小学生レベル
個人的に、ネイティブレベルの英語力をつけるには必要なことだと感じています。
英語を外国語として学ぶ日本人は、大人の語彙(TOEICや英検で使われる語彙)はある程度知っています。
しかしネイティブが子供のころから自然に使っているのに私たちが知らない単語や用法は多いと思うからです。
そういう単語を扱った和書も探せば出てきますよね。
でももっと手っ取り早く、しかも幅広く身に付けるには、ネイティブの子供が読んでいる本を使って学習すればいいと思うのです。
彼らが学校で使っている歴史の本など読めばついでにTOEFL対策にもなるし(アメリカの教材なら)、多読にもなるという一粒で二度以上おいしい学習法だと予感しています。
使っているのはSpectrumというシリーズ。
これは学校の教科書のサブに使われたり、宿題にされたりするテキストのようです。
日本でいうと、「夏休みの友」みたいな感じでしょうか。
今読んでいるのはこのSPECTRUM Science Grade 3というもの。
Spectrum Science, Grade 3 (2014/08/15) Spectrum 商品詳細を見る |
小学校3年生用です。
まだUnit 1.4までしか進んでいないのに、
知らない単語が結構あります。
ethologist
cytologist
entomologist
こんな単語がこの本のLesson 1.2で出てきました。
全然見たことも聞いたこともないですよね。
それぞれ
An ethologist studies animal behavior.
A cytologist studies cells.
An entomologist studies insects.
と書かれていました。
これは子供の語彙というよりは、大人の語彙ですけどね。
小学3年生、おそるべし。
また、この本で「容積」を英語で何と言うかも覚えました。
容積。英語で何だか知っていますか?
答えは、volumeです。
言われてみれば「ふんふんなるほど」というところなんですが、
容積=volume なんてすぐに思いつきません よね。
こういったところも含めて、語彙力というのはネイティブの小学生にすらかなわないなぁと思っています。
いや頑張って覚えますけど。
小学3年生くらいの教科書ならなんとか辞書なしで読めます.
多読にちょうどいいかなくらいのレベルです。
このSpectrumのシリーズは理科だけでなくいろいろな教科があります。
小学校3年生からどんどん進級していけるよう頑張ります。
第199回TOEIC公開テスト 感想
全体的には難易度は普通~やや難だと思います。
パート別に難易度を考えると
Part 1 普通
Part 2 難
Part 3 普通
Part 4 普通
Part 5 普通
Part 6 難?
Part 7 single passage やや難
Part 7 double passage 普通
と感じました。
が、Part 6 について他の受験者から難しいという声はありませんでした。
Part 6 はたまたま私にとって難しかっただけでしょう。
※以下の文章での初級中級上級のくくり
初級者 = TOEIC700点未満の方
中級者 = TOEIC700以上~900未満の方
上級者 = TOEIC900以上の方
Part 1 普通
今回、上級者は全問正解を狙うべき内容でした。
TOEICで頻出の情景描写フレーズが多かったことに加え、上級者が悩んでしまうようなきわどい問題はひとつもありませんでした。
初級、中級の方も消去法をうまく活用すれば9~10問狙えたと思います。
とはいえフレーズ的に「そんな言い方するんだ」というものが3問ほどあったので、ものすごく簡単だったわけではありません。
Part 2 難
もはやこのパートが簡単なことはないのではないか・・・と思えるほど難化していますね。
やはりキーになるのはWH疑問文に素直に答えてくれなくなったところです。
Where ~? という疑問文でも I’m not sure. とか Let me ask Anthony. のような答えが正答になってきています。
今回最初の単語が聞き取れるだけで正解にたどりつける問題は5問でした。
これは、疑問詞の疑問文に対する答えの選択肢に一見飛びつきたくなるような誤答選択肢が紛れていることにもよります。例えば
When will the next meeting be held?
A. I’ll meet Will on Tuesday.
B. You should ask the manager.
C. Five days ago.
みたいなものがあります。
まあ上の例のように誤答選択肢 AとC両方迷いたくなるような問題はまだ出ていませんが。
ここで差が出るのは中級の方でしょう。
一生懸命文を聞きながら状況をイメージするなり、日本語で意味を考えるなり地道にやっている方は比較的正答率が高くなるはずです。
これまでテクニック的なもので得点を稼いでいた中級の方は苦しんだと思います。
初級の方はおそらくみんな間違っているので、差は出ません。
Part 3 普通
特に印象に残っていません。
あるとすれば2セット目にいきなり選択肢も設問も長い問題があったことくらいでしょうか。
聞きにくいものもありませんでした。
Part 4 普通
後半に入っても選択肢が短く解きやすかったような気もします。
(正直今回はPart 2 の印象が強すぎて、Part 3, 4 に関してはあまり覚えていません。)
Part 5 普通
これは問題文をいちいち最初から最後まで読めば問題がないのです。
なのであえて普通としました。
中級の方には難しく感じた部分もあるかもしれません。
文法問題を解くときに選択肢の前後だけで判断するような解き方だと解きにくい問題もありました。
例えば、空欄に形容詞が入るはずだ!と分かっても選択肢に形容詞が二つあるような問題が多かったですね。
動詞が前置詞を伴うかどうか(自動詞か他動詞か)もしくは動詞につく前置詞は何かを選ばせる問題も数問ありました。
これは動詞に限ったことではないですが、熟語的に普段から単語を覚えているといいですね。
簡単な例で行けば「similar = 似てる」と覚えるよりも「be similar to ~ =似てる」と覚えたほうがいいということですね。
Part 6 難?
試験後に他の受験者の意見も聞きましたが、ここでつまづいたらしき人はいませんでした。
この「難」は実際には「普通」~「易」なのでしょう。
私は1セット目で異常に悩み、たった3問のために5分ほど考え込んでいました。
私の難易度判定と矛盾しますが、これは上級者なら全問正解できたようです。
中級の方もできれば8割以上とりたいですね。
Part 7 single passage やや難
やはりindicate問題が多いですね。
またindicate問題の中に「これは根拠がどこに書いてあるのだろう」と迷い結局消去法で解いたものが数問ありました。
1セット目からいきなり2問ともindicateだったことにも驚きました。
また8セット目、9セット目が新聞記事で若干読みにくかったですね。
Part 7 double passage 普通
こちらはsingle passageに比べると根拠は探しやすかったと思います。
ただ文章自体のわかりにくさはありました。
その他思うところ
Part 2 難化説
Part 2 に関して、難化していると書きました。
これは思い込みかもしれない、と考え過去の自分の公開テストの感想を読み直してみました。
2014年は11月、7月、4月、3月は易~普通という判断をしています。
5月、6月、9月、10月、12月はやや難~難でした。
(1月、2月は感想を書いていません)
さてこれを見てどう思うかですね。
9回中5回が難しい。でも4回はまあ普通か易しい(テクニックでも解ける問題が多い)。
今後も引き続き受験して傾向を探っていきたいと思います。
今回のTOEIC問題作成者はイライラしていた説
今回のTOEICでは、キレている人が多かったですね。
何のことかというと、「おいお宅の会社どうなってるんだよ!」みたいなクレームを言う登場人物が何人も出てきました。
これは受験中は自分では気づかなかったのですが、他の受験者の方に教えてもらって「確かに!」と思いました。
イギリス人女性は話すの速い説
特にPart 2 で思ったのですが、今回のイギリス人女性の声は非常に聞き取りにくかったですね。
実は私もこの声にやられました。
今回Part 2 の最初の10問、全く自信がありません。
ひとつ聞き取れないものがあってそれを引きずって、ということを序盤でやってしまいました。
中盤からは持ち直したのですが、Part 2 で5問くらい間違えているかもしれない、とヒヤヒヤしています。
ところでイギリス人女性のスピーキングスピードを速く感じるのは何故でしょう。
これはアメリカ英語で多用される R の音が原因の一つです。
イギリス英語では単語の頭にRがない場合、曖昧母音で済まされることが多いですね。
Where はアメリカ英語ではしっかり「うぇR」と発音されますがイギリス英語では「うぇぁ」です。ひどいときは「うぇ」みたいになります。カタカナで書くと分かりにくいですが。
Where are you going? というのを聞くときでも、アメリカ英語のようなRの発音をしないため感覚的には「うぇゆごいn」みたいに速く聞こえます。
市販の教材ではアメリカ英語が多いですから、今後しっかりリスニングを上げていきたいという方(中級以上の方推奨)はイギリス英語の教材もしっかり使ったほうがいいでしょう。
さて、今回のJet Bullの予想スコアですが・・・
リスニング490~495(運がよければ)
リーディング495(たぶん全問正解)
といったところですね。
リスニングはある程度間違えても満点取れる、というこれまでの傾向を信じるならばかなりの確率で満点だと思います。
次回のTOEICまでは1か月以上ありますね。
私はこの期間でしっかり英語力を伸ばせるよう努力します。
