法廷でマ●コ 漫画家ろくでなし子「私のアート作品はわいせつではない」 

2015年4月15日12時41分  スポーツ報知

 自分の女性器の立体的なデータを提供したとして、わいせつ電磁的記録頒布の罪などに問われたペンネーム「ろくでなし子」の漫画家・五十嵐恵被告(43)の初公判が15日、東京地裁(田辺三保子裁判長)で行われた。

 五十嵐被告は「外形的な事実関係は争わないが、私のアート作品はわいせつではない」と無罪を主張。さらに「さげすまれたり、いやらしい場所とされ、女性器への拒絶反応は異常」と述べ、女性器を意味する単語を発する場面もあった。

 白い丸襟の付いた濃紺のワンピース姿。頭には大きな黒いリボンをつけて出廷した五十嵐被告は「ユーモアあふれる楽しい作品を作ることで(女性器の)セックスやひわいなイメージを払拭したかった」と述べた。

 起訴状によると、五十嵐被告は2013年10月と昨年3月、自分の性器と同じ形のものを3Dプリンターで作れるデータをインターネットを通じて配布したほか、昨年7月に都内のアダルトショップで女性器をかたどった作品を展示したなどとされる。

 五十嵐被告は昨年7月の逮捕後、いったん釈放されたが、同12月に再び逮捕、起訴された。

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