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広島空港 滑走路を閉鎖 再開めど立たず
4月15日 7時06分

広島空港 滑走路を閉鎖 再開めど立たず
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14日夜、アシアナ航空の航空機の事故で滑走路が閉鎖された広島空港では、依然として運航再開の見通しは立っていません。
15日に発着を予定していた便のうち、国内便だけですでに35便の欠航が決まっていて、航空各社は今後の運航情報に注意するよう呼びかけています。
広島空港はアシアナ航空機の事故の影響で14日午後8時すぎから滑走路の閉鎖が続いていて、広島空港事務所によりますと運航が再開できる見通しは今も立っていません。
このため、全日空は羽田空港などとを結ぶ出発便と到着便の合わせて28便すべてを終日、欠航することを決めています。
日本航空は羽田空港などとを結ぶ午前中の出発便と到着便、合わせて7便の欠航を決めていますが、欠航する便はさらに増えるおそれがあるとして今後の運航情報に注意するよう呼びかけています。

一日8000人が利用

広島県によりますと、広島空港には現在、国内線の定期便が5つの路線、国際線の定期便は6つの路線が就航していて、1日平均の利用客は7000人から8000人です。
このうち国内線は、羽田と結ぶ便が34便、新千歳と結ぶ便が4便、仙台と結ぶ便が4便、沖縄と結ぶ便が2便、成田と結ぶ便が6便の合わせて50便あります。
また国際線は、韓国のインチョンと結ぶ便が2便、北京と結ぶ便が2便、上海と結ぶ便が2便、中国の大連と結ぶ便が2便、中国の成都と結ぶ便が2便、台北と結ぶ便が4便の合わせて14便あります。
平成26年度1年間の利用者は271万人余りで、LCC=格安航空会社の春秋航空が去年8月から成田とを結ぶ便の運航を始めたこともあり、その前の年度より8万人余り増えました。

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