The Japan Times News Digest を使っています。
少しずつ学習時間を増やしています。
この一週間使っているのは The Japan Times News Digest の3月号。
The Japan Times NEWS DIGEST 2015.3 Vol.53(CD1枚つき) (2015/03/20) ジャパンタイムズ 商品詳細を見る |
方法は非常に単純。
CDを聞き話の内容をつかむ 1回
CDを聞きながらメモを取り内容をさらにつかむ 1回
CDをシャドウイング 1回
スクリプトを見ながらオーバーラッピング 2回
スクリプトを音読 1回
音読しながら、知らない単語があれば調べてノートにとる。
スクリプトを音読しながらサイトトランスレーション 1回
(テキストの和訳と大体あっているか確認)
オーバーラッピング 1~2回
シャドウイング 1~2回
仕上げに音読 1~2回
以上で大体1時間くらいですね。
このテキストを使って気づいたこと。
ニュースの背景知識が必要。
沖縄の普天間飛行場、私も名前くらいは知っています。
その移転が具体的にどうなっているかなど曖昧に把握しているだけだと内容が頭に入ってきにくいですね。
お恥ずかしい話が、私の沖縄の基地移転問題は「沖縄の人たちが基地があって困っている。なんか知らないが揉めていて大変そうだ」くらいでした。
これではニュースは聞けませんよね。
今回このテキストをせっかく使っているので少しずつ時代に追いついていこうと思います。
これも勉強ですよね。ニュースが理解できる立派な大人を目指します。
日本語と英語がつながらない。
たとえばImperial Household Agency、なんか天皇家のサポートをする組織、というのはわかったんですが、それを日本語で思い出すのに時間がかかりました。
宮内庁なんですね。
ほかにもUSSRがソ連とか、かなり昔に覚えた気がするのですが、最初「なんだっけ、これ」と思考停止したりしました。
日本語を英語発音されると聞き取りづらい。
日本語の固有名詞がいきなり英語の合間に出てきて、それが日本語だと認識できませんでした。
イシナト~としか聞こえない部分があり、これは何の単語がつながっているのだろう? と思ってスクリプトを見たら「維新の党」でした。
確かにトオルハシモトとかも聞こえてきていたのでこれはわからないとダメだなと反省。
相変わらず英語の音のつながりが案外聞き取れていない。
文の構造を聞きながら取れなくなったとき、表現を知らないとき、固有名詞が絡んだときに多いですね。
たとえば repeat of Iraq が最初どうしても repeat verah! みたいに聞こえてしょうがなかったです。
このテキストのナレーターはそこまで速く話しているわけではないのですが・・・。
まあさまざまな要素が絡まっているのでしょう。
今18ユニット中8まで終わりました。
一日最低1ユニットは進めていこうと思います。
ちなみにこれは暗唱しません。
1ユニットの文章量が3分程度と眺めなので、音読も量をこなすというよりはリスニングできるようになる程度で止めておきます。
なにせ、ニュースを題材に英語学習したのがものすごく久しぶり。
1回目では概要くらいしか理解できないのが悔しいですね。
とりあえずどんどん聞いて知識も少しずつ増やしていきます。
これが初めて聞いて全部理解できると楽しいんだろうなぁ。
猛省中
1回1回のテスト結果に踊らされるのはよくないと思いつつ、悔しいものは悔しいですね。
何も考えずに自然に50回連続くらいで満点が取れるようになりたい、という思いが強いです。
自分の今後していくべき英語学習について書きます。
まずは反省点から。
反省①
明らかに勉強量が減っていた。
特に2014年暮れから2015年3月末まで、忙しいことを理由に勉強する時間が格段に減りました。一日平均1時間もやっていないかもしれません。英語力落ちて当然。
反省②
勉強の負荷を上げずにだらだら勉強していた。
なんとなく通勤の時間に英語の本を読み、なんとなく食事を食べながら英語でテレビを見て、たまに音読して満足していました。それはもはや勉強ではないですね。
反省①は「勉強量が減っていた」でなく「勉強していなかった」ということでしょう。
反省③
目標を忘れていた。
英語学習を始めたころには「よっしゃ~ネイティブみたいになったるで~」と志しも高かったのですが、最近はこの目標が完全に忘却の彼方。
大ざっぱに考えると以上が反省点です。
この中で一番問題なのは
反省③目標を忘れていた
です。
目標がしっかりしていれば自然にその他の問題も解決できます。
ネイティブと同レベルの英語力を身に付けたい。
じゃあネイティブレベルってどれくらいか?
①CNN、ドラマ、映画、スタンドアップコメディなどを初見で99%理解できる。
(リスニング力)
②ペーパーバックを読むスピードは1冊5時間くらい。
(読解・速読力)
③Oxford Advanced Learner’s Dictionaryの中で知らない単語が1%くらい。
(語彙力)
④手紙、メール、日記、ブログ記事を日本語と同じスピードで書ける。
(ライティング力)
⑤日常会話で日本語同等のことが日本語と同じスピードで表現できる。
(スピーキング力)
以上が私の考えるネイティブレベルです。
自分の日本語力と比較してのイメージです。
う~む、目標までかなり遠い・・・。遠すぎる。
しかしこのイメージを持つことが私にとっては大事なのです。
それだけでこれまでも勉強してきましたから。
さて、目標までが遠すぎるのでまずは当面改善できることを考えます。
最近サボっていたトレーニング/勉強
音読について
最近は音読を週3ほどしかしておらず、しかも1回15分ほどでした。
音声を聞くことも怠っていました。
今日久しぶりに自分の声を録音してみたらイントネーションが滅茶苦茶になっていることが判明。
今後は音読の際には音声付きでのリスニング・オーバーラッピング・シャドウイングを取り入れ、1日最低30分、平均で最低1時間を目指します。
暗唱について
暗唱レベルを英検準2級にしていましたが、なんとこの3か月で暗唱したのが10本に満たないという体たらくでした。
レベルを落としたならば量を増やさなければ意味がないということを完全に忘れていました。
これは音読の題材と関わってくるので、レベルと量を考えて実施していきます。
単語力増強について
まず単語を覚えようとしていませんでした。
単語を覚えるために単語帳を作ります。
リスニング力増強について
ディクテーションを最近していません。
ディクテーションは時間がかかるので、代わりに音声をリピート(リプロダクション?)するということで代用していこうと思います。
時間があるときにいわゆるディクテーションをしていきます。
スピーキング力
読んでいる本を適当に開いて、そこからひとつ適当に単語を選んで即興で何か話すトレーニング、何かの記事を読んでその場で要約して話すトレーニングをしていた時期がありました。
しばらくしていません。
これは気が向いたときにやります。
あともう少し、思いついたやるべきトレーニングや勉強、暇つぶしを列挙していきます。
・暗唱したら暗唱のスピードを上げる
・掃除するときは暗唱タイム
・文を見て記憶し、紙に書き起こす
・初めて聞く英語をシャドウイング
・ドラマなどを見て知らない単語があれば調べる
・辞書をもっと読む
・日本語でニュースを読む→英語でニュースを読む
・暇なときはペーパーバック、海外ドラマ、英語で書いてあるウェブサイト
・使いたい日本語表現を英語でどう表現するか調べる
・道を歩いているときに英語で脳内実況中継
・文法が気になったら文法書、ネットを使い調べる
・携帯を英語モードに(完了)
・パソコンも英語モードに(やったことない。どうやって変えるのだろう)
・個々の発音練習
こんなところでしょうか。
だいぶ体系的でないですが、思いついたものをどんどんやっていくことにします。
書きながら思いましたが、私の英語学習の柱になるのは音読と単語暗記です。
勉強していないときにいかに英語に触れるかも重要。
まとめ
①「ネイティブレベルを目指している」ことを忘れない
②音読・単語暗記を軸に負荷の高い学習をする
③日常生活で使う日本語を英語にすり替えていく
第198回 TOEIC公開テスト結果
TOEICのリーディングを一生懸命解いてみた。
TOEICを受けるときは毎回一生懸命です。
でも今日は、
速く解くということをメインに
一生懸命解いたのです。
全文読むぞ、理解するぞ、という普段の意識をできるだけ排除
してやってみました。
例を挙げるとPart 5。
~~~~~~~ a -------- workshop in ~~~~~.
(A) nice
(B) nicely
という問題の時に
「冠詞と名詞の間だから形容詞が入るはずだ!!」
という解き方をしました。
普段は以前の記事「TOEIC Part 5 理想の解き方」にも書いたように、たとえ品詞問題であろうが英文は頭から読んでいます。
本日使ったのは 「ETS TOEIC Test RC 公式実践書1000(教材+解説集)」です。
ETS TOEIC Test RC 公式実践書1000(教材+解説集) (2013) ETS (イーティーエス) 商品詳細を見る |
この本は韓国で発売されたTOEIC公式問題集とのことです。
公式ですから、難易度もそれなりに本番に近いはず。
日本の公式問題集でやろうとも思ったのですが、仕事でTOEICを教える際に日本版公式問題集を使っているためもう初見の問題がありません。
この公式実践書については1年ほど前にPart 5 のみ、1回解いただけです。
Part 6 と Part 7については完全に初見ですし、Part 5についてもまあ、初見とほぼ同じだと思っていいと判断しました。
さて今回速解きに挑戦したのはこの本のTest 01です。
普段リーディングは平均すると65分程度かかっています(10分ほど余ります)。
文章をできるだけ読まず、とにかく速く解答することに専念したら何分で解けるのか?
