お前の話はノリモノばかり

クルマやバイクについて書きます

Panasonicの車載事業ブランド発表のプレゼンにハテナ

パナソニックが車載事業ブランドPanasonic AUTOMOTIVEを発表しました。

この記事を読んで正直がっかりしました。パナソニックが具体的に何をしたいのかがまったく見えてこないからです。

 

ざっくり説明するとPanasonicはもう普通に家電売るのが辛くなってきたから住宅や車に力を入れますということみたいです。今後パナソニックが販売するカーナビにはPanasonic AUTOMOTIVEというロゴが入るということなのでしょうか?それすらもよくわかりません。具体的に車で何をしたいのか何の説明もありません。

 

あまりにも悲惨で血の気が引いてしまったのが「Panasonic AUTOMOTIVEの文字には淡いグリーンを採用」をわざわざスライドを使って説明しているのです…。

 

極めつけが音の評価はTechnicsのブランドの評価が高いので、そっちはPanasonicのブランドは使わず展開というもの。いやいや誰もTechnicsなんて知らないし!車のオーディオも今後はTechnicsで売るのでしょうか?

 

やはり日本の大手家電メーカーは迷走していますね。僕はテスラにあまり良いイメージを持っていませんがビジョンやスピードは凄いです。特にテスラが凄いなと思ったのが独自OSをちゃんと開発してること。NVIDIAは自動運転システムのスタンダードを狙っています。日本の家電メーカーは遅れすぎて泣きたくなってきます…。パナソニックが今後どんなカーナビを発売するのか監視します。

婚約の挨拶のには◯◯を

日経ビジネスで連載してるフェルナンドヤマグチさんのこの回が面白いです。

フォルクスワーゲンに乗ってる男性のイメージが良いという話なのですが、確かにゴルフやスバルに乗って婚約者の実家に挨拶に行ったらイメージ良いでしょうね。

そこで考えました。色々妄想してみました。◯◯に乗って挨拶に行ったらどうなるのか。

 

S660ならどうでしょうか?

「キキーガチャッ お父さんはじめまして」

「凄い車だね 高いんじゃないの?」

「はい200万です 貯金を全部つぎ込みました はっはっは」

「…」

「…」

「ハッハッハ男はそれくらいじゃなきゃな!ささ上がって上がって」

 

ってなるかーい!現実は、「こんな実用性の無い車を選ぶ男で本当に大丈夫なのか」と思われそう。逆にアルトだったら。

「良い車だね」

「はい 100万以下です 余ったお金は今後生まれる子供の養育費に回します」

「うっはw 君100点」

 

さてここまでだったらありきたりな「安さが正義」ですが、ちょっと趣向を変えます。

もしボルボV40だったら?

「良い車だけど外車だし高いんじゃないの?」

「はい300万以上です 貯金を全部つぎ込んだのでもうスッカラカンです」

「き、きみぃそんなで結婚とか大丈夫なのか」

「今後は大事な人を乗せることになるので安全なボルボしか選択肢がなかったんです…」

「娘が選んだ男が君で良かった」

 

という流れもあるので自動車メーカーは安全に力を入れましょうというお話でした。

ネットの広告の無法地帯化

徳力基彦さんという方が興味深いエントリーを書いていました。

何を言っているのかざっくり説明しますと、

・ネットのバナー広告は誰もクリックしない

・だからネットメディアは「これは広告ですと記載しない広告記事」を売るようになった

・その場合は内部告発でも無い限りどれが広告記事なのか判別不可能になる

・そんな世の中が当たり前になったら最終的に自分で自分の首を締めますよ

・そもそも面白い記事ならみんな楽しむので正直に「広告です」と記載しましょうよ

 

このエントリーを読んで一番びっくりしたのが

このCINRAというサイトの社長が「うちのサイトは9割が広告記事だからこれは記事ですと記載が義務になるのは困る。みなさんもそんなサイト嫌でしょう?」と言っているのです。いやいや!そんな無法地帯のネットのほうが嫌ですよ!

 

だから具体的に言うと、例えばこのサイト内の剛力彩芽さんのアルバムレビュー記事

これもレコード会社からお金を貰って褒める記事を書いてるだけの可能性があるわけです。(9割広告記事だから残りの1割の可能性があるので断定はできない)

もうどれが広告なのかわからなくて何も信じられなくなっちゃいますよね。

 

ここで思い出されるのが数年前に流行ったレコード会社のYouTube再生回数水増しです。

誰も知らないアーティストのPVをレコード会社がYouTube水増し会社にお金を払い、再生数を伸ばすのが流行っていた時期がありました。(ここでも怖いのが内部告発でも無い限り水増しだったと誰も断定はできないことですね。完全犯罪なので。)

今はYouTubeが再生水増しを厳しく取り締まっているので正確な再生数になっています。

 

