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AKB48とJKT48、直接対決で絆深める 横山由依「最近のコンサートで一番盛り上がった」

リアルサウンド 4月15日(水)12時10分配信

 『AKBINGO!』の4月15日放送分では、AKB48メンバーとJKT48メンバーによる「AKB48 vs JKT48 合同5番勝負」を行った。

 同企画は、2月20日に両グループの合同コンサートが行われた際の舞台裏を紹介するもので、言葉の壁を越えてメンバー同士が交流するために用意されたゲーム。

 冒頭、2月18日にAKB48メンバーがインドネシアに到着した際に200人の現地ファンから迎え入れられた模様が放送された。その翌日にはコンサートの合同リハーサルが開始するが、大島涼花や平田梨奈が「言葉が通じない」、ジェシカ・フェランダが「コミュニケーションは少しだけしか…やっぱり言葉が通じないから」と語るなど、言語の壁により意思疎通は難しいようだ。岡田奈々もまた「仲良くなりたくても仲良くなれない」と愚痴をこぼした。

 そこで、番組は「AKB48 vs JKT48 合同5番勝負」と題したゲームを実施。罰ゲームを掛けた対決で、メンバーの交流を図り、絆を深めようというものだ。1つ目は島田晴香とナビラ・ラトナ・アユ・アサリアによる「くしゃみ早出し対決」が行われ、JKT48に所属する仲川遙香が「AKB48でいうと大島優子ちゃんみたいな。前にも出るし変なこともする」と紹介したナビラがこれに勝利した。

 続いては岡田と、JKT総選挙2位のジェシカによる「トイレットペーパー早巻き対決」を実施。仲川はジェシカについて「ファッションリーダーで、AKB48だと小嶋陽菜ちゃん」と、マイペースなキャラクターであることを紹介し、対決でもゆっくりとトイレットペーパーを巻いたジェシカだったが、岡田が焦りのあまり混乱し、その隙を突く形で勝利した。

 3つ目の対決を行ったのは、大島と、今年結成されたチームTで期待を寄せられるメンバーであるミシェル・クリスト・クスナディ。マジスカ学園にも出演した彼女について、仲川は「日本と日本の歌が好き」とアピールすると、おでこに付けたせんべいを顔の動きだけで取る「せんべいパックン対決」がスタート。これには大島が勝利し、AKBチームがようやくポイントを獲得した。

 4つ目は川本紗矢と、チームKIIIのキャプテンであるシンタ・ナオミが「コイン立て」で対決。仲川が「セクシーな女の子」と紹介したナオミは、特技として勝負前に“ヘドバン”を披露。北原も「色気が伝わってくる」とナオミを評した。対決では、ナオミが優勢のまま勝負は終盤を迎えるが、島田がナオミのコインを吹き飛ばす妨害工作などもあり、川本が勝利。2対2のまま勝負は最終戦にもつれ込んだ。

 最終対決は、AKB48次期総監督の横山由依と、JKT48総選挙で1位を獲得したグループのキャプテンであるメロディー・ヌランダニ・ラクサニによる「叩いてかぶってジャンケンポン」。日本語を話すことも多いというメロディーは横山に向けて「ユイ・ブス・ブス」と悪口を連呼し、横山は「来年総監督になるので、JKTメンバーにもついてきてもらえるよう風格を見せたい」と意気込みを語ったあと、勝負がスタート。これに横山が見事勝利し、JKTメンバーはお仕置きとして、ジェシカが合同コンサート中に全力で「アイ〜ン」を披露することになった。

 コンサート当日、会場には3500人の観客が集まり、日本にも似た熱気の中コンサートがスタート。両グループが次々と楽曲を披露し、現地のファンはしっかりと日本のAKB48を踏まえたコールでこれに応えた。アンコールでは北原の誘導により、ジェシカも「アイ〜ン」を披露。公演は大成功のうちに幕を閉じた。ジェシカ「楽しかった。友達(北原)」がいたから楽しくできた」とグループ間に出来た友情を語ると、北原は「叫び過ぎた」、横山「インドネシアのファンの方がすごい暖かくて、最近のコンサートで一番盛り上がった」と、海外公演に満足したコメントを残し、番組が終了した。

 日本と海外に展開するAKB48グループならではの交流や公演の模様がオンエアされた今回の放送。次回は「むちゃブリドッジボール」が行われる予定だ。

向原康太

最終更新:4月15日(水)12時10分

リアルサウンド