どれだけ正答できるのか?
ちなみに速い解答で超有名なあ~るさんは確か35分で解き終わるとのこと。(違っていたらすみません)
じゃあもちろん目標は35分!!
目標正答率は・・・8割いけたらいいかな(笑)
そんな思いを抱えチャレンジしてみました。
結果
解答時間 45分(見直ししてません)
正答数 96問/100問
う~む、どうなんでしょう。この結果。
解答するのに45分かかったってことは、本番ならあと30分残っている状態です。
私が強く感じたのは
速く解こうとしてもそんなに速く解けない!!
というものでした。
いや、普段と比べるとおおよそ20分ほど早く解き終わっているわけで、速いには速いんです。
でもある友人(スコアは大体900前後)はいつも「今日も30分くらい余った~」とか言っているので、このスピードでは「速解き」とは言えないでしょう。
いやまあ、正答率考えたら全然いいんですよ。
なにげに、4問しか間違っていないという。
正直もっと間違ってるかな~と思いながら解いていました。
今回はたまたま勘が冴えていたのかもしれません。
間違えたのは
101 103 128 147
の4問です。
なんと長文は全問正解でした。
しかし1問目から盛大に間違えています(笑)
見直しはこの4問だけしました。
というかこの問題、すべて文法問題なんですよね。
間違えた理由
101 空欄の後の名詞を見逃す。
103 空欄の後の名詞を見逃す。
128 この問題はどちらかというと語彙力不足。これはゆっくり解いても間違ったでしょう。
147 文脈も必要な時制の問題。hope の後の節だったから何も考えずに未来形を選んでいました。この空欄の前の文なども読めばちゃんと過去形ってわかるんですけどね・・・
Part 6 と Part 7 はなんというか、勘で解いたような問題も多かったです。
長文問題なら、設問を読んでスキャニング(普段はあまりしない)して答えの場所を探したり。
あとsuggest系問題はとにかく消去法を乱用して解きました。
この解き方をしての感想
65分使いじっくり解く普段のやり方よりも疲れる。
ほんまに正解かいな、という不安感がすごい。
でも思ったより正解できる。
私がこの方法で本番TOEICを解くことはないでしょう。
まだこの本、9セットも残っていますし、気が向いたら実験的にこの解き方してみま~す。
改名します。
今後私は Jet Bull と名乗ります。
某有名飲料とはからずも同じ名前だったので、いつか変えなければと思っていたのですが、新しい年度も始まったことですしいい機会かなと思いました。
Jet Bullという名前にしたのには理由があります。
これまで使っていたRed Bullという名前と同じような音にしたかったというのが大きいですね。
レッドブル、なんか強そうな響きなんですよね。
で、○ッ○ブルで何かいい英単語がないかな~なんて考えてJetにしました。
濁点がつくのもポイント(?)で、濁点がつくとちょっと名前がしまるな、なんて考えました。
だって、Cut Bull とか微妙じゃないですか。カットブル。
それに、なんか、いい子ぶる、みたいな感じで。
怒って「かっとなってる」フリをする、みたいな感じでカットブルっぽい。
で、濁点のつく英単語、いろいろ考えたのですが・・・
Dead Bull ・・・すでにRed Bullのパロディで使われている。(ググると出てきます)
Sad Bull ・・・別にそんなに悲しくない。
Dot Bull ・・・Visit our website, www.manabuenglish@fc2.bull. っぽい。
Mad Bull ・・・なんか惜しい。
God Bull ・・・強すぎ。
というわけで、Jet Bullにしました。なんか飛んでいきそうでしかもさわやかかな・・・と。
皆様今後ともよろしくお願いいたします。
Jet Bull
第198回TOEIC公開テスト 感想
今回は全体的に難しいという印象です。
パートごとでは
Part 1 やや難
Part 2 難
Part 3 易
Part 4 普通
Part 5 普通
Part 6 普通
Part 7 シングルパッセージ 易
Part 7 ダブルパッセージ 難
というところでしょう。
※以下の文章での初級中級上級のくくり
初級者 = TOEIC700点未満の方
中級者 = TOEIC700以上~900未満の方
上級者 = TOEIC900以上の方
Part 1 やや難
普段は中級の方であればこのパートは全問正解が狙えるのですが、今回は全問正解は難しかったと思います。7~8問正解という方が多いでしょう。6問はいつも通りの簡単な問題でしたが残り4問が難しめでした。今回全問正解取れたら相当実力があると自信を持って良いと思います。誤答選択肢に選びたくなるものが多く、また言い換えが非常にまわりくどいものがありました。特に過去のTOEICで出題された正解に似た誤答が多かったため、TOEICに慣れている中~上級の方が逆に点を失った可能性があります。
Part 2 難
今回特に初級~中級の方はこのパートに苦しんだと思われます。冒頭のWHのみを聞いて答えられる問題が普段は13問ほど出るのですが、今回は10問ありませんでした。そのかわりにひねった解答が多く出題されました。しっかり内容を把握していないと解けない問題が多かったですね。オーストラリアやイギリスの話者の声が聞き取りにくいなどはあまりなかったので、上級者は逆に困る部分はなかったように思います。テクニックに頼ると難しいでしょう。Part 2 の最近の傾向ですね。
Part 3 易
今回Part 3 が易しかった理由は、問題の選択肢が異常に短かったからです。先読みをしやすかったので正解にもたどり着きやすかったでしょう。スピーキングスピードもいつもどおり(当たり前ですが)だったので普段より解きやすい問題でした。
Part 4 普通
こちらもPart 3 と同じで選択肢が短いものが多かったですね。選択肢が文のものがPart 3 よりは多かったことから普通としましたが、リスニング内容の難易度的にはPart 3 とあまり変わりありません。Part 3 にも言えることですが、ここが苦しいという方は単純なリスニング力を上げる必要があります。
Part 5 普通
ものすごくひねった問題や難しい語彙はありませんでした。文法問題はじっくり考えればわかるものが多かったですね。品詞などの基礎知識に加え、文構造を捉える力があれば問題ない回でした。語彙について「いやそれでもまだ難しい」という方(特に中級者の方)は単語力を上げましょう。このレベルの語彙がわかるようになると上級への道が開けます。上級の方で語彙に悩んでしまった場合、語彙強化は急務です。
Part 6 普通
いつも通りあまり記憶がありませんが・・・難しくもなく易しくもなくといったところです。
Part 7 シングル 易
今回のシングルは比較的簡単でした。文が全体的に短く答えの根拠の場所も探しやすい物が多かったですね。もちろんいつも通り答えが探しにくいものもありましたが、そういったものを避けて解いていれば得点は期待できるでしょう。諦めきれず時間をかけてしまった初級~中級の方は、今後何かしら対策をする必要があります(自分の中で問題を諦める時間制限を設けるなど)。
Part 7 ダブル 難
時間のかかる問題が多かったですね。特にダブルパッセージの3セット目は厄介でした。文章全体の意味も取りづらいと感じました。
個人的にTOEICに向けた学習について思うことをまとまりなく
語彙:全体を通し、TOEICの語彙の傾向が変わっているということはありませんし(多少時代に即したものが出ているとはいえ)、これまでのTOEIC単語集などを使っていけば今後も確実にスコアは上がっていくでしょう。
文法:品詞問題の傾向は相変わらずです。有名な本を使ってやっていればスピードや精度を上げられるでしょう。
長文:indicate問題が非常に増えているため、単純な読解力がさらに必要になっているように感じます。長文を伸ばすには多くの英文に触れ、内容をつかむ力を上げるといいでしょう。
Part 2:テクニック重視はやめた方が無難です。ただしWHを利用した消去法はまだまだ使えそうです。
さてこんなことを偉そうに書いている私自身の結果なのですが・・・
Part 1 で1問ミス、Part 7 でも2ミスしています(T_T)
リスニングはおそらく満点でしょう。
リーディングは・・・満点だったらラッキー・・・くらいです。
まあ、終わったことはしょうがない!勉強が足りてなかっただけです。
特にリーディングについて、明らかに読み違えてしまった部分があったので、まだまだ読解力が十分でないと感じました。
今後は少し読む量を増やしていかないと・・・と思った回でした。
今日はTOEIC
1月のTOEICを受けられなかったので「久しぶり感」があります。
が、よく考えたらそれでも頻繁。
一般的には
「いや~TOEIC3か月ぶりだわ~」
よりも
「最近めっちゃTOEIC受けてる。12月にも受けたのに」
というレベルでしょう。
それはともかく、今日はテスト当日にめずらしく音読をすることにしました。
気分が乗ったので。
やはり音読はいいですね。気持ちいい。
そして会場に着いたら歩きます
→TOEIC当日の過ごし方
あ、でもその前に「試験前にうどんを食べるといい」的なツイートを見たので今日はうどん食べてから歩きます。
久しぶりのTOEICなのでテンション高めです(笑)
今日の夜か明日にはTOEICの感想アップ予定です。
では、出かけま~す。
TOEIC受験される皆さま、お互い頑張りましょう\(^o^)/
I can’t near near “near”.
nearって一体全体どういう単語なんだ!!!
