、やっぱりアウトコースですね、頭に置いてるんですけど、それを三遊間のほうに打って、塁へ出ようというような振りではないですよね。
そうでしたよね。
それを踏み込んでいって、バックスクリーンラインにでも放り込んだろうというね、そういうスイングに見えますね。
これまた、エルナンデス。
さあ、9回に入ったナゴヤドームは同点。
初のイニングまたぎ、松田遼馬。
まずは先頭バッターはエルナンデスです。
ドラゴンズの好調外国人バッターのうちの一人。
3割2分8厘という高いアベレージを残しています。
スイッチヒッター。
解説は藪恵壹さん、今岡誠さん、お2人でお送りしております。
さあ藪さん、松田を引っ張りましたね。
引っ張りましたね。
アウエーですから、延長12回の12イニング目と、勝ち越したところでないと、クローザーはなかなか出せませんので。
要はオ・スンファンですね。
するとやっぱり、いいピッチャーから、順番にこう、抑えて、出ていかないと、点取られたら終わりなんで。
そうなってくると、この9回を松田が抑えてくれると、あと、10、11の2イニングを福原、金田、それと左のかみやぐらいでね、補えたら、12回はオ・スンファンが行けますからね。
ということは、延長戦の逆算も多少は入ってくると?
もう入ってきてますね。
とにかくタイガースは、この展開ですと、今岡さん、延長に入らないと勝ちはないですからね。
そうですね。
仙田さん、先発した岩田投手なんですが、きょうは悪いなりに、7回までなんとか投げられましたと、本人も振り返っています。
やっぱり4回の先頭バッターのフォアボールですね、ここが悔やまれるということなんですが、出したくないバッターで出してしまったと、そのあたりが悔やまれると。
これはファウルです。
先制してもらっていたので、リードを守りきれなかったのも悔しいですと話しています。
なるほど。
ということで、4回、平田に対するフォアボールを悔やんでいるという井上アナウンサーの情報ですけれども。
それがね、得点に結び付いてしまっているんでね、よけいに岩田の頭の中に残っているんでしょうね。
平田とは、先輩、後輩対決ということで、意識もあったでしょうからね。
そういう点では。
ただしかし、嫌や流れを関本があの代打でライト前にしぶとく落とすタイムリーで消したというね。
これでね、また次の先発にね、新たな気持ちで入っていけますからね。
ただ、これ、岩田が投げると、今岡さん、なかなか勝ちがつけられない、接戦ですが、これ、攻撃陣も、なんとかしてやろうという、今度こそはという、思いはどうなんですかね?
まあまあ、野手も分かっていると思いますけどね、そのへんは。
次こそはと。
ああ、これ捕れませんでした。
ゴメスのミットをかすめました。
エルナンデス、隙あらば2塁へというような雰囲気でしたが、さすがにふれています。
初のイニングまたぎで、先頭バッターを出した松田遼馬。
ゴメスも悔しそう。
ノーアウトでランナーが出ました。
これはサヨナラのランナーということになります。
さあ、ここから松田にとってみれば、また新たな部分というか、試練というか、藪さん、きますよね。
はい。
ですからこのノーアウトランナー1塁を、いかにして抑え込むか。
一人一人なんですけどね。
さあ、そして下位打線に入る中で、今岡さん、松井佑介なんですが、ここ、バントっていうのもありますか?
ここはバントですね。
バントね。
中日もね、代打の切り札、小笠原がね。
小笠原が当たってますからね。
間違いなくバントですね。
やはりバントの構えをとります。
このあとは8番武山。
ただ簡単には、藪さん、させたくないシーンですよね。
そうですね。
それと速い球だと、ピッチャーゴロにこんこんとくる場合もありますんで、そうなるとまた、セカンドでフォースアウトというのも考えられますのでね。
松田がもうバントと分かっていても、しっかりと放ることですよね。
そのあたり、フィールディング。
1つのアウトをどこで取るかというのも、この終盤は大きく話が変わりますのでね。
そうですね。
さあ、どうか。
松田は?勝負しませんでした。
打球を殺した松井佑介。
しっかり送られて、なんと代打で7打数5安打。
7割1分4厘という小笠原を迎えます。
さあ、松田、サヨナラのピンチをしのげるか。
梅野が声をかけに行きました。
さあ、ここ、サヨナラの場面で、今岡さん、小笠原で1塁は空いてますよね。
いま、その確認しに行きましたね。
中西コーチが、そのあたりの話をしに行ったんでしょう。
藪さんもコーチのご経験はおありなんですが、そういう話ですか?
まあそれと、ここはね、塁を詰めたほうが、ダブルプレーを取る確率もありますのでね、1塁を詰めるかというところのね、選択なんですけど。
そうすると、小笠原を出したあと、ピッチャーの福谷ですから、もう1枚?
