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都内にあるインターネット関係の某社に新卒入社して平社員エンジニアとして5年間過ごした自分のエピソードを事例としつつ、節約と快適を両立する23区内在住独身男性のエクストリーム生活術をご紹介いたします。
地方の人が抱いているかもしれない、上京して東京でおしゃれ生活という幻想や、東京の生活費ってお高いんでしょという思い込み、東京の人って冷たいのかしらという不安が、吹っ飛んで行くんじゃないかと思いますので、参考にして頂ければ幸いです。
概要:東京で消耗するのもなかなか楽しい
- 独身男は古くて狭い物件に住めばよし
- 家賃交渉をする機会は逃さない(これは全国どこでも通用)
- あえて自炊はゼロって決めちゃう
- 株を買い、親にも買ってもらう
- ポイントを貯める(これも全国どこでも通用)
解説
独身男は古くて狭い物件に住めばよし
都内には昭和時代の四畳半風呂なし物件が3万円ぐらいで各所に残っていて、そういうアパートに住んでいるので、まずは最大の固定費である家賃をがっつり削減できています。
不動産屋では、家賃の何割かを手数料にするビジネスである都合上、⒊万円の物件はあまり表に出しませんが、「⒊万円ぐらいの物件ありますか」とこちらから聞けば、出してくれます。渋谷区とか世田谷区とか目黒区とかのオシャレっぽい区でも昔から住宅地だったところだと意外とあります。古くてもちゃんとリフォームしてあって実際はボロさはそんなに気にならないのも多いです。
風呂がなくても都内は銭湯が割と充実しているので問題はありませんが、ベストなのは近くにコインシャワーがある物件です。うちの近くのコインシャワーは、年中無休24時間営業していて、料金は3分100円で一旦停止もできます。テキパキと体を流したりシャンプーすることに慣れれば、風呂代で月3000円しか使わなくなります。夏は汗をかくので朝と夜1回ずつ行くこともありますが、年間通せば平均で1ヶ月4,000円ぐらいの出費にしかなりません。風呂付きの物件を探すと5万円超えてしまうので、相当お得です。さらにいいことには、面倒臭い風呂掃除は他人任せになり、とても快適です。あえて今流行りの言葉で言うと、アウトソーシングってやつです!
四畳半風呂なしの物件だと大体はトイレが共同だったりします。共同なので、掃除やトイレットペーパー交換は大家さんがやってくれて、めちゃめちゃ快適です。しかも、うちのアパートは一人しか住んでいないので実質的に自分専用トイレです。アウトソーシング万歳!
うちの賃貸契約は、さらに良いことに、共益費の中に水道代も含まれています。家賃と共益費を足して31,000円の入居契約でした。普通の都内一人暮らしだと家賃共益費と水道代で8万円ぐらいは払ってるはずなので、他の人より毎月4万5千円以上の余裕ができています。
あえて自炊はゼロって決めちゃう
自炊は節約になると思って頑張ると、たぶん、少なくとも食事の半分以上は自炊にする必要があって、それ以下だと、食材の在庫やらガス・電気代などで相殺されて節約にならないと思いました。独身で社会人になりたてだと仕事もプライベートも忙しくってそんなに自炊している暇と気力はないんじゃないでしょうか。
都内には弁当屋さんも沢山ありまして、よく使うのは、おかず4種が選べて550円の弁当屋さんです。なるべく野菜のおかずを選べば、外食で食事が偏ることもなくなります。
というわけで、自炊しないことに決めました。自炊なし風呂なし生活にガス契約は必要ないので、毎月3千円以上の節約になります。冷蔵庫も止めれば、電気代でさらに毎月3千円ぐらいの節約になります。合計で毎月6千円の節約です。これだけ浮けば外食や弁当に使う出費は気にならなくなります。
大家さんとは感じよく接し、かつ図々しさは忘れない
古い物件は大家さんがじいちゃんばあちゃんだったりすることが多いですが、うちも80を過ぎたおばあちゃんが大家さんで、とてもいい人です。
うちの大家さんは、アパートの廊下を挟んだ反対側に住んでいて顔を合わせることが多いんですが、ちゃんとこちらから挨拶をして愛想よくしているので、とても仲良くしてくれます。休みの日に家にいると出前をご馳走してくれたりご飯を作ってくれたりもするし、暑い時期はビールの差し入れとか、寒い時期はケーキとかチョコとか大家さんがもらった甘いものを(糖尿病なので)譲ってくれたりします。東京のぬくもりてぃに感動すると同時に、経済的にもとても助かっています。次に会った時には忘れずに「おいしかったです(またお願いします)」とちゃんとアピールします。
こちらもお世話になったお礼にお歳暮を渡したりするのですが、圧倒的ににこちらが得しています。大家さんに対しては本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
家賃交渉をする機会は逃さない
大家さんと同じ建物に住んでいるので、家賃も手渡しですし、契約更新も話が直接できます。