ということです。
いやいやnearなんて簡単な単語のはずなんですよ。
There is a convenience store near the station.
みたいに前置詞として使うんですよね。
でも
Where is the nearest police station?
とか使いますよね?
それで ん? と思ったんです。
nearest という形を取るってことは、形容詞ですよね・・・。
でもあんまり
a near town (近い町)
とか言いませんよね。
a nearby town と言う方が自然な気がするのです。
near は前置詞だから、a near town って言えない。そのために a nearby town って使うと思っていたのですが・・・。
near は形容詞なのか?
形容詞なら The police station is nearer than the post office. とか言えてしまうのか?
でもあんまり nearer っていう比較級は見たことないんですよ。
で、辞書で調べてみました。自分の電子辞書に入っている英和と英英全てチェックしました。
そして最初の疑問とは関係ない、
意外な事実を発見してしまいました・・・。
near はなんと・・・
前置詞なのに比較変化をする!!
なんじゃそりゃ~~~~~!!!!
辞書にあった例文は
I’ll think about it nearer the time.
(時間的に)近くなったら考えるよ。
Who is the man standing nearest the window?
窓の一番近くに立っている男は誰ですか。
これらのnear は前置詞なのです。
いや~、意外なところで思わぬことを学ぶものです。
単純に「nearが形容詞ってことはnearer も行けるのか」くらいにしか思っていなかったのですが・・・。
せっかくなのでもう少しnear について読んでみました。
まずは形容詞のnear について。
near と nearer は普通、名詞の前には置かれないようです。
つまり、 a near town とか a nearer townという使い方はやはりしないのです。
My house is very near.
というように補語として使うのはありだけど、「近い○○」というふうには使わないと。
普通、名詞の前に使う場合は最上級のみで、the nearest stationということはできます。
でもアルクの英辞郎くんで検索すると a near tree 近くの木 というのがヒットするんですよ。
で、ジーニアスによるとイギリス英語の場合、near は限定的に使えないとありました。じゃあオーストラリアとかアメリカとかその他地域ではnear は限定用法でもいいのか・・・?
で、時間的に近いという意味での in the near future という風には使うようです。
そういえばin the near future は私も普通に使います。
あと、「ほぼ○○」という意味での「近い」という場合には名詞の前に置くようです。
a near disaster 「ほとんど災害のようなもの」
The party was a near disaster. パーティーは最悪だった。
nearの比較級 nearer について、ある辞書には
Which is nearer, your house or mine?
と普通に例文に使われていました。
これは自分は普段使わないなと思いました。多分Which is closer と言うでしょう。
う~む混乱してきましたが、まあいいでしょう。もう少し頑張ります。
そういえば 「とても近い」って very near って言っても良さそうですが、「○○にとても近い」っていうのはどうなんでしょうという疑問もわいてきます。
例えば「あのお店は駅にとても近い」って言いたい場合、どうすればいいのでしょうか。
The store is very near the station.
とか言ってもいいんでしょうか。
いやでもこの場合、near は前置詞として使われているんですよ。
前置詞をvery で修飾できましたっけ・・・。
あんまり very in とか very at とかの並びを見たことないですよね・・・。
と思っていたらThe hotel is very near to the station. という例文を見つけました。
なるほど、この場合のnear は形容詞で、very で修飾しても大丈夫です。
ということはnear を形容詞として使う時は後ろにtoをつけるんですね。
形としては
The hotel is near the station. (near は前置詞)
The hotel is very near to the station. (near は形容詞)
の二通りがあるということでしょう。
と、思っていたらまたまたこんな例文を発見。
My birthday is very near Christmas.
「僕の誕生日クリスマスにめっちゃ近い」
もうね・・・なんじゃそりゃ・・・(+o+)
いや待て待て、これはnear をvery が修飾しているのではなくて near Christmasという副詞句をvery が修飾しているのか・・・。いやいやnear Christmasってそもそも副詞句だったっけ・・・あぁだめだ自分は文法があまり得意でないのを忘れていた・・。
・・・
・・・
・・・
もうわから~~~~~ん\(^o^)/
さて、色々な辞書を行ったり来たりして混乱してきましたが、くじけずにもう少しだけ調べてみることにします。
near には副詞もあります。
He came near. 彼が近くにきた。
She took a step nearer. 彼女は一歩近づいた。
うん、これは大丈夫です。副詞は比較変化して当然だしまあいいでしょう(なにがだ)。
でもオックスフォード英英辞典には
Go and sit nearer (to) the fire.
火の近くに行って座りなさい。
という例文があり、その流れで「普通 near to というのは場所の前には使われないよ」と書いてあります。
「場所の近く」と言う時には前置詞として使うということでしょうか。
で、そう、この例文は前置詞として考えた場合、比較変化してしまっているんですよね・・・。
やはり頭の中ぐちゃぐちゃでございます。
さて最後に、near が動詞として使われることもありますね。
The ship was nearing the harbor.
その船は港に近づいていた。
The building was nearing completion.
そのビルは完成に近づいていた。
The deadline neared.
締め切りが近付いた。
自動詞としても他動詞としても使えるようです。
と! いうことは!!
で、今日の記事のタイトルになります。
Ican’t near near “near”.
私はnear の近くにも近寄れない。
勝手に私が「near の本質に近づけないよ~」という意味で考えた駄文です。
near の自動詞はどうも「時間的に近付く」という意味なようなので、この文は誰にも通じないでしょう(笑)
でも今の自分の心情は I can’t near near “near”. (+o+)
TOEIC理想の解き方 Part 5
一応毎度の注意書きですが、この方法は僕の考える理想の解き方であり、TOEICの得点を効率良くアップさせる方法ではありませんのでご注意ください。
今日はPart5です。
Part5は自分なりに理想の解き方に近づいてきているなと感じています。
Part5の解き方は、これまで色々試してきました。
空欄の前後だけ見て解く。
これはTOEIC(英語)初級~中級の方が使うと効果のある方法です。
以前にこの方法を多用して解いた公開テストがあります。
この時は確かに普段の僕と比べるとありえないほどのスピードでPart5を解き終えることができました。
ただ僕はその1回以来この解き方をしていません。
Part7まで解き終わった後にいくつかミスに気が付いたからです。
結局見直さなければいけない状態よりも、最初から自信を持って全て解答していきたいからです。
これは僕の性格的なものです。
今は空欄の前後だけ見て解くのではなく、文の最初から最後まで全て読み切ります。
この時、選択肢は手で隠します。
例えば以下のような問題があったとします。
If you -------- an order after 10 pm, it will not be processed until the following morning.
(A) park
(B) place
(C) pool
(D) house
この時、
(A) park
(B) place
(C) pool
(D) house
という選択肢の部分を手で隠して
空欄に自分だったら何ていう単語を入れるだろう? と考えるのです。
それを考えながら最後まで読み切ります。
この問題の場合はTOEICで頻出の
place an order
という熟語だとすぐに分かりますから、placeだ! と思いながら文を読み切って、選択肢を見ます。
ちょうど同じ単語があれば「やった!」です。
このように今はPart5を解いています。
で、これが理想の解き方です。
今の僕だとこの方法で40問中5問くらい的中します。
あ、でも数えているわけではないので、もうちょっと的中しているかもしれません。
あとはこの精度を上げていきたいなと思っています。
ちなみにこれも感覚的ですが、40問中半分くらいはニアミスです。
ニアミスとはどういうことかと言うと、
The auto industry has produced a -------- number of jobs since 2001.
という文があった時におそらく今の僕なら「largeだ!」と考えます。
でも選択肢を見てみると
(A) promotional
(B) substantial
(C) collaborative
(D) vocational
となっていて、「な~んだ、substantialか、残念」となります。
まあ、ニアミスすらしない問題も、特に文法問題に多いんですけどね。
さてこの方法ですが、実は僕の中では
最速で最も一発正解率の高い方法
です。
選択肢を見てしまうとそれに惑わされて余計時間がかかります。
特に、以前は文を読みながら空欄に来た時に選択肢を見ていました。
で、もう一度問題文に戻り正解が分かった時点で解答用紙にマークし、さらに確認のためもう一度文の最初から最後まで読んでいました。これだと時間がかかります。
ちょっと分かりにくいのでこれを順番に書いてみます。
① If you --------
② (A) park (B) place (C) pool (D) house
③ an order
④ 解答用紙にマークする。
⑤If you place an order after 10 pm, it will not be processed until the following morning.