もう1枚代打を使わせるということになりますからね。
その場合に、高橋周平あたりが来るんでしょうかね。
来るでしょうね。
点を取られたらおしまいという場面です。
イニングまたぎ、初めての松田遼馬。
さあ、小笠原を迎えて、中西コーチからのアドバイスを聞いたあとは、どんな、ここ、攻めになるのか。
梅野は腰を下ろしましたが、すんなりと勝負でくるのか。
もちろんバックホームに外野陣も備えています。
さあ、小笠原に対して、うーん、やはり。
座ったまま、歩かせろという指示だったと思いますね。
そして中日ベンチのほうも、慌ただしい動きになって、ああ、ナニータがいますね、外国人。
そのナニータもアベレージは3割8分1厘と、高打率を残しています。
この状況で、先に小笠原ということは、谷繁監督も、今岡さん、ある程度、ナニータにくるだろうなというような感じもあったんでしょうね、頭の中に。
もちろんありますね。
阪神ベンチもここで左の代打出たときに、左ピッチャーの高宮あたり、島本でいくかどうかですよね。
なるほど。
この小笠原の後というところ。
このナニータのところで、両チームの駆け引きが見られそうです。
同点で9回に入っています、ナゴヤドーム。
ここは1塁ベースを使いました。
さあそして、3塁側の動きはどうか。
その前にまず、代打が誰が来るかですよね。
それを見て、ベンチが判断しますよね。
その戦況を見守っています。
そして、もうあまり関係のないファーストランナーを、まずは代えました。
延長戦に向かってのことになります。
この1塁ランナー。
そして先にナニータのコールがありました。
イニングまたぎの松田遼馬。
今のところ、3塁ベンチ、中西コーチ、和田監督、動く気配はありません。
そのままですね。
どうやら、今岡さん、任せた感じですね。
ですね。
さあ、また1段、階段を上るか、松田遼馬。
外国人の初球です。
ちょっとボールが沈みました。
かなりこの外野の守備隊形も今岡さん、前に来てますからね。
芯で捉えるとこれ、…。
そうなりますよね。
そこを松田の球威で、ナニータ。
封じられるかどうか。
おお、これはいいところにいきます。
キャッチャーの構えている所と逆ですよね。
勢いでいきましたかね。
外を要求しているのに、インコース行ってますから。
ただ、松田のボールはさっきね、今岡さんからもありましたが、真ん中でも抑えられるストレートを持っています。
そうですね。
キャッチャーの梅野、きょうは先制ホームランも打っています。
怖い代打を迎えて、延長戦に持っていけるか、タイガース。
やはり、ここはもう、藪さん、力むなと言っても、力は入りますよね。
はい、そうですね。
ただ、しのいだらしのいだで、ぐぐっとまた勝利が近づいてくる可能性もありますよね。
そうなんですよ。
今岡さん、ちょっとしびれるシーンがありましたね。
そうですね。
大体外国人というのは、インコースにウィークポイントがあるんですが、ここはいきにくいか。
おお、ちょっとまた、これも構えた所とは違うボールでした。
ボールの勢いは、藪さん、どうですか?
まあ、でも、もう力いっぱい投げるだけっていう感じに見えますね。
今のところは。
精密なコントロールではないですね。
違いますね。
となると、リードするほうも、どうとりますか?
やっぱりもう、割り切って、腹を決めて、投げさせるしかないと思いますんで。
ということはもう、ストレートで押し切る?
でしょうね。
それか、スライダーのボールになる球を振らせるかですよね。
さあ、どうするか、梅野。
サヨナラのピンチです。
高めに浮いた!左中間のまん真ん中、抜けていきます。
松田で勝負。
これが裏目。
松田、今季はつくろぼし首位ドラゴンズ、サヨナラ勝ち、タイガース敗れました。
やっぱりナゴヤドームは鬼門なんでしょうか。
左を使わず、ナニータにやられました。
タイガース、サヨナラ負け。
松田を使って、今季初めて敗れました。
サヨナラ勝ちは開幕から2試合連続あったんですが、タイガース、今季初のサヨナラ負け。
悔しそうな松田遼馬。
初めてイニングまたぎでいったんですが、だめでした。
高かったですね、最後。
そうですね。
やっぱり投げミスですよね。
いま、キャッチャー、山田コーチが梅野と話してますけど。
やっぱりこれはまあ、投げていくほうの側の問題だと思いますね。
今岡さん、しのげるかな、どうかなという、手に汗握るところだったんですけど。
だめでしたね。
ベンチはね、松田に託したというね、それこそね、藪さん言われたように、左ピッチャーをね、つぎ込むという手もあったんですけど、その手を選ばず勝負をして負けたとね。
これをもう、割り切るしかないといいますかね。
あとはこの梅野のリードですよね。
リードというより、これはもう、まっすぐの勝負で、これはもう、まっすぐいくしかない状況での。
そうでしたね。
ただ悔しい思いは味わったというナゴヤドームです。