で、徳力さんが一番声を上げて主張したいのは

・そもそも面白い記事ならみんな楽しむので正直に「広告です」と記載しましょうよ

の部分なんですよね。

 

例えばナタリーの

この素晴らしい記事は明らかにホンダの広告です。でも広告と記載されていない。

これだけ素晴らしい宣伝記事なのだから正直に「これは広告です」と記載すればいいのになと思うのです。広告だろうが面白いので誰も嫌な気分になりませんし読みますよ。

 

ナタリーといえばこんな事件もありました。

漫画家の東村アキコさんが「広告塔になってください」と一言も無いまま勝手にanの広告塔にさせられた事件です。一番問題なのはネット企業はステルス広告が当たり前になりすぎて「悪気がまったく無い」ことです。罪悪感があるならまだしも悪気が無いのは怖いですよね。

 

長期レビューリンク集 - Car Watch

僕はこのcar watchの長期レビューが大好きですが、これがもし本当は広告だったとしても誰も怒らないし楽しめますよね?(これはさすがに広告ではないと思うけど…)

 

フェルディナント・ヤマグチの走りながら考える:日経ビジネスオンライン

もしこのフェルさんの連載に「これは広告です」と記載されても誰も何も思わないと思うのです。

 

「広告です」と正直に書くことに利点はありますが、隠すことに良いことは何も無いんですよね。ただ「あれも実は広告じゃないか?」と人々が何も信じられなくなるだけです。

そしてそんな世の中になった時に一番困るのはメディア側です。

 

なのでとりあえず広告記事でもいいので「これは広告です」と記載した上でスイフト長期レビューを読みたいです。S660長期レビューでもいいけど。

 

車のテレビCMは突っ込みどころが多すぎる

www.youtube.com

これはCX-3のテレビCMなのですが、ちょっと意味不明です。

途中で挟まれるロッククライミングをしている男性とボクシングをしている女性の映像が何を伝えたいのか意味不明で少し笑ってしまいました。(力強い走りってことなのかもしれないけど…)

 

というか 日本のCMなのになんで運転する人は外国人で明らかに外国で走っているのでしょうか。普通に日本のガソリンスタンドでディーゼルだと軽油でやっす!とかディーゼルであることを宣伝すればいいと思うのですが。まぁcx-3は何もしなくても売れるので深く考える必要はありませんが。しかしcx-3に限らず日本のCMはそんなのばっかですが。

アルトもちょっと格好つけすぎですよねぇ。田舎の若者が小さなアルトに乗ってる映像で十分だと思うのですが。

 

でもさすがにただ日本人の田舎の若者が運転してたり給油してる姿も味気ないですよね。

だから考えました。

能年玲奈が免許を取ったばかりの設定でじぇじぇじぇと言いながらアルトを運転する

松井愛莉が赤のS660を運転する

え?駄目?

 

まぁそれは冗談として、S660のテレビCMは工夫してほしいですね。

父親が「あんなに車に興味なかったのにひと目で気に入ったらしいよ」と言いながら息子が新車で購入したS660に乗り込むのとかどう?ベタすぎ?まぁとにかく海外の風景外人が運転だけはやめてくださいね!

 

カローラフィールダーのCMが発表されたので追記

http://www.toyotown.jp/cm/

カローラフィールダーのCM面白いけどやっぱし微妙っすねぇ

これだとハイブリッドが伝わらないですし うーん

でもカローラフィールダーを若いヤンキーに宣伝するのは良いですね。

 

モータースポーツジャパン2015観に行ってきました

モータースポーツジャパンを観にお台場に行ってきました。

そしたらたまたまガンダム広場にアイドルが来てライブをしていました。

たこやきレインボー」というグループ名らしいです。

まったく…神聖なモータースポーツのイベントの近くでアイドルがライブとは…。

最近はCDを買わせるために握手会や2ショットチェキなどをやっているんですね。

CDを複数買いさせて悪手や写真撮影など愚の骨頂。日本の将来が心配になります。

まいまいも良いと思っていましたが、最近れんれんの良さがわかってきました。

でもくーちゃんも良いんだよな…。推しがきめられませんね(^_^;)

 

 

 

 

 

 

さて、アイドルのライブを楽しんだ後にモータースポーツジャパンを見たのですが、

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入ってすぐにホンダブースがありS660が展示されていました。

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なんて美しいんでしょう。

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これは値段の高いほうのαですが、内装がめっちゃ豪華。

とても軽自動車に見えない。

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ちょっとナビがしょぼいけど…コックピットのデザインが本当に良い。実際に運転席に座りましたが、座っただけで泣きそうになりました。「完全に車と一体化したような錯覚に陥る」

 

この車を実際に見て買いたいと思わない車好きは存在しないでしょう。

買おうか買わないか迷うというより、「さていつ買おうかな」です。

色々S660にケチをつけてきた僕ですが、お金が溜まったらS660を買うことにしました。というのは冗談ですが…とにかく素晴らしい。

 