このような順序です。
実際にやってみると、視線があちこち飛んで混乱しますし、時間がかかってしょうがないです。
大体、If you -------- の時点で答えは絶対に分かりませんから、この時点で選択肢を見る意味がありません。
また、上にも書いたように選択肢を4つ見てしまうと誤答選択肢に惑わされることもあります。
そんなこんなで「まず穴あき状態のまま全て問題文を読み、解答を予測してから選択肢を見る」という方法が一番速いという結論に達しました。
もっとも、上の問題の場合だけを考えると
If you -------- an order
(A) park
(B) place
(C) pool
(D) house
の部分だけで答えが分かるんですけどね。
いや、pool an order とかそういう言い方がもしかしたらできるかもしれませんが・・・。
ま、ごちごちゃ書きましたが、僕の理想の解き方は
選択肢を見ずに答えを出す
です。
これって
リスニングにも通じる部分があるなぁ
と思ったりします。
ドラマなどを見ていて、「今、単語は聞きとれなかったけど多分こんなこと言ったんだろうな」などは無意識に考えながら見ませんか?
英語でそんなことできないという方は日本語で考えると分かりやすいかもしれません。
ドラマでなくても例えば
金融会社のCMで
「○○○は計画的に」
とあって○○○の部分が全く聞きとれなかったとしても9割くらいの方が「ご利用」だと思いますよね?
あんまり金融会社のCMで「デートは計画的に」とか「子作りは計画的に」なんて言いませんよね。
文脈でなんとなく分かるじゃないですか。
あとはコロケーションもそうですよね。
「○○の返済が大変だ」とあれば多分「借金の返済が大変だ」でしょう。
と、なんだか話が散らかってきましたのでこれくらいにします。
ブログは計画的に書くべきでした(;一_一)
仮定法と話法の合わせ技
ちなみにこの疑問について、まだ自分自身しっくりくる部分がないのと、頭もどんどん混乱してくるのでこの記事を読んだら消化不良に陥るかもしれません。
自己責任でお読みください。
疑問とは、仮定法と話法を合わせるとどうなるのだろう? ということです。
例えば
I would have to quit my job if I were married.
「もし結婚していたら、仕事を辞めなければいけいだろう」
(今私は結婚していないので、仕事を続けることができる)
ということを友人Aが言ったとします。
それを友人Bに伝えるにはどうすればいいのか?
これは実は簡単で、
He said, “I would have to quit my job if I were married.”
と直接話法で言えばなにも考えずに済みます。
でも間接話法ならどうなるのだろうか? というのが現在の混乱です。
① He said that he would have to quit his job if he were married.
というのか、
② He said that he would have had to quit his job if he had been married.
と仮定法過去完了(?)になるのか。
気になって夜も眠れなかったので、ネイティブに聞いてみました。
彼の答えは①でした。
どうも仮定法を間接話法で伝える場合、その部分の時制(っぽい部分)は変えないようです。
これは実はネットで調べていても同じことが書かれていたのですが、実際に英語のネイティブに聞いてみて仕方なく納得したというか、自分を納得させました。
でももうちょっと考えてみましょう。
もし友人Aが
I would go out if it were sunny.
「もし晴れていたら、出かけるのに」
(今雨が降っているけど、仮定の話でもし晴れだったら外にでかけていた。)
と言った場合、これを友人Bに伝えると
He said that he would go out if it were sunny.
になります。
では友人Aが
I will go out if it is sunny.
といったら? これは
He said that he would go out if it was sunny.
になると思います。我ながら混乱してきましたが。
なるほど。was か were かで仮定法かどうかが分かるようになっています。
では if の中がbe動詞でなかったらどうなるのか?
例えば
I will buy a car if I win the lottery.
「宝くじがあたったら車をかうぜ」
(言った当人は宝くじが当たるかもしれないと思っている)
と友人Aが言ったのを友人Bに伝えるには
He said that he would buy a car if he won the lottery.
になるはずです。said の影響を受けてthat の中の時制がひとつ過去に戻ります。
では、
I would buy a car if I won the lottery.
「宝くじがあたったら車を買うんだが」
(言った当人は宝くじなんて当たらないと思っている)
と仮定法で言われたらこれを伝えるのに
He said that he would buy a car if he won the lottery.
となってしまいます。仮定法は時制が変わらないので。
それはまずいのではなかろうか・・・と思いまた同じ英語ネイティブに聞いてみました。
彼はしばらく悩んだあげく、「同じ文になっちゃうね。」と答えました。
同じになっちゃうんか~い。とグダグダ彼に言っていたら、彼が私に言いました。
「まあそういうややこしい言い方は普通しないよ。色々言い換えたりするんだよ、多分。あと文脈で分かるって。大丈夫大丈夫。 Hahaha.」
う~む、まあそうなんですが・・・。
どうも消化不良です。
というわけで、今後仮定法で話されたことは直接話法で全て伝えることにしました。
まあこれまで「一体どう言うのだ」と悩んでいたので逆に吹っ切れたというものです。
で、よくよく考えてみると、日本語って確か英語で言う仮定法と直接法をあまり区別しない言語でした。
例えば
① 窓の無い部屋で、外の天気がわからない状態での会話
「今日何する予定?」
「う~ん、もし晴れてたら野球するんだけど」
② 外が雨だと明白な場合
「今日何する予定?」
「う~ん、もし晴れてたら野球するんだけど」
となると思います。
全く違わない・・・。
正確には、①の場合には『んだけど』の部分は言っても言わなくてもいいですね。
そして②の場合は普通『んだけど』の部分を省略することはあまりないでしょう。
ということは①と②の『んだけど』の意味合いというのは違うわけです。
①の『んだけど』は細かく考えてみると
「もし晴れていたら野球するんだけど、ひょっとして何か一緒にしたいことがあるの?」
みたいに続いていく可能性を秘めた『だけど』です。
これに対し②の『んだけど』は
「もし晴れていたら野球するんだけど、今雨が降っているから無理だよ」
と続いていく感じの『だけど』です。
うまく説明できていませんが・・・。
なんとなく日本語ネイティブ的にこれらの『だけど』は何となく違う種類の『だけど』の気がします。
いや、この感覚は僕だけでしょうか・・・。
まあ、実際にこういう場面になったら、状況とか声のトーンでどっちかなんてすぐ分かるわけです。
だから日本語には仮定法と直接法の違いなんて無くてもいいんです。状況で分かるし。
という感覚が上であった僕の『腑に落ちない点』と似ているなと思うのです。
英語を使うネイティブも「いやまあ間接話法の時に仮定法と直接法の違いなんてなくてもいいでしょ。状況でわかるし」みたいに思っているに違いないのです。
あ~、でもなんか腑に落ちません(笑)
また気が向いたら色々例を出してネイティブに聞いてみることにします。
長年の相棒、逝く
長年使っていた電子辞書が2日前に壊れてしまいました。
電池を入れ替えてもピクリともしないし、色々いじってみたのですがどうもついに息絶えたようです。
享年13歳でした。
確かに、1年程前に蝶つがい的な部分がバキってなって、開閉の時にグラグラしてたんですよ。
それでもテープ貼って補強しながら使っていて「いや~、案外電子辞書って丈夫だな~」なんて思ってたんです。
まあ、使うたびに画面とキーボードがグラグラしてたんですけどね。
使っていたのはシャープのe-dictionaryっていうものだったんですが、もちろん画面は白黒ですし、単語の音声が聞けるスピーカーもついていませんでしたし、タッチペンとかそれ何?みたいな感じです。
使っているのを人に見られると「うわっ古!!」って言われて「ワッフル」だと思っていた時期もありました。
最近は「ワッフル食べたいの?」くらいの返しができるくらいになっていたのですが・・・。
長年使っていたものというのは当然愛着もわきますので、非常にショックを受けましたね。
壊れてしばらくは色々何とか直せないかとトライしたのですが・・・。
で、今日実はもう電子辞書を買ってきました。シャープのBrainってやつです。
EX-WORDってのが結構売れてるみたいですが、どうもキーボードと同じ面に画面っぽいものがついているのが個人的には好きではありませんでした。
それにBrainはシャープだし。
しかし最近の辞書はすごいですね。
とりあえずカラー。画面がタッチパネル。全文検索とかできちゃう。なんか英英辞典だけで3冊とか入っている。キクタンなんかも入っていました。
でも問題が・・・。
とにかく動きが遅いんですよ・・・。
e-dictionaryはひとつボタンを押すたびに画面がポンポン切り替わっていたのですが、どうも今回のBrainはその切り替わりがおそいんですよ。多分0.2~3秒の差なんでしょうけど。
カラーにしてタッチパネルにして音声読み上げとか色々機能をつけたら動作が遅くなりました。って感じです。
毎日辞書を引く人間にとってみたらこのコンマ何秒という遅さはすごく気になるわけです。
は~、無駄な機能はいらないので、e-dictionaryと同じくらい速いモデルがあったら良いのになと思います。
僕が使うのなんてメインでOxford Advanced Learner’s Dictionary、あとサブでジーニアス英和くらいのものなので。
この2冊だけにしぼって速度重視みたいな電子辞書があったら買うんですけどね・・・。
壊れたe-dictionaryは結構思い出がつまっているので中学高校の卒業アルバムと一緒に、思い出ボックスに永久保存することにしました。
(こんなこと言ったら気持ち悪い人ですねorz)
暗唱で発見できること
いや、朝から、というよりは朝の30分だけですが・・・。
今日も引き続き「英検準2級文で覚える英単語」からひとつ文章を選び音読し、暗唱しました。
今朝は交通事故の原因についての文章を暗唱しましたが、この時間(夜)になると完璧には思い出せません。
ところで、この状態、つまり
うろ覚えの状態でもう一度頑張って思い出すと意外な発見があります。
実際の例を見てみます。
まずは暗唱した文を見ずに、記憶だけを頼りに書いていきます。
What are the factors that can affect how dangerous a car accident is?
