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世界も絶賛!海外の旅行者に人気の日本の美術館ベスト7

ルーブル美術館、バチカン美術館、ウフィッツィ美術館……などなど、世界的な美術館の名前や所蔵作品は、ガイドブックや美術の授業でご存知のものもあると思います。

でも、実は日本にも世界に認められる美術館がたくさん!今回は、トリップアドバイザーの発表による、海外からの旅行者が選んだ「行ってよかった美術館」の中から、ベスト7をご紹介します。

7位 ポーラ美術館

ポーラ美術館は温泉地として古くから愛されてきた土地・箱根にあります。この美術館に収められている、国内随一の西洋絵画コレクションは、一度は鑑賞したいもの。

敷地内には自然あふれる遊歩道があり、美術鑑賞だけでなく、心に深い休息を与えてくれる癒しスポットとしても、訪れる価値のある場所です。

所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
営業時間:午前9時00分 ~ 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:年中無休(展示替えのため臨時休館あり)

6位 ブリヂストン博物館

日本が世界に誇るタイヤメーカー、ブリヂストンの創設者・石橋正二郎氏が開設した美術館。印象派と20世紀絵画を中心とした近・現代美術と、明治以降の日本の洋画など、大変充実した所蔵品が鑑賞でき

東京駅から徒歩5分とアクセスも非常に便利。2015年5月18日から新築工事に入るため、数年間の休館に入ります

所在地:東京都中央区京橋1丁目10番1号
営業時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)
休館日 月曜休館

5位 ミホ・ミュージアム

桜並木をくぐり、トンネルを抜けて、その先のつり橋を渡れば、桃源郷をイメージして作られた、ミホ・ミュージアムの展示館へ到着します。

トンネルと美術館は、ルーブル美術館の「ガラスのピラミッド」で有名な、イオ・ミン・ペイ氏の設計によるもの。所蔵品は、ギリシャ、ローマ、エジプト、中近東。ガンダーラ、中国、日本など、幅広い地域に渡り、国内の私立美術館としては屈指のコレクションを誇ります。

所在地:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
営業時間:午前10時~午後5時

4位 国立西洋美術館

近代建築の巨匠、ル・コルビュジエ氏によって設計された、上野の森にある国立西洋美術館。その建物は、2008年に世界遺産に推薦されました。

所蔵品ももちろん素晴らしく、モネやルノアールなどの有名作品を始め、中世、近世のヨーロッパ絵画の充実度は、おそらく日本一と言えるでしょう。

テーマに沿って展示される特別展も素晴らしいですし、常設展示の数多くの西洋絵画と、ロダンを中心とする近代フランス彫刻も見応え充分です。

所在地:東京都台東区上野公園7番7号
営業時間:9:30-17:30(金曜日~20:00)

3位 安曇野ちひろ美術館

淡い色調の、優しい水彩画で知られる絵本作家、いわさきちひろ氏の功績を称えて創設された、安曇野ちひろ美術館。信州の山々をバックに建つこの美術館は、絵本がメインの展示物のため、子供連れでも楽しめます。

いわさき氏の作品と、デッサンやスケッチ、遺品などが展示してあり、彼女の歴史をたどることができるほか、世界中の絵本とその原画が展示されている部屋もあり、鑑賞しているうち、童心に帰っていくようです。

所在地:長野県北安曇郡松川村西原3358-24
営業時間:9:00~17:00(GW・お盆期間は18:00まで)

2位 大塚国際美術館

世界の名画を原寸大の陶板で再現したという、少し変わった趣を持つ大塚国際美術館。古代壁画から、世界中の190余美術館所蔵の西洋画まで、その数1000余点。全て特殊技術で陶板に複製され、これらはオリジナルと違い色褪せることがありません。

敷地面積が広く作品数が大変多いため、全てをじっくり鑑賞するには時間を要しますが、日本にいながらにして世界の美術館巡りの気分を味わえるとあって、大人気の美術館です。

所在地:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内
営業時間:9時30分から17時まで
月曜日休館(祝日の場合は翌日休館)

1位 根津美術館

海外の旅行者の人気No.1というのも納得の、日本・東洋の古美術が集まった美術館です。建物自体も純日本建築で、その裏手には素晴らしい日本庭園が広がります。

所蔵品は7000点以上にものぼり、種類も書や絵画、陶磁器や彫刻、染織や茶具など多岐にわたります。中には国宝や重要文化財も数多く含まれており、日本美術の全てがここに詰まっていると言っても過言ではありません。

所在地:東京都港区南青山6丁目5番1号
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜日、展示替え期間、年末年始

 

以上、海外の旅行者が選んだ「行って良かった日本の美術館ベスト7」でした。海外からのお友達を案内しても喜ばれること間違いなしですし、日本人として、改めて自国の美術館を見直すのも良いと思います。
今度のお出かけは、しばし日常を忘れて、芸術に浸りながら過ごすというのはいかがでしょうか。

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