なんでここまで実際に見て絶賛するのかといえば、完全にビートだからです。

これは最大の褒め言葉です。開発者はビートの後継者は意識していないと言うでしょうけど、どう見てもビートです。デザインは違うのに「あ、これはビートだ」と思わせる最新モデルを作るのは

 

めちゃくちゃ難しいと思います。

 

これだけほぼビートならビートオーナーはほぼ必ず買い換えるでしょう。

ビートオーナーの買い替え率を調べたいくらいです。ぜっったい買い替えます。

買い換える気が無くても生で見たら100パーセント買い換えたくなります。

デザインだけでそれだけのインパクトがあるのです。

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車ファンから見れば約230万とかやっす!うっわやっすこれ

普通買うでしょ?あれ見たら

しかも試乗会がありましてプロドライバーが走らせるのを見ましたが

コーナーでサスペンションがよく動いていて、ものっすごいトラクションがかかっているのが外からでもわかりました。(逆にこりゃ酷いなってのがコペン…)

 

あぁだからこそ勿体無い。冷静に客観的に考えるとこの1台で車好きが増えるわけではない。車に興味が無い人が買うわけではない。この車の素晴らしさを理解できる新たなファンを作ってこなかった。色々勿体無い。

 

インサイトをもっとしっかりしたボディと足回りで作り、車の楽しさを伝えていれば…。

 

しかし自動車メーカーばかりに責任を押し付けてもいられません。決めました。

自分がS660が売れる世の中に変えます。

車オタクだけがS600を見てヨダレをたらす世の中をそろそろ終わらせましょう。

 

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そういえばランボルギーニのウラカンが展示されていました。やっぱりガヤルドよりいいっすね。ガヤルドはカクカクでしたがウラカンは少し丸みがあります。なんかウラカンちゃんって感じで可愛いです。ガルルルとか言いそうだし。男の子が思うカッコイイのガヤルドから「美しいウラカン」になりましたね。

 

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あとこれはスズキ アルトターボRSの内装ですが

素晴らしいですね。元々ベースのアルトが安いのでそれなりに安っぽいですが、そう感じさせない絶妙なデザイン。だからこそ勿体無い。MTが無いのが本当に勿体無い!あーくそ。

 

それにしても…スズキは公式サイトより生がカッコイイ笑

デジカメで撮った写真載せたほうが売れますよ絶対。

スズキはスイフト以外も真面目に売ったほうがいい

SX4の出来はいいらしいです。いや、スズキの走りが良いのは誰もがわかっています。

キザシだって良い走りなのでしょう。(あれ高いけど)しかしスズキファンしか買わないでしょう。

昔からスズキは「スイフトが人気あるし、みんなスズキの車の走りが良いことはわかってくれている」という甘えがある気がします。そう思ってしまうくらい宣伝が下手です。

「値段のわりに走りが良いよ、お買い得だよ!」というイメージを植え付けることにまったく成功していません。成功していればもっとスイフト以外の車も売れていいはずなのです。まぁそういったイメージを植え付けるのは難しいのでしょうがない部分はあります。

しかしSX4のカラーと公式サイトの写真だけは早急になんとかしたほうがいい。

あまりにも現実とかけ離れた変な感じに加工されています。(特に青が酷い)

 

 

それにしても…スズキは「これは微妙」というハスラーのような車は上手く宣伝して売ってしまい「これは売れるべきだ」という車ほど宣伝が下手だったりチグハグですね。

 

スズキはワゴンRスイフトとエブリィワゴンだけじゃないんだよとこうことを世に知らしめるチャンスなのですが…。

 

スズキに兆し(キザシ)は見えないですね!

もしかしてトヨタはオーリスにとてつもなく力を入れてる?

なんだかトヨタのオーリス愛が凄いですね。

オーリスのターボエンジンには新開発されたコンロッドが使われているようです。

強度が高く軽量とのこと。まさかここまで力を入れてるとは思いませんでした。もはやオーリスに昔の「適当作ってに高値のトヨタ」の面影はありません。

そしてオーリスクロスオーバーの形を見てピンと来ました。あの車にそっくりです。

マークXジオ

 

当時のトヨタマークXジオへの愛も凄まじいものでした。しかし一部では好評でしたが中途半端なサイズと強気な価格で売上は伸びずに2013年に生産終了。大排気量と高級な足回りで性能はよかったのに最終的に不人気車として消えました。

 

今回のオーリスにはあの時のマークXジオ愛を感じます。クロスオーバーのオーリスでマークXジオのリベンジをはたそうとしているのではないでしょうか。オーリスのターボは本気でゴルフキラーを目指してるようですし今後オーリスのゴルフGTI的な存在も出てくるかもしれません。「トヨタはオーリスには本気らしい」というイメージを作ることができれば多少割高でも売れるでしょうね。