Bad weather such as freezing condition can of course endanger road users by making roads slippery.
Wild storms can blow objects such as tree branches into the path of traffic, forcing drivers to take severe measures to avoid them.
Tiredness can also be a cause of accidents.
The police advise drivers to take a rest on long journeys so they don’t fall asleep.
A new study shows that drivers are three times more likely to cause an accident when they are with passengers in the car.
さてここで本を見直して訂正を入れていきます。
What are the factors that can affect how dangerous a car
Bad weather such as freezing
Wild storms can blow objects such as tree branches into the path of traffic, forcing drivers to take severe measures to avoid them.
Tiredness can also be a cause of accidents.
The police advise drivers to take a rest on long journeys so they don’t fall asleep.
A new study
そしてひとつひとつ間違いを見直します。
1文目にhow dangerous a car journey is というところをhow dangerous a car accident isとしてしまっています。
これでは「車の旅がどれだけ危険か」ではなく「自動車事故がどれだけ危険か」ということになってしまい、文章全体のテーマが変わってしまいます。
この後の文章との整合性に欠ける結果になるという非常に残念なミスです。
が、ここで私が気付いたのは「普段journeyという単語を使い慣れていない」という事実です。
journeyというと、「旅」というイメージが強すぎて普段使いません。
が、この文脈で使われるということは「移動」くらいの意味に使われるのだろうかと思い辞書で調べてみました。
結果、通勤などちょっとした行程にも用いられるとジーニアス英和辞典に載っていました。
Oxford Advanced Learner’s Dictionaryには
an act of travelling from one place to another, especially when they are far apart
とあります。
長い距離での移動を表すことが多いとはいえ、基本はある場所から別の場所への移動のことをjourneyと言うようです。
2文目、conditions とすべきところを condition と不可算扱いにしてしまっています。
これで自分がいかに可算不可算に弱いかを再認識できました。
conditionという単語、可算も不可算もあるようですが、天候に関して言う場合にはconditionsと常に複数形を使うようです。
ちなみに不可算で使う例としては
The car is in terrible condition.のように in ○○ condition があります。
ただこの場合 in a terrible condition と可算単数として使うこともあるようです。
最後の文、warns の代わりに shows としている。
これはshows でもおそらく大丈夫でしょうが、確かに私はwarnという単語を普段使わないなと気づかされました。
同じく最後の文、have a major accidentが cause an accident になっています。
ここではhave と cause の違いよりも、major という単語が気になりました。
TOEICでもmajorという単語は頻出で、別に難しい単語でもなんでもないのですが、全く頭から抜けていました。
実は結構前からこの「大」という意味でのmajorは使えたらかっこいいと思っていたのですが、今回も使えませんでした。
今後どこかで機会を見つけて使ってみたい単語です。
最後の部分、they have passengers in their car with them をthey are with passengers in the carと言い換えてしまっています。
これは私が頭の中で「同乗者がいる時」と日本語で覚えていてなんとなく英訳したからです。
「同乗者がいる時」と頭のどこかに「with があったな」と覚えていたのでthey are with passengers in the carとしたのですが、これはおそらく英語的に間違いではないでしょう。
しかし、have passengers in their car with themの方がこなれた感じがします。
特にwith themというのは、自分は自然には使えないなと気づいた次第です。
このように、暗唱してしばらくしてから書き起こしてみると色々なことに気づきます。
今回は暗唱で間違った部分ばかりに焦点をあてましたが、それ以外にも暗唱中に以下のようなことに気づきました。
・自分は普段factor, endanger, blow, object, path, severe, measures, tirednessという単語は使っていない → 今後使うように意識しよう
・weatherは基本不可算(可算扱いをすることもあります)
・into the path of trafficというコロケーション(熟語?)は使えそう
・measures は take するもの
・the police は複数扱い(知っていたけど再確認)
・be ○○ times more likely to do という言い方も使えそう
いつも思いますが、英検準2級の文章でも知らないことはたくさんあります。
前回の記事で書いたように、簡単な文章の暗唱はスピーキングに効きます。
でも今日のように
暗唱したものを少し忘れるくらいまで時間を置いて、
再度頑張って思い出して間違えた部分をあぶり出すと、
自分の弱い文法項目などが見えてきます。
時間がある方は、試してみてはいかがでしょう。
『暗唱』は何に効くのか
これは私がTOEICで700点オーバーを取った後に始めたものです。
何かの本がきっかけだったのか、誰かに言われたのがきっかけだったのかいまいちはっきり覚えていませんが、その後國弘正雄先生の「英語の話し方」という本を読んで「自分がやってきたことは間違っていなかった」と確信した覚えはあります。(といっても何百回も音読していたわけではないので、量という点では間違っていたわけですが)
さて、今日も朝から音読をしていたのですが、ふと「そういえば最近音読はしているけど暗唱はしていないな」と気づきました。
1年ほど前までは「音読すなわち暗唱」くらいの感覚でやっていたのですが、どうも怠けていたようです。
これはいけないと思い、さっそく暗唱を目的とした音読をしました。
最近使っている音読教材は旺文社の「英検準2級文で覚える単熟語」です。
CD付 英検準2級 文で覚える単熟語 三訂版 (旺文社英検書) (2013/03/26) 旺文社 商品詳細を見る |
今日暗唱した文章は「職場におけるEメール」というタイトルのもので、97単語からなるものです。
40分ほどかけて音読し、暗唱までこぎつけました。
今回は数えませんでしたが、おそらく100回近く音読したと思います。
暗唱したといっても、朝はスラスラ言えたものが今は何とか思いだしながら言えるくらいで、既にスラスラ言うことはできなくなっています。
人間の記憶というのはメンテナンスが本当に大事なんだなと思います。
さてそしてお昼頃に気が付いたのですが、今日はスピーキングがノッていました。
普段少し話すのに時間がかかるようなこともスラスラ出てきました。
別に今日暗唱した内容を話していたわけではないですし、そこで覚えたフレーズを使ったわけでもないのです。
でも感覚として、英語が普段よりスムーズに出てきました。
私の考えですが、最近していなかった暗唱をしたことで脳のどこかが刺激されて、これまで使っていなかった表現が芋づる式に出てきたのではないかと思います。
今日は普段使わないようなフレーズが口からポンポン出てきたからです。
そこで思いだしたのが、
暗唱というのは使う教材のレベルによって効果が違う
ということです。
これは私の感覚ですが、
自分が読めたり聞けたりするレベルよりも簡単なものを暗唱するとスピーキング力に効きます。
自分が読めたり聞けたりする限界のレベルの物を暗唱するとリスニングとリーディングに効きます。
確か2年程前にTEDのThe puzzle of motivationというスピーチの暗唱をしました。
正確には3年前に始めて、1日30分~1時間ほどほぼ休まずに音読と暗唱を繰り返して1年かけて暗唱しました。
今でもこのスピーチのかなりの部分は覚えていますし、今度は1カ月ほど頑張ればまた暗唱できるようになるくらいは覚えています。
自分としてはかなり頑張ったと思いますが、実はその時にはスピーキング力が上がっているという実感はありませんでした。
どちらかというと、リスニングが楽になったという感覚がありました。
これはおそらく、TEDのようにレベルの高い語彙やスピードは自分のスピーキング力とかけ離れ過ぎており、せっかく覚えても話す時に活用できなかったからだろうと思います。
これに対して今日暗唱したものは自分のスピーキング力よりちょっと難しいくらいでしたから、脳のスピーキングに関わる部分を刺激できたのだと思います。
暗唱をするにしても、自分が何を伸ばしたいのかが明確になっていると教材選びで間違えませんね。
スピーキングを伸ばしたいなら、自分の読解聴解レベルよりも相当落としたものを
リスニング、リーディングを伸ばしたいのなら、自分の読解聴解レベルのものを
という感覚ですね。
明日からもしばらく暗唱に励んでみようと思います。
TOEIC理想の解き方 Part3・4
理想の解き方といっても
効率の良い解き方ではなく、
僕がこう解けたらいいな~と思っているだけ
ですのであしからず。
さて今日はPart3とPart4について書きます。
Part3と4の理想の解き方は共通です。
それは・・・
試験している教室の中で1番最後にページをめくること
です。
Part3・4では普通(?)リスニング音声が流れる前に次の問題文を1セット分読んでおく、ということをしますね。
俗に言う「先読み」というやつです。
僕も普段先読みをします。
先読みをしておけば、ある程度英語力のある方ならリスニングしながら問題を解けます。
正直な話、僕もTOEICを受験しすぎていて、時々問題文と選択肢を読みながら
「あれ、この問題ってこういう風に話が進んでいくんじゃないか?」
なんて予想できてしまうことがあります。
例えばPart 3 で
1. What are the speakers discussing?
(A) How to cure cancer.
