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旅客機の乗客「爆発音のあと煙広がる」4月14日 22時47分
アシアナ航空の航空機に乗っていた外国人の男性は、両脇を救急隊に抱えられながら空港のロビーから出て来ました。男性は取材に対し、「何が起きたか分かりません。飛行機が非常に速く進んでいて、滑走路に着地したとたんに爆発のような音がして少し火が出たほか煙もたくさん出ていました。飛行機は動き続けて滑るように止まり、機内には煙が広がっていて、皆、外に出ようとしていました。その後、ドアが開いてシューターから脱出しました」と話していました。
「窓から火見えた」
韓国から帰国した50歳代の女性は「ずっと乱気流で揺れていて、着陸の瞬間はかなり衝撃がありました。機内は焦げ臭いにおいがたちこめ、窓からは機体から火が出ているのが見えたので、爆発するのではないかと怖かったです。客室乗務員が後ろから大きな声で叫んでいてただ事では無いと思いました。早く脱出しなければと必死でした」と話していました。
「すごい速さで下降した」
アシアナ航空の航空機に乗っていた外国人の男性は、しっかりとした足取りで広島空港の建物から出てきたあと、取材に対し、「飛行機がものすごい速さで下降して地面に激しく当たり、機体がコントロールを失いました。機内には煙が広がり、とても怖かったです」と話していました。
「乱気流の影響でかなり揺れた」
観光で韓国を訪れていた広島市佐伯区の52歳の会社員の女性は、「乱気流の影響でかなり揺れる時間帯があった。『まもなく着陸します』というアナウンスがあったあと、ガタガタと揺れを感じた。突然、後方から『頭を抱えて』と声がかかり、あわてて頭を手で抱えるとものすごい衝撃があった。死ぬかと思った。外に目をやると炎が見えた」と話していました。