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「着陸前 大きく機体揺れ急に高度下げた 」
4月15日 4時29分

14日夜、広島空港で韓国のアシアナ航空機が滑走路をそれて逆向きに停止し22人がけがをした事故で、取材に対し複数の乗客が「着陸前に機体が大きく揺れ急に高度を下げた」などと証言しています。
警察は、今後、乗客から話を聞くなどして事故当時の状況を調べることにしています。
14日午後8時すぎ、広島空港で、韓国・インチョン発のアシアナ航空162便、エアバスA320型機が滑走路を逸脱して逆向きになって止まり、左のエンジンや主翼の一部が大きく壊れました。
消防によりますと、この事故で男性10人、女性12人の合わせて22人がけがをし、このうち20人のけがの程度は軽いということです。
事故機には、乗客74人、乗員8人の合わせて82人が乗っていましたが、乗客の1人は着陸直前の状況について「縦と横に大きく揺れ、急降下したような感じがして衝撃を感じた」と話しているほか、別の乗客も「機体はすごいスピードで高度を下げた」と証言しています。
また、着陸後について左側の窓際に搭乗していたという乗客は「2回大きな衝撃を受けた。
エンジンの辺りから火が出ているように見えた」と証言しているほか、後方の座席にいた乗客は「機内にはきな臭いにおいが立ちこめ誰かが『ファイヤーファイヤー』と叫んでいた」と話しています。
警察は、今後、乗客から話を聞くなどして事故当時の状況を詳しく調べることにしています。

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