(B) Arrangement for an appointment
(C) The date of purchase.
(D) A medical seminar.
2. What does the woman ask the man to do?
(A) Give a presentation.
(B) Check his social insurance number
(C) Stop by a store
(D) Meet in person
3. What will the man probably do next?
(A) Make a phone call.
(B) Consult a dictionary.
(C) Fill in a form.
(D) Check his schedule.
みたいな問題があるとするじゃないですか。
そうすると、読みながら
あ、これはお医者さんの予約の話で看護婦さんから電話があって時間変えてくださいねみたいな話で保険の番号を見て男の人がスケジュールを確認するみたいな話か・・・
いや実は医学系セミナーでもともとプレゼンするはずだった人が急きょ話せなくなったから男の人にプレゼンしてくれと頼んで男の人が『いやその日は都合が悪いんですよ。そうだそのプレゼンができそうな人知ってるからちょっと電話して聞いてみるわ』みたいなパターンか
いや待て実は商品返品か何かの話で買った日はいつかを話してて女の人が『直接来店ください』みたいなことを言って、女の人が発した stop by という熟語が分からなくて男の人が『ちょっと待って、stop by という熟語を辞書で調べるから』って言うパターンか(そんなパターン聞いたことない)」
みたいなことが頭に浮かんでくるわけです。
最近は公開テスト1回につき1問くらいはズバッと当たってしまいますね。
ちょっと話がそれましたがそれはともかく。
先読みをしていると音声を聞きながらマークできますから、
問題の中には最後まで聞かなくても3問とも答えられるものもある
わけです。
右ページの最後の問題なんかだと、音声の途中で問題ページをめくる人や、設問の読み上げ中に問題ページをめくる人がいたりと、
はた迷惑なことにページめくり音カサカサ合戦が勃発するわけです。
自分が最初にページをめくるぞ、みたいな。
僕も常に参戦しています。
昨年はカサカサ合戦では10回中9回、勝利を収めることができました。
夏に一度自分の斜め前の受験者が自分より早くめくっていてびっくりしましたが。
とまあ、普通は(?)早くページをめくったものが勝ちというシステムなのです。
前置きが長くなりましたがここからが理想の解き方の話です。
僕は普段先読みをしますが、
理想は先読みを全くせずに全問正解すること
だと思っています。
先に問題なんて読まなくても
普通に話を聞いて、内容を理解して普通にナレーターが問題を読みあげたら答えを選ぶ
というのが理想だと思うんですよ。
というか多分日本語のテストだったらそうするんじゃないかなと。
だから理想というのは
左ページの1番上の問題に関してはその音声が流れた後に読む
つまり
先読みせず、TOEICのペースで問題を解いてゆったり時間を過ごして試験教室で最後にページをめくる
ということなんですね。
ちなみにこれまで左ページ1番上の問題の音声が流れた後にページをめくる人を見たことがありません。
先読みしなくても、普通は音声が流れ始めたら該当問題のページは開いていると思いますしね。
皆さんも、次回この方法をとればおそらく日本初の快挙を成し遂げることができますよ!!
ちなみに僕は当分の間、先読みをし続ける予定です。満点が30回を越えたらこの方法でチャレンジしてみようか、どうしようかな・・・と思っています。
※ この解き方をしてTOEICスコアが極端に下がってもRedBullは責任を負いかねます。
「探す」という日本語/英語
どういうことかというと・・・
「部屋を探す」
って、皆さんならどのように訳しますか?
look for a room
ですか?
本当に??
確かに、これでももちろん正解です。
引っ越しを考えている時に「良い部屋を探してるんだよね」という意味では使えます。
でも、テレビのリモコンどこいったんだ~!と頭を悩ませて
「部屋を探したけど見つからなかった」
という時に、
I looked for my room, but I couldn’t find the remote control.
なんて言ったら「????」ということになりますよね。
これだと「(自分の部屋が見つからなくて)部屋を探していた。しかしリモコンが見つからなかった」となんだかへんてこりんな意味になってしまいます。
「look for ○○」というのは、その○○そのものを求めて探している場合に使われます。
ですから上のようにリモコンなどを見つけたくて「部屋を探す」場合には、look for は使えないということになります。
ではどう言ったらいいのか?
search the room と言います。
search は直後に名詞を置いて「(場所を)探す」という意味があります。
そしてsearchを使って見つけたいものを探している場合にはsearch for という形が使われます。
search for the remote control
ならOKなのです。
そしてその合わせ技「部屋でリモコンを探す」は
search the room for the remote control
です。
まあ、実はこのことについては知っていたんですが、逆に日本語の「探す」という単語にふたつ意味があることには気づいていませんでした。
あまりに自然に「探す」という単語を使っていました(日本人なので当たり前ですが)。
日本語で「部屋を探す」といった時には
look for と search という両方の単語の意味があるんですね。
でもでも、search the room for the remote controlになった瞬間に日本語では「部屋を探す」のではなく「部屋で○○を探す」という形になってしまいます。
もはや「部屋を探す」ではなくなってしまうんですね。
う~む、日本語は難しい・・・。
で、さらに考えたわけです。
日本人の感覚としては
search the room for the remote control
という言い方は重すぎるのではないかと。
どちらかというと、searchという単語は犯人探しとかに使われそうじゃないですか。
search for the suspect みたいな感じで、捜索してる感があるんですよね。
いや、スペースアルクの英辞郎でも
search one’s pants pocket for ~ 「~がないかとズボンのポケットを探す」とかはありますよ。
でもやっぱりsearchっていう単語はちょっと物を探すには仰々しい感じがしませんか?
大体日常会話で「いや~、部屋でリモコン探したんだけどさ~」とか言う時にsearchなんて単語がポンと浮かんできてたまるか
と思うんですよ。
もっと気軽に言いたい!!
どうすりゃいいんだ!
で、ここでlook for に戻ります。
look for という単語、look と for の間に何か入れることができるんじゃないかと考えました。
話は簡単!
search the room for the remote controlみたいにlook the room for the remote controlでもいけそうだ!
と思ったのですがそうは問屋が卸しません。
look の後に名詞を入れるのは基本的にダメなのです。
でも、ご存知の方は多いかもしれませんが「look out for ~」という言い方は出来ますよね。
(look out for ~ は 「~に気をつける」という意味です)
そう、look の後ろには副詞を入れることができるんです。
そして見つけちゃいました・・・
look around for ~
「あちこち探す」
という表現を。
(英語が得意な皆様はいやいやそんな大げさに発表する熟語ちゃうやろと思われたかもしれませんすみません)
部屋でリモコン探しててさ~なんて言いたい時は思い切って「部屋で」を言わずに
I looked around for the remote control, but I couldn’t find it.
と言えばいいんですね!
ん・・・まてよ・・・でも副詞が入るってことは
look around the room for も行けるんじゃないか??
ネット検索したらありました!!イエイ!!
は!!待てよ!!もっと探してる感を出したい!!くまなく探したんだ俺は感を出したい!!
ひょっとして
look everywhere in the room for
とか言えるんじゃないか? と思ってまたまた検索しました。
やったーーー!!!見つかりましたよ\(^o^)/
というわけで、僕の中での
「いや~リモコンが見つかんなくてさぁ。部屋を探したんだけど出てこなかったよ」
は
Well, the remote control went somewhere and I looked everywhere in the room for it, but it didn’t turn up.
になりました。
これで安心してリモコンを無くせます。
TOEIC理想の解き方 Part2
僕自身の考える
TOEICの問題の理想の解き方
を書いています。
ここでいう理想の解き方とは、
効率よくスコアアップができる方法ではありません。
僕自身が
「こんな風に問題に取り組めたらいいな~」と思っているものです
のでご注意ください。
今日はPart2の解き方についてです。
Part2といえば問題用紙には何も書いておらず、
純粋に音声だけの問題ですね。
Where is the meeting room?
(A) To meet the new manager.
(B) It’s the first room on the left.
(C) Yes, at one o’clock.
というようなものが流れます。
上の問題の答えはもちろん(B)ですね。
Part2の問題の理想の解き方はもちろん、
Where is the meeting room?
と聞いた瞬間に頭の中で
It’s on the second floor.
It’s right there.
Well, I don’t know, either.
You’re asking the wrong person.
You don’t know where? How long have you been working here!?
