日本人57% 「戦争被害国に謝罪・償いを十分にしてきた」

日本人57% 「戦争被害国に謝罪・償いを十分にしてきた」

2015年04月14日14時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  日本人の過半数が戦争被害国に謝罪と償いを十分に行ったと認識していることが明らかになった。

  戦後70周年を迎えて、朝日新聞が最近1カ月間、全国成人男女3000人(有効回答者2016人)を対象に実施した郵便世論調査の結果、回答者の57%が「被害を与えた国や人々に謝罪や償いを十分にしてきた」と答えた。これは「まだ不十分だ」とする回答者24%の倍をはるかに越える数値。

  だが、過去の戦争に対して「(学校で)しっかりと教わった」と答えた日本人は13%にとどまり、過去の歴史教育が不十分であることが確認された。

  安倍首相の終戦70周年記念談話と関連して「政治家は被害を与えた国にこれからも謝罪のメッセージを伝え続けるべきだと思うか」という質問に対し、「伝え続けるべきだ」とする回答は46%、「伝え続ける必要はない」とする回答が42%で大差がなかった。

  戦争被害を与えた周辺国家と「うまくいっている」とする回答者比率は46%で「うまくいっていない」とする回答者50%よりも少なかった。

  一方、同紙が日本と同じ第2次大戦敗戦国であるドイツで、先月、現地調査機関に依頼して進めた電話世論調査(有効回答者1000人)の結果、ドイツ人は73%が「被害を与えた国や人々に謝罪や償いを十分にしてきた」と思っていることが明らかになった。

  ドイツ人はナチスの時代に対して「(学校で)しっかりと教わった」という回答者が48%で、「しっかりとは教わらなかった」という回答者46%より多かった。これは13%にとどまった日本と大きな違いを示した。

  また、戦争で被害を与えた国家と「うまくいっている」と考えているドイツ人回答者は94%で絶対多数を占めた。
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