2015年4月15日12時51分
東京電力は15日、福島第一原発1号機の原子炉格納容器内部を調査する2台目のロボットの投入作業を始めたと発表した。1台目は走行不能になり回収を断念したが、周囲の状況を慎重に確認しながら操作することで再発を防ぐという。投入は予定の2日遅れで、残り半分の範囲を確認する。
東電は走行不能になった原因について、狭い部分を通過するときに左側の走行用ベルトが脱輪、脱出を試みるうちに反対側が格子状の床の接続部の隙間に挟まったと推定した。床に石や留め金のようなものが落ちていることや、ロボットが想定より長く放射線に耐えることが分かったことから「判断に迷う場合は立ち止まって協議し、慎重に作業する」という。
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