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奈良の文化財被害 液体は4種類か4月15日 19時03分
文化財などに油のようなものがかけられる被害が相次いでいる事件で、警察が奈良県内の寺や神社で採取した液体の成分を分析したところ、4種類あるとみられることが分かりました。警察は模倣犯による被害も含まれている可能性があるとみて、文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
奈良県内では今月はじめから、東大寺や唐招提寺など19の寺や神社で国宝や重要文化財などに油のようなものがかけられる被害が相次いで見つかっています。
警察がこのうちの14の寺や神社で採取した液体の成分を分析したところ、基本的な構造で分けると、液体は4種類あるとみられることが分かったということです。
このうち、成分が同じ可能性が高いとしていた奈良県桜井市の長谷寺や明日香村の岡寺など7つの被害については、平群町の朝護孫子寺も同じ種類の可能性があることが分かったということです。
しかし、ほかの3つの種類については、警察は被害があった寺や神社の名前などを明らかにしていません。
警察は、一連の被害には模倣犯によるものも含まれている可能性があるとみて、文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。
警察がこのうちの14の寺や神社で採取した液体の成分を分析したところ、基本的な構造で分けると、液体は4種類あるとみられることが分かったということです。
このうち、成分が同じ可能性が高いとしていた奈良県桜井市の長谷寺や明日香村の岡寺など7つの被害については、平群町の朝護孫子寺も同じ種類の可能性があることが分かったということです。
しかし、ほかの3つの種類については、警察は被害があった寺や神社の名前などを明らかにしていません。
警察は、一連の被害には模倣犯によるものも含まれている可能性があるとみて、文化財保護法違反などの疑いで捜査しています。