移住したいみなさまへ。ぼくはマニアックに高知を選びましたが、まっさらな状態なら福岡から検討するのをおすすめします。ぼくも最初は福岡から見ました。
1. 東京とのアクセスが驚異的にいい!
いろいろ理由はあるんですが、東京との異常なまでの近さは特筆すべきポイントです。福岡は街と空港が至近距離で、その気になればチャリでいける距離(6〜7km)ですらあります。
飛行機の便数も多く、ジェットスターやスターフライヤーなど、JAL/ANAより安いチケットも常時流通しています。う、羨ましい…。
移住してしまうと逆に「東京に出たくない」と思うようになるんですが、やっぱりアクセスがいいのは安心感ですよね。ついでにいうと、アジア圏へのアクセスがいいのも魅力です。韓国とか高速船で行けちゃうんですよね。すさまじい気楽さ。
2. メシがうまい!
福岡もメシがうまいんですよねー。海が近いので魚は抜群に新鮮で安い。佐賀〜福岡を旅したときは、脂の乗ったブリに感動しました。イカも美味しかったなぁ。「福ふくの里」は天国なので一度訪れる価値あり。獲れたてホウボウが150円!
食材が豊かなのはもちろん、外食文化は言わずもがな発展しまくってます。文句なしにメシウマな土地といえるでしょう。
3. 仕事がある!
福岡は仕事が豊富にあるのもすばらしいですね。「仕事が見つかるかわからない」というのは移住にまつわる定番の悩みですが、福岡ならそうした問題もなんとかなりやすいです。何度か紹介していますが、「ワークポート」のような「福岡移住」を切り口にした就職マッチングサイトも存在しています。高知でもこれやりたいなぁ。
4. 福岡市がイケてる!
「特区」でも話題ですが、福岡市も面白いんですよねぇ。「FUKUOKA MEETUP COMMUNITY」とか、市がやっているとは思えないデザインの企画。
市長も若く、期待が持てます。ITには精通しているようで、情報発信も積極的でいいですねー。高知市も頑張れ!
5. 街を愛する人が多い!
福岡は愛されやすい街なんじゃないかと感じています。「福岡テンジン大学」「福岡移住計画」や各種ITコミュニティなど、「街」のレイヤーでつながる活動も盛んです。
あまり語られませんが「街を愛する人が多い」というのは超重要な土壌で、日々の生活でも、何か新しいことを仕掛ける上でも、郷土愛の強さは「根っこ」として関わってきます。
ぼくが高知に移住した決め手は、高知の人は高知が大好きだからだったりします。すごくわかりやすく言えば、「高知大好きなんです!」と言うと、すぐに仲間になれちゃうわけです。これは福岡も似た土壌があると感じています。
6. 自然が近い!
都市のイメージが強いですが、福岡はちょっと行くと強烈に自然が残っていたりします。糸島市とか衝撃的ですよ。空港からちょっと電車に乗れば、そこは大自然。この浜、イカが打ち上がるそうです。
Google Earthで見ても緑っぽいですね。
同じ縮尺で東京を見ると、灰色です。コンクリート砂漠!
7. 未婚女性が多い!
男性諸君のために挙げておきましょう。福岡といえば「博多美人」という言葉が有名ですね。美意識は主観によるものですが、データ的にいうと、福岡は未婚女性が多いんですよ。結婚したい人には良い場所かもしれません。
そのレポート「若年男女人口比からみえる福岡市のすがた」によると、20代後半から30代前半の女性の未婚率は、全国の19政令指定市の中で福岡がトップだった。
2005年の国勢調査からピックアップしたもので、未婚率は、25~29歳で68.8%。30~34歳でも、41.0%もあった。つまり、この年代の女性は、2人に1人は独身ということになる。
また、20代人口を2010年3月末の時点で調べると、男性10人に対し女性は11人にもなった。これも政令市でトップだ。適齢期の人口が、女性に比べて男性が少ないことが未婚率を上げている可能性がある。
ついでにいうと、福岡は人口も流動的で、10年ほどで人口の半分が入れ替わるとか。考え方によっては、それだけ出会いのチャンスも多いわけです。モテないヤツは福岡に行け!…というのは案外真実だと思っております。
色々見て、ぼくは高知にしました。
とまぁ、福岡はおすすめできるんですが、ぼくは紆余曲折あって高知にしました。
何かというと、福岡はぼくにとっては「都市すぎる」んですよね。博多とか新宿と変わらないですから。どうせ行くなら誰も手をつけてなくて、それでいて面白い場所がいい、ということで高知に参りました。高知はネタの宝庫です。高知出身のミュージシャン、七尾旅人さんのツイートをどうぞ。
高知空港着 空気がうまい pic.twitter.com/WWJDZDb61L
— 七尾旅人 (@tavito_net) 2014, 8月 25
けっきょく老婆の自慢のキュウリは食せなかったが確かに野菜も美味い 圧倒的な日照時間の長さで太陽エネルギーみなぎる土佐の大地…生えているものを刈り取ることなく直接食えるほどの鮮度だ ベジタリアンは全員 高知に移住すべきと思う pic.twitter.com/Kef0SFXojm
— 七尾旅人 (@tavito_net) 2014, 8月 27
都会で疲れ果てた人たちがお遍路として88箇所の霊場を巡る間に高知では何故か88回以上酒や飯をおごられるわけです そうすると「あれ?世の中案外暖かい…生きてみよう」と思う しかしそれは単純な親切心ではなくシラフのやつがウロウロしてると何か気になるっていう土佐特有の感情なんです
— 七尾旅人 (@tavito_net) 2014, 8月 27
土佐黒潮イズム RT @BowwowRock うちの父も、『おまん、小学校に上がったろう?もう、呑まないかん』と、言われ、呑まされた⁉そうです。
— 七尾旅人 (@tavito_net) 2014, 8月 27
というわけで、みなさん高知においでください!
東京から高知県に移住したよ!
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