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格納容器内部調査再開 ロボット2台目投入4月15日 11時35分
東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉を覆う格納容器内部の調査のために投入されたロボットが動かせなくなった問題で、東京電力などは、ロボットに異常はなかったとして、調査を再開することを決め、15日午前、2台目を格納容器の内部に投入しました。
福島第一原発では、今月10日、1号機の格納容器の内部の損傷の状況を調べるため、遠隔操作のロボットが初めて投入されましたが、内部の足場を十数メートル進んだ所で動かせなくなりました。東京電力などは、復旧作業を進めても状況が変わらないため、ロボットの回収を断念し、今月13日に予定していた2台目を使った調査も延期して、対応を検討していました。
その結果、ロボットが動かせなくなったのは足場の隙間で脱輪したことが主な原因だとしたうえで、走行用のベルトやカメラは正常に動いていたことから、ロボットに異常はなかったとして、調査を再開することを決め、15日午前10時ごろ、2台目を格納容器内部に投入しました。一方で、1台目のトラブルを受けて作業を慎重に進めるため、調査に2~3日かかることもありうるとしています。
ロボットは、前回とは別のコースを通って格納容器内部の撮影などを行うことになっていますが、1台目の調査では溶け落ちた核燃料の熱によって湯気が立ちこめている様子などが捉えられていて、2台目の調査が順調に進むかどうかが注目されます。
その結果、ロボットが動かせなくなったのは足場の隙間で脱輪したことが主な原因だとしたうえで、走行用のベルトやカメラは正常に動いていたことから、ロボットに異常はなかったとして、調査を再開することを決め、15日午前10時ごろ、2台目を格納容器内部に投入しました。一方で、1台目のトラブルを受けて作業を慎重に進めるため、調査に2~3日かかることもありうるとしています。
ロボットは、前回とは別のコースを通って格納容器内部の撮影などを行うことになっていますが、1台目の調査では溶け落ちた核燃料の熱によって湯気が立ちこめている様子などが捉えられていて、2台目の調査が順調に進むかどうかが注目されます。