北野武監督 「龍三と七人の子分たち」続編は“七人の幽霊たち”?!
2015年04月14日 19時48分
北野武監督(68)の最新作「龍三と七人の子分たち」(25日公開)の完成披露試写会が14日、都内で行われ、監督が出演者とともに舞台あいさつを行った。
「ジジイのパワーを思い知れ!」というキャッチフレーズだけに、壇上には主演の藤竜也(73)をはじめ近藤正臣(73)、中尾彬(72)、小野寺昭(71)など、70歳を超えた“ジジイ”がズラリと並んだ。この光景に北野監督は「ざっと戦没者慰霊祭のような…。靖国の火は消えてないという感じ」と、すかさず“毒ガス”を噴射。
“ジジイ”ばかりとあって、撮影も苦労したとか。「『よーい、スタート』の声が聞こえなくて『えっ?』って言ったり、カンペが小さすぎて見えなかったり。衣装着て帰っちゃう人もいたし、何を考えてるのか衣装さんをずっとクドいてる人もいたね」
その撮影は昨年4~6月に行われたが、北野監督はさらなる追撃で爆笑を誘う。「とにかく(出演者が)今日まで頑張ってくれれば、と思ってた。今日(の舞台あいさつ)が、黙とうから始まるのが怖かった」。映画がヒットしたら続編も考えている。「次は『龍三と七人の幽霊たち』をやる」と言いたい放題だった。
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