2015年になっても相変わらずLenovo Miix 2 8を仕事で使っている。「8型ディスプレイで解像度が1280×800ピクセルのWindowsタブレットで仕事になるんですか?」や「システムメモリが2GバイトしかないWindowsデバイスがイマドキまともに動くんですか?」とのご指摘は多方面からいただいているが、軽量であることはもちろんのこと、何といっても、10型ディスプレイ搭載モデルしか存在しない2in1 PCではありえないほどにコンパクトな“フットプリント”で、書類で取り散らかった机の上や、スタンドカフェの小さな丸テーブル、そして、電車や飛行機のテーブルでコーヒーカップと共存できるサイズが、Miix 2 8をメインマシンとして使っている最大の理由だったりする。
どこでも広げられるということはどこでも使えるということにつながる。もともと長時間稼働が可能なバッテリー駆動に加えて5ボルト2.1アンペアで充電対応でモバイルバッテリーを“増槽”として使える長大な航続距離と合わせて、“いつまでもどこでも使える”Miix 2 8の機動力は、そのパワー不足を我慢できるほどの価値があると超私的に考えていたりする(ただし賛同者はいない)。
とはいえ。
「タッチ操作が快適にできるように考えて開発しました」とMicrosoftの関係者がどんなに力説しようとも、タブレット本体だけで公私ともに使い物になるとは、さすがの私も言わない。机が使えない状況における緊急避難的な対処としてソフトウェアキーとタッチ操作で使うことはできなくはないが、それは、第2次世界大戦当時の潜水艦が“可潜艦”に過ぎなかったこととほぼ等しい。使うこと“は”できる、という次元にしか過ぎない。
ほぼ1年前に入手したZAGGのBluetoothキーボード「Folio Keyboard For Apple iPad mini」のおかげで、Miix 2 8は仕事でも使えるWindowsタブレット(その利用形態は実質的にクラムシェルスタイルのノートPCだったが)として有効に活用することができた。しかし、たぶんZAGGの想定を超えた酷使に耐えかねず、本体を載せていたカバー部分のヒンジが破損してしまい(ネジを埋め込んでヒンジに固定していたモールドが割れてしまった)、“クラムシェルスタイルのPC”として使うことができなくなってしまった。
その代替えを探すべく、2015年の1月、2015 Internatinal CESの取材で訪れた米国で、これまた1年前にFolio Keyboard For Apple iPad miniを購入したのと同じBestBuyで発見したのが、ZAGGの「Auto-fit 8 Folio Keyboard For Android & Windows」だった。購入価格は89.99ドル。
型番にあるように、AndroidとWindowsに対応するBluetooth接続キーボードだ。Folio Keyboard For Apple iPad miniはiOSを想定したキーボードだったので、Windowsで使う場合、ファンクションキーとESCキーがなく、cmdキーをWindowsキーとして代用するなど、制約のあるレイアウトを我慢して使っているところがあった。
Auto-fit 8では、ESCキーとファンクションキーが利用できるようになった。ESCキーが使えるようになったのはWindows環境における操作をかなり快適にしてくれるし、利用する機会が少なくなったといわれているファンクションキーも、Officeアプリでセル編集のショートカットキーなど、なにげに操作を快適にしてくれる。
WindowsキーはAndroidのホームキーと兼用だ。AndroidのキーアサインとWindowsのキーアサインは、Bluetooth接続をいったん切断して、再度ペアリングをする前に、AndroidアサインならFn+Aキーを、WindowsアサインならFn+Wキーを押すことで切り替わる。
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