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淀川区長 榊 正文 就任ごあいさつ

[2012年8月1日]

平成24年8月1日 淀川区長からのごあいさつです

淀川区長 榊 正文

 大阪市24区の区長公募に合格し、8月1日淀川区長に着任しました、榊 正文(さかき まさふみ)です。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 少し、自己紹介をさせていただきます。

 福岡県出身、九州男児44歳です。
 就職で田舎から大阪に出て来て、淀川区で仕事してもう20年、独身時代10年住んでいました。新卒でリクルートの関連会社に就職した後、平成8年28歳で起業しました。以来16年、中小企業の役員をしていました。起業というのは、とてもとても大変でした。いっときは休みなく、睡眠を削って猛烈に働きました。良き社員とお客さんに恵まれ、なんとかやれるかと思ったとたんの、リーマンショック!またまた大ピンチの連続。そこをなんとか3年かけて立て直し、後事を社員に託して、区長に応募しました。

 なぜ、前の仕事をやめて区長になろうと思ったかというと、僕の生い立ちに関係があります。実は6歳で母を亡くし、決して裕福ではない家庭に育ちました。奨学金を得ながら、公立の小中高大学で学びました。小さい頃は、学校生活、家庭生活の両面で、友達の家族、先生方、親戚などに大変お世話になりながら、やっとこさで、大きくしていただきました。
 「公」と「社会」にお世話になったことを、心から感謝しています。それからずっと、いつかは社会に恩返しすることを考えていました。しかし、どうしたらそれができるか、見つけられずにいました。

 そうした中、昨年12月、新たな市長が誕生し、区長が公募されました。公募の内容を見て、大阪の改革のため、市長が公募区長に求めることは、一言でいえば、ビジネスマインドだと思いました。(少し乱暴な言い方になりますがお許しください)
 政治が機能不全に陥り、社会や経済がどんどん悪くなっていく中で、今まで役所は、間違いを恐れ、改革やチャレンジをしてきませんでした。今、価値観が相当多様化しています。その中では、何が政策的に正解かを判断することは、そんなに簡単ではありません。全てのことに、反対の声が上がります。しかし、正解かどうかは後に検証しないとわかりませんが、現状がダメであるならば、まずチャレンジして、世の中を変えていこう、少しでも良くしていこう、ということだと理解しました。これは、ビジネスそのものです。行政経験・知識はなくとも、民間の感覚で判断しろ、ということだと思いました。自分のビジネス経験を存分に活かせると思いました。それならやってやると。

 僕は、任期終了後、前の会社に戻ることはありません。これからはずっと、大阪の改革のお手伝いをしていくつもりです。

 さあ今日からは、民間の経験、感覚を活かして、区民に近くて、親しくて、いつもつながっていて、スピードの速い区政をつくって行きたいと思います。ぜひ期待してくださいね!


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