廊下の電気を自主的に消していたら「電気代減ったわねー」と大家さんが言っていたので、「自炊しなくて水もほとんど使わないし、共益費減らしてもらうのも合理的じゃね?」と思って契約更新時に家賃交渉してみたところ、あっさり千円下げてくれました。次の更新のときも図々しく家賃交渉してみたところ、また千円下げてくれました。結局、今では年間2万4千円得していることになります。
麻布在住の会社の先輩も家賃交渉をして下げてもらったと言っていたし、交渉することには基本的にデメリットがないので、家賃交渉ができそう場合は、した方が絶対いいと思います。
株を買い、親にも買ってもらう
株取引で儲けようという話ではなく、株主優待を頂く目的で株を保有しています。
都内に住んでいれば、松屋とか天狗、大戸屋など、自分の行動範囲に存在するチェーン店の株主優待(タダ飯券)がいくつも見つかると思います。
ヤフーファイナンスで各社の株主優待も見れるので、気になるお店を検索してみてください。
Yahoo!ファイナンス - 株価やニュース、企業情報などを配信する投資・マネーの総合サイト
大戸屋の例: (株)大戸屋ホールディングス【2705】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
所有株数を増やしても優待券を沢山くれない会社もあるので、親にも株を買ってもらって優待券を譲ってもらっています。
これは相当な節約になるので、ぼっち飯のときによく使います。その代わり、誰かと食事に行くときは、お金をケチらず、ちゃんとした美味しいものを食べた方がいいですね(笑)
食事以外の株主優待も色々あるので下記の書籍などを参考にして見て下さい。
- 作者: 高山一惠,高橋洋子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/12/06
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
日経ホームマガジン 桐谷広人さんに学ぶ株主優待入門2015 (日経ホームマガジン 日経マネー)
- 作者: 日経マネー
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2014/11/06
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
会社の福利厚生・貯蓄支援制度を最大限活用する
一例として私の勤務先の制度の話をすると、最大限に活用すれば毎年ほぼ28万円以上得することができます(ちょっと裏技っぽいんですが、実際はもっと得しています)。
勤務先によって様々あると思うので、各自で徹底的に研究・活用して欲しいところです。
ポイントはカードの種類を絞って徹底的に貯める
男なので、みみっちいスタンプカードとか面倒くさいのは基本的にやりません(笑)。定期的かつ高頻度に行く店だけはスタンプを集めますが、それ以外は効率が悪い上にカードの管理でストレスが溜まるのでやめました。
お店のカードとしては、東急線沿線に住んでいて勤務地にも東急ストアがあるので、東急ストアのポイントカード「TOP&」に絞っています(1ポイント1円として利用可能)。
TOP&カードを使っていると、ちょくちょく全品5%引きクーポンとかポイントラッキー券(2000円以上の買い物で100P)が貰えるので、消費税が上がった昨今は大変ありがたいです。
東急ストアの地味にいいところは、レジ袋を断ると2ポイントつけてくれることです。100円ぐらいのもの(飲み物とか)を買えば、2%OFFと一緒ですから、こまめに買い物に行くほどポイントを得して、買い置きをしない冷蔵庫なし生活との相性がとてもよいです。
クレジットカードのポイントも馬鹿にならないですよね。最近はスーパーやコンビニですらクレジットカード決済できたりするので、なるべく色々なところでクレジットカード払いをするようにしています。数百円の支払いからカード払いをするぐらい徹底的にクレジットカードを使います。
カードの種類としては、近所のTSUTAYAが常時レンタル100円でよく行くのと、作業をするためにドトールにもよく行くので、T-POINTが溜まるヤフーJCBカードを愛用しています。年会費無料かつ、公共料金支払いにも使えて、どこで何に使っても1%のポイントが付くので、使いやすいです。こうなると飲み会集金係のやりがいも出てきますよ(笑)。
最近、Yahoo! JAPANカードは、JCB以外も選べるようになったり、ヤフーショッピングやLOHACOでのポイントが常に3倍かつキャンペーン中はもっとポイントが付くとかいうパワーアップをしたらしいので、近々アップグレードしたいですね。
Tポイントがたまる年会費無料クレジットカード-Yahoo! JAPANカード
あとがき
まだまだ東京で消耗しようと思います。
東京って、土日に作業をしていて疲れたら、ふらっと電車に乗って適当な街に散歩に行くだけで楽しいぐらい見所がたくさんありますしね。
最初から散歩行くつもりなら散歩ガイドでも持って行くんですが、ふらっと行くときも多いので、こんなアプリを使ってみたりしています。