鎌倉市教育長推薦者の実名が報道されました!(2013.3.31)
平成25年3月29日発売フライデー(4月12日号)『石原伸晃環境相「鎌倉市教育長推薦文」でまたまた大失敗』で推薦文の写しまで掲載されています。
推薦書内容は、
「杉並区立和田中学校 代田昭久校長は、卓越した教育理念と情熱をもって、地域とともに歩む公立学校を理想に、同校の教育改革を推進してこられました。その手腕と実績を勘案すると、鎌倉市教育長として適任であると考えますので推薦します。 石原伸晃」
この推薦書は、代田氏の「自作自演」であると鎌倉市・中沢市議が議会で発言。松尾市長と代田氏は、「自作自演」ではないと発言したが、文案は石原氏側に渡したと認めている。
問題は、鎌倉市議4名に渡し、そのうちの1名が、中澤市議(自民党)だったことです。中沢市議は、代田教育長候補の議案に反対する急先鋒の一人であり、議案に賛成するように、圧力をかけた猟官運動とみられても仕方がない。地方自治体の教育は、中立・公正でなければならないのに、今回の代田氏や松尾市長の行動は、理解できない。また、松尾市長・滝沢副市長は、議案の賛成を得るためには、市議の支援者などに圧力かける行動を今後もすると言及。鎌倉松尾市政が、ここに来て急変していると考えられる。
松尾市長は、鎌倉に民間教育長を実現したいとの「思い」は理解できるが、急な改革はいかがなものか。また、教育長人事に政治的な圧力をかけるようなやり方は間違いです。
杉並区立和田中学校に民間校長を導入したのは、現・山田衆議院議員(維新・東京比例区)が杉並区長をやっていた平成14年4月からです。平成25年4月からは民間でない校長が就任するとのことです。初代民間校長は、藤原氏で、2代目が代田氏です。二人とも、リクルートと出身者で、二人とも「文書訓告」を受けており、藤原氏が校長時代に学校が「補修授業」問題で提訴されているらしい。杉並区の民間校長導入は、うまくいっていない証拠。
山田氏は、日本創新党を元・横浜市長中田氏と作り、党首となりました。中田氏ともども、橋下市長などの要請により大阪市や大阪府の特別顧問などを務めた。「立ち上がれ日本」と一緒になり、現在、日本維新の会所属です。
石原環境相は、杉並区選出自民党衆議院議員で、石原慎太郎日本維新の会代表の長男。三男・石原宏高衆議院議員(品川区選出)は、カジノ業者社員を選挙運動員に使ったことや、多額の政治献金が問題となっている。慎太郎氏は、入院し、健康問題が発生し、維新の党大会に欠席。
鎌倉教育長問題が、国政の参議院選がらみの様相を呈してきたように感じます。
(みんな+維新)VS(自民+公明)の対立軸を、自民党は、みんなと維新を分離させて衆参両院で多数を取る戦略ではないでしょうか。
維新と自民は、憲法では根っこは同じですが、対立軸を立てなければ選挙戦にならない。
松尾市長は、みんな(浅尾衆議院議員)の傘下に入ったと考えます。その根拠は、市長の父は、自民党公認で市議・市長選を戦っていたが、今回、自民党との対立を鮮明にしたからです。
公明党は、反松尾になる。鎌倉みらいは、渡辺昌一郎市議が自民になり、出ていきましたので反松尾になるか現在ではわかりません。過去のスタンスから見れば、反松尾にはならないだろうと考えますが、秋の市長選に自民系候補が出れば、反松尾の可能性が大きい。
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