それではきょうのゲーム、振り返ってご紹介しましょう。
まずは2回の裏、中日、2アウト3塁、先制点のチャンス。
立ち上がり、岩田のピンチです。
8番の武山を迎えます。
ここは低めの変化球、見事にショートゴロ。
岩田がピンチをしのぎました。
するとすぐに、3回の表、先頭バッターは、日曜日スタメンを外された梅野。
この第1打席。
本人もびっくりという、打球がライトスタンド、吸い込まれていきました、今季1号。
昨年は7本のホームランを放っておりました梅野。
これで1対0、タイガースが先手。
しかし4回の裏、中日。
平田、フォアボールから始まったチャンス、ノーアウト2塁1塁で、5番の福田。
右方向、ゴメスもミットを伸ばしたんですが、届きませんでした。
1対1の同点。
その後、1アウトからこのエルナンデス。
ダブルプレーは取ったんですが、ルナが勝ち越しのホームイン。
2対1。
そして7回の表、タイガース、同点、あるいは逆転のランナーまで出まして、8番の梅野、2アウトでした。
きょう、先制ホームラン、期待されたんですが、ショート、エルナンデスの正面でした。
追いつかず、2対1のまま後半戦。
そして阪神は、代打、ここで岩田の最後の、これ、ピッチングになります。
7回まで2失点で乗り切りました、岩田。
そして8回の表、この岩田に代わる、狩野です。
好調、狩野が同点のランナー、ノーアウトで出ます。
そしてこのあと、バルデスの悪送球がありまして、走る走る、狩野。
3塁まで行きました。
同点のランナーがこれは労せずして3塁へ。
そして1アウトの代打の関本。
フルカウントから粘って、ライトの前に落としました。
俊介、同点のホーム、2対2、追いつきます。
岩田、大喜びでした。
そしてその裏、中日の攻撃。
松田がマウンドに上がっています。
ストレートが伸びがありました。
パワーヒッターの平田、そして福田と、ランナーを出しましたが、三振に取って、2対2のまま9回へ。
そして9回の裏、松田、初のイニングまたぎ。
中日は1アウト2塁で代打、小笠原。
今シーズンはここまで7打数5安打と当たっています。
タイガースは1塁ベースが空いていましたんで、そのベースを使いました。
敬遠のあと、もう1人の代打、左のナニータ。
ただここで、左ピッチャーをつぎ込みませんでした。
そのまま松田勝負。
これ、最後は高めのボール。
左中間に運ばれて、タイガース、今シーズン初のサヨナラ負けとなっております。
それではここで、スーパープレーセレクションをご覧ください。
一流選手たちが見せるプロの技。
一瞬のきらめきが、ここにはある。
スーパープレーセレクション。
衝撃の一球。
規格外の男たち。
痛い手をかばいながら、レフト前ヒット。
左手、痛いんですが、きょう、2安打。
神業!スーパーキャッチ。
菊池が俊敏なバックアップ、素手で処理しました。
すばらしいですね。
いやー、なんという反応でしょう。
オールスター伝説。
海を渡った侍たち。
仙田さん、試合終了後、和田監督なんですが、最後の場面、左ピッチャーもという質問が出たんですが、松田を行かせたわけだから、これはベンチの責任だと。
対バルデスに関しては、迷いではなく、各バッターがタイミング取れていないので、スイングができていなかったと。
岩田に関しては、取られ方は悪いんだけれども、2失点なわけだから、やっぱり打つほうだなという締めくくりでしたね。
井上アナウンサーでした。
さあ、藪さん、締めてもらいましょう。
残念ながらのゲームになりましたけど。
先発、岩田はね、本当によく投げましたね。
後はもう打線の奮起を待つだけです。
その打線に関しては今岡さん、どうでした?
そうですね、もう本当に奮起するというかね、日曜日のいい流れをね、ちょっと持ってこれなかったんで、あとはもう切り替えていくしかないですね。
となると、あすのゲーム、いかにということになるんですが、ドラゴンズが大野、そしてタイガ2015/04/14(火) 19:00〜20:54
MBS毎日放送
withタイガース 中日vs阪神[多][字]【連敗脱出した阪神、反撃開始だ!】
連敗を6で止めた阪神、開幕3連勝した中日を相手に巻き返しを図る!予告先発は、開幕2戦目に中日を8回無失点に抑えた岩田!ナゴヤDから生中継!【解説】藪恵壹・今岡誠
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お知らせ
【副音声あり】
※副音声ではMBSラジオ実況をお届けします!
ラジオ解説:金本知憲 実況:近藤亨(MBSアナウンサー)
出演者
【解説】
藪恵壹
今岡誠
【実況】
仙田和吉(MBSアナウンサー)
【リポーター】
井上雅雄(MBSアナウンサー)
ジャンル :
スポーツ – 野球
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