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 サッカー日本代表のハリルホジッチ監督が14日、Jリーグ各クラブの社長らで構成する「J1・J2合同実行委員会」に出席し、審判の判定基準などについて持論を語った。

 「少し体に触れたら笛を吹く。欧州ではファウルにならない。球際について、どう考えているのか。審判も議論する必要がある」

 日本代表の強化のキーワードに掲げた「球際の強さ」を念頭に、正当な接触プレーで選手を勝負させるような判定基準を求め、各クラブがそれを容認するよう促した形だ。

 そのほかにも、選手の体力強化の必要性や、日本代表とクラブのスタッフの連携強化など、1時間にわたって語った。「国内組で短期間の合宿をしたい」と要望したことに対しては、村井チェアマンが「クラブの指導者も合宿に呼んでほしい」と応じた。Jリーグによると、同委員会に日本代表監督が出席するのは初めてだという。