などできるだけたくさんの答えの表現を考え、答えの選択肢を待つということですね。
要するに、
自分だったらどう答えるかを考える
だけです。
これをしておけば、選択肢を聞いた時に「会話が成り立っているか成り立っていないか」がよくわかります。
いや、結構オーソドックスな解き方ですね^^;
僕自身は現在この解き方をしていますが、上のように5つも答え方を考えているわけではなく、大体1パターン、多くても2パターンくらいですかね。
Part2は30問ありますが、23~25問くらいがこの解き方です。
残りの問題はどうしているか?
頭の中で問題文をリピートしています。
Part2も後半になるにしたがって問題文が長くなってきますよね。
そうなると上のように「自分だったらどう答えるか」を考える余裕がありません。
どう答えるかの前に「問題文は何を聞いているのか」がわからないといけませんから、聞いた瞬間に「あれ、今何を言ったんだろう?」と思ったら脳内でリピートしています。
もっとリスニング力が上がって、
30問全て、自分だったらどう答えるかを瞬時に考えられたらいいなぁ
と考えています。
ちなみにこの方法で一番面白いというか嬉しい時は、自分の考えた答えと実際の答えが全く同じだった場合です。
これはバクチ的な楽しみ方ですね。
「おお!今自分が考えてた答えがそのまま答えだ!いぇい!」と思ってマークすると
気持ちが良い
です。
なかなか当たりませんが、毎回ひとつかふたつは自分の答えと本当の答えが全く同じ、もしくはほぼ同じのものがあります。
・ ・ ・
さて、ここからは
裏・TOEICPart2の理想の解き方(楽しみ方)
を書きます。
これは僕が上の解き方に加えて本番でやっていることです。
何をしているか?
二つのことをしています。
① 問題にツッコミを入れる。
② 誤答を無理やり正答として考える。
まずひとつめ「問題にツッコミを入れてみる」に関して。
TOEICのPart2って、実は結構ツッコミどころのある問題が隠れています。
30問中1~2問ですが、
ええ!そんな受け答え!?
とか
なんだその状況!!
みたいなのがあるんです。
例えば問題文が
It seems like we are running out of copy paper.
だったとして、正答が
I thought you already ordered.
だったとします。
いやいやいや、お前ら噛み合ってね~な!
と思うじゃないですか。
コピー用紙が切れてるな~なんて、常にコピー使ってれば結構みんな気づくわけで。
これまでこの会社は誰がどのタイミングで事務用品を発注するか結構いい加減にやっていたんだなとか。
コピー用紙の発注ごときでそんな初歩的な仕事のミスしてたら会社が心配だよ、みたいな。
そういうところにツッコミを入れています。
毎回のように「この人たち多分仕事ができないんだろうなぁ」というTOEICの登場人物は出てきます。
他にも色々なことでツッコミを入れていますが、この「仕事ができない人達」が一番割合としては高いでしょう。
次、ふたつめ。
「誤答を無理やり正答として考える」に関してです。
例えば
How can I get to the station?
という問題文に対して誤答の選択肢が
You should go to the station.
だった場合。
脳内でストーリーを考えます。
A:ねえねえ、駅までどうやって行けばいいの?
B:駅に行けばいいよ。
A:はあ!?
B:だ、か、ら。俺は分からないよ行きかたなんて。だから駅に行って駅員さんに聞けば教えてくれるんじゃない?ほら、もちは餅屋っていうじゃない。
A:あんた馬鹿??その駅への行き方をきいてるんじゃない!行き方をしらないのにどうやって駅まで行って駅員さんに聞くのよ!!??
B:あ・・・
とか考えます。
上みたいにストーリーを考えると、まるでこの誤答選択肢が正解のように思えてきませんか?
いや、誤答が正答に思えてきたらテスト的にはまずいんですけどね(笑)
このTOEICPart2の楽しみ方ですが、
① ツッコミを入れる というのは自分の「おかしさに気づく能力」次第なところがありますので、こういう楽しみ方をしよう、と考えてやっているわけではなく、気付いた時にそんなことを考えているだけです。
② 誤答を正答にして考える というのに関しては、もう既にAとかBで正答をマークして余裕の時にしかやらないですね、さすがに。これは集中力を保つためというか、TOEICには真剣さが必要ですが、ずっと真剣に考え込んでいると頭が痛くなってきてしまうのでくだらないことを考えて自分の中でバランスを取っているだけです(笑)
いや~、我ながらくだらないことしてるなと思います。
最後に、これは強調しておきますが・・・
こんな解き方してもTOEICスコアは上がりませんよ!!
今日は以上です。
第196回TOEIC公開テスト アビメ
本当は1週間前には届いていたのですが、今回ちょっと事情により今日封を開けました。
さて、
ふっふっふ~、全問正解かもしれないな~、
なんてブログにも書いて自分を窮地に追いやった感があり心配していましたが・・・
結果は・・・
アビメオール100%でした!!
多分全問正解だと思います\(^o^)/
なんと2014年は・・・
10回受験中9回満点
7回がアビメオール100%!!
ということになります。
え~と、
ええ・・・
もう今後これ以上の成績を残せる気が全くしません\(^o^)/
いやほんとに、全問正解とか狙って取るもんじゃないですから。
う~む、これで変に意識したら満点も危ういな・・・
集中力がないと絶対間違える問題なんてあるしな・・・
メンタルトレーニングのコースでも取ろうか・・・
それとも集中力が上がるように神社に祈願にでも行こうか・・・
いやいや、RedBullよりもうちょっと高いエナジードリンクを受験前に飲めば・・・
なんてそんな調子に乗ったことをしているので
今年はいきなりTOEICが受験できなかったわけですが・・・
TOEIC運を昨年使い果たした反動が2015年しょっぱなから来ています(笑)
3月はまずは体調管理だな・・・
第197回TOEIC公開テストのとき・・・
1月11日はTOEIC公開テストでしたね!
いつもならここに受験の感想を書くのですが・・・
今回、なんと受験できませんでした(;一_一)
もしも万が一RedBullの感想を心待ちにしていらっしゃった方がいてTOEIC当日に当ブログに訪問されて「あれ、今回感想が書いてないぞ。なんだこいつ毎回感想書くんじゃないのか。全く役に立たん。もうこんなブログ読むかボケ」とRedBull切りをした方がいらっしゃったら大変申し訳ございません<(_ _)> と思ったけどそういう方はもうこのブログ訪問しないからいいか。
でも上のように思ったけどついうっかり訪問しちゃったツンデレの方に言います。
お役に立てず申し訳ございません<(_ _)>
さてTOEIC当日の僕なのですが結構な高熱が出たので、朝から病院に行っておりました。
何度か体温を自宅で測っていたのですが、39度近く熱が出ていて全体的にふらふらしながら休日の救急に行って来たわけです。
やはり高熱が出ているので何も考えたくないような感じなわけですが、それでも人間の脳みそというのはよくできていて、周りの景色とか音とかに影響されて色々考えてしまいます。
待合室では僕と同じように高熱でマスクをしている人がたくさん。
そういえばインフルも100万人を突破したって言っていたな・・・
目の前に座るリーマン風の男の人の吐く息もマスクごしにぜぃぜぃ聞こえてくる。
時刻は午前10時20分。
そう、このリーマンも今日のTOEICに間に合うか心配だよね・・・
僕の横にはおそらく熱でも出しているであろう赤ちゃんと心配そうに見守るお母さん。
心の中では「あぁうちの子がこんな体調悪くなければTOEICの単語ひとつでも覚えて今日の試験に備えるのに」なんて思
っているに違いない・・・
と、いきなりその母子の逆隣に座るOL風女子が立ちあがった。受付に何か言うらしかった。
待ち時間が長くてTOEIC受験できるか心配だから聞きに行ったんだな・・・
「ちょっと座ってるのしんどいから車で寝てていいですか」
あ、そうですか・・・
そんなこんなで僕の診察の番だ。
この時点で11:00。大丈夫、TOEICにはまだ間に合う。受付終了時刻まであと1時間30分もある。
診察室内に入る。
RedBull「先生、実は僕、今日の1時からTOEIC受けたいんですよ」
医者「うーむ、熱が結構高いですね」
R「大丈夫解熱剤くれれば万事解決です。解熱剤を使えばTOEICも受験できますよね?」
医「今からインフルの検査しますね」
R「検査ってどれくらい時間かかりますか?僕はTOEICに間に合うようにしたいんですよ」
医「はい、鼻にこの検査棒入れていきますからね。鼻の奥がちょっと痛いですよ~」
R「あとこの病院から○○大学までどれくらいかかりま フガ!!いててて!!! 」
医「はい、終りで~す」
R「先生は僕の言うことを聞いてるんですか!!先生はまるでTOEICのPart2の誤答選択肢のような受け答えしかしていませんよ!」
医「検査が終わるまで待合室で待っててくださいね」
・・・
・・・
結局その後インフルだと診断されました。
この状態でTOEICを受けるのはさすがに迷惑だと思い、断腸の思いで受験をあきらめたわけです。
いかん、TOEICを受験しなければこのブログの内容がどんどんブレる。
よ~し次回は真面目に英語のこと書いちゃうぞ~、と反省するRedBullでした。