アンちゃん、１７日実戦！イースタンＤｅＮＡ戦で復帰

　昨年手術した左肘に加え、３月下旬から下半身の張りを訴えて２軍調整中の巨人のレスリー・アンダーソン外野手（３３）が早ければ１７日のイースタン、ＤｅＮＡ戦（Ｇ球場）から実戦復帰することが１４日、分かった。

　アンダーソンはこの日、Ｇ球場の室内でシート打撃を再開した。育成の田原啓を相手に５打数１安打２四球とまずまずの結果で「体調は問題ないし、あとはタイミングなどの細かいところだけ」と笑顔だ。内田２軍打撃コーチも「打つ方は問題ないでしょう」と太鼓判を押した。さらに一塁手として手術後、初めて投内連係に参加。バント処理では、三塁へランニングスローも披露した。

　現在、チーム打率は２割２分９厘で、リーグ５位。昨季打率３割１分９厘、１５本、５０打点をマークした助っ人の復帰が待ち遠しいが「早く状態を良くして１軍に復帰したい。シーズンはいい始まり方ではなく、いい終わり方をするのが重要。チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」。貧打解消のキーマンが、ペースを上げていく。

（中村　晃大）