【東京五輪】森田知事、千葉・幕張開催に協力「ふんどし締めて頑張る」

2015年4月14日20時14分  スポーツ報知
  • 2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長(右)と会談する千葉県の森田健作知事(代表撮影)

    2020年東京五輪・パラリンピック組織委の森喜朗会長(右)と会談する千葉県の森田健作知事(代表撮影)

 2020年東京五輪の会場見直しで、大会組織委員会からレスリングとフェンシング、テコンドーの幕張メッセ(千葉市)での開催に協力を求められた千葉県の森田健作知事は14日、「以前から県民に生の五輪競技を見てもらいたいと奔走していた。ふんどしを締めて頑張る」と要請を受け入れる考えを明らかにした。同日、組織委の森喜朗会長と会談後に記者団に語った。

 森田知事は「(幕張メッセは)空調など老朽化の問題はあるが、恥ずかしくないように整える」と話し、移動による選手への負担を軽減するために設ける五輪専用レーンの整備にも協力する姿勢を示した。森会長は「かなり財政でも協力いただくことになるので、よく検討してほしい」と語った。

 森田知事は、稲毛ヨットハーバー(千葉市)が代替候補地の一つに挙がっているセーリング会場についても「頼むと言われれば頑張ります」と前向きな意向を表明した。

 組織委は今後、6月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会までに、各競技の国際連盟の承認を得るために折